柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

糊塗

2011-05-23 08:06:27 | Weblog
原発事故当初に冷却水注入が55分止まってたことに対してあれこれ揉めてます。何~にやってんのよごちゃごちゃと今更。調査と検討は詳細にごまかさずにきちんとやらねばなりませんが、内輪もめまで公表する必要がどこにあるのよ?相手が斑目さんというのがまた笑う所で。週刊誌や月刊誌をお読みの方なら一度や二度はこの人の無茶さをご存知でしょう。もちろん私とてそれを読んでそのまま理解してるだけですからその真偽のほどは不明ですが、よく書いてる文章がないです、この人こそが原子力村の筆頭悪のような。よく国会に出てきて答弁しているオッサンです。その人が、原子力のゲの字も知らぬ素人のように侮辱されたと怒ってます。安全安全とあれだけ嘘で嘘を固めてきた張本人がよく言うわ。素人よりタチの悪いこととは本人は感じてないというわけです。私は専門家中の専門家だというものすごいプライド。枝野さんの代わりに細野大臣が謝って、言葉だけごまかしてチョンです。再臨界の危険があるから可能性があるに。この野郎!どこまで行っても住民は置き去りで。お前達の面子の立つ立たぬで振り回すんじゃねぇ!専門家が聞いて呆れらぁ。本当にそうですね。
 長門裕之さんの死亡記事です。日活映画華やかかりし頃の大スターです。南田洋子との夫婦ぶりも売り物でした。シオノギ・ミュージックフェアの司会(夫婦でやってました)がこの人のキャリアで必ず出てきます。30分番組、音楽番組でした、誰か一人を呼んでたっぷり歌わせる。でも30分ですからね、当時の基本ではありましたが。当時の歌番組と言えば夜のヒットスタジオですか、芳村真理の「どーもぉ~」のあれです。これは一時間モノ、沢山の歌手呼んで順番に歌わせる、普通の歌番組。ベストテンやらに繋がる定番。これとは一線画した、いわば大人の歌番組風の色付けでした。でもどうしてこの二人なの?という違和感はいつもありましたね。歌番組の司会という雰囲気じゃないですもの。昔の映画見ていると結構出てくる人です、主役でなくても。勝新太郎の「悪名」にもインテリやくざ役で出ていたり。でもこの人の映画歴でクレジットされるのは太陽の季節です。これ、石原慎太郎の小説、石原裕次郎のブレイク作という印象が強いのですが、実はこの人が主役なんでした。南田洋子やら北原(裕次郎の女房)さんの若いことです。白黒映画や昔~と感じさせる天然色映画(ギラギラして独特の映りの)に存在感を見出す俳優さんです。もっとも、これは昔好きの私のバイアスそのものではありますが。合掌。
 
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