柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

交代

2017-06-25 10:11:08 | Weblog
フォームの美しくない若い衆が勝ちました、サニブラウン。昨日思い込みで世界は9秒7と書きましたが、ボルトは9秒58でした、訂正します。当地柳井は昼から雨が降ってて、広島のデーゲームも降雨ノーゲームになってて、雨は東行するのですから観客呼び込みを期待してのナイター開催が裏目に出た格好、初めはBS途中から総合で中継してた全日本陸上、メインイベントを最後に持ってきたのも裏目、30分早かったらもっといいコンディションだったのにという恨み雨、解説してた陸上のキャリアさんは梅雨時期にこの大会があるのは昔からわかっていること、雨対策も競技のうちだと言い放ってましたが、見ている方は(アリーナに駆けつけてた人はもっとでしょう)あららの大雨の中で五人衆のそろい踏み。ずっと見てました、それはやはりこのメインイベント見たさではありましたが、私はこの手のだらだら同じような場面が繰り返される中継ものが好きで、マラソンや駅伝、相撲、野球が典型、ずっと見ておかねばならぬスポーツ、サッカーとかバスケットとかと違う魅力を感じていますが、陸上もそうですね、カメラがあれこれの競技に振られて、そこだけ見とけばいいんですから。ダラダラ見てられる。そのいちいちに世界記録日本記録大会記録標準記録が表示される、世界との差がとても大きいことをそれぞれに知るわけで、その日本記録にも大きく届かないタイムで勝負が決まってる、このレベルの低さよ、と外野は勝手に思ってるわけですが、優勝者インタビューでは記録より勝つことだったと皆言うてる、ああ、そんなもんかい。それぞれ世界戦への予選でもあったわけでした。でも、やはり100m走でした。朝原以降を引っ張ってきた三人に、地元大阪関学生と200mが専門の、先の五輪にも出てたサニブラウン18歳。残りの三人が気の毒でしたが、そのうちの一人に愛知医大生がいましたね、世が世がならもっと話題に採り上げられてもいいでしょうに。レースは前日何度も映像が流れた準決勝と同じような展開、50mくらいまでは関学多田が飛び出す、その後サニブラウンが追い上げる、差す(刺す?)。ケンブリッジも追い込んでくる。桐生と山縣が置いて行かれて。この二人が一番驚いてるんじゃないでしょうかね。第一人者とおだてられての緩み思い上がり怠慢、あれこれ思うことは多いのでしょうね。私達見ているだけの凡人にはとても届かぬ思いですが、自分より優れモノを目の当たりにした時の思いとすれば共通することではありましょう。これなら経験したことありますよね何度も。諸行無常、盛者必衰の理ですか。
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