柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

側面

2022-05-05 08:38:54 | Weblog

昨日悪口言うたからかどうか、8割おじさん西浦教授が新しい知見を発表してます、今後は何年か毎に今次のような新型ウイルスのパンデミックが起こるだろうと。もう信じませんよあなたの数字(大風呂敷)は。どんな計算式か知らない(聞いてもわかりませんけれど)ですが、当たらないですから。でも、何度も何度もよくぞ懲りずにこんなこと言いますねぇ。いつか当たるって?当たらずと言えども、でいいんですかそれとも。いいんでしょうねぇ。所詮は予測ですからって外れた時の逃げ場はとても広く空いてますから。

 月刊誌読むとロシア侵攻の側面は色々あるんだと知ります。日本国内での報道はロシアが悪い一色です、ウクライナ国民が気の毒、ゼレンスキーはよくやってる。でも、どの論文も今次の軍事侵攻したこと、そして市民を巻き添えにして殺戮していること自体はロシアが一方的に悪いけれども、そこに至る経緯はそう単純ではないのだと書き始めてます。プーチンさんが侵攻の理由に挙げるネオナチ掃討についても、言葉の響きがセピア色なので今更ナチス?と言いがかりの色がついてしまうのですが彼らはウクライナ人至上主義のナチス同様の排外主義過激派で2014年来ウクライナ東部のロシア系住民の虐殺を繰り返していたそうです、ロシアの専門家達の解説によく出てくるアゾフ大隊は傭兵部隊でウクライナ正規軍に混じっているより過激な連中だそうです、そういう知識を得るとこれまた日本の報道が如何に一方的かと知るわけです。プーチンが嘘をついてるわけではないと。別の記事(佐藤優の文章です)では信頼できるロシア人の情報として、今次ブチャで起きた虐殺もロシア軍に協力した住民をウクライナ軍が処刑したものだと載せてます。理由はロシア正教やイスラム教では遺体を放置することは許されてない、あんなことができるのは異教徒のすることだ、ナチスだという理屈だそうです(どうかなぁ、戦場ですよ、殺した相手が死体を処理しますか?それはおかしいですよ、と思いつつ読みましたが、筆者が佐藤優ですからね。沖縄戦での日本軍の無体の前例もありますし)。そしてそれを後押ししているのが(ウクライナ政権を操って、です)アメリカであり、グローバリズムによって世界統一する為にロシアをプーチンを潰しにかかっているネオコン(ネオ・コンサーバティブ、直訳すれば新保守主義ですがGAFAで象徴される、アメリカの最近の戦争を演出してきた軍官財複合体のこと)だという、かたやでは陰謀論と切って捨てられている説ですがしつこく書き続けているのが元ウクライナ大使の馬淵さんや藤井さん、福井さん、渡辺さんです。かつてネオコンの頭だったのがかのヒラリークリントンさんで、トランプさんはそこに歯向かってアメリカを取り戻すと一度は勝ったのでした。早々にバイデンさんがアメリカは(NATOも)直接には軍事介入しないと宣言したのは第三次世界大戦を避けるという大義でしたが、その裏で堂々とウクライナに兵器を貸与供与しているのは戦闘を泥沼化し挙句にプーチンを失脚させネオコンが入り込みロシアの資源を手に入れるためだとの解説です。ゼレンスキーはアメリカの書いた脚本通りに演じているだけだと。陰謀論と嗤えないでしょう?本は読むもんです。TVニュースだけを信じちゃならぬのでしょう、トランプさんの言う通り。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする