柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

復帰

2022-05-15 06:50:05 | Weblog

ずっとメディアが採り上げてきた沖縄本土復帰50周年です。沖縄の惨劇は軽々に取り扱うことではないですが、しかし戦略とはこういうことだと知らされる米軍の進攻、本土への爆撃を可能にするにはB29の飛行距離がネック、そのために硫黄島を落とし、次に沖縄、そして本格的に本土攻撃。とうに制空権も制海権も奪われていれば物量の圧倒的な差でもって攻められるがまま、という経緯は戦争を知らない者の知るところです。沖縄だけでなく奄美大島も米領だったことはずいぶん後から知ったことでした。50年前、覚えてます。佐藤栄作首相の万歳映像は記憶に鮮やかです。昭和47年、高一生の春です。いえ、当時も、そして今までも沖縄に行ったこともない者です、なんの実感もないことでした。戦後27年、戦争自体が忘れられていたことです、周りの大人たちから特に何かを聞いたこともなかったです。差別、屈辱、格差、そして基地問題。ロシアの侵攻が繰り広げられている現況下に、ますます沖縄の地政学的意味は高まってます、ひとえに軍事要衝地なのですから。日本が軍隊を持つようになっても、その価値や重要性は変わらないことでしょう。と、こうやってさも客観的科学的を騙って他人事として考えることがいけないのでしょうが。

 山梨の白骨事件、行方不明の女児のものと判明し、警察は両親に死亡を告げたそうです。肩甲骨から採取したDNAが決め手だったそうです。事件と事故を視野に入れているともあります。近くに住むオヤジがマイクに向かって、こんなところへあんな小さい子が一人で来るわけがないと宣う、そんな場所だそうです。事件でしょう。誰?。でも、当時どうして見つからなかったですかね。不思議ですねぇ。気の毒ではありますがでも、母親のあのインタビュー慣れにはやはり違和感です。そう思っています。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする