柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

文化

2021-09-19 10:16:13 | Weblog

バイデンさんがコロナ感染の再拡大に当たり共和党の頑ななワクチン接種義務化反対運動に業を煮やして(とうに苛々してるのでしょうが)、タリバンの自爆テロ事件を受けてのあの迫力のあるTVカメラ睨みつけての脅しよろしく会見してます、何を待ってるんだ?と。ワクチン射たずにどうしようというんだ?この辺りは文化国民性の違いなのでしょうが、もっときついのがフランスです。ワクチン二回接種か直近のPCR検査陰性の証明、衛生パスとありました、を義務付けてこれを行動制限解除の条件にするとやったところ大規模なデモが起こってます。フランスは自由の国で、なんてTVは呑気に解説してましたが、こんなことで(と思うのが日本人気質なのでしょうが)大勢が集まって警官に向かって投石騒ぎする国です。日本でもワクチンパスポートという名の証明書を出して行動制限を緩めて経済回すという案ですが、差別を生むと反対する向きが大勢いて、この映像見たのはサンモニでここに集まってる連中が一番言いそうなことですが、元外交官の藪中さんが(どうしてここに呼ばれるのかずっと不思議なのですが)きちんと解説してました。欧米と日本とでは状況が違う。向こうはワクチン自体への不信懐疑が元にあって接種強制に抵抗しているのだ、日本は多くが接種を望んでいる、未だ射てぬ者を差別するないう方向でもあると。いや、日本にもいますよ強硬なワクチン害悪論者が。でも少数です、こういう時の同調圧力(これも連中には非難の的なのですが)も強いのです、射つ射たぬはお前の勝手だ、他人を巻き込むな。そして他人にうつすな。文化の違いですねぇ。多様性ってのはしんどいもんですわ。

 自民党の総裁選にメディアも俗耳もすっかり持っていかれて、野党は総選挙直前だというのに何のアピールもできずにいますが、その数少ないチャンスに枝野さんはこう言うてます。国会議員は5時までが仕事の時間だ、身内のことは5時以降にやってもらいたいと。はぁ?あんたは子供か?ちょうど国民の耳目が国の将来のビジョンに向いてる好機です、ここでまともな対案出したらいいと思いますが、安住さんが言うならまだしも党首が言うセリフか・・。でしょう?

コメント
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