柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

論点

2017-06-11 09:34:16 | Weblog
平成は30年で終わることが決まりました。天皇陛下の代替わりを国会が決めることこそが民主主義の本質だと褒める論、昨年の陛下のお言葉を受けてバタバタと閣議決定やらで決めてしまわずに有識者会議を開いてのあの手続きが大事だったとか、賛同の意見が多く載ります。現に国会でも共産党含めて全会一致です、小沢さんの自由党は棄権したそうですが。象徴天皇としての30年のお勤めを我々民草は有難くかたじけなく思ってきたのです、あのお言葉は官房長官が話していた通り皆こうべを垂れて肯んずることです、どうぞお休みくださいで国民は一致している。それを憲法違反だとかどうとか(天皇の政治介入だそうです)言いがかり、法的手続きなんですが、つけるのがいる、それに対して討議の時間を置いたのがよかったというわけです。ふむ、そうですな。30年12月31日で終わるか、31年3月31日で終わるかの選択だそうです。1月1日でしょうにね当然。役人の都合(年度計算)とは価値が違いますよ。浩宮が天皇ですねぇ。やっと同世代の天皇様です。元号をなくせという議論は出なかったんでしょうね。さすがにこのタイミングでは言いかねたのでしょうか朝日毎日勢力はずっと元号使いませんが。
 加計学園問題、まだやってます。行政が捻じ曲げられた、野党はこのフレーズを錦の御旗にしてるわけですが、一体何が悪かったのか、いまだにわかりません。総理の言うこと聞けという文書(メール)がどうしたこうしたという瑣末に野党はぶら下がってますが、連中に言わせても本質はどうして共産大じゃなくて加計学園だったのか、15年以上も拒否されてきた学部新設がどうして突然に認可されたのか、そこに総理の天の声が利いたんじゃないのかというところのようです。行政的手続きとは何かをあの告発前次官が週刊誌に文藝春秋に縷々語ってますが、それこそカビの生えたような建前論です、公正公平を旨にしてきちんとしたデータを基に判断する、その上で必要が認められなかったから認可してこなかったのだと。そうですね、当地の様な田舎の市役所でも役所仕事はそういうもんです。でも、口利きが公然と(誰もそうは言いませんが)行なわれるわけですね、誰かが決めることですからその誰かに頼むは当然あることです。多くは議員ですな、市町のレベルでは特にそうでしょう。だから行政が曲げられたというフレーズですが、行政ってそういうもんでしょう?。そうやって決めてきてあれこれ実行してきたのでしょう?安倍さんは確かに論点すり替えてます。前次官の告発を岩盤規制を守ろうとする反対勢力の抵抗だと位置付けて叩き、それこそ彼のよく言う印象操作そのものでしょうが、自分の口利きをごまかそうとしてます。でも口利きってのが議員の仕事ですからね。だから官僚を敵に回すような展開は利口じゃないなと素人考えでも思うのですが、これが安倍さんの思考回路なんでしょう、抑えつけろ。きっと官僚連中の方が頭いいですからね、力で抑えつけるしかないのです。役人達もそれは心得ているから回るんです。それを今更何言うてるの?です。共産大が何かクレームつけてきたんですか?民進党のキャンキャン玉木さんがどうして共産大じゃなくて加計だったんだと頻りに突っ込んでましたが(今朝のNHK)、安倍さんの友達だったからですわ。そこがいけない、そこが本質だと言いたいのでしょうが、当の共産大が一番早くに納得してましょうよ、あれ(総理)が出てきたのなら勝てないって。共産大が全く真正直に申請だけしてたんですか?谷垣さんとか野中さんとか言うだけ番長とかに口利き頼んでなかったんですか?行政の許認可は誰に頼むか、誰を知ってるかで大きく変わることくらい誰でも知ってますわ。ったくつまらんことです。行政を曲げられた?小学生並みの正義感振り回してたんじゃぁ行政のトップまで登りつめられませんから。今までどれだけあなたが曲げてきたんだ?そういう話ですわね。
コメント
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