柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

虞犯

2015-02-15 08:28:12 | Weblog
和歌山の小五男児殺人事件、週刊誌があれこれ暴きます例によって。高二時分からの引きこもり、当人の精神異常は明らかなのでしょうが、両親が全く出て来ないわTVも追いかけないわでこちらも不思議なことですが、オヤジは大学教授で、母親も相当の人物とあります。ま、こんな環境はよく聞くこと、全ては両親の所為と私なら断じますが(もちろん本人の個人的な社会適応能力の欠落が表面ですが)、さりとてそれを今更遡及しても詮なきことで。親は選べぬ、子は選べぬと他人事に投げるばかりですが。ただ解決方法はあると思います、こういう危ない奴は地域住民の間では共通認識でしょう、もっと強制的に監視できぬか、です。何ちゃらの自由とか人権問題です、個人情報がどうのこうので、そりゃできません、でしょう。他人事ですからね。でも自分に振りかかってきたらそんなこと思いませんから。殺人事件を待っている形、虞犯者を放している状態であることは確かなのです。行政がもっとぎりぎりまで拘束監視すべきと思いますね。違いましょうか。もう一つ、気の毒に殺された少年の家庭環境まで晒されます。早くに両親が離婚して、どちらかに引き取られていたのが折り合い悪くもう片親のほうに移ってきた早々の事件だったそうです。こう書かれると、どっちもどっちという気分になって、尚更特殊な社会、他人事感が強まります。そうやって皆すぐ知らん顔するからまた同じことが起こる。起こるべくして起こっているんでしょう?皆そう思ってますよね。対策はあると思いませんか。
 シーナ&ロケッツ(シナロケ)のボーカル、シーナさんの死亡記事です。ええ?61歳、子宮頚癌とあります。そんなに追いかけたバンドじゃありません、そんなに詳しいのではありません。でもギター好きはこのバンド知ってます、旦那の鮎川誠が有名なギター弾きオヤジで。いささかマニアックな細部に亘りますが、古い錆さびのレスポールをフルテン(ヴォリュームを一杯に切ることです)のマーシャルアンプで爆音響かせるスタイルがずっと受けてて、もはやリジェンドの域です。ローリングストーンズの大フリークで、歌も唄うんですがヘタウマで。その人を従えての女ボーカルです、ぶっ飛んだオバサンでした。しゃがれ声だみ声で(ハスキーなんてやわじゃないです)唄ってるんやら叫んでるんやら。でも、この声あってのこのバンドではありました。個人的にこのバンドの昔々の看板曲、ユー メイ ドリームを昔々演ったことがあって、時間が止まる感じになってます。ああ、死ぬんだ。そうですね、そういう歳になってきました。合掌。
コメント
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