柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

共倒

2012-07-10 08:22:02 | Weblog
昨昼に国会中継見ました。衆院予算委員会の中継です。自民党の小池女史が質問してました。もっとこの人喋りが上手なのかなと思ってましたが、あれ?でした。詰まり、ひっかかりで、どの話題でも詰め切れず。十分にTVカメラ意識しての姉御風の「なり」で、気合の入った顔づくりでしたが、内容貧弱。せめて首相達を怒らせて本音を(本性を)引き出すくらいのことしたらいいのに、妙に品よく上っ面なぞり。面白くないことでした、というかがっかりでした。自民党も人がいないや。次に出てきたのが、造反ホヤホヤの「国民の生活が第一」会派の一人、小沢さんの側近さん、誰か知らない人。何を言うかと聞いていれば案の定というか、そんなことでいのかと途中で思ってしまうほど、自分達を除籍にした党への憾みつらみをグジグジと言い続けるだけ。党の決定手続きの瑕疵。こればかり言い募ってました。瑕疵、瑕疵。そんなことあんたたちの内部事情でしょう?そんな所(衆院委員会)で言うことかい?もっとも連中にとれば全国中継の場です、格好の場です、俺たちは間違ってない、俺達の方が正統なのだと訴えるには最高の場です、親分ははっきりと次の選挙に焦点絞ってますから。でも、この人、根がやさしい人なんでしょう、理を通して声を荒げずに議論しようとする余りに、まったく勢いのない、グジグジ泣き事並べてる風に聞こえました。あれじゃぁ効かない。岡田さんに、あんたは政府の要職に合ったくせに(厚労副大臣だったそうです)、どうしてそこで反論をしなかった?と返されてました。どぜうさんには総論できっちり逃げられてました。ああいう場では相手を怒らせるようなことわざと言わないとダメでしょうにね。手続き論してたんじゃぁ何も変わりませんや。そう思いました。どっちもどっちよ。
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