memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

州議員が幽閉状態の乗組員待遇改定を約束 ハワイ

2016-10-09 00:03:21 | 海事

州および連邦議員らがハワイの漁船の外国人乗組員の待遇改善を行うことを約束した。また少なくとも1社がすでにこうした漁船からの買い付けを停止したことが分かった(9月19日AP)

この事態はAP通信の調査により基本的な労働条件保護のない状態で乗組員が船に閉じ込められていることが判明したもの。Whole Foods社はかれらへの待遇が改善するまで漁船からの買い付けを停止するとしている。

日曜日、ハワイ水産物審議会は10月1日よりホノルル魚競売市場は新たな、船上での強制労働がないことの基準に適合した合意の漁船のみが魚をセリにかけることができると発表した。

AP tsuushinno報告ではホノルルの漁船には貧しい東南アジアや太平洋諸島からの漁民が乗り組みメカジキ、キハダ、その他の水産物を漁獲、それらが市場で販売され国内の高級レストランに出回っているという。

法の抜け穴の存在により彼らが米国人の所有する船舶、米国籍船で働いているが彼らは上陸も許されないという。多くのものはこの仕事を好んで行うのは母国よりましだからで、報告によれば人身売買や、結核に罹病したもの、食料の不足も起きているという。一部ではバスケットに排便したり、ベッドの害虫による傷にさいなまれ、賃金は一時間当たりわずか70セントという。(以下省略)


沖縄 ”出土の釣り針は世界最古”研究グループが分析

2016-10-09 00:01:35 | 水産・海洋

 沖縄県南城市の旧石器時代の遺跡で出土した貝で出来た釣り針が、今から2万3000年前の世界で最も古い時期のものだとする分析結果を沖縄県立博物館・美術館のグループがまとめました。研究グループは「当時から道具を使って魚をとっていたことが裏付けられた」としている。(9月20日NHK)

この釣り針は、旧石器時代の人骨や貝の道具などの発見が相次いでいる南城市のサキタリ洞遺跡で、4年前に見つかりました。大きさは1.4センチほどで、貝を砕いたうえで岩で削って形を整えたとみられる。
この釣り針について、沖縄県立博物館・美術館のグループが出土した地層の年代を基に使われた時期を調べ、今から2万3000年前のものだという分析結果をまとめた。これは、これまで最も古いとされてきた東ティモールで発見された釣り針とほぼ同じ時期に当たるということです。遺跡の同じ場所からは、ブダイなどの魚の骨や、モクズガニのはさみも見つかっていて、研究グループは当時の食生活の豊かさを示すものだとしている。
沖縄県立博物館・美術館の藤田祐樹主任は、「旧石器人が古くから魚をとって生活していたことが裏付けられ、高度な道具を使い、豊かな文化を持っていたことがうかがえる」と話している。この釣り針や人骨は、ことし11月から県立博物館・美術館で公開される予定。