memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

インドネシア人人質が解放された   フィリッピン

2016-10-29 00:06:37 | 亜細亜海道

 

テロリストグループのAbu Sayyaf が人質3人をフィリッピンのSuluで釈放したと当局が日曜日発表した(10月2日NewKeralaCom)

 大統領補佐官 Jesus Dureza はインドネシア漁民がモロ民族解放戦線議長のNur Misuari からインドネシア漁民がSulu州知事のAbdusakur Tan II に日曜日正午前に引き渡されたと新華社通信が報じた。
「Misuari議長は個人的に自分に委連絡をよこしアブサヤフグループに人質になっている別のグループについても努力していると伝えた」という。解放されたインドネシア人らは軍部に引き渡されるという。
 
Durezaによれば釈放されたインドネシア漁民らはSabah州のLahad Datu沖合で7月に誘拐されたという。彼は軍部の活動がアブサヤフに圧力を与えたものという。先月にはほかの3人おインドネシア人漁民がアブサヤフから解放されている。しかしながらいまだ10人の地元民と人質がテロリストグループの手中にあるという。


魚投棄禁止は混乱を招く

2016-10-29 00:05:57 | 水産・海洋

魚投棄禁止は大きな混乱を招くだろうとオランダ漁業者協会De Nederlandse Vissersbond のJohan Nooitgedagt はいう(10月1日FiskerForum)

「魚付き禁止政策がうまくゆくとは思っていない。漁業者らはこれを受け入れない。 しかしどうしてこうした誤りが何度も何度も行われるのか?我々はこれまでに網目の規制や最小水揚げ魚サイズの規制を守ってきた。我々としてはブリュッセル(ECのある)に対しこうしたバカげた規則を止めるよう伝えたい」

EMKグループは船長らの間の対話についてWhatsapをつかって草の根運動を展開している。がその中で魚投棄禁止が主な話題である。最近ロッテルダムで行われたデモンストレーションでは漁民の不満として漁場の喪失と過剰な規制の横行が訴えられた。

「EMKは連帯を強化する。この動きについて我々は喜ばしく感じる、デモンストレーションを一緒に行い、現状についての宣伝をし、投棄魚禁止の悪影響をなくしたい」と彼はいう。「ロッテルダムでの行動は成功した。しかし関心を高めるために何度も繰り返し行動し、運動量を維持することが必要だ」彼によれば主な問題は投棄魚禁止でこの実行は失敗を招く」と。

「まずはじめに何か新しいことを導入しようとするなら、そのことについての合意がまず必要である。彼らは漁業者らが異なる視点を持っていることを理解していない。このままであれば2019年には大混乱を見ることだろう。このことは1977年の大幅な漁獲枠改定の時よりも大きい」という。


造船業界が初めて養殖部門に進出

2016-10-29 00:05:18 | 水産・海洋

INVERLUSSA Marine Services 社が来春以降にノルウエーのHavyard Ship Technology社からの発注を受けて養殖業部門に支援船を引き渡す予定である(9月29日FUD)

長さ23mの Gina Maryと名付けられた船は, Inverlussa と Macduff Ship Design 社の協力により設計され、Leirvik のHavyard’s shipyard 社で建造される。本船の引き渡し期限が2017年4月で、そのほかに同年第3四半期にも別の船が引き渡されInverlussaの船団が拡大する。.

Havyard Ship Technology社のセールス担当役員, Lars Conradi Andersenは「Inverlussa 社は我々が新たな部門参入に当たり格好のパートナーである。彼らの海面養殖と作業船運用についての長年の経験が専門知識を与えてくれる」という。

Inverlussa社の取締役社長 Ben Wilsonは「我々は欧州で様々な造船所を物色したが この会社が品質的に最適と判断した」と。「この契約は、この業界での契約としてはHavyard Ship Technology社にとって初めてのものである 。この船は彼らにとっては通常建造の船よりは小さいが、彼らはこれも重要であると考えている。


地球温暖化のためメイン州ロブスターが消滅の危機  米国

2016-10-29 00:04:37 | 水産・海洋

3週間続く魚介類に関する悲惨なニュースである。メイン州大学の研究者らは爆弾情報をもたらした。それによれば上昇を続ける海水温のためロブスターの稚仔に問題となり、現在のようなペースで温暖化が持続すれば2010年にはロブスター・ローにさよならを言わねばならないという。(9月30日HuffingtonPost)

このことは今月発表されたICESの海洋科学ジャーナルによるもの。これによればメイン湾の海水温が5℃以上上昇すればロブスターの稚仔は生き延びられないというもの。メイン湾は米国のロブスターの第一の生産地である。国連地球温暖化パネルによればメイン湾の海水温は2100年には5℃上昇するという。それは今から84年後のことである。