拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

誰とかの結婚/金物屋、荒物屋

2023-11-17 10:47:06 | 日記

急に寒くなったけど、やっぱコタツが出てる季節が猫にとっては快適のよう。ケメ子もそんな顔をしてる。

朝ドラで、演出家役に出てた新納さん、いつも真っ白なスーツ着てた。あれじゃ、ご飯屋さんに入れないわね。シミがついちゃいそうで。カレー屋さんなんて絶対ダメね。トイレにだって入れないわね(理由は皆さん個々にお考えになってね)。ヒロインのシュリさん、主題歌を3人で歌ってるんだけど、途中、一人がラップみたいに歌うところがキャンディーズのランちゃんの声にそっくりだったから、そこはシュリさん(ランちゃんの娘さん)だと思うんだけど。そのランちゃん、今年の紅白にソロの歌で出るんですってね。紅白って言えば、毎年、大河の主役をはった人が審査員席に座るんだけど、今年はどうかしら。なんてったって、家康の松潤は例の芸能事務所所属ですからね。朝ドラの話に戻る。そのシュリさん、今週の回で、二階の窓から飛び降りたシーンがあった。例の音楽横好きの友達は、あれを見て、「誰とかの結婚」ってオペラを思い出したんですって。そのオペラにも、誰かが二階から飛び降りて逃げるシーンがあるんですって。誰とかって誰かって?覚えてないわ。あたし、そもそも、結婚とか、そういう男女のことはからきし興味がないの。

ベランダで収穫をしたって書いたわよね。結構、落ち葉が散乱して。で、これを掃除しようと思って、箒とちりとりを買いました。

昔、買ったと思うんだけど、覚えはないんだけど捨てちゃったはず。こんな風にね、いらないと思って断捨離すると必要になってくるのよ。それを捨てたなんてもったいない……けど、捨てた覚えがないんだから、無理に思い出してもったいながることもない……と思ったらあなた、ちりとりは捨ててなかった。部屋の中の猫ハウスの天井に乗っかってた。覚えがないのは当然だった。捨ててないんだもの。そうだ、奥地の家にもっていこう……ダメ、売主さんが置いていったちりとりがある。捨てたものをまた買うのと、あるモノをまた買うのとどっちがもったいないかしら。どっちにしろ、たしかにもったいないことをした。だから嘆く資格があるの、あたしには。あーあ。

因みに、今、ちりとりとかはホームセンターで買うけれど、あたしが子供の頃は、町の金物屋さんで買ったのよね。ん?金物屋、荒物屋、どっちだっけ。ググってみたら、金物屋は、文字通り金属製のモノを売ってるお店で、荒物屋は、加えて、金属製以外の箒とかも売ってるお店ですって。すると、金属製のちりとりは金物屋で買えるけど、箒も、となると荒物屋に行くことになるのね。同級生に、金物屋だか荒物屋だかの息子がいました。いかにも丈夫そうな男の子でした。


お阿呆さん

2023-11-16 10:30:30 | 日記

数日前、とっても天気の良かった日、また筑波山に登ろう、今度はいつもと違うルートで登ろうと思って筑波エクスプレスの最寄りの駅に行ったら、あたし馬鹿よね、お馬鹿さんよね、徒歩で25分かかるのに15分で計算して行ったもんだから乗りたい電車が出た後。これじゃ11時までに着かない。11時のシャトルバスに乗れないと次は13時だから登って降りてこられない。ってことで引き返しました。途中、黄色い蝶々が飛んでいた。葉っぱに止まったんで、カメラを近づけると逃げない。

あら、なんで逃げないのかしら。あたしを外敵と認識したうえで、葉っぱに擬態してじっとしてるのかしら。で、ちょっと距離をとったらあっという間に飛んでいった。やっぱり逃げる機会をうかがってたんだわ。蝶々、侮るべからず。頭がいいのは人間だけと思ったら大間違いかも。因みに、こういう風に羽をたたむのが蝶で、開いたままなのが蛾。モスラは蛾です。モスラの鱗粉は武器になるけど、今、ざっとググったところでは、蝶にしろ蛾にしろ鱗粉には毒はないということだった。

昨日、プランターの収穫のことを書いたでしょ?で、バジルは、茎の土面に近いところを切り取ったんで根が残っちゃった。なので、今朝、それを抜いたんだけど、これが大仕事。ちょっとやそっとじゃ抜けないのよ。ようやく一本抜いたら根がこう!

この長さじゃ大変なのも道理。ようやく朝のうちに全部抜いたらくったくた。さっきまでだら~としちゃって、あたしって怠惰な人間って思ったんだけど、考えてみればちっとも怠惰じゃない。朝っぱらから暑くなるほど仕事をしたんだから。昨日だってそう。午前中怠惰な自分を責めたんだけど、(昨日記事に書いた通り)朝っぱらから粗大ゴミを出すために階段を5往復したんだからね。ちょっと休んで当然。どうも、お金を稼ぐ仕事をしたんじゃないと働いた気になれないところが昭和の人間なのよね、あたしったら。

粗大ゴミを処分したら、その取扱説明書(紙)もいらなくなるから資源ゴミで出すのを忘れないようにしないと。処分しなくても、いまどき取扱説明書はネットで観られる。だから、やっぱり紙の取説は資源ゴミ。

あとね、ほら、あたし、プロバイダーとの契約を解除して、メールアドレスを変えたでしょ?これまで、メールは某メールソフト(今でいうところのアプリ)で管理してたんだけど、アドレスを変えた機会にメールソフトも変えることにしたの。でも、過去のメールはこれまで使ってたソフトの書式でストックされている。それをテキスト形式にして取り出す方法があったの!ということで、メール関係は過去のものも含めて全部お引っ越しができました。

さっき、「お馬鹿さんよね」って書いたけど、関西で「お阿呆さん」って言うのかしら。言わない気がするんだけど(あたし、関東人だから「言わない」とは言えない)。


収穫/癖になるゴミ出し

2023-11-15 18:30:59 | 日記

朝ドラで、草薙さんの台詞を聞いてると、なんだかブラタモリを観てるような気になる。

そろそろだなー、と言ってる暇があったら実行に移せ!自分への叱咤。ということで、収穫を実施。収穫前はこんな感じだったのが(手前がクレソン、奥がバジル)、

収穫後はこう。

兵(つわもの)どもの夢の跡、の風情。で、穫れたクレソンがこうで、

バジルがこう。

クレソンは茎付きで(太い茎ごとバリバリ食べても辛くて美味しい)、バルジは葉っぱだけを保存します。

それから、この秋の、粗大ゴミ出し第2弾も実施。こう。

4階と道路を階段を使って4往復(二つ抱えて3往復、三つ抱えて1往復)。まだまだ体力がある証拠。ゴミ出しって、なんか、癖になる。出せるものはないかと家中を物色。まだまだありました。粗大ゴミ第3弾はガステーブルの予定。そんなに古くないんだけど、今の家はガスコンロは備え付けだし、奥地の家はガス契約をしてないし、してもプロパンだから使えない。使えないモノはとっとと出す。「宿便」は健康の敵よ。

粗大ゴミまでいかなくても、燃えないゴミの日に出せる小物も容赦はしない。例えばアイロン。あたし、自慢じゃないけど、今後、決してアイロンはかけない(昔、かけてた時期があったのが不思議)。だから、アイロン台を第1弾で粗大ゴミに出した。それでアイロンを残しておくのはおかしいでしょ。それから、電気の通らない古い足温器。

何の役にもたたないものを置いとけるはずが……ん?これって、あたしが中学生のとき使ってたヤツね。そっか、これまで残しておいたのは記念に、ってことだったのか。処分するか否か、迷いが出てきた。家康は三成の首をスパッと斬ったけど、清盛は頼朝を生かすかどうか悩んだのよね。同じ気分(?)。で、頼朝を生かしといたばっかりに平氏は滅亡するんだけど。足温器は、生かしておいても復讐しないわよね。


要害

2023-11-15 11:41:20 | 

お城を作るときは、三方が山だとか海に囲まれてる場所を選ぶという。自然の要害になって敵に攻め込まれにくくなるから。あたしの足は、ワサビにとって要害。ケメ子軍の侵入をガードしてるの。以前は、ワサビが先に食べ終わるとケメ子のを奪おうとして、で、あたしがケメ子のガードになってたの。「こらぁ」とか言わなくて、足を置くことによって、あっ、お兄さんはガードしてるんだな、ってワサビは分かったようで、ケメ子のご飯をとろうとはしなくなった。そしたら、逆に、今度はケメ子がワサビ城に侵入するようになった。で、あたしがワサビ城の要害になってるわけ。でも、ケメ子の方ががっついてるから、あたしがワサビに味方してるってことが分かってもなかなか侵入を止めない。隙をみてはワサビのご飯を横取りしようとしている。要害(あたしの足)の間をくぐろうともする。まったくもー。そうやって、横取りして食べ過ぎて吐くのはケメ子なんだから。

その昔、人間が二人いたときは4匹の猫を飼ってた。今、人間が1人だから猫は2匹にしよう。猫も、1ニャンでいるよりも姉妹でいる方が楽しいでしょう。と思って、姉妹をもらい受けたんだけど。うちの2ニャンは姉妹なのに仲が悪い(つうか、兄弟姉妹は他人の始まりって言うから、姉妹だから仲がいいとは限らないわね)。加えて、どっちも食い意地がはってるから、ほっとくと、早く食べ終わった方がもう片っ方のをとろうとする。身体の大きさよりも、攻め入った方が優勢。勢いがあるからね。ほら、壇ノ浦の戦いでも、潮目が変わって源氏側から平氏側への潮の流れになって源氏が勝ったでしょ?そんな具合だから、猫らのご飯のとき側についてなければならないの。多頭飼いの難しいところよ。多頭飼いのみんながみんなそんな感じでもないみたいなんだけどね。なかよく雁首付き合わせて同じお皿でご飯を食べる猫らもいるらしいんだけど、ウチは違うわ。

合戦(かっせん)と言えば、こないだの「どうする家康」は関ケ原だった。陣形は西軍が東軍を取り囲むカタチで圧倒的に有利。後に、日本に来たヨーロッパの専門家が、関ケ原の陣形をみて当然勝ったのは西軍だと思ったら東軍が勝ったと聞いてびっくりしたそうな。小早川秀秋が裏切ったからね。だから、小早川秀秋が関ケ原の2年後に21歳で死んだとき、小早川に攻め込まれた西軍の将の大谷刑部のたたりだと言われたそうな。でも、小早川秀秋はどうやらお酒の飲み過ぎだったようね。21歳で肝硬変って言ったら若いうちからどんだけ飲んでたんでしょ。

それにしても、ドラマの家康が、最近、妙に落ち着いちゃって、ちっとも「どうする?」って感じじゃない。15年後の大坂の陣で真田幸村にあわやということころまで攻め込まれて、動転して「自害する。介錯せい」と言う人には見えない。「どうする」はあと1か月くらいでおしまいだから、すぐ大坂の陣なんだろうけど、動転するシーン、果たして動転するんだろうか。歴代の大河で、見事に動転したのは津川雅彦の家康。鉄砲が飛び交う中、家来に抱えられて、ほうほうの体で逃げおおせたんだった。

 


ピカタ・ムンディ/クレソン名誉挽回/馬鹿って言ったらお前が馬鹿

2023-11-14 09:36:52 | グルメ

昨日は、鶏肉が安かったので、買って、ピカタにした。

ピカタは、あたしにとって、記念すべき「お料理第1号」。レシピ本を見て作ったっけ。そのときは、本に書いてある通りパセリを使ったけど、昨夜はプランターのバジル。あるものを使わなければ。ベランダのクレソンとバジルはそろそろ収穫しないと。

クレソンと言えば、前に「水車屋の娘」を当ブログで話題にしたとき、「クレソンは、主人公の恋心をすぐに(Schnell)バラしてしまう。クレソンはなんで『おしゃべり』の役どころを与えられたんだろう?」って書いたんだけど、分かった!クレソンは、発芽してすぐ芽が出る。だから、クレソンの種に恋心を吹き込めば、すぐ芽が出て彼女に想いを伝えてくれる、ってことだった。だから、クレソンが「おしゃべり」なわけじゃなかったの。ごめんなさいね、クレソンちゃん。たしかに、ウチのベランダに撒いたクレソンの種からもあっという間に芽が出たっけ。

それから、ピカタと言えば、ミサの通常文。ほら、「クイ・トーリス・ピカタ・ムンディ」って言うじゃない?って書いたら、横で見てた例の音楽横好きの男友達が、「馬鹿!ミサは『ピカタ』じゃないよ、『ペカタ』だよ、『クイ・トーリス・ぺカタ・ムンディ』は『世の罪を除く人』って意味。『クイ』は関係代名詞」だって。だけど「馬鹿」っていうことはないわよね、失礼しちゃう。子供の頃、「馬鹿」って言った子供は「馬鹿って言ったらお前が馬鹿」って言われたものよ。因みに、友達は関東人だから「馬鹿」って言うけど、もし関西人だったら「阿呆」って言ったでしょうね。それから、「クイ・トーリス・ピカタ・ムンディ」は、世のピカタを取り除く人って意味になるのね。ピカタが取り除かれちゃったら寂しい。美味しいもの。

え?例の友達は、しょっちゅう近くにいるなって?まあね。ある意味、一心同体よ、彼とは。


オリオン座

2023-11-13 11:21:39 | 日記

いきなり冬。寒い。こういうとき、我慢は良くない。低い室温は血圧を高くする。なので、コタツを出しました。思えば、今の猫がうちに来てから最初にコタツを出したとき、猫らは恐れおののきしばらく近寄らなかった。でも、今では、待ってましたといわんばかりに速攻でコタツ・イン。

こたつの中でちょっと暑くなって、外に出て、コタツのへりに寄りかかるのもわが家の冬の風景です。

台所での洗い物の際、去年まではガス代をケチって冷たい水でがまんしてた。脳はがまんできても、手指はがまんができず、しもやけで皮膚科に行くはめに。だから今回は迷わず温水を使いました。

冬になったなぁ、と思ったのは、先週、奥地の家に行った際のこと、夜空にオリオン座がはっきり見えました。

え?真っ暗で何も見えない?放送事故だろって?だったら拡大してみて!中央の三つの星と、その周囲の四つの星が見えるわよ。と言ってもかろうじて。実際の夜空は、星々が煌煌と輝いていて、さすが奥地!って思ったんだけど。スマホの写真の限界ね。だから、ちょっといいカメラが欲しいの。

オリオン座と言えばね、ドイツの語学学校に入校する前日、寒い中、心も不安に苛まれてる最中、夜空で観たわ。当然のことだけど、夜空はつながってるんだなぁ、と思いました。


ゴジラは喰わねど高楊枝

2023-11-12 16:57:55 | グルメ

お魚もそうだけど、ゴボウも、あたし、過去、今ほど食べたことない。なんでも高いなか、近くのスーパーで、いつも一袋99円で、セールのときは88円で売ってるせいなんだけど、切ると良い香りがしてね。こういうのが好きになるなんて、あたしも少しは大人になったのかしらね。で、ラーメンに入れたり、味噌汁に入れたりするのが多いんだけど、こないだは肉巻きにしてみました。こりこりして食感も良かった。

こないだ、ゴジラの最新作を見に行った話を書いたんだけど、そのとき書き忘れたこと。良かったからプログラムを買おうと思ったんですけどね、過去に買ったプログラムを処分しようかと思ってるときに新しく買ってどうするの?と思ってやめた。映画の情報は、今、ネットで見れますものね(「見れます」と書いたら案の定、パソコンが「ら抜き」だって注意してきた。でも、「見られる」より「見れる」の方が語呂がいいもん。

あと、最初にゴジラが登場するあたりの話が(以下、ネタバレ注意)、戦争中で放射能を浴びる前ってことで、「ゴジラVSキングギドラ」と似てると思った。

「ゴジラVS」って言えば、動画配信サービスがあたしにハリウッド製作のゴジラ・シリーズを勧めてくる。全部、見たんだけど、忘れてるところもあるんで、「ゴジラ キング・オブ・モンスター」を観た。渡辺謙演じる芹沢博士が自ら犠牲になってゴジラを覚醒させるシーンで、渡辺謙がゴジラに向かって日本語で「さらば、友よ」って言うときスクリーンには英語の字幕が出て(いつもと逆)、それが「Good bye,old friend」で、あら、「友」が「old friend」になってる。友達って旧友ばかりとは限らないのに。意訳ね。どこの国でも字幕って意訳なのね、と思った。

この作品は、本家のゴジラ(和製ゴジラ)へのオマージュであふれてる。「芹沢博士」って名前はオリジナル第1作のキーパーソンの名前だし。エンドロールの最後に、昭和のゴジラをずっと着ぐるみに入って演じてた中島春雄さんへの追悼メッセージが出たし。それに、ところどころに日本のゴジラの音楽が使われた。伊福部昭のゴジラのテーマ、それに古関裕而の「モスラの唄」も。どっちもちゃんとエンドロールでクレジットされていた。因みに、あたし、ずーっと「モスラの唄」も伊福部昭の作曲だと思ってた。その歌詞は、なんちゃって言葉だと思ってたら、ちゃんとしたインドネシア語だってことも最近知った。

続いて、動画配信で「ゴジラVSコング」も観た。これも映画館で観てるんだけど、メカゴジラを操る日本人を観て、あっ、鎌倉殿だ!って思ったのは今回初めて。映画館で公開されたのは「鎌倉殿の13人」の前でしたもんね。

小栗旬と言えば、「キサラギ」って映画を映画館で観て、謎解きがあって、面白かったわよ。例によって放送を録画したDVDがあるからまた見てみよう。

ハリウッドのゴジラ・シリーズの中に紛れるように「髑髏等の巨神」(キング・コングの映画)があって、あたしこれ観てなかったんだけど、前述の「ゴジラ対コング」の前日譚だったのね。遅ればせながら、動画配信で観ました。

あらためて、ハリウッドのゴジラを観て、第1作よりもだいぶ日本のゴジラに近づいたと思ったけど、やっぱり動きが速い。だから、他のモンスターとの戦いがプロレスみたい。特に、相手がコングだと、コングが人型(ひとがた)でゴジラが小顔だから、この両者の戦いって、ウルトラマンとレッドキングの戦いみたい、と思った。

そのハリウッドの第1作のゴジラがお魚好きで(最近のあたしみたい)、これが幻滅の材料の一つなんだけど(後年の日本製作の「ゴジラ・ファイナルウォーズ」でそのことが茶化されていた)、でも、考えてみれば、海の動物が魚を食べるのはごく普通のことよね。海にいて魚を食べなければ食べるものがないものね。武士は食わねど高楊枝、って、ゴジラは武士じゃないし。だからって、ゴジラがプランクトンや海藻を食べてたらもっと幻滅するわね。海藻は身体にとってもいいんですけどね……って、それは人間の話ね。ゴジラに限らず、ハリウッドの映画では怪獣もちゃんとご飯(お米のことじゃないわよ)を食べる。例えば、キング・コングも巨大タコの足を食べてた(観てて、タコを食べたくなった)。日本の怪獣もね、第1作のゴジラはちゃんとご飯を食べてた(一晩で牛12頭と豚8頭とか。OSO18よりも大食漢。身体の大きさが全然違う)。その後から武士になっちゃって、ご飯を食べなくなった。ときどき食べる怪獣が出てきたと思ったら、ご飯は牛や豚じゃないの。人なの。ギャオスとかガイラとか。いやあね。


秋鮭三昧/肉の捜索

2023-11-11 11:50:15 | グルメ

同じスーパーの同じお魚でもね、日によって値段が違うからチェックが必要。例えば、秋鮭。出始めの頃は5切れで580円だったけど、こないだは399円。さらに10%値引きのシールが貼ってあって、なるほど色がいかにも「古」って感じだったけど、値段につられてゲット。鮭はだいたいムニエルにするんだけど、

毎日ムニエルなのも芸がないから、日替わりにした。例えば、クリーム煮。

それから、炊き込みご飯。

赤ワインで煮込んでパスタの具にもしたし、

ピザにも乗せてみた。

鮭だけじゃなくて、サバもそろそろ季節よね。やっぱり日によって値段が違う。1切れ128円で喜んでちゃだめ。次の日、2切れで199円だったりするから。

それにしても、あたし、人生でこんなにお魚を食べたことってあったかしら。ずっと肉好きを自称してましたからね。そうだ、実家にいた頃は、母は肉嫌いだったから魚が多かったけど、母の魚料理はカレイの煮付け以外記憶にない。そう言えばこんなことがあった。月日が流れ、父が亡くなって母が私んちの近くに引っ越してきた頃(施設に入る前)だったかしら、生サンマを安く売ってたから、たまには母孝行しようと思って、自分の分のほか、母の分も買って、母の家に行ったのよ。そしたら、母ったら、サンマを見て、「これ、なんだ?」って聞くから「サンマ」と言ったら、「どうしたらいいんだ?」って聞くから「焼いたら?」って言ったの。そしたら「あたしはサンマを焼いたことない。いらない」って突っ返されてしまったの。どうやらカレイの煮付け以外の記憶がないのは、母の唯一の魚料理のレパートリーがカレイの煮付けだったからのよう。因みに、母の作る肉料理は、つうか、料理に肉が入ってたのは、やっぱり記憶では一種類しかなくて、それはカレー。母は、自分では肉を食べないから、カレーの中を探して豚こまを見つけてはあたしら子供に分けてくれた。でも、もともとの量が微少だったから、肉の捜索は難航を極めてました。

 

 

 

 


バロックはロックではない件/平八郎/小柄な直政

2023-11-10 11:18:37 | 日記

俳優の小日向文世さんは、お子さんが小さいとき、寝てるお子さんの足を触るのが大好きだったという。分かる!あたしも、猫の足(肉球)を触るのが大好き。

昨日、NHKの番組が言ってたんだけど、部屋が寒いと血圧が上がるんですって。厚着をしてもダメなんですって。なるほど、ホースの水を遠くに飛ばそうと思ったらホースを握って細くするわよね。血管も、寒くて縮めば中を通る血液の圧力が上がるのは道理。こないだの冬は、電気代を節約するためにとにかく暖房をケチったんだけど、考え直さないと。でも、部屋をあったかにすると電気代が上がるなぁ。でも、健康には代えられない。去年、おさえにおさえた分、今度の冬の電気代の上昇率は目をむく数字になるだろうけど(だから、やりすぎはダメなの)、しかたがない、命あっての物種だし。

朝ドラでスズ子が歌って踊ってた。ウキウキする。ジャズっていいわね。歌とトランペットがコラボするのもかっこ良かった。そう言えば、例の音楽横好きの友達が言ってたけど、バロックの「メサイア」って曲にも歌とトランペットがコラボする曲があって、かっこ良いんだって。さすがロック!え?バロックってロックじゃないの?

その後のあさイチには「どうする家康」の家康公(を演じるまつじゅん)が登場。あたし、「どうする」は録画したのを見ると消してるんだけど、最近、離ればなれだった家康家臣団が再集結するシーンがあって、家臣たちが一人ずつ登場して、見守る諸将が感嘆の声を挙げるシーンが好きで、そこだけ残してあるの。例えば、山田裕貴さん演じる平八郎(本多忠勝)が、持ってる槍で床をずどんと叩くと「あれがトンボ切りか!」って具合(トンボ切り=平八郎の槍の愛称)。山田裕貴さんはゴジラの最新作にも出てて、あたし、あっ、平八郎がいる!って思っちゃった。そんな中、井伊直政が登場したときは、大きな役者さんの後だから、いっそう演じる板垣李光人さんの小柄が目立った。そう、この方が最初に「どうする」に登場したときは女性に化けてたのよね。あたし、てっきりホントの女性かと思った。だから、諸将から挙がった声も「美しい」!脚本は当て書きかしら。史実でも井伊直政は小柄で童顔だったんですって。だからぴったりの配役。でも、いくさでは強かったんですってよ。だから徳川四天王の1人なのよね。「女城主直虎」では菅田将暉が演じてたのでした。

因みに、板垣李光人の「李光人」は「リヒト」って読むんですって。あら、ドイツ語に「リヒト」(Licht)ってあるわよ、と思ったら、それを意識しての命名だそうです。


万太郎VSゴジラ

2023-11-09 14:07:04 | 日記

ゴジラの新作を見てきた(ゴジラとスターウォーズは、新作が出ると必ず映画館で見るようにしている。以下、ネタバレあり)。万太郎(を前回の朝ドラで演じた神木隆之介。以下「万太郎」)が出ること以外は、事前の情報が皆無(万太郎が出てることは、直前に見た徹子の部屋で知った)。

そしたらびっくり!朝ドラで万太郎の妻を演じた浜辺美波さんも出てるじゃない!しかも、万太郎と同棲する役で!オンエアは朝ドラが先だったけど、企画はゴジラの方が先、と映画の関係者は強調してるらしい(どっちが先でもいいと思うけど)。

感想を一つだけ言え、と言われたら、ゴジラが超怖かった。歴代で一番怖いかも。でも、ゴジラも動物には違いないからね、正面から見た顔がときどきうちのワサビ(猫)に見えました。

監督は、「オールディーズ、三丁目の夕陽」を撮った人だって。道理で。「三丁目……」の第2作の冒頭で、夢のシーンだかなんだかで、昭和の街をゴジラが暴れ回ったでしょ?あのゴジラはとっても怖かった。これがそのまま本編になればいい、と思った。本編になったのが今作というわけね。

ゴジラって、基本的には死なないのよね。例外的に死んじゃったのを並べると……

第1作。「オキシジェン・デストロイヤー」という科学兵器で。でも、後に英語が多少分かるようになると、「オキシジェン・デストロイヤー」って「酸素の破壊」でしょ?なら窒息死すると思うんだけど、ゴジラはあっという間に骨になったのよ。不思議だな、と思った。とにかく骨になっちゃったんだから、第2作以降は「二代目」って言われてる。この二代目が丈夫で長持ちで死なない。エンディングで海に落ちて行方不明になるパターンが多かったと思う(他には、氷に閉じ込められるとか(第2作)、大島の三原山の火口に落ちるとか(第2シリーズの第1作))。

それから第2シリーズの最終作。ゴジラの体内のエネルギーが臨界点を超えて溶けちゃうのよね。溶けるシーン、映像がきれいだった。で、もやが落ち着くと、そこには溶けたはずのゴジラが。いえ、それはジュニアと呼ばれた子ゴジラだった。溶けたゴジラのエネルギーを吸収してあっという間に大きくなったんだった。ゴジラの「代替わり」でした。

それからミレニアム・シリーズの第3作。宇崎竜童が操縦する深海艇がゴジラの身体の中に入って中から穴を開けるの。すると、ゴジラが吐こうとした熱線がクチから出ないで深海艇が開けた穴から出ちゃって、それでゴジラは爆発するの。「中から破壊」ということで今回のに通じる。でもね、エンディングは海底でゴジラの心臓が拍動するシーン。再生を匂わす点も、今回に通じるわね。

それからミレニアム・シリーズの第5作。モスラの幼虫が吐く糸で覆われて身動きができなくなり(この点は、「モスラ対ゴジラ」と同じ)、メカゴジラによって海底深く沈められちゃう。ところが、エンディングで密かにゴジラのDNAを保管する研究室が映る。やっぱり将来の再生を匂わせてる。ゴジラは死んじゃいけないのよ。前作の「シン・ゴジラ」のゴジラも凍っちゃっただけで死んではいなわよね。今回の最新作はあの続きかと思ったらそうじゃない。別の世界観でした。

因みに、ゴジラの第1作が世に出た当時は、ティラノサウルスなどの恐竜は、直立の二足歩行と考えられていた。だから、ゴジラも直立で二足歩行なのよね。その後、恐竜学の世界では、恐竜は鳥みたいに「身体を横にして歩いてた(走ってた)」に変わったんでした。だから、ゴジラの出現が遅れてたら、ゴジラもダチョウみたいに走ってたかもしれない。そんなゴジラは見たくない。ゴジラは直立で、ゆっくり、のっしのっしとあるところに威厳があるの。実際、ハリウッドが作った最初のゴジラは現在の恐竜学を反映した形でかっこ悪かった。あれじゃティラノサウルスと大して変わらない、ゴジラ史からはずすべきって思った。おまけに火は吐かないし、魚が主食だし。そうそう、この偽ゴジラは卵を山ほど産んでそれがふ化して出てきた幼ゴジラの大群が人間を喰おうとするの。前記の日本版の子ゴジラが生まれてすぐ人間になついたのとは大違い。まあね、どっちがリアルか?って聞かれたら人間を襲う方でしょうけど、そんな風に腹ぺこでは威厳が感じられない。ゴジラの跡取りにはなれないわね。

 


皿回し

2023-11-08 16:01:53 | 日記

スズ子は新曲の稽古で500回も歌わせられた。しかも出だしだけ(朝ドラの話)。そう言えば、最近出てきたヴァイオリンの神童は、弾けないところは千回も弾くって言ってた(現実の話)。そのくらい繰り返す根性があって、初めて一流になれるのね。天才って言うのは努力する天才って言うけどホントね。あたしみたいな飽きっぽい性格の人は、だから何事においても半人前なのね。よく分かった。

だけど、そうやって天才さんが500回も千回も練習しても、常に成功するとは限らない。フィギュアのトップ選手だってジャンプを転ぶし。やはり生身の人間ですからね。あたしもね、中学の陸上の試合でリレーを走ったときね、最後に失速して次の走者にちゃんとバトンを渡せなかったことがあるの。言い訳はしなかったけど、理由は自分では分かってた。1週間前にお腹を壊したのよ。そのせい。「巨人の星」の「青雲高校編」でね、甲子園の地区予選の決勝戦の前夜に気の早いPTA会長が前祝いをやっちゃって、で、部員達がご馳走を食べ過ぎて(高校生だから飲み過ぎってことはなかった)、夜中にトイレに行列ができた。みんなお腹を壊したのよ。で、翌日、みんなふらふらで、あやうく負けて甲子園に行きそびれるところだった(星飛雄馬と伴宙太のバッテリーだけが元気だったおかげでなんとか勝てたの)。あたし、お腹を壊したからってそんなにふらふらになる?って読んでて思ったんだけど、自分がおなかを壊してバトンを渡しそびれて「巨人の星」の話はホントだと思った。馬だってね、あたしが大好きなジェンティルドンナもレースの前に熱を出したときは勝てなかったもんね。そう、だから、必ずっていうのはこの世にない、と思ってた。

んだけど、この間、「笑点」で皿回し芸をやっててね、全然お皿を落とさなくて、そう言えば、皿回しでお皿を落としたのってみたことない、と思った。落としたシーンは放送しないのかしら。それとも、皿回しの世界には完全があるのかしら。

因みに「さらまわし」と「さるまわし」って言葉が似てる。どっちも寄席にかかるし。それから、青雲高校野球部で星と伴だけがお腹を壊さなかったのは、伴は豪傑で「あれっぽち屁にもなら」なかったからで、星は貧乏育ちだったから、ってことだった。このうち、星の「貧乏育ち」は、なんでそれが理由になるのかよく分からなかったけど、今考えてみると、貧乏でなんでも食べてきたので免疫がついた、ってことかしら。あたしもね、父が「落ちたモノは拾って食べなさい」って、そりゃー偉そうに、絶対的な真理のように言うたびに心の中で「野蛮人」って思ってたんだけど、清潔すぎる環境で育つと免疫が付かないっていうのは、どうやら絶対的な真理らしい(お医者さんもそう言ってる)。だから「野蛮人」は撤回します。


ノイジー

2023-11-07 11:33:24 | 言葉

今朝ドラのヒロインのしゅりさんは、水谷豊さんと伊藤蘭さんのお嬢さん。競馬でいうところの「良血」です。

で、日本シリーズの感想なんだけど、みなさん、あたしから野球の感想なんか期待してないでしょ?その不期待にお応えして、もっぱら周辺のことばかり書きます。

3ランホームランを打ったノイジー選手のお名前の綴りは「Neuse」。「Neu」を「ノイ」と読ませるところはドイツ語だけれども、なら「se」は「ゼ」になりそうなところ。ただし、ドイツ語の「e」も長母音のときがあって、だったら「ジー」。果たして、ノイジー選手の「ジー」は、ドイツ語読みと英語読みのチャンポンなのか、ドイツ語の長母音なのか不明です。ドイツ語の辞書に「Neuse」があれば長母音なのか短母音なのか推測がつくんだけど、ないし。

そのノイジー選手のホームランを、中継したテレビ局が「豪快弾」と評していた。値千金のホームランなのは間違いないけど、すくい上げるような打ち方で観客席の前の方に落ちたでしょ?ホームラン自体は「豪快」ではなかったなぁ。あと、このテレビ局ったら、その日の試合で「世界最強国の最強チームが決まる」って言ってたけど、春のWBCで日本が優勝したから「世界最強国」って言ってんだろうけど、なんかいきがってるみたいで恥ずかしかった。

この日はいなかったけど、ときどき打てなくて自分に腹を立ててバットをへし折る選手がいるわよね。でも、プロの選手のバットって、一本一本職人が手塩にかけて作ってるんでしょ?それをへし折られたら悲しいでしょうね、職人さんは。

阪神のバッター・ランナーが一塁でアウトになったとき、岡田監督がビデオ判定を求めて、認められてセーフになりましたよね。あれは岡田監督の好プレー!と思ったけど、そもそも、一生懸命走って球よりも速くベースを踏んだバッターの好プレーでした。そのセーフは、ビデオをチェックした主審が、マイクで言うとかではなくて、ジェスチャーで表していた。当たり前のように見てたけど、あらためて、なんでセーフのときは両手を広げて、アウトのときは拳を突き上げるのかしら、と思った。こういうのチコちゃんでやってほしい(もうやった?)。このとき、観客席で「そらセーフよ」って書いた垂れ幕を広げてる人がいた。まさか、あの場で書いたんじゃないんだろうから、予め、こういう事態を予測しておうちで書いたのかしら。

この日もそうなんだけど、上がったフライを捕るとき、たいがい選手は片手で捕るわよね。あたし、子供の頃ね、野球が上手くなるための本を買ったの。王選手監修って書いてあったからそれにつられて。で、その本の中にね、フライはきっちり両手で捕りましょう(グローブにおさまった球をもう片っ方の手でしっかり押さえましょう)って書いてあったの。なのに、プロの選手でそうやって捕ってる人ってみたことない。どういうことなのかしら。両手で捕れって書いたあった本は王選手監修よ?みんな「世界の王」に逆らってるの?それとも「監修」の意味があたしが思ってる意味とは違ってたの?あら、あたしも「世界の王」って書いちゃった。テレビ局の「世界最強国」に文句を言えないわね。

試合前に、ある阪神ファンが、今年優勝してくれなかったら、自分が生きてる間に優勝を見られない、って言ってたわね。そんなことないと思うんだけど、今年強ければしばらく強いと思うんだけど、まあね、前回が38年前って言うんだから(岡田監督が27歳のときだったから)、そういう気持ちになるのでしょう。関西では優勝セールで盛り上がっているそう。関東だって、何でもいいから乗っかってセールをやればいいのに、ウチの近所のスーパーでは普通の営業です。

 

 


準にわか

2023-11-06 14:13:24 | 日記

にわか野球ファン……と言っても、子供の頃はラジオの実況を聞きながらスコアブックをつけてたくらい野球好きだったから、サッカーやラグビーほどの純にわかではない。「じゅん」は「じゅん」でも「準にわか」ってとこね。プロ野球の日本シリーズの話です。

で、もともとどちらかのファンってわけじゃないんだけど、例の音楽横好きの友達が、阪神の岡田監督と同じ大学の1学年下だって言って岡田監督に注目してるんで(と言っても、野球部と教会音楽を歌う合唱団だから何の接点もあるわけないけど)、あたしもその影響で岡田監督が気になる。そもそも、阪神の相手のオリックスってニックネームが「ブルーウェーブ」じゃなかったっけ(その程度のにわか)。「バファローズ」って言ったら昔の「近鉄」よね。で、ググりました。なるほど!オリックスの前身は「阪急ブレーブス」。強くて、いつも日本シリーズで巨人と当たってた。それが、「オリックス・ブルーウェーブ」になり、その後、近鉄バファローズを吸収合併し、その際、球団名を「オリックス・バファローズ」に変えた、とそういうわけでした。会社合併でも吸収された方の社名を残すって言うのはよくあるしね。

球団名の変遷って言ったらね、今のヤクルト・スワローズは、大昔は「国鉄スワローズ」で、それが「ヤクルト・アトムズ」になって、で、いつの間にか「ヤクルト・スワローズ」になってたの。昔のニックネームに戻ったところはバファローズと同じね。

ついでに言うなら、今のDeNAは、大昔は「大洋ホエールズ」。それが「横浜ベイスターズ」になって、で、いつの間にか「DeNA」になってた。大洋ホエールズ時代は川崎球場が本拠地で、あたしが父に連れられて最初に生でプロ野球を観たのがここ。巨人戦でした。狭くて有名な球場でした。当時は、「大洋」が「大洋漁業」(今の「マルハ」)で、「ホエールズ」が「鯨」だなんてことは知らなかった。それを言ったら、「ブレーブス」が「勇者たち」だってことも知らなかった。今でも疑問が残ってて、「brave」って「勇ましい」っていう形容詞で、形容詞を名詞化するんだったら「the」を付けるんだけど、「ザ・ブレーブス」じゃないなぁ、しかも「ブ(ヴ)」は有声子音だから複数形の「s」は「ズ」になるはず、「ス」は変だなぁ、と思ってるの。

あら、球団名の昔話をしてたら結構なヴォリュームになっちゃった。ので、昨日の試合の感想はまたあらためて。どうせ、大した内容じゃないわよ。あたしの感想が、よ。試合は面白かったけど。


プールも体育館もない小学校

2023-11-05 17:21:25 | 日記

ある街でバスに乗って車窓から外を眺めてたら小学校が目に留まって、びっくりしたのは五階建だったこと。

そりゃあ、鉄筋の建物なら五階建でびっくりすることはないんだけど、でも、あたしが通った小学校は、あたしが入学した当時、木造の校舎しかなくて、で、3,4年生のとき鉄筋の校舎が建って、それが三階建だったの。だから、「小学校は三階建」ってイメージがあたしの頭の中に作られたのね。だから五階を見てびっくりしたわけ。

その校舎ができるまではね、校庭にプレハブの校舎が作られて、そこが教室だったの。もともと狭い校庭なのに、プレハブの教室なんか建てちゃったもんだから、校庭なんてしろものじゃなくちゃった。じゃあ、体操はいつも体育館かって?体育館なんてなかったわよ。プールも。だからね、ここの生徒の卒業文集はたいがい「ぼくたちの小学校は、プールも体育館もないボロい学校です。でも、ぼくたちはこの学校が大好きです」で始まるの。各人各様の内容になるのはその後から。

五階ってことは、エレベーターが付いてるのかしら。そう言えば、元々小学校だった区の生涯学習館にはエレベーターが付いてる。身体が不自由の人が利用するためには必要ね。でも、歩ける人は階段を利用した方がいい。健康のために。あたしの現住所のマンションは五階だけどエレベーターなんてないわよ。そのことにありがとうって言いたい。あたしの元気はそのおかげです(ホントに元気なのかしら。年寄りの冷や水って言葉が浮かぶお年頃)。


粉まみれ

2023-11-04 15:43:05 | 言葉

「快適」と「大敵」。聞き間違えたら大変。

「美しい水車屋の娘」って、日本語だと「美しい」と「水車屋の」で形容詞が二つ並んでるけど、ドイツ語では「Müllerin」一語で「水車屋の娘」だから、形容詞は「美しい」(schön(e))の一つだけ。

その「美しい水車屋の娘」に関する本を読んでるんだけど、昔のドイツでは「水車屋」って身分が低かったんですって。ほら、水車屋では粉を挽くでしょ?床が白く汚れるじゃない。きれい好きのドイツ人はそれがイヤなんですって。だから「白」って良くないイメージ。ピエロが顔を白く塗るのはその現れなんですって。そう言えば、「大草原の小さな家」のモデルとなった一家の結婚式の写真を見たら、みんな真っ黒な服を着てたっけ。日本でも、家でパン作りをすると、粉だらけになって、だからイヤっていう人がいた。

形容詞の数と言えば、「なんとかかんとかのドナウ」って曲があるわよね。お正月によくかかってるヤツ。あれって、「青く美しきドナウ」と「美しく青きドナウ」のどっちなのかしら。例の音楽横好きの友達に聞いたら、ヤツも、音楽が好きって言ってる割りには分かってなくて、どっちだったっけ?って言ってる。まあ、ググればすぐ分かること。ググってみました。「美しく青きドナウ」が正解でした。ドイツ語の原題(An der schönen, blauen Donau)がそうなのね。ただし、ドイツ語の原題には「An」が付いてるから、ホントの正解は「美しく青きドナウに寄す」ね。