拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

秋鮭三昧/肉の捜索

2023-11-11 11:50:15 | グルメ

同じスーパーの同じお魚でもね、日によって値段が違うからチェックが必要。例えば、秋鮭。出始めの頃は5切れで580円だったけど、こないだは399円。さらに10%値引きのシールが貼ってあって、なるほど色がいかにも「古」って感じだったけど、値段につられてゲット。鮭はだいたいムニエルにするんだけど、

毎日ムニエルなのも芸がないから、日替わりにした。例えば、クリーム煮。

それから、炊き込みご飯。

赤ワインで煮込んでパスタの具にもしたし、

ピザにも乗せてみた。

鮭だけじゃなくて、サバもそろそろ季節よね。やっぱり日によって値段が違う。1切れ128円で喜んでちゃだめ。次の日、2切れで199円だったりするから。

それにしても、あたし、人生でこんなにお魚を食べたことってあったかしら。ずっと肉好きを自称してましたからね。そうだ、実家にいた頃は、母は肉嫌いだったから魚が多かったけど、母の魚料理はカレイの煮付け以外記憶にない。そう言えばこんなことがあった。月日が流れ、父が亡くなって母が私んちの近くに引っ越してきた頃(施設に入る前)だったかしら、生サンマを安く売ってたから、たまには母孝行しようと思って、自分の分のほか、母の分も買って、母の家に行ったのよ。そしたら、母ったら、サンマを見て、「これ、なんだ?」って聞くから「サンマ」と言ったら、「どうしたらいいんだ?」って聞くから「焼いたら?」って言ったの。そしたら「あたしはサンマを焼いたことない。いらない」って突っ返されてしまったの。どうやらカレイの煮付け以外の記憶がないのは、母の唯一の魚料理のレパートリーがカレイの煮付けだったからのよう。因みに、母の作る肉料理は、つうか、料理に肉が入ってたのは、やっぱり記憶では一種類しかなくて、それはカレー。母は、自分では肉を食べないから、カレーの中を探して豚こまを見つけてはあたしら子供に分けてくれた。でも、もともとの量が微少だったから、肉の捜索は難航を極めてました。