拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ノイジー

2023-11-07 11:33:24 | 言葉

今朝ドラのヒロインのしゅりさんは、水谷豊さんと伊藤蘭さんのお嬢さん。競馬でいうところの「良血」です。

で、日本シリーズの感想なんだけど、みなさん、あたしから野球の感想なんか期待してないでしょ?その不期待にお応えして、もっぱら周辺のことばかり書きます。

3ランホームランを打ったノイジー選手のお名前の綴りは「Neuse」。「Neu」を「ノイ」と読ませるところはドイツ語だけれども、なら「se」は「ゼ」になりそうなところ。ただし、ドイツ語の「e」も長母音のときがあって、だったら「ジー」。果たして、ノイジー選手の「ジー」は、ドイツ語読みと英語読みのチャンポンなのか、ドイツ語の長母音なのか不明です。ドイツ語の辞書に「Neuse」があれば長母音なのか短母音なのか推測がつくんだけど、ないし。

そのノイジー選手のホームランを、中継したテレビ局が「豪快弾」と評していた。値千金のホームランなのは間違いないけど、すくい上げるような打ち方で観客席の前の方に落ちたでしょ?ホームラン自体は「豪快」ではなかったなぁ。あと、このテレビ局ったら、その日の試合で「世界最強国の最強チームが決まる」って言ってたけど、春のWBCで日本が優勝したから「世界最強国」って言ってんだろうけど、なんかいきがってるみたいで恥ずかしかった。

この日はいなかったけど、ときどき打てなくて自分に腹を立ててバットをへし折る選手がいるわよね。でも、プロの選手のバットって、一本一本職人が手塩にかけて作ってるんでしょ?それをへし折られたら悲しいでしょうね、職人さんは。

阪神のバッター・ランナーが一塁でアウトになったとき、岡田監督がビデオ判定を求めて、認められてセーフになりましたよね。あれは岡田監督の好プレー!と思ったけど、そもそも、一生懸命走って球よりも速くベースを踏んだバッターの好プレーでした。そのセーフは、ビデオをチェックした主審が、マイクで言うとかではなくて、ジェスチャーで表していた。当たり前のように見てたけど、あらためて、なんでセーフのときは両手を広げて、アウトのときは拳を突き上げるのかしら、と思った。こういうのチコちゃんでやってほしい(もうやった?)。このとき、観客席で「そらセーフよ」って書いた垂れ幕を広げてる人がいた。まさか、あの場で書いたんじゃないんだろうから、予め、こういう事態を予測しておうちで書いたのかしら。

この日もそうなんだけど、上がったフライを捕るとき、たいがい選手は片手で捕るわよね。あたし、子供の頃ね、野球が上手くなるための本を買ったの。王選手監修って書いてあったからそれにつられて。で、その本の中にね、フライはきっちり両手で捕りましょう(グローブにおさまった球をもう片っ方の手でしっかり押さえましょう)って書いてあったの。なのに、プロの選手でそうやって捕ってる人ってみたことない。どういうことなのかしら。両手で捕れって書いたあった本は王選手監修よ?みんな「世界の王」に逆らってるの?それとも「監修」の意味があたしが思ってる意味とは違ってたの?あら、あたしも「世界の王」って書いちゃった。テレビ局の「世界最強国」に文句を言えないわね。

試合前に、ある阪神ファンが、今年優勝してくれなかったら、自分が生きてる間に優勝を見られない、って言ってたわね。そんなことないと思うんだけど、今年強ければしばらく強いと思うんだけど、まあね、前回が38年前って言うんだから(岡田監督が27歳のときだったから)、そういう気持ちになるのでしょう。関西では優勝セールで盛り上がっているそう。関東だって、何でもいいから乗っかってセールをやればいいのに、ウチの近所のスーパーでは普通の営業です。