拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

発声練習は熊よけ

2023-11-02 12:01:48 | 日記

ちょっと疲れ気味。だからってごろごろしててはだるくなるばかり。こういう時こそ身体に負荷をかけるのがいい。と思って(いろいろ理屈をつけて)筑波山を登ってきました。筑波山の登山コースはいくつかあるんだけど、

あたしは、山腹の筑波山神社からケーブルカーの横の道(写真に引いた黄色い線)を登って(ケーブルカーで登ったんじゃないわよ、横の道を登ったんだから)、左側の男体山、右側の女体山と順に登った後(写真だと逆に見えるけど、女体山の方が高い)、ロープウェイに沿った道(写真に引いた赤い線)を下ってつつじヶ丘に出ました(ロープウェイで下ったんじゃないわよ、横の道を下ったんだから)。多くの人は逆のルートをとるみたい。ロープウェイに沿って登って、ケーブルカーに沿って下るみたい。ケーブルカーの横の道の方が傾斜が大きいから登りじゃなくて下りに選ぶのね。でも、あたしはね、最初に苦労して、楽は残しておきたい質(たち)。だから、最初にきついルートで登るわけ。因みに、写真に引いたグレーの線はね、あたしのいつもの下山ルート。つつじヶ丘に降りるルートを途中で分岐して筑波山神社に降りるルートなの。

ケーブルカーに沿った道はね、途中でケーブルカーを間近に見られるポイントがある。そこで一休みしつつケーブルカーが来るのを待ってたら、がたごと音がしてロープが動き始めた。ロープの動きからすると下からね、来るのは。ほら、赤い車両が見えて来た。

と思ったら、いきなり上から現れた。

びっくりした、フェイントよ。でも、どうにか撮るのに間に合って、で、上下の車両が交叉する様子も撮れました。

このケーブルカー、いつもここで交叉するのよね。

で、帰りは、ロープウェイに沿って降りたんですけどね、ロープウェイが近くを通ってるって意識が普段はなかった。見たことがなかったから。そしたら、今回、突然、木々の上のすぐそこに現れた。

わぁ、もっと近寄ってくる。

真上まで来た。

このシーン、どこかで見た。そうだ、子供の頃、テレビで見た「謎の円盤UFO」だ。防衛網を突破したUFOが地球の地表近くまで来て車を追う。車の中から木立の上を飛ぶUFOが見え隠れした。そのシーンにそっくりなの。だから、ちょっと怖かった。

時間は相前後するけど、男体山の頂上から見た景色はこんな感じ。

もやがかかってるんで、よく分からないかもしれないけど、写真の左上の方にうっすらと霞ヶ浦が写ってる。ほとんど海。その手前の山並みの一番高いところ(頂上に塔みたいのがある)が宝篋山。高さは筑波山の半分くらいだから、ずっと下の方に見えるけど、つくば市街からは宝篋山の方が手前にあるから結構立派に見えるのよ。下界に降りてから撮った宝篋山。

ほら、山頂に白い塔みたいのがあるでしょ。筑波山頂から見えたヤツがこれね。このずっとずっと右の方(南東)に霞ヶ浦があるわけね。

実は、今回の登山の目的はね、位置的には筑波山の男体山から西側に赤城山が見えると思って、それを見たかったの。でも、霞んでたんで見れなかった。次に来るのは冬の時期だろうから、そのときは見られるでしょう。

登山中にね、鉄砲の音が何回か轟いた。ものすごく近くだった。こんな近くで鉄砲の音を聞くのは初めて。熊が出たのかしら。ものすごい音でとっても怖かった。猟師さん、あたしを熊と間違えて撃たないで、って本気で念じました。

熊が出るからかしら、すれ違う人の多くがちりんちりん鳴るモノを身につけてた。そう言えば、例の音楽横好きの友達は裏声歌手なんですけどね、山で裏声の発声練習をするんですって。で、人がいないのを見計らってするんだけど、人間も熊みたいに突然現れたりするんですって。で、もし「さっき聞こえてた変な大声はあなたですか?」って聞かれたら「はい、熊よけに」って言うつもりなんですって。でも、まだ聞かれたことはないらしい。

当然、山を登ると汗をかくから水分補給が必須。で、大谷選手がコーラが好きっていうのを聞いたから、あたし、珍しくコーラを買ってのんだの。でも、飲みきれないで。どうしようか、一日経つと雑菌が増えてるからそのままでは飲めない、そうだ、なんとかの「コーラ煮」っていうのがあったから、ラーメンを余ったコーラで煮ようと思って、今朝、実行しました。

神様、ごめんなさい、もう二度とコーラでラーメンは煮ません。