拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

うぶな私

2020-01-27 11:33:51 | 音楽


木管奏者のお二人である(私が主催する通唱会では欠かせぬオーボエ奏者とクラリネットのパートナーである……って、Y先生のご本職はピアノであるが)。KMCのアフター会でのひとこま。いや、昨日はとっとと帰ろうと思っていたのだが、あまり皆が電車の中で飲み会のことを楽しそうに話すものだから思わずついていってしまった。ワインが美味しい店だというし(私は赤ワインに目がない。私の体を流れる血は赤ワインである)。実際、美味しかったし楽しかった。だから当然の帰結としてたらふく飲んだ。皆が、私のブログを読んで下さってるからだろう、私がちゃんと家に帰れるかどうか心配していたが、朝、ちゃんと布団の中にいたから帰ったらしい。タクシーの領収書があったから、松戸からタクシーに乗ったんだと思う(記憶はまったくないが)。だが、布団の中でズボンを脱いでいた。それでもおパンツをはいていたし、自宅だし、他に誰もいなかったから、おいたはしていないはずである。いや、するはずがない。私はウブである。昨日の練習でも、素晴らしいソプラノ・ソロ(ドイツ・レクイエム)を聴かせて下さったHさんが、アルトラプソディーの合唱の練習のとき、ハモろうとばかりいきなり私の真横に来られたものだから、私はあがってしまって音を間違えた。「うぶ」と言えば、かつて「セカンド・ヴァージン」という言葉が流行ったが、「virgin」という言葉は男性に使ってもよい。ドイツ語では「keusch」である。「パルシファル」(ヴァーグナー)で、クリングゾルがクンドリーに「あんた、keuschだろっ」て罵られて激高する。悪魔も「童貞」と言ってからかわれると怒るらしい。「ワイン」と言えば、私は20代の頃、ワイン屋だった。正確に言うと、某酒類メーカーのワインの輸入部署にいた。昨日、そのメーカーの社長がテレビに出てた。あれま、同期のあいつだ。へーえ、あいつがねー。そうだ、あいつはK大出身だった。私は知らないでこの会社に入ったのだが、この会社はK大閥だった。入社時は私を含めてW大出身者が7名いて最大勢力だったが、5年経って私が辞めるとき、W大出身者は既に半数以上が辞めていた。学閥云々よりも、W大出身者はサラリーマンに向かない輩が多いのかも知れない。何しろ、入学式で名誉教授だかなんだかが「君たちは焼き鳥屋のおやじになる」とたたきこむ校風である。そうそう、最近、こうもり通唱会に備えてクラリネットの練習を始めていて、こうもりのおいしいメロディーがここかしこに登場してとっても楽しい……って、話を写真のお二人に話そう話そうと思っていて忘れてしまった。それとも、話したことを忘れたのだろうか。

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