拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「マツリダシュッツ」「マツリダベトベン」(架空の馬名)

2015-12-30 10:32:05 | 日記
(承前)かように馬の名前はうんちくが詰まっていて面白い。一昔前に「マツリダゴッホ」ってぇのがいたと思ったら、最近は「マツリダバッハ」がいる。「マツリダ」に何でもかんでも付けていいというものではないだろうから「ゴッホ」と「バッハ」の共通項を考えてみるに、小さいツが同じ母音に挟まれている。じゃあ、「マツリダシュッツ」はどうだ?うーん、シュッツは一般には知られてないから馬主さんは嫌がるか。いや、もしかして、もうあったりして。で、検索。ない(「シュッツ」というドイツ人の騎手はいたけど)。いっそ、法則性を崩して「マツリダベトベン」なんてどう?語呂はいい。アナウンサーが連呼しやすい。「ベトベンきたっ、ベトベンきたっ、マツリダベトベン一着でゴールイン!」(この括弧内の文章を見て、アナウンサーの絶叫が頭に浮かんだ人は競馬ファン!)

エピファネイア(キリスト教、バッハ、馬、シェークスピア)

2015-12-30 10:00:14 | 音楽
バッハのクリスマス・オラトリオの歌詞を読んでたら、第6部は、英語で「epiphany」とある。三博士が幼いイエスを礼拝した日で、1月6日だそうだ。日本語では「公現日」又は「顕現日」、ドイツ語では「Epiphanie」、ラテン語では「epiphania」、そしてギリシャ語では「Epiphaneia」(エピファネイア)……ん?エピファネイア?ジェンティルドンナのジャパンカップ三連覇を阻んだ馬じゃん(そのお返しをその年の有馬記念で果たした)。馬主さんの信仰心から命名された?いや、シェークスピアの戯曲「十二夜」(=公現日)にまつわる命名だそうだ。