拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

中山の急坂

2015-12-05 22:05:24 | 日記

中山競馬場のゴール前の急坂、ここを1年前、ジェンティルドンナがトップで駆け抜けたのだった。快晴。芝がきれい。遠くから馬が迫ってくる遠近感はテレビでは味わえない。だが、馬券を買ってるひとたちは、ターフヴィジョン(場内の大型スクリーン)ばかり見てる。もったいないなー。オペラに行って字幕ばかり見てるようなものだ(買ってる人が着順を気にするのは仕方がないか)。横浜市の中山町で子供時代を過ごしていた私にとって「中山」の名を持つ競馬場に対する気持ちは微妙だった。ぼくらの「中山」の方がメジャーなんだぞ、と言いたいのはやまやまだが全国的にはあちらの方が有名だということは分かっていた(因みに、現在のわが家の最寄り駅は綾瀬だが、神奈川県にも綾瀬(市)がある。神奈川県在住の友人に「綾瀬と言ったら綾瀬市」と言われて対抗心がめらめら燃えた)。ところで、昔、「テイエムオペラオー」という名馬がいたが、今日のレースに「テイエムオペラドン」という馬が出てた。この「ドン」はどういう「ドン」だろう。おいどんのどん?丼のどん?ドン・ガバチョのどん……はないよな、語尾だし。

いずれのうるわしき「にょしょう」にも

2015-12-05 09:34:03 | 音楽
九州の南の方では、「田んぼのかみさま」を「たのかんさー」と言うんだそうだ。すると、刑事コロンボなら「うちのかんさー」。まてよ、「かみさん」の字は「神さん」?「上さん」?「お内儀」を「おかみ」と呼ぶこともある。なんで「内儀」が「かみ」なの?と思ったが、これは当て字らしい。「アサがきた」で、「○○屋のナイギ」と言ってるのを聞いて、やっぱりほんとは「ないぎ」なんだな、と思った。BSで、「アサがきた」の前に再放送してる「どんど晴れ」では、やたらに「おかみ」が出てくるが、こっちは「女将」。ん?これも当て字か?だけど「にょしょう」なんて言うか?「にょしょう」って言ったら「女性」だろう。私、子供の頃、「♪いずれのうるわしき『にょしょう』にもときめくわしがこころ」と歌ってた。リゴレット(ヴェルディ)でマントヴァ公爵が第1幕で歌う歌(あれかこれか)。レコードに付いてたヴォーカルスコアにそういう日本語訳がついてたもんで(最後、音楽の話になったので、この回のカテゴリーも「音楽」になるのであった)。