拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

シュトレン~おろしや~あっ、楽だ

2015-12-24 14:32:05 | 言葉

一つくらいクリスマスっぽいことをしよう、と近くのパン屋さんでシュトレン(ハーフサイズ)を購入。お紅茶でいただこう……なんて急に言葉遣いが変になる。おフランス、おドイツ、おロシアとかなんでも「お」を付けりゃあいいってもんじゃない、と思ったら「おろしや」って言うよな。昔の日本人はロシアを「おろしや」と言ったそうだ。ラ行の発音が難しいので「ア行」を加えたという話があるが、ほんとだろうか。すると、ラクダは「あらくだ」(ラクダに荷物を背負わせて「あっ、楽だ」とか。カー(辛みが苦手な鳥が鳴いた))。つまらないことを言ってるもんだから、シュトレンをナイフで切り損ねてこたつ布団にぶんまいてしまった。いかん、ここには猫が来る。猫に砂糖は毒だ。あわてて掃除機に吸わせる。

ドミンゴのジャンニ・スキッキ

2015-12-24 12:49:54 | 音楽
BSでドミンゴのジャンニ・スキッキを視聴。いつも言ってるのだが、私はドミンゴのバリトンはスリルがなくてあまり好きではないのだ。が、世間的にはドミンゴ人気は相変わらず圧倒的。舞台に登場しただけで拍手が起きてた(サンフランシスコのオペラハウス)。そう言えば、初めてドミンゴのオペラを生で観たときも(仮面舞踏会)、登場するなり拍手が起きたっけ。そのとき、ドミンゴはまだテナーだった。私がジャンニ・スキッキの映像を初めて観たのはスカラ座の公演だった……と言うと、最近の人は2008年のものを思い浮かべるようだが、「昭和の人」の私が言ってるのは1983年の公演。タイトル・ロールはポンスだった。ところでジャンニ・スキッキには「ドシラソドシラソラーシードー」というメロディーが頻繁に出てくる。どっかで聞いたことがあるよな、と思ったら、ゼッフィレッリの映画「ロミオとジュリエット」の中の挿入歌だった(作曲=ニーノ・ロータ)。「What is a youth?」で始まる歌の締めの部分「so does the fairest maid」に付いてるメロディーが「(ミ)ドーシラソドシラソドシラーソーラー」。

シャトー・オー・ブリオン

2015-12-24 06:47:34 | 

「自分かワインがくたっばちゃう前にとっといたいいワインを飲んじゃおう」シリーズ、今回は、でました、シャトー・オー・ブリオン!天下のボルドー1級!当初他のワインを開ける予定だったが、オー・ブリオンのヴィンテージが1984年(ボルドー不作の年)なのを見て、こりゃ急がにゃいかん、と急遽変更。液面がかなり下がってる。不安。おそるおそるコルクに栓抜きの釘を刺す。おっ、沈まない。ちゃんと抜栓できた。これは「いいワインシリーズ」で初めてのことだ。したがって、デキャンティングもせず。香りは?おお!グランクリュクラッセの香りだす。味は!うーむ。かなりくたびれモードだが決して劣化はしておらず、そこはかとなく昔の威厳を漂わせてる、そんな感じ。併せたのは、自分ではとても買わ(え)ない上等なお肉(いまだに私を先生扱いして下さる奇特な先生からのいただきもの)、それにパンとチーズ。いいワインにはこれで十分でしょ!