拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ライトセーバーとライトモティーフ(ライトつながり)

2015-12-23 10:29:08 | 言葉
映画館で、小さい子供がスターウォーズのライトセーバーを振り回してるのを見て欲しくなり、売場に言ったら5000円もするので断念(500円だったら買ったのに)。さて、スターウォーズで「ライト……」とくればもう一つ、ライトモティーフ(音楽のジョン・ウィリアムズが登場人物ごとに割り振ったメロディー。この手法は、ヴァーグナーが大々的に用いた)。同じライトでも全然違う。ライトセーバーは英語の「lightsaber」(光る剣)。それに対し、ライトモティーフはドイツ語で「Leitmotiv」。「示導動機」とか訳される。この「Leit」は「leiten」(指導する)から来た言葉で、サルツブルクでオペラが催される「フェルゼンライトシューレ」の「ライト」と同じ。「フェルゼンライトシューレ」とか言うと、なんとなくかっこいいが、とどのつまりは「岩の教習場」。岩窟を利用した乗馬の教習場だったそうだ。「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場したし、音楽祭での魔笛(モーツァルト)の映像(レヴァイン指揮。夜の女王はグルベローヴァ)もある。