暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

Shizuku 左京区カフェ探検-2

2012年08月24日 | 京暮らし 日常編
今回の左京区カフェ探検は「shizuku」です。
隊員Pさんから次のようなメールが届きました。  
   楽しかったですね。「茶寮 宝泉」が格調高かったので、次回は
   「いかにも左京区っぽい、ゆるカフェでいいのかしら」と思います。
   次のどちらかで如何でしょうか?
   1) Shizuku(ランチあり)
   2) ゴスペル(ヴォリーズ作・西洋館の2F)

「Shizuku」を選択し、12時にPさんと待ち合わせました。
私は知らなかったのですが、映画「マザーウォーター」(2010年封切)の
ロケに使われたお店として有名だそうです。

「Shizuku」は、北白川疏水と志賀街道が交わる処にありました。
中へ入ると、簡素だけど居心地の良さそうな空間が拡がっています。
疏水に面したテーブル席は緑陰が涼しく、
春になると見事な桜の景が見れるそうです。
私たちは、座り心地の良い古いソファの席へ。

           
                      

日替わりランチから「牛すじ肉と冬瓜のコチジャン風スープ煮」を注文、
五穀米のご飯、小鉢とすまし汁が付いています。
コチジャン風スープ煮は冬瓜、人参、ゴボウが程よい硬さで、
牛すじ肉は驚くほど柔らかく、辛みが全体の味を引き締めていました。
とても美味しく、早速マイレシピに加えました。
オリジナリティのある料理ばかりで、日替わりのもう1種はたしか、トマト丼?

           
           

お話が弾んでいると、幸い(?)雷雨がやってきて当分外へ出れません。
セットメニュウへ変更して、ミニデザートとコーヒーを頂きながら雨宿りです。
ミニデザートは木の実のタルトを注文、食後なのでミニで我慢しました。

日替わりランチは750円、セット(ミニデザートと飲み物付)1000円でした。
ランチの他にも名物料理がいろいろあって、食事もお勧めのお店です。

           
              Pさんはエスプレッソを注文

雨が上がってから北白川疏水近くをぶらぶらしていると、
雰囲気のあるカフェ探検物件を発見! 乞ご期待!

           
            北白川疏水沿いにある銀月アパートメント

家に帰ってから、映画「マザーウォーター」をネット検索しました。
 (あらすじ)
   不変な中にヒタヒタと進化を続ける、
   そんなシンプルな美意識を貫いてきた街、京都。

   街をよこぎる大きな川と、その川に繋がる小さな川や湧き水。
   そんな確かな水の流れがある京都の街に住み始めたのは、
   芯で水を感じる三人の女たち。

   豆腐を売るハツミ(市川実日子)。
   コーヒー店を始めるタカコ(小泉今日子)。
   そして、ウィスキーしか置いてないバーを営むセツコ(小林聡美)。

   多くを語らず、そよぐ風のように暮らす三人の女たち・・・
   やがてそこに住む人たちの心にも、新しい風が吹き抜けていく。
   今一番大事なこととは――。
   そんな人の思いが静かに強く、いま、京都の川から流れ始める。

「マザーウォーター」とは、ウイスキーの仕込み水のことで、
物語の全てが水に繋がっているらしいのですが・・・う~~ん。
水に関心のある私としては、大いにそそられる映画でもあり、
解釈は見る人にゆだねられているらしく、お能みたいですね。

悲しいかな! 映画(DVDも)を見ていないので、拝見してから
イメージを膨らませて、「Shizuku」を再訪したいです。
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    Shizuku
     京都市左京区北白川小倉町110-4 小倉マンション1F
     Phone&fax 075-702-2893  FAX:075-712-1270
     open 11:30~17:00  18:00~21:00
     定休日 水曜日 大1・3木曜日 (P1台有り)


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