マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

聖書100週間・聖書通読会・・・『福音を告げ知らせないなら、私は不幸なのです。』 そして 『日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエル司祭 祝日』・・・『全世界に行って、福音を宣べ伝えなさい。』

2021-12-03 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
12月3日。金曜日。晴れ。


今日の金曜日も、
聖書100週間・聖書通読会。
オンラインクラスです。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』 
 

    私が、仲間と学び続ける『聖書』は、正に、『古典』です。
 
 辞書を引いてみると・・・
   『古典』とは、
    古い書物、形式のこと。また、長く時代を超えて『規範』とすべきもののこと。 
    『規範』といえば、「~べきである」とする法規範や社会規範を思いますよね。
       『聖書』は、同じ『古典』でも、それとは少し違うのです。

 私が考えてみるに・・・
    『聖書』とは、『神の言葉』がすべての人に伝えられている『特別な書物』です。
     何千年という時代を超えて、人類の不偏の『神の言葉』が述べられるのです。

     それは、
     『考古学』が、古い遺跡から、人間の『生き方』を学ぶ学問であるように、
     『聖書』は、神の言葉から、人間が求める『神の姿』を探し、学ぶのです。
        両学問共に、
        後世の私たちが、愛し、心に温め、生き返らせるのです。
        その中に『宝』を見つけ、光を当て、そこから学ぶのです。
      
 永遠の人類の『宝』だからこそ・・・
     『聖書』は、何十回読んでも、味わい尽くせない『魅力』があるのです。
 


    今日の通読範囲は、『コリントの信徒への手紙Ⅰ 13章~16章』  


        今日の通読範囲は、わずか4章だけです。
        一日の通読範囲が40章というときもある。
       40章の中に『一つのテーマ』が述べられることもあれば、
  今日のように、僅か4章の中に、『重大テーマ』が凝縮されているときもあるのです。
    『聖書100週間』の創設者のルドールズ神父様の、『通読範囲』の考察には、毎回敬服する次第です。


   著者の使徒パウロは、
     『私が福音を告げ知らせても、それは私の誇りにはなりません。
      そうせずにはいられないことだからです。
      福音を告げ知らせないなら、私は不幸なのです。』 コリントⅠ 9章16節
   更には、
     『私は、キリストとともに十字架につけられています。
      もはや私が生きているのは、もはや私ではありません。
       キリストが私のうちに生きておられるのです。』 ガラテヤ 2章19~20節 

      ・・・と、御自分をキリストに献げておられるパウロです。

   そして、
      私たちにもパウロは勧めるのです。
         『私がキリストに倣う者であるように、
        あなたがたもこの私に倣う者となりなさい。』 コリントⅠ 11章1節
      そして、
      『目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。
      雄々しく強く生きなさい。 何事も愛をもって行ないなさい。』
           コリントの信徒への手紙Ⅰ 16章13&14節
 

     今日も、心に響く、1965年前の『パウロの言葉』を読んで、
       お仲間皆様のお考えの発表が、とても楽しみです。
                   感謝!感謝!




そして。

今日は12月3日。待降節第一金曜日。

 『日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエル司祭 祝日』
       

   1506年。515年前。スペイン・ナバラ地方の貴族の家でまれる。

  パリ大学で勉強したとき、イグナチオ・デ・ロヨラと出会い、
  イグナチオの考え方に影響を受けフランシスコは、名誉も財産も捨て、
  キリストに従う生き方をしようとイグナチオの仲間となった。

 1527年。21歳。 ベネチアで司祭に叙階。慈善行為に献身する。
 
 1534年。28歳。 パリのモンマルトルで誓いを立て、
         宣教に身をささげるイエズス会を創立した。 
         最初のイエズス会員たちの一人となる。

 1541年。35歳。 東洋を目指して旅立ち、4月7日、リスボンを出発し、
 1542年。36歳。 一年かけて・・5月6日、ゴアに上陸。
         
  数年にわたり、インド各地、モルッカ諸島、マラッカで活躍しました。

 1549年。33歳。 マラッカで日本人のやじろうと出会い、彼を信仰に導き、
          8月15日、彼とともに日本の鹿児島に渡った。

      日本滞在は、ほんの2年間に過ぎませんでしたが、
      その宣教は目覚ましいものがありました。
      
 1551年。35歳。 中国での宣教の必要性を認識した彼は、     
      ゴアから中国に向かって再び船出し、上川島という小島につく。   

 1552年。46歳。 中国の上川島で死去。
                 「毎日の読書」より

『今日の集会祈願』

   『いつくしみ深い父よ、
  あなたは、聖フランシスコ・ザビエルの宣教を通して、
    アジアの民をみもとに集めてくださいました。
  わたしたちも、聖人と同じ熱意に燃えて信仰を伝え、
    救いの喜びを多くの人と分かち合うことができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

  『そのとき、イエスは 十一人の弟子に現れて、言われた。
    
 「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。
      信じて洗礼を受ける者は救われるが、
       信じない者は滅びの宣告を受ける。

      信じる者には次のようなしるしが伴う。
  彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。
   手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、
         病人に手を置けば治る。」


      主イエスは、弟子たちに話した後、
         天に上げられ、
    
        神の右の座に着かれた。
   一方、
      弟子たちは出かけて行って、
    
        至るところで宣教した。

        主は彼らと共に働き、
      彼らの語る言葉が真実であることを、
   それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった。』
             マルコによる福音書 16章15-20節



    今日のイエス様は、
    お亡くなりになった後に復活し、弟子たちに現われ、
    『全世界に行って、イエスの”良い便り・福音”を告げ知らせ、
      信じる者に洗礼を授けるように』
              と、弟子たちに命じました。


     イエス様は、
     お亡くなり後に復活し、弟子たちに、復活した御自身を見せて、
     弟子たちを励まし、
     彼らの信仰を強めてくださったのです。
     その後で、弟子たちを、全世界に派遣したのです。


     派遣された弟子たちは、
     イエスが行なわれた『不思議な業』を行ない続け、
     イエスが開いてくださった『新しい道』を人々に示し、
     人々が立ち上がって、『新しい道』を歩むように呼びかけて、
     イエスが弟子たちにしたように、
     人々を励まし、彼らの信仰を強めたのです。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
   『あなたがたは行って、全ての人をわたしの弟子にしなさい。
聖霊によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたすべて守るように教えなさい。
    わたしは、世の終わりまでいつもあなたがたとともにいる。』
         マタイによる福音書 28章19&20節   アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私の在所の、日の出時刻:午前4時50分 日の入り時刻:午後6時55分 です。
『日中』は、わずかの『14時間』です。 
この頃の、一年のうちで一番短い『日中時間』を、有り難く、有意義に楽しみましょう。 お元気で!




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