マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

受難の主日・枝の主日。  そして  『主がお入用なのです。』 『天には平和、いと高きところには栄光。』

2016-03-20 23:17:48 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

   今日は3月20日。受難の主日。
   ソテツの枝を持って・・・            
枝の主日
 
  
今日は、イエス・キリストがろばに乗り、エルサレムに入城したときを記念する日です。

     『今日の福音 イエスの言葉』    イエスや人々の様子が絵に描いたように分かります。

『イエスは、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。
 そして、
「オリーブ畑と呼ばれる山のふもとにあるベトファゲとベタニアに近づいたとき、
二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。

「向うの村へ行きなさい。そこに入ると、まだ誰も乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。
それをほどいて、引いてきなさい。

もし、だれかが、「なぜほどくのか」と尋ねたら、『主がお入用なのです』と言いなさい。」

使いに出された者たちが出かけていくと、言われた通りであった。
ろばの子をほどいていると、その持ち主たちが、「なぜ、小ろばをほどくのか」と言った。
二人は、「主がお入用なのです」と言った。

そして、子ろばをイエスのところに引いて来て、その上に自分の服をかけ、イエスをお乗せした。
イエスが進んで行かれると、人々は自分の服を道に敷いた。』

   『Palm Sunday of the Passion of Our Lord』               (『ヤシの枝の主日』)

   聖書の言葉は続きます。

『イエスがオリーブ山の下り坂にさしかかられたとき、
弟子の群れはこぞって、自分の見たあらゆる奇跡のことで喜び、声高らかに神を賛美し始めた。

         「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように。
            天には平和、いと高きところには栄光。」
                                            
ルカ福音書 19章28-40

      以上。 イエスや人々の様子が絵に描いたように分かりますよね。

 イエスは、
必要なものが何であるかを明確に分かっている方であり、それをご自分の力で用意なさる方です。
         『「主がお入用なのです」と言いなさい。』 
と 『一言』
       『イエスの一言』 で 『事は成就する』 ことがよくわかります。
      

       『受難』を前にしたキリストは、準備を整え、エルサレムに入城しました。
       
民衆は、
自分の服やヤシの葉を道に敷いて、イエス・キリストを迎えました。

     『王!』  『平和!』  『栄光!』
    
人々には、数々の奇跡を起こしたイエスの入場で、『神の王国』がすぐに来るという期待が高まりました。

今日は3月20日。
2月10日の『灰の水曜日』から始まった、キリストの復活祭前の46日間の『四旬節』 
    
今日で、『四旬節』 も 最終週になりました。
  
    『受難と復活』前の最終週は『枝の主日』で始まります。
    聖書の記述の通りに、
この日には、『ヤシの小枝』を手に持って、行列をすることになっています。
    日本では、葉の形状がナツメヤシと似ており、多く生育する『ソテツの枝』を用いるところが多い。

            『受難』 前の最終週 『枝の主日』
    『王!』 『平和!』 『栄光!』 
人々の中に『神の王国』がすぐに来るという期待が高まりました。

    しかし・・・

    月曜日・・・火曜日・・・水曜日・・・と進むうちに、すべては一転します。
   

    そして・・・

    『聖なる過ぎ越しの三日間・木金土』 において 『主の受難と死と復活』 へと進むのです。
    それは、イエス・キリストによって示された私達への『神の愛の神秘』です。
    イエス・キリストは、わたしたちをも友とし、わたしたちのために命を捨てて下さるのです。

    『友のために自分の命を捨てること、これ以上の大きな愛はない。』 ヨハネ福音書15-13

   わたしたちがどのような者であったとしても、そのわたしたちのすべてをゆるし、
   わたしたちをご自分のおられるところ、父なる神の懐に招き入れるために、
   イエス・キリストはご自分の命を与え尽くしてくださるのです。      『毎日のミサ』より抜粋


      
 皆様!
        
『受難』 前の 『四旬節最終週』  もうしばらく節制(償いの業)に励みましょう。
        祈り、断食、慈善。 三つの業が、悔い改めの表明と解されのです。

皆様! 
ご訪問に感謝申し上げます。
主に、『主がお入用なのです』 と言われたいですね。
誠実に、自分の命を与え尽くす覚悟で・・・主にはもちろん、お人にも必要とされる人になりたいものですね! 


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