四旬節の最終週の二日目。3月21日。受難の月曜日。
心静かに過ごしています。
先日友人から頂いた・・・ 『アネモネ』
受難の月曜日・・・・ 無心に描きました。
花々の美しさとはかなさ・・・心のうるおいです。
人の命も花の命も、やがて終わりが来る。 どのように終えましょうか?
そして。
今日は3月21日。 受難の月曜日。
昨日・枝の主日、民は、エルサレムに入城したイエスを、喜び迎えました。
そして。
枝の主日の前日・土曜日、ユダヤ人の祭司長たちが、イエスへのねたみから、イエスを捕え殺す機会をねらったのです。
その以前。
イエスは、愛するラザロを生き返らせました。
『イエスは「もし信じるなら、神の栄光が見られると、行っておいたではないか」と言われた。
人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。
「父よ、私の願いを聞き入れてくださって感謝します。
私がこう言うのは、周りの群衆のためです。
あなたが私をお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」
『イエスは、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。
すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出てきた。』
ヨハネ福音書 11章38-44節
イエスは、いつも、『イエスの一言』 で 『救いを成就』 なさる方です。
それは、
『神がイエスをこの世にお遣わしになったことを、人々に信じさせるためです。』
そして。
過ぎ越し祭の六日前・枝の主日の前日・土曜日。
イエスは、愛する生き返ったラザロと、その姉・マルタの準備した食事を、共にします。
『今日の福音』 イエスは命をねらわれ始めます。
『過ぎ越しの六日前に、イエスはベタニアに行かれた。
そこには、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロがいた。
イエスのためにそこで夕食が用意され、マルタ(ラザロの姉)は給仕していた。
ラザロは、イエスと共に食事の席に着いた人々の中にいた。
イエスがそこにおられるのを知って、ユダヤ人の大群衆がやってきた。
それはイエスだけが目的ではなく、
イエスが死者の中からよみがえらせたラザロを見るためでもあった。
祭司長たちは(イエスだけでなく)ラザロをも殺そうと謀った。
多くのユダヤ人がラザロのことで離れて行って、イエスを信じるようになったからです。』
ユハネ福音書 12章1-11節
枝の主日の前日・土曜日。
ユダヤ人の大群衆が、イエスとイエスが死者の中からよみがえらせたラザロを見るために、食事の席に来ます。
そんな時・・・
ユダヤ人の大司祭は、多くのユダヤ人がイエスを信じ、ユダヤ教からキリスト教に改宗するのをねたみ・・・
イエスとラザロを殺そうと謀ります。
2種類の人がいます。
①イエスの奇跡を見て・・・そこに神の働きを見て、イエスを信じる人々。
②イエスの奇跡を見て・・・ユダヤ人の多くがイエスを信じるのをねたみ、イエスを殺そうと謀る人々。
そして。
ラザロ家での食事の翌日・枝の主日。日曜日。
民衆は、ロバに乗って入城するイエスを、自分の上着を敷き、ヤシの小枝を掲げて、歓迎するのです。
『群衆がイエスを出迎えたのも、イエスがこのようなしるし(ラザロの生還)をなさったと聞いていたからである。』
ヨハネ福音書 12-18
そして。
『今日の叙唱』 イエスの奇跡を見て、又 自然の姿を見て、神を信じる人の叙唱です。
『聖なる父、全能永遠の神、主・キリストによっていつもあなたをたたえ、感謝の祈りを捧げます。』
『天も地も (月も) すべての天使と共に、キリストを讃えて絶え間なく歌います。』
何一つない。漆黒の中。 今夜の美しい満月。
Myアトリエから
キリストは、今日から四日後に、人類の贖罪のために命を与えます。
私達も、死を迎えるまで、神を信じ、人々と共に誠実に生きたいものです。
『ラザロ蘇生の奇跡』
人類全体の罪をキリストが贖罪し、生に立ち返らせることの予兆と解釈されます。
生き返ったラザロは、姉妹のマルタとマリアと共に南フランスに渡り、布教に励んだそうです。
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
先人たちの生き様に学びながら、心美しくありたいものですね。
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