マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

山歩きと歴史探訪・・・『談山神社』 そして 『安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。』

2021-10-24 09:00:00 | 登山・ハイキング
10月24日。日曜日。快晴。


奈良の山奥まで遠征して歩いてきました。
長年続く、卒業校の『喜歩会』例会です。

           『山道』 
 

         何という喜び!!♡♡
      大好きな山道を、再び歩める幸せ!!♡♡
        大好きな山、再び来ました!”♡♡


     コロナ禍が始まって以来、およそ2年ぶりの登山です。
           こぼれ陽の美しさ。 
     木々の生命力。 靴底に感じる山道のやわらかさ。等々。
          山だけが持つ季節感や特別感。 
         私の心いっぱいに満たされていきます。

山中に・・・

    『大和多武峰(とうのみね) 談(かたらひ)山神社』
   

      『歴史の証人』 の神社です。

 談山神社は、
 701年。藤原鎌足の長男・定慧(じょうえ)和尚が父の弔いのために建立した妙楽寺が起源です。
 その50年ほど前・・・
   蘇我蝦夷と入鹿父子の勢力が極まり、国の政治をほしいままにしていました。
   その頃、中臣鎌足(藤原鎌足)は、強い志を抱いて、国家の正しい在り方を考えていました。
   そして、中臣鎌足は、飛騨の法隆寺で、中大兄皇子(後の天智天皇)と出会い、意気投合。
 645年。二人は、多武峰の山中に登り現政府改革・国政改革の密談、を行なったのです。

                   
       談山神社の近くに
        『談合の場・御相談所』が記念されていました。


    中臣鎌足(藤原鎌足)と中大兄皇子(後の天智天皇)『密談』の結果・・・ 
     645年5月。『大化の改新』:国政改革が成功したのです。
        改革そのものは、天皇ではなく、
        中臣鎌足(内臣)の主導のもと、
     年若い両皇子(中大兄、大海人)の協力によって推進されたのです。
 

歴史は大切ですね。
過去を振り返り、現在を考える・・・。
正に今こそ過去を振り返って、政治を考えるときですね。

    
    談山神社境内の・・・  『十三重塔』
   
   談山神社のシンボル。          国定重要文化財

      678年。 父・藤原鎌足の追福のために、
      長男・定慧(じょうえ)和尚と次男・不比等によって
          建立されました。

     木造十三重塔としては、高さ17m、世界唯一のものです。


     昨日は、100%純粋の自然の中に居立つ、喜びの日でした。
     緊急事態宣言解除の喜びを満喫した、喜びの一日でした。
          大いなる癒やしの一日でした。
        これからも『コロナ対策』を怠ることなく、
        『ウイズコロナ』の穏やかな日々を祈ります。
                    感謝!感謝!


そして。

今日は10月25日。年間第三十月曜日。

『今日の入祭唱』

   『主はわたしの支えとなってくださる。
 わたしを広い所へ導き出し、助けとなり、喜び迎えてくださる。』
       詩編 18章19&20節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。
   
 
  そこに、十八年間も病の霊に取りつかれている女がいた。
  腰が曲がったまま、どうしても伸ばすことができなかった。

       イエスはその女を見て呼び寄せ、
      「婦人よ、病気は治った」と言って、
         その上に手を置かれた。

      女は、たちどころに腰がまっすぐになり、
            神を賛美した。

         ところが会堂長は、
  イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。
      
    「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。
         安息日はいけない。」

       しかし、主は彼に答えて言われた。
          「偽善者たちよ、
   あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、
       水を飲ませに引いて行くではないか。
  この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。
   安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」

       こう言われると、反対者は皆恥じ入ったが、
  群衆こぞって、イエスがなさった数々のすばらしい行いを見て喜んだ。』
               ルカによる福音書 13章10-17節


     今日のイエス様は、
     安息日に、会堂で、
     『安息日は解放の日である』と述べ、
      18年間も患い腰の曲がった女性を癒されました。


  イエスの時代。
  安息日に、ユダヤ人たちは皆会堂に集まり、
  聖書の『言葉』を聞き、『祈り』をする習慣がありました。

  エスは、
  今日の安息日も、
  会堂に行き、皆に『神の言葉』を話してから、病人を癒されました。
  しかし、イエスの『良い行い』も、悪く解釈されることがありました。

 すると・・・

  会堂長は、
  イエスの行動は、律法に反すると、腹を立て、
  人々を導く立場から考えて、イエスにではなく、群衆に向かって、
  『安息日ではない日に癒してもらいなさい』と警告しました。


 それに対して・・・

  イエス様は、
  会堂長の考えは偽善的であると、警告するために、
  『安息日でも、牛や馬には水を飲ませ行くではありませんか。
   ましてや、癒やしを願う病人を救うのは当たり前でしょう」
                 と警告しました。


         大勢の病人が癒されるのは、
      『救い主の時代の始まり』『しるし』です。
     救い主・イエスによる、罪からの『解放』のしるしなのです。


   イエス様は、
   誤解される危険を感じ、ご自分が『救い主』であるとはおっしゃいませんでした。
      人々には、自分たちの『救い主のイメージ』があったのです。
   事実は、
   イエスは、『神の救い』の姿、『人間の幸せと解放』のために働く姿、
      イエス様は、『まことの救い主』の姿を現わしておられるのです。



    私たちも、神の姿の『しるし』を見出すのは、難しいのです。
      それでも、自分の毎日の生活の中で、
      『神の御業』を見出したいものですね。
        祈ってまいりましょう。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
    『主よ、あなたの御言葉は真理です。
  真理によって、わたしたちを聖なる者にしてください。』
     ヨハネによる福音書 17章17節   アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今年の『読書週間』は、第75回で、明後日・10月27日~11月9日までの1週間です。
今年の『読書週間標語』は、『最後の頁を閉じた 違う私がいた』だそうです♡♡
今日はお気に入りの『本』を購入してきて、27日の読書週間の始まりの日に、
     読書の秋で、 第1ページを開けてみましょう。
 『最後の頁を閉じた 違う私がいた』 そんな私を捜すために! お元気で!

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