マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

空飛ぶ雀 そして 『洗礼者ヨハネの誕生 祭日』・・・『この子の名はヨハネ。』

2020-06-24 07:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
6月24日。水曜日。晴れ。

  朝7時。   
               『電線に群がる雀の一群』
  
                                       我が2階の書斎から

       まだまだ続く電線に、 雀の一群もまだまだ続いて、 止まっていました。

            "いいな! 雀のように、自由に空を飛んでみたいな!”
                 雀を眺めながら一瞬思ったことでした。


コロナ禍で・・・
飛ぶどころか、歩くのもままならなかった数ヶ月でした。
人生には思いもかけないことが起きると、
人生の『機微』を経験したのでした。
決して忘れてはいけない。


                雀は、 えさを求めて、 次の場所に飛んでいく。
        美しい庭の花々も、 永遠に存続は出来ない、 新たな開花のために準備を始めた。
                   野菜も、 成長する。
      
                『実を付けたミニトマト』


         私も、 無い物ねだりで、雀をうらやんでいては、 何事もはじまらない。
         コロナ禍がもたらした 『新たな出発』 のために準備を始めなくちゃ!
              ”時間がもったいない!”   な~んて、私に考えさせた雀たちでした。

             只今、『新たな出発』のために、大幅『断捨離』実行中です。
                面白く実行中です。 感謝!感謝! です。
               
             

そして。

今日は6月24日。年間第十二水曜日。

             『洗礼者ヨハネの誕生 祭日』


                  『洗礼者ヨハネの誕生』    ヤコポ・ダ・ポントルモ 作品

  イエスの誕生のちょうど6カ月前の今日、
             教会は、『洗礼者ヨハネの誕生』 を祝います。
       洗礼者聖ヨハネは、 『イエスの先駆者』 として位置づけられています。
         洗礼者聖ヨハネは、メシアであるイエスを指し示したために、
            最大の預言者、旧約最後の預言者、  と言われます。


      イエスが、 『燃えて輝くともし火』 ヨハネ福音書5章5節 と呼ばれたヨハネは、
          荒れ野で 『悔い改めの洗礼』 を宣べ伝え、
          救い主キリストを迎える準備をしたのです。
                『毎日の読書』より

        
『今日の入祭唱』

     『神から遣わされた一人の人がいた。 その名はヨハネである。
         彼は 『光』 について証しをするために来た。
     また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。』

              ヨハネ福音書 1章6&7節
  

そして。

『今日の福音 洗礼者ヨハネの誕生の次第』

         『さて、 月が満ちて、 エリサベトは男の子を産んだ。
     
                  『洗礼者ヨハネの誕生』            

       近所の人々や親類は、 エリサベトを大いに慈しまれたと聞いて喜び合った。

 八日目に、     その子に割礼を施すために来た人々は、
         父の名を取ってザカリアと名付けようとした。

 ところが、  母は、  
         「いいえ、名はヨハネとしなければなりません」  と言った。
    
         『父ザカリアに ヨハネの名を告知する天使』

  しかし、 人々は、 「あなたの親類には、そういう名の付いた人はだれもいない」  と言い、

       父親に、 「この子に何と名を付けたいか」 と手振りで尋ねた。
             父親は字を書く板を出させて、 
   
                『ヨハネの命名』     FraAngelico 作品

            
               「この子の名はヨハネ」
                と書いたので、人々は皆驚いた。

    すると、  たちまちザカリアは口が開き、 舌がほどけ、 神を賛美し始めた。

                近所の人々は皆恐れを感じた。

         そして、このことすべてが、ユダヤの山里中で話題になった。

  聞いた人々は皆これを心に留め、 「いったい、この子はどんな人になるのだろうか」 と言った。
             この子には主の力が及んでいたのである。』
                ルカ福音書 1章57-66節


      赤ちゃんの誕生はいつでも嬉しいですよね。
         洗礼者ヨハネの誕生を喜ぶ、 人びとの姿。
         「ヨハネ」 と命名して喜ぶ、 両親の姿。  嬉しいですね。

         
      洗礼者ヨハネは、アブラハムとサラの子の誕生と同じように、老夫婦に授けられた、
            『約束の子』 なのです。
          「ヨハネ」 の名の意味は、  「神が授けたもの」。 
     ヨハネには、 『預言者』として、 誕生の時から特別に 「主の力が及んでいた」 のです。



     『名前』は、 その人自身を表わし、更に、 その人が持つ『使命』 を意味するのです。


     生まれたヨハネに、 慣習を無視して、 『ヨハネ』 と命名されたということは・・・
             そこには『神の力』が及んで、
        『救い主の新しい時代』  の始まりを意味したのです。

         洗礼者聖ヨハネは、 『イエスの先駆者』 であり、
         ヨハネの両親は、  『信仰者の見本』 なのです。   


       私たちも、 
         今までの慣習を大切にすることは大事なことではありますが、
               私たちの生活においても、 
               ヨハネの両親に倣って、
        『神の呼びかけ』 、『神の働き』 を見出していきたいものですね。


『今日の祈願』

   『すべての人の救いを望まれる神よ、
          あなたは洗礼者ヨハネを遣わし、
       人々に救い主キリストを迎える準備をさせてくださいました。
    あなたの民を信仰の喜びで満たし、救いと平和の道に導いてください。』 
  


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
雀は人間がどこまでも歩けるのをうらやましく思って、眺めているかもしれませんね。
自分の持ち味を十分に生かして、楽しみたいものですね。 お元気で!

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