マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

学び舎・・・『神の家』 そして 『私の母、私の兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことです。』

2019-09-26 06:15:25 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

9月24日。火曜日。快晴。

 
    孫たちの・・・   『学び舎』
 
           『聖堂』

     目的別に、たくさんの個性ある建物が建っています
        教室。体育館。図書室。料理室。等々。

       空に向かって十字架がそびえる『聖堂』
           学び舎の中心です。

   我が家は、私・夫・子どもたち・孫たちと、カトリック信者です。

     私と子供たちは、『プロテスタント校』で学びました
      孫たちは、『カトリック校』で学んでいます
両者ともに、中心に「聖堂』があるのが同じで、『神』が真ん中、なるほどねと眺めています。

     学校・学び舎が、学ぶ子供たちに与える影響は大きい
   それぞれの学校に、個性ある見えない『指導者』がいるようですね。
    
      

 

そして。

今日は9月24日。年間第二十五火曜日。

その昔。
旧約時代。

   この時代の人々は、『神殿』を中心に、『神殿』で多くを学びました。


『今日の第一朗読 第二神殿の建立


『その日、ダレイオス王はユーフラテス西方の長官たちに命令を下した。

      「神殿の工事をさせることにせよ。
ユダの長官と長老たちは、かつて神殿があった場所にその神殿を再建しなければならない。

      この神殿を建てるために、
  あなたたちがそのユダの長老たちを援助することを、わたしは命ずる。
    その経費はユーフラテス西方からの税収による国費によって賄われ、
                     滞りなく正確にそれを彼らに与えよ。
   わたしダレイオスが、この命令を下す。命令どおり実行せよ。」


ユダの長老たちは、

 預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言に促されて順調に建築を進めていたが、
                      イスラエルの神の命令と、
      ペルシアの王キュロス、ダレイオス、アルタクセルクセスの命令によって
             建築を完了した。
     
           『第二神殿 模型』
                 於。イスラエル博物館。昨夏の訪問時に

 
この神殿は、ダレイオス王の治世第六年のアダルの月の二十三日に完成した。

     イスラエルの人々、祭司、レビ人、残りの捕囚の子らは、
         喜び祝いつつその神殿の奉献を行った。』
               エズラ書 6章7-8&12&14-20節

 

          『第二神殿 エルサレム神殿』
      
       紀元前516年~紀元後70年までの590年間程
   『エルサレムの神殿の丘』に建っていた、ユダヤ人の重要な神殿である。  
 ユダヤ人が、『バビロン捕囚』となってバビロンに連れ去られる際(BC516年)に
 破壊された『第一神殿 ソロモン神殿』に代わって、同じ場所に、建設された神殿である。


それより昔。
70年前。

  紀元前598年。    『バビロン捕囚』     が起こったのです。
 
           『バビロン捕囚』

        
       ユダ王国(南王国)の首都エルサレムは、
    新バビロニアの王ネブカドネザル2世により、攻略されたのです。
 ユダヤ人の心の拠り所の『第一神殿・エルサレム神殿』が破壊されたのです。
生き残ったユダヤの人々は、2度にわたって、バビロン王国に連れ去られたのです。

 

その後。
バビロンでの流刑の過酷なおよそ70年間が過ぎ・・・


紀元前538年。  バビロン捕囚から『エルサレム帰還』が実現しました。

           ユダヤの人々は、
   新バビロニアを滅ぼしたアケメネス朝ペルシャの初代の王キュロス2世によって、
         解放され、
     故国に戻ってエルサレムで神殿を建て直すことを許されたのです。


紀元前521年。 アケメネス朝ペルシアの王ダレイオス1世の下で神殿の建設は再開されました。
 4年かけて・・・
紀元前517年。   『第二神殿 エルサレム神殿』  完成 
   
         『第二神殿を中心としたユダ国 模型』  
                        於。イスラエル博物館。昨夏の訪問時に

          
           神殿で『奉献式』が行われたのです。

  
   ユダヤの人々は、壊され奪われた祖国に戻り、国の中心の『神殿』を作り、
           『ユダヤ王国』 を再興したのです。

  
         ユダヤの人々は、神のいつくしみを経験し、
         『神の救い』 を世に告げ知らせるのです。

 

『今日の答唱詩編』

   『しげく連なる町、エルサレムよ、 すべての民の都。
   
そこにはイスラエルの部族、 神の民がのぼって来る。

 そこに上ってきて、主の御名に感謝することは、イスラエルのおきてである。
    そこにはさばきの座、 ダビドの家の座が設けられてあった。』
                      詩編 122章3&4&5節


時は進んで・・・


『第二神殿再興』以来約550年後。

新約時代。

  使徒パウロは言います。

  『あなたがたは神の畑であり、神の建物なのです。』第一コリント 3章9節
    私たち一人一人が、聖なる建物で、『神の神殿』 なのですと。



『今日の福音 イエスの御言葉

   『そのとき、イエスのところに母と兄弟たちが来たが、
     群衆のために近づくことができなかった。
そこでイエスに、

  「母上と御兄弟たちが、お会いしたいと外に立っておられます」との知らせがあった。

するとイエスは、

 「わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである」
                        とお答えになった。』
                        ルカ福音書 8章19-21節


    使徒パウロが、『あなたがたは神の神殿だ』 と言いました。

 
私たち人間も『イスラエルの神殿』と同じようです。

 
    神様は、私たちを『神殿』 として造られたのですが・・・

  人間は、アダムの時代に罪が入り、その『神殿』は破戒されたのです。

しかし。

  イエス様の十字架の『贖罪』によって、
     人は、人の内にあった『神殿』を再興することが出来たのです。


        キリスト者は、イエス様ののいつくしみを信じ、
      『神の言葉』を聞いて行い、イエスの母、イエスの兄弟となって、
        『イエスの救い』 を世に告げ知らせるのです。



『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
    『神の言葉を聞き、これを守る人は幸い。』 アレルヤ、アレルヤ。
              ルカ福音書 11章28節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の卒業校・学び舎の中心は何でしたか?学んだことを守り続けたいものですね お元気で!


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