今日は9月27日。金曜日。晴れ。
毎週金曜日は・・・ 『聖書100週間 聖書通読会』
"一人では、今日の通読範囲を読むことは難しいですよね。皆さんと一緒だから、読めます。
仲間と聖書通読できることは、感謝で、ありがたいことです."
と、皆で喜び、励まし合います。
仲間っていいな。ステキです。
『今日の通読範囲』 は 『列王記下 1章~13章』
その昔。
紀元前1020年。 『イスラエル統一王国』が設立。初代王にサウル王が選ばれました。
その後。
二代目王・ダビデ王 三代目王・ソロモン王と続きました。
『ダビデ』
ところが。
紀元前922年。 『イスラエル統一王国』 が、神の御意志により、二国に分裂させられます。
『ソロモンには妻たち、すなわち七百人の王妃と三百人の側室がいた。
この妻たちが彼のの心を迷わせた。
ソロモンが老境に入ったとき、彼女たちは、王の心を迷わせ、他の神々に向かわせた。
こうして彼の心は、父ダビデの心とは異なり、自分の神、主と一つではなかった。
ソロモンの心は迷い、主から離れたので、主は彼に対してお怒りになった。
主は二度も彼に現れ、田の神が見に従ってはならないと戒められたが、ソロモンは主の戒めを守らなかった。
そこで、主は仰せになった。
「わたしはあなたから王国を裂いて取り上げ、あなたの家臣に渡す。」』
列王記上 11章1~13節
ソロモンは、
『ソロモン王の即位式』
王になった当初は、神に『知恵』を求め、知恵に満たされた王として,『正しい判断力』を持っていました。
『第一神殿』を建てた時は、『いつか、異邦人も同じ神を拝むときが来る。』列王記上8-41 と 素晴らしい祈り をしました。
しかし。
老境になると、多くの外国から来た妻たちの影響を受けて、
心は鈍り、神との契約をおろそかにするようになり、人々に振り回されるようになるのです。
その結果。
神の怒りを買い・・・
ユダ族とベンジャミン族の『南ユダ王国』 と 他の10部族による『北イスラエル王国』。
『イスラエル統一王国』は『二つの王国』 に分裂したのです。
今日の通読範囲は、その二国が、終わりのない戦い を続ける箇所です。
それでも。
『主は その僕ダビデのゆえ、 『南ユダ王国』を滅ぼそうとはされなかった。
主は、ダビデとその子孫に絶えずともしび火を与えると約束したからである。』 列王記下 8-19
同時に。
『主はアブラハム、イサク、ヤコブと結んだ契約ゆえに、
『北イスラエル王国』を恵み、憐み、御顔を向け、彼らを滅ぼそうとはされなかった。』列王記下13-23
主は、『両国』の背信があっても、決して、ご自分の 『契約』ゆえに、滅ぼすことがないのです。
『列王記』は、
400年も繰り返される『イスラエルの不忠実の記録』 と
それでも『ダビデと結んだ約束』のゆえに、イスラエルの民を見捨てない『神の憐みの記録』
・・・のようであります。
神は、 生きている御方であり、 結んだ契約を取り消すことがない御方であり、
ご自分が選んだイスラエルを、いかなる理由があろうとも滅ぼさない御方です。
・・・その事実の確認のようであります。
『神の契約・約束』は、
『主はダビデに誓われました。それはまこと。思い返すことはありません。
あなたのもうけた子らの中から王座を継ぐものを定める。』詩編 132-11
ダビデから28代目、主の誓いは実現し、『王座を継ぐもの・イエス』がお生まれになるのです。
私たちキリスト者も、神の愛はいつも私たちの不忠実に勝り、
主の誓いは実現し、アブラハムから続く『ダビデの一族』の一員なのです。
今日の通読会も、
ソロモンや私たち人間の弱さに勝る『神の愛』を確認し、皆で感謝!感謝! でした。
そして。
今日は9月27日。年間第二十五金曜日。
こちらも、『神の愛』を確認し、感謝です。
『今日の第一朗読 ハガイの預言』
『主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。
「ユダの総督シャルティエルの子ゼルバベルよ、勇気を出せ。
祭司ヨツァダクの子ヨシュアよ、勇気を出せ。
ここに、お前たちがエジプトを出たとき わたしがお前たちと結んだ契約がある。
わたしの霊はお前たちの中にとどまっている。
恐れてはならない。
この新しい神殿の栄光は昔の神殿にまさると万軍の主は言われる。
『第二神殿』 模型
「この場所にわたしは平和を与える」と万軍の主は言われる。』
ハガイ書 1章15節-2章9節
イスラエルの民は、
バビロン捕囚の過酷な60年を終え、故郷イスラエルに帰ってきました。
それでも、
住む家も、神殿再建の希望も, ないままに、失意の日々を送っていました。
そんな時。
神は、
預言者・ハガイを通して、
二人の指導者・ゼルバベル(ダビデの子孫) と ヨシュア(大祭司) へ呼びかけるのです。
『思い出しなさい。 おまえたちと私の間には,『契約』がある。
恐れてはならない。 私の霊がおまえたちの中にあるのです。
勇気を出しなさい。 私があなた方を選んだ のです。』 と呼びかけるのです。
二人の指導者・ゼルバベル と ヨシュアは、
神からの呼びかけに勇気を頂き・・・立ち上がり・・・
失意の中の民を激励し、 『神殿再建』 と 『生活の復興」を、力強く呼びかけたのです。
『今日の答唱詩編』
『主よ、御もとに身を寄せます。 恵みの御業よってわたしを助けてください。
あなたの耳をわたしに傾け、急いでわたしを救い出してください。
あなたはわたしの大岩、わたしの砦。まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。』
詩編 31章・2-4節
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
友だちと励まし合いながら、困難に見える『挑戦』に立ち向かうのは、人生の醍醐味ですね。 お元気で!
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