マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

老後の日…『ワインと聖書 そして 暖かい部屋のソファー』・・・私の幸せの元型です。

2015-12-08 11:28:54 | 旅行。海外旅行。

   今回のオーストラリアの旅。
  「どこへ行けなくても、ワイナリーだけには行きましょうね。」 娘と母との約束でした。

    そしていよいよ。

         今日は、『ワイナリー巡り 個人ツワー』です。

   朝9時。
  ホテル前にお迎え。
  
    「もう一組御一緒でいいですか?」 運転 兼 案内人さん。
        ニュージーランドからの若いカップルでした。
            「よろしく!」 「楽しみましょうね!」 と。 互いに自己紹介。

  天にも抜けるような・・・
      澄み切った青空

            最高のワイナリー巡り日和です。
         
                 ホテル前の街角を曲がって・・・

   少し走れば
   そこは郊外。

                         『球技場』
   
   『ラグビ―ワールドカップ2015』
            オーストラリア・チームも頑張りましたよね。   楽しかったですね

   そこは・・・
               『高級住宅街』
  

  門構えだけでも・・・
           その大きさに驚きます
  

        新しい家の建築。 ここはお城???
       
                                      一軒のお宅です。

   私の老後の幸せの元型。
   『ワインと聖書 そして 暖かい部屋のソファー』   これだけで、私の場合は十分です。
                            あっ!忘れてた。 そうそう、他には…仲間と家族。

   高速道路に入りました

 
  高速道路進入禁止。
       人。自転車。 ここまでは分かります。
          動物。 ←動物に『禁止』をどうやって知らせるの? 詮索…しない!しない!
                                             日本流は…『動物の出没あり。要注意。』 ですよね。

     高速道路の左手。     『農場地域』
 

  高速道路をはさんで右と左。全くの別世界です。           広大な広さに感動します。

  運転 兼 案内人さんの説明。
  4代前の先祖さんが、ドイツよりオーストラリアに入植したそうです。

         御一緒に入植した仲間と、荒れ地を開拓して、農業を始めました。
             大成功!  

         その後・・・
         更なる前進です。 更なる開拓。 沢山の種類の葡萄の種をドイツから取り寄せ、
             『葡萄園』を開始。  こちらも大成功!


    『農園』『葡萄園』。 左と右。
              両者が揃って、『オーストラリアの農業』です。    

 

   高速道路のの右手。
  
  広大な土地一面に・・・       『葡萄畑』        
  
                                    どこまでも続く葡萄畑。感動です!

   4代目の今日の運転手さん初め、農業従事者の皆さん。
   『農産物生産者』 であることに、揺るぎない自信と気高いブライドをお持ちです。
          ”『葡萄畑』は、あくまで副業だ!” と言わんばかりの話しっぷりです。
               でも・・・どちらも完全です。  素晴らしい!

          オーストラリア大陸南部・アデレードの葡萄畑。
     気候が比較的冷涼な沿岸にが多くあり・・・
                降水量が少ないため灌漑を行なっている。 そうです。


  出発して約1時間半。

  今日の第一番目的地『Peter LEHMANN』 地区に到着。

     地区が、一つの市であるかのように、すべてが揃っています。

    ドイツからの初代入植者が建立。
    最初の教会。

                『ルーテル教会』
   
   毎日の礼拝時間:午前8時45分。

ドイツから、
海を渡り&赤道を越えて、遠い異国オーストラリアに来て・・・
『心の支え』 そして 『コミュニティーの共同精神』 となったのが『教会』だったのでしょう。

    西洋社会は、まず教会ありきで・・・
            その周りに、人が住み始めるようですね。
      

    
    先人たちの心を偲ぶ思いで、拝見しました

   いよいよ。
   ワイナリーツアーの始まりです。
                       皆様も、御一緒にお楽しみ頂けると幸いです

   まずは。

      街の様子。
   
              人通りは少ない。               平日の11時頃ですから当たり前ですよね。

  アデレードは『教会の町』と呼ばれるそうです。
   
  こちらの教会は・・・   
          『Graue夫妻の記念教会』    そして       『夫妻の記念碑』
                                  一族が奉献なさったのか?    1846年1月22日建立。

      『Peter LEHMANN テイスティング・ルーム』
  

      広々と、落ち着いた雰囲気です。  

 
 
   「今日は、沢山のテイスティングだけにしましょうね」 と娘。
       今日は、仏国や米国のワイナリーで数多く経験済み、ブドウ畑やぶどう酒製造所の見学はなし。
 

 
                  今日のツワー仲間の三人。

   まずは・・・
             定番の、『ワイナリー自慢の3本』
   

オーストラリアのワイン。
生産量は、世界第6位。 
世界ワイン市場に輸出量は、年間約4億リットル、世界第4位

輸出国先は、
古くからワインを醸造しているフランス、スペインやドイツを含む。
イギリスでは、フランス産のワインを抜いて、オーストラリア産ワインが1番飲まれている
アメリカでも、オーストラリア産ワインが、イタリア産のワインが、輸入ワイン1位の座を争っている。

 オーストラリアのワイン産業は、生産、雇用、輸出と、オーストラリア経済に重要な貢献をしている。


                          オーストラリアワインは、『シラー』 なくしては語れないと・・・。
  
                 オーストラリアの最も代表的な葡萄の品種は、『シラーズ・Shiraz』だそうです。

  次々と・・・

  「こちらはいかがでしょうか?」と。  ワインリストから選んで、なんでも試飲させてくれる

                   上手な手さばきが、味を良くします。
                         
                               飲みます!飲みます!

  オーストラリアの葡萄の産地。
  温暖で、一日の日照時間が長く、昼夜の温度差も大きく、降雨量も少ない。・・・ので葡萄の糖度が高くなる。
  天候が安定しているので、醸造するワインの品質がその年の天候に左右されるこもない。

       オーストラリアのワインは、フルーティで飲みやすい特徴もある。

 

   4人で…幸せ!幸せ! 

 

   次に。
   到着。

       『KOONUNGA HILL』
 

     『ワイナリー 試飲室』
   

         娘夫婦が、結婚式披露宴でお出ししたワインです。

   

   娘夫婦の結婚も、ワインのように熟成をして、独特の味ある夫婦になってほしいものです。

  

     三番目は。

  テイスティング・ルーム前に広がる・・・    『BAROSSA VALLEY バロッサバレー』
 

          『BAROSSA VALLEY バロッサバレー』
  1850年中ごろ。
   
   プロシア(ドイツ北部にあった王国)からの自由移民の皆さんが、
   南オーストラリアの『バロッサバレー』を、オーストラリア有数のワイン産地として確立しました。

 
 
   レストランで・・・      ワインに合わせた 『昼食』 です。
    
 
      『前菜風 盛り合わせ』 

  
 ワインは、料理に合わせて選ぶ。     

          食事とワインがベストマッチで・・・ワインが進みます。
                            ワイン国ならではの楽しみですよね。

 『肉巻きパイ』
 
   

      『チーズ屋』

                                    地元青年? 観光客?
   

          チーズ屋店員さん。        若者を見ているだけで・・・パワーをもらいます。
       

  こちらは年配の『料理人』
  

  『レストラン』だけでは物足りない。

   で・・・    『料理教室』
   

  出来上がった料理を・・・

    景色のよい場所で、楽しむ。
   

  更に進んで。

  おしゃれなワイナリー。
 

   『SEPPELTSFIELD』
   同行のニュージーランドカップルが、一番の目指すワイナリーでした。

  

    まずは・・・
               『オーストラリア芸術 ギャラリー』

  

        なるほどね。 お国変われば芸術も変わる。

    

     そして。
           『テイスチング・ルーム』
            

   ニュージランド・カップルのお目当ては・・・

      『ポートワイン』  でした。
     
      甘口で・・・  濃厚。             食後ワインなのでしょうか?

     『ワイン・オープナー』
    
        おしゃれです。                       こちらのオープナーはいかがですか?

    そして。
         『ワイン・ドアー』
     
   『バロッサ地区』だけでも、『42のワイナリ-』があるってことですよね!  私の訪問した『ドア』です。
             42のワイナリーが、自作葡萄で、我こそはと、『自作ワイン』を作る!
                                               これって、すごいことですね。
           

オーストラリアワイン 歴史

1788年。第1船団を率いるフィリップ提督は、イギリスからの流刑因と共に・・・
南アフリカのホープ岬から、ニューサウスウェールズ流刑植民地に、葡萄の木の枝を持ち込んだ。
       この葡萄の木の栽培は失敗。

その後。 自由移民が持ち込んだ葡萄の木の栽培に成功し、醸造を開始。
1822年。 初めてオーストラリアワインが輸出され、海外でメダルを取った。

1850年代。 プロシア(ドイツ北部にあった王国)からの自由移民は、
       『バロッサバレー』をオーストラリア有数のワイン産地として確立。


      今旅行で、オーストラリア・ワインの歴史を学びました。
他国のワイン国よりず~と短いワイン造りの歴史で、ワイン世界市場のトップを占めるオーストラリアワイン。
                                                       立派です。

          
    それにつけても。。。。
            日本!がんばろう! 日本酒! がんばろう! 日本文化!がんばろう!

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
異国文化をお伝えしたくて・・・長々と。     ではでは又。  See you tomorrow!


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