5月4日。土曜日。雲一つない快晴。 10日間の『GW第八日目』
今日は『大阪大司教区・再宣教150周年の巡礼の旅』の五日目。
全行程:3教会。18163歩(電車と徒歩)。7時間(12時半~19時半)。
今日は、昨日の車での巡礼に引き続き、徒歩でめぐる巡礼です。
第一訪問教会。
『カトリック大阪梅田教会』
感動しながら入堂する夫。
大阪駅から徒歩すぐ、大阪の真っ只中に立つ教会でした。
2011年。5教会が統合されて、『大阪梅田教会』と新たに、再建されました。
”さすがの、大阪都構想の先駆けだね!”と笑う夫。
聖堂に入って、祭壇の背景はビル・ジャングル、その奇抜さに感動した。
祭壇前に、”ビル・ジャングルの宣教にこぎ出そう!” と・・・
イエスへの愛にあふれた、躍動感に満ち溢れた、『使徒達』が大集合。
”これぞ! 『再宣教150周年』の熱い思いの大阪教区の教会!”
『再宣教巡礼帳』を掲げて・・・
私も、”使徒たちのように!” と熱情にあふれて、
『イエスの栄冠・いばらの冠』と使徒たちと天使と共に、記念撮影
『巡礼』とは、
基本的に、ラテン語の「peregrinus ペレグリーヌス」を語源としており、
その基本的な意味は「通過者」とか「異邦人」です。
私も、『巡礼の旅』で、
我が身の「通過者」とか「異邦人」を、しみじみと味わっています。
私は、まだまだ、信仰の「通過者」「異邦人」であり、『信仰の道』途上にある者です。
第二の訪問教会。
『カトリック阿倍野教会』
教会入り口を入り・・・
聖堂入口の上を見上げると、空高くに、『マリア像』。
阿倍野教会の守護聖人の『被昇天の聖母』です。
祭壇の真後にある『御聖櫃』
『再宣教巡礼帳』を掲げて・・・
畏れ多くも、
『御聖櫃』と『御復活のろうそく』と共に、記念撮影
ここでも、私たち二人だけ。
1946年。(昭和21年) 仮聖堂を得て、教会が始まりました。
現在は、『ノアの箱舟』をかたどった教会で、
スリッパに履き替える、静かな雰囲気の教会でした。
今年の長い10日間のGWをどのように過ごすか?
平成から令和への元年となった、
記念すべきGWであり、
『GWの目標』を設定した私たち夫婦でした。
目標①:決して無駄に過ごすのはよそう。
目標②:これからの人生の『指針』となるような、有意義な10日間にしよう。
『大阪大司教区・再宣教150周年の巡礼の旅』以外に、私たち夫婦にはない。
①俗空間を脱して『聖空間』に入る。 ②『信仰』を更に確実なものとする。
・・・と、決めた私たちでした。
夫は、黙々と、準備
を始めました。
『巡礼指定16教会』の場所を、地図上に『しるし』をつける。
車で訪問する教会、徒歩で訪問する教会、を分ける。
『巡礼指定16教会』の中から、訪問義務:12教会を決定し、『アクセス』をプリントアウトする。
後は・・・”まかせなさい!” ”俺についてこい!” ということになりました。
『巡礼準備作業』が、確かに、
夫の『信仰心』を、燃え立たせていきました。
夫婦の信仰を、整えていきました。
『神の計らいは限りなく、生涯わたしはその中に生きる。』詩編90章1-4節
・・・と、実感する私でした。
第三の訪問教会。
本日最後の訪問教会です。
『大阪大司教区・再宣教150周年の巡礼の旅』、満願の教会となりました。
『巡礼指定3教区:大阪、兵庫、和歌山』を回った、総仕上げの訪問です。
『カトリック玉造教会』
『大阪カテドラル聖マリア大聖堂』
大阪大司教区(大阪府・兵庫県・和歌山県)のカテドラル:『司教座聖堂』です。
大きな大聖堂・・・
入り口を入ると、真正面に、
巨大な『聖母子』が、目に飛び込んでくる。
『聖母子』が、私を抱き寄せるような、感覚になる。
バチカン大聖堂の『ペテロの司教座』を、真正面に、見た時の、
”あぁ!天国のイメージ!” と思った感覚、
と同じようで、思い出した。
夫と二人で。
誰もいない、静寂の大聖堂の前から3番目の席に、座った。
最後となる、『巡礼指定の3つの祈り』を、ゆっくりと、唱えました。
『再宣教150周年の祈り』 『主の祈り』 『信仰宣言』
神に感謝! 私の目から涙が出た。
『再宣教巡礼帳』を掲げて・・・
『聖母子』と共に、記念撮影
『わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、
キリストと共に生きることにもなると信じています。』
『復活の布をかぶった十字架』 ローマ人の信徒への手紙 6章8節
祭壇にたたずむ『十字架上のキリスト』を眺めながら・・・
『巡礼の満願』に、心からの感謝を述べました。
大聖堂から、席を変えて。
『聖櫃』の安置された小聖堂で・・・ 『聖体訪問』
”神様、『大阪大司教区 再宣教150周年の巡礼』を、無事に、終えることができました。”
”ありがとうございました!”
『巡礼旅』で、
私たち夫婦は、共に、聖空間に入り、ひたすら歩きました。
しかし、
その『旅路』は、夫婦だけでなく、イエスと共に、『三人旅』でした。
イエスと共に歩き続けた私たちは、
再び、 もとの日常空間・俗空間に復帰いたします。
復帰する信仰者としての私たちは、
巡礼中に神に清くされ、もとの私たちとは別人です。
神に感謝!
皆様!
私たちの巡礼におつきあい下さいまして ありがとうございました。
感謝申し上げます。 お元気で!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます