マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

夏休み・・・『日光いろは坂下り』 そして 『行って持ち物を売り払い、それから、私に従いなさい。』

2020-08-17 23:24:37 | 息子と息子家族
8月17日。月曜日。快晴。33度。真夏日。

お盆休み・夏休みも終わり。
今日から社会人は仕事の始まりです。


   夏休みも色々・・・    『日光いろは坂下り』
 
               超アスリートの息子夫婦
        夏休みは、コロナ禍で、外出も交通機関利用もままならないので
            東京から日光に出て、 『日光いろは坂下り』 をして
               楽しんできたそうです

               片道約161kmの往復322kmです
                この暑さの中の快挙です。
                すばらしい。若さですね。


      しみじみと、年を重ねた者と若い者との、『価値』の違いを知りました。
   年を重ねた私は、白髪を、静観を、微笑みを、価値あるものといたしましよう。


そして。

今日は8月17日。年間第二十月曜日。

『今日の入祭唱』

        『見よ、主は御目を注がれる。
     主を畏れる人、 主の慈しみを待ち望む人に。』

            詩編 33章18節


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

         
『そのとき、  一人の男イエスに近寄って来て言った。


   「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」
イエスは言われた。
       「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。
            善い方はおひとりである。
         もしを得たいのなら、掟を守りなさい。」

      男が     「どの掟ですか」     と尋ねると、
イエスは言われた。
         「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、
        父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」


そこで、この青年は言った。
    「そういうことはみな守ってきました。 まだ何か欠けているでしょうか。」
イエスは言われた。
           「もし完全になりたいのなら、
        行って持ち物を売り払い、 貧しい人々に施しなさい。


          そうすれば、天に富を積むことになる。
           それから、わたしに従いなさい。」


青年はこの言葉を聞き、
  悲しみながら立ち去った。



         たくさんの財産を持っていたからである。』
            マタイ福音書 19章16-22節


今日、私はこんな風に考えました。

       青年は、とてもまじめで、とても良い人だったのでしょう。
イエス様は、青年がとてもまじめで良い人だと分かって、ご自分の弟子になるのが良いとお考えになられたのでしょう。



      青年は、『永遠の命』を得たいと真剣に考え、
            『律法』を守る生活をしていたのです。
   更に『永遠の命』を確実にするために『完全になりたい』と思って、
               イエスを訪ねて、イエスに質問をしたのです。

      イエスは、 青年を弟子にと思って、 試したのでしょうか?
もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、 貧しい人々に施しなさい。
     それから、わたしに従いなさい。』 と答えました。


       このイエスの『言葉』:『わたしに従いなさい』は、
      弟子たちを呼ぶときにイエス様が言われる『言葉』です。
         ペテロや他の弟子たちの時もそうでした。

  『イエスはガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロとアンデレが
    湖で網を打っているのを御覧になった。 彼らは漁師だった。
    イエスは、「私について来なさい。人間を取る漁師にしよう」と言われた。
          二人は網を棄てて従った。

  そこから進んで、別の兄弟ヤコブとヨハネが、父親と一緒に船の中で網の手入れをしている
        のを御覧になると、彼らをお呼びになった。
     この二人もすぐに、船と父親を残してイエスに従った。』
           マタイ福音書 4章18-22節

    弟子たちは、 呼ばれたときに、
    『一番大事な財産』である、今までの生活と、仕事、家庭、 を捨てて、
           すぐに、イエスに従って行きました。
     イエスとの出会いは初めてではなかったかもしれませんが、
           『呼ばれた』ときに、すぐに、従ったのです。
     どんな『仕事』であるか分かりませんでしたが、
           イエスの『呼びかけ』を無視することができなかったのです。

一方。

    青年は、  イエスの『呼びかけ』 には応えることができませんでした。
青年には、 『財産』より『呼びかけ』を大切にすることは 難しいことであり、不可能なことでした。
       イエスの『呼びかけ』に応えることの『報い』は、
    青年の望む『永遠の命』だけでなく、『100倍もの価値あるもの』を受け取るのです。



イエスは、青年が立ち去った後、
弟子たちに言われました。

       『はっきり言っておく。 金持ちが天の国に入るのは難しい。 
     金持ちが天の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。』

            マタイ福音書 19章23&24節

        イエスの弟子のように『素直な人』、又 心も物も『貧しい人』は、
          『信仰』の必要性を理解し、信仰に入るのです。
         律法学者のように『賢い人』、又 『お金持ち』は、
            自分の能力や自分のお金に頼って、
       『信仰』の必要性に気づくのは難しいのかもしれません。


       イエス様は、決して、「財産」が悪い物であるとは言っていません。
           「財産」は神様からの「恵み」なのです。
      ”あなたに財産を任せました。 それを貧しい人たちと分かち合ってください!” 
         更に。                      
      ”「信仰」と「神の命」は、 あなたのすべての財産、
             お金や家や船や家族よりも、価値のあるものなのです。”
                  ・・・とイエス様はおっしゃるのです。

      
      『信仰』は神からの『恵み』です。
       更に、神は私たちの『救い』を望んでおられます

    私達は、 弱い人間ですが、 信仰の価値を理解し、 
       神様から信仰と救いが頂けますように、願い、祈りたいですね。


『今日の祈願』

   『万物を治められる父よ、私たちの祈りに耳を傾けてください。
      神のいのちにあずかる者となりますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は今年の特別な夏休みはいかがでしたか?
私はSTAY HOMEという特別な夏休みでした。 お元気で!