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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

フレンドリーコンサート・・・『クラリネットと弦楽四重奏』 そして 『ひざまずき、顔を地に伏せて、主を礼拝した。』

2019-10-03 22:25:10 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

12月3日。木曜日。曇り時々雨。


   室内楽・・・  『クラリネットと弦楽四重奏』
  

   音楽好きの方が2階大広間を開放されて、演奏者は5人、聴く者は25人

      『クラリネットと弦楽四重奏 フレンドリーコンサート』
           5人演奏家ともが大ベテラン

『出演者』

 クラリネット奏者は大学のオーケストラ部以来の「僕の人生はクラリネットと共にある」、私の同窓生。
 チェロリストは、ヴィオラ奏者の妻と第一バイオリンの息子と、家族三人で演奏家、見事なご家族。すばらしい!
 第二バイオリン奏者は、いつもニコニコと全体を和ませ、緊張を消しフレンドリーさを生む、初老の好紳士。


   王侯貴族の館の部屋で演奏される世俗音楽を指す「ムジカ・ダ・カメラ」(部屋の音楽)という言葉が
            『室内楽』のはじまりです。
      私にとって、目の前で演奏を聴くなんてことは、初めての経験でした。
            映画のシーンのようでした。


曲目』
  
  ロベルト・フックス『クラリネット五重奏曲 変ホ短調 op.102』
    
             アントニン・ドヴォルザーク『ソナチネ ト長調 Jack Brymer 編』
    元々は『4重奏曲』に作曲されたのをクラリネットとの五重奏曲に編曲されたとか?

     一曲、30分の演奏です。
     「どうしてこんな難曲ばかりを選んだのですか?」といわれる、難しい曲でした。
         すばらしい、息つく間もない、感動の演奏でした。

   私の友人のクラリネット奏者は、弦楽器を引っ張るような時もあり、額から汗を流しながらの、名演奏でした。
   一人女性の美しく華奢なヴィオラ奏者は、「フルマラソンを走った後のようだわ!」と、演奏後の一声でした。

      全員(私の友人以外)、自分のお仕事を持ちながらの、二つ目の顔は『演奏家』です。
      私の友人は、神戸市民交響楽団に属して演奏会、『木管五重奏団』を作りあちこちに講演活動、
            教会の式典の演奏も引き受け、『演奏家』の第二の人生を送っています。

  すばらしい演奏を聴きながら・・・
    ”私は学校卒業以来、
      演奏家の皆様のように、何かを残してきただろうか?”
      私の友人のように、施設訪問をして『懐かしのメロディー』演奏で、お人の人生を輝かしているだろうか? 
      世界に時代を超えて『曲』を遺された二人の作曲家のように、何かをお人のためにしてきただろうか?
        ・・・と。私の心揺り動かされた そして 5人の演奏家のお顔ガ輝いた、『演奏会』でした。
                   

 
そして。

今日は10月3日。年間第二十六木曜日。


『今日の第一朗読 祭司エズラの言葉

    祭司であり学者であったエズラは、
    バビロン捕囚から帰還するユダヤ人たちを
    エルサレムに導き帰った指導者でした。

 

   『その日、民は皆、水の門の前にある広場に集まって一人の人のようになった。
  彼らは書記官エズラに主がイスラエルに授けられたモーセの律法の書を持って来るように求めた。

    祭司エズラは律法を会衆の前に持って来た。
彼は水の門の前にある広場に居並ぶ男女、理解することのできる年齢に達した者に向かって、
 
    夜明けから正午までそれを読み上げた。
    民は皆、その律法の書に耳を傾けた。

エズラは人々より高い所にいたので、皆が見守る中でその書を開いた。

    彼が書を開くと民は皆、立ち上がった。
エズラが大いなる神、主をたたえると民は皆、両手を挙げて、「アーメン、アーメン」と唱和し、

    ひざまずき、顔を地に伏せて、主を礼拝した。

レビ人がその律法を民に説明したが、その間民は立っていた。
彼らは神の律法の書を翻訳し、意味を明らかにしながら読み上げたので、人々はその朗読を理解した。』
         ネヘミヤ記 8章1-12節

 

   エズラは、
   バビロン捕囚前にある程度まとめられていた聖書や口伝などの資料と、
   捕囚期の新しい資料とを、総合的にまとめる作業をしました。
   現在私たちが手にする聖書の大部分が、このときに完成しました。

 

   エズラは、
   ユダヤ教の厳格主義を貫き、異邦人とイスラエル人との分離を推進し、
   ユダヤ教を国家宗教とするために働きました。

 

   イスラエルの人々は、
   エルサレムに戻ってもペルシャの支配下にあリ、異教徒に囲まれて暮らしていたが、
   エズラの話や教えに耳を傾け、
   神に選ばれた民として、
   安息日を守り、定期的に祭りを行い、モーセの教えに従う生活ができるように、
   日常生活を安定させることに、配慮していったのです。
   

   エズラは勿論、イスラエルの人たちは、
   生涯をかけて、信仰を守り、国の復興を計ったのですね。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
私も、演奏家や聖書の中の人々から元気と勇気を頂き、生涯をかけて『一つ事』に挑戦です。 お元気で!


穏やかな一日  そして 『御使いが、あなたの道のどこにおいても守る。』・・・『守護の天使 記念日』

2019-10-03 04:08:21 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

10月2日。水曜日。薄曇りの一日。


早朝一番。
窓を(静か~に静か~に・・・。ご近所さんに聞こえないように・・・。)開ける。

  
 穏やかに薫ってくる・・・    『金木犀』
 
                                   我が家の庭

        秋は『金木犀の香り』で一日が始まる
     良い香りが『穏やかな一日』を約束してくれるようです。

次に。

   
   ”今日も一日穏やかでありますように” と祈って・・・。
                 
                       早朝ジョグに出る。
  

    いつもの朝が、今日もまた、穏やかにスタートする。
                    それがいとよし。



そして。

今日は10月2日。年間第二十六水曜日。

       『守護の天使 記念日』
   

     『主があなたのために、御使いに命じて、
   あなたの道のどこにおいても守らせてくださる。
      彼らはあなたをその手にのせて運び、
      足が石に当たらないように守る。』
         詩編 91章11&12節

      
      一人に一人の天使がいて、
 すべての人の歩む『道』を、いつも、永遠の命に入るまで、守ってくださるのです。
 私の『守護の天使』は、昨日お書きしたように、『聖テレジア(幼いイエスの)』です。
       皆様の天使はどなたでしょうか?

 

『今日の第一朗読 主の約束

『主は言われる。

   見よ、わたしはあなたの前に使いを遣わして、
   あなたを道で守らせ、わたしの備えた場所に導かせる。

   あなたは彼に心を留め、その声に聞き従い、彼に逆らってはならない。
   彼はあなたたちの背きを赦さないであろう。
   彼はわたしの名を帯びているからである。

  しかし、

  もしあなたが彼の声に聞き従い、わたしの語ることをすべて行うならば、
    わたしはあなたの敵に敵対し、仇に仇を報いる。
                   
      わたしの使いがあなたの前を行き、
  あなたをアモリ人、ヘト人、ペリジ人、カナン人、ヒビ人、エブス人のところに導くとき、
       わたしは彼らを絶やす。』
         出エジプト記 23章20-23節


その昔。

     神様は、イスラエルの民に、約束なさったのです。
   「どんなことがあっても、私はお前たちを、『私の備えた自由の地』 へ導く!」と。

       神は、
       ご自分の『救いの御業』を全世界に表すために、
       イスラエルの民を、『神の器』として、選びました。

      
       選ばれたイスラエルの民は、
       神の『約束』によって、『約束』の通りに、
     奴隷状態のエジプトから解放され、『自由の身』戻どされ、
   『神の備えた場所=自由の地=カナンの地=イスラエル』 へと、
       力強い神や天使に導き出されたのです。


   イスラエルの民をエジプトから導き出した主なる神は、
      『わたしはあるという者だ』 出エジプト記3-14 の名のとおり、
         すべて人類の民の中に『常においでになる』 御方です。
           『約束を守る』 御方です。

 

   神が、イスラエルの民選び『自由の国』へ導き、『救い』を実現されたのです。
          
         そして『神の救いの前表』が『救いの福音』となり、
             私たちはそれを信じるのです。


そして。
現在。

         『神の救い』 は 『キリストの救い』 の前表であったのです。
  旧約聖書の中のイスラエルの民の『救いの福音』 は 新約聖書の中の全人類のための『救いの福音』なのです。

   

 エジプトで奴隷状態であった『イスラエル』は、現在の罪の状態にある『人間』の姿です。
イスラエルの民がエジプト兵に追われて『紅海の海を渡った』出来事は、現在の神の共同体に入るための『洗礼』を示します。
イスラエルの民を導いた『モーセ』は、現在の神の民を導く『イエス・キリスト』なのです。
エジプト脱出の時、印とするために『屠られた羊』は、羊のように血を流して命を捧げた『キリスト』の前表なのです。
荒れ野でさまようイスラエルの民を救うためにに与えられた『マナ』は、神の民を救う『キリストの御聖体』なのです。
イスラエルの民が神の約束により導かれた『自由の国=イスラエル』は、神がご準備くださる『神の国=天国』なのです。 

 

『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
『御使いたちよ、主をたたえよ。御言葉を成し遂げる者よ、主をたたえよ。私の魂よ、主をたたえよ。』アレルヤ、アレルヤ。
                 詩編 103章20ー22節

 

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
いかがな一日をお過ごしでしたか?私は『聖書100週間』の予習をしながら穏やかな一日でした。 お元気で!