MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

日光浴をする冬の蝶など

2016年11月29日 | あらかると


今日はやや遅めの午前11頃に大町公園へ。
恐らくこの秋一番の人出で、ある団体は100名近くが枯葉を踏みしめつつ・・
そのほかに30名近い団体なども数組。

で、大池(噴水池)付近でコーヒータイムをとって居ると、
仲間の常連さんが現れた。
約30分ほど雑談し、一緒に公園を後にした。
と言うことで、公園にいたのは1時間程度だったが、
人が多すぎ撮影意欲がやや失せたので、別の公園へ・・・・。


たどり着いたところは「ゆいの花公園」で、
昼食の時間と風が強かったためか、散歩する人の姿はゼロ。
貸し切り状態で園内を散策。


途中で蝶の飛翔を確認したが、
越冬蝶は春夏の個体と違って、警戒心が強くなかなか近くに止まってくれない。

諦めて園内を半周し蝶を目撃した場所に戻ると、再び現れ、
北風に煽られつつも力強く飛んでいて、また離れていってしまった。
が・・・
この時期の蝶は「越冬蝶」であることが多く、
何とか1枚でも撮りたいと思いつつ飛翔を5~6分ほど追って居ると、
30m程先にあった岩陰に(風が遮られ温かい)止まり日光浴を始めたので、
とりあえずの一枚を望遠端(35mm換算450mm)で撮影。


徐々に距離を詰め3m程の場所から撮ったのが下の写真で、
夏の蝶よりも一回り小さいが、無傷の綺麗な蝶だった。
翅などの特徴から雌のキタテハのようである。


更に別の公園を自転車で走って居ると、
美しいので一目で分かる「ツマグロヒョウモンの雌」が飛び出してきて、
自転車の後方で、やはり風の無いところに止まり翅を広げ日光浴を始めた。
相手を刺激しないように、自転車に跨ったまま後ろを向いての一枚。


更に望遠端で撮ったものが巻頭の写真で、
自転車をとめて近付こうとしたら、やはり逃げた。
どうやら5~6mほどに近づくと逃げるようである。

休耕地で草叢になっていた畑に咲いていた蒲公英には、
花虻の仲間(ヒメハナバチ??)が吸密していたが、種類は特定できなかった。


当地で見ごろになってきた紅葉の名所は多くの人を集めているが、
様々な樹木の実り(果実)やビオラなどの花が見られるにも拘らず、
ゆいの花公園が閑散としていた事には驚かされた。
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