職員室通信・600字の教育学

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よろけた足取りの僕に「茫漠の時空間」が疾駆できるのか? ゴールまでたどりつけるのか?

2011-03-08 05:28:25 | Weblog

 

2011
03.08
コーヒーカップで芋焼酎を飲んで自己の同一性を確認する


★坂道の途中で、立ち止まり、振り返り、この画像をパチリ。
 三つの散歩コースのうちの一つだ。
 ここは、市の防災マップ(画像閲覧ソフトZOOMA版)によると、海抜67メートル。

 正面のオレンジ色のビルが信用金庫。
 その向こうの白いビルが自称「鯖を語らせたら一番目の男」(板長)がいるホテル。
 煙を上げる工場と太平洋が街の向こうに見える。

★「一に足腰、二に文体」とつぶやいて、ここまで上ってきたが、僕の「足腰」も「文体」も脆弱だ。
 これまで、くりかえしブログに書いてきたように、僕のこれからの方向は既に決めている。
 ――(「疾駆する茫漠の時空間」の「時空間」は「夕日の赤色が職員室に差しこみ、壮絶な色合いに染まるスクリーン上の世界の内側。)
 しかし、よろけた足取りの僕に「茫漠の時空間」が疾駆できるのか?
 ゴールまでたどりつけるのか?
 いや、そもそも「ゴール」といえるようなポイントが、この僕にあるのだろうか?

★悲観的な気持ちになっているとき、カァーカァーとメールの着信音(僕の着信音はカラスの鳴き声)。
 パートナーからだった。

 ――「このコーヒーカップと皿!」

 メール文はこれだけだ。
 下に画像の一部が見える。
 スクロールすると、僕のコーヒーカップと皿が出てきた。
 最初に勤めた学校から転勤するとき、同僚たちからはなむけに贈られたコーヒーカップだ。
 歓迎された「転勤」で、悲しんでいるのは僕ひとりという悲惨な、(ま、もちろん、ぜんぶ、僕が悪いのだが……)その後の僕の人生を象徴するような転勤だった(ノ△・。)。
 以来、この「はなむけカップ」で、あるときは酒、あるときは芋焼酎、あるときはウィスキー、あるときはビール、あるときは発泡酒を飲み、くわえて、校区にあったピーナッツ工場のピーナッツをつまみ、TV・橋蔵平次を観るという人生を送ってきた。

★しかし、メール画像のコーヒーカップは、白いクッション材で包まれ、紙箱に収まっている。
 どこかのバザールで、同じカップを見つけたのか?
 目を疑った。
 奇跡だ。

 5個あった「わだかまりカップ」も残すところ、あと1個。
 それも飲み口が欠けている。
 ヒビも見える。
 カァーカァーと追加メール。

 ――「カップ5個と皿5枚で980円です!」

 買うのか買わないのか? 僕に選択を迫っている。

★ちなみに僕が棲息しているのは、画像の右端の白いビル(昨年、院長の急逝により閉院した整形外科)のすぐそばだ。
 海抜25メートル。


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1 コメント

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ユーモア思考と教育 (muraki)
2011-03-10 18:01:45
「ユーモア思考と教育」http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2898107.html
リンクと共に読んでみてください。

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