職員室通信 |
保護者の笑顔と参加率とMINAMI地域ネットワークへの関心度&参画度とが、包含された新・評価軸を |
2012 12.13 |
★僕は起床後、コーヒーを沸かし、ネットニュースをチェックするのが習慣になっている。 コーヒーは手鍋自家焙煎――現在は、中煎りのマンデリンと、同じく中煎りのルワンダのブレンド。 この組み合わせは、あまりおいしくない(ノ△・。)。 パートナーからも不評。 ニュースのチェック対象は主に「政局」だが、他にも目についた記事を片っ端からチェックする。 ここ、一両日の「その他」記事をピックアップすると――
★子どもの頃から20年近く愛用し、体の一部のようだったバイオリン。 車上荒らしに遭い、盗まれてから約3カ月半たった11日、持ち主の女性奏者の元に無傷で戻ってきた。 戻ってきたバイオリンを手にする(大阪府吹田市)海道久恵さん(右)とうれしそうに触れる母の清原千賀さん(www.asahi.com)
同内容を産経ニュースでも取り上げている。 1883年の仏製「ポール・ブロンシャー」。 小学5年のころに両親に買ってもらってから片時も手放したことがないという。 旅行のときも空き巣を恐れて持ち歩くほどだった。 ところが、8月26日夜、駐車場に車を止めた際、両側の車との間隔が狭くて取り出せず、仕方なく車内に置いて打ち合わせに。 このすきに後部座席の窓を割られ、ケースごと盗まれた。 警察に通報した後もあきらめず、フェイスブックに「盗難に遭った楽器を捜しています」というタイトルのページを作成。 転売される可能性も考え、写真付きのチラシを作製し楽器店に配り歩いた。(産経ニュース)
画像の親子の喜ぶ顔がステキだ。 ヴァイオリンも、くすぐったいよぉ~と喜んでいる。 「旅行のときも空き巣を恐れて持ち歩」くほど厳重な管理をしていたのに、たまたま駐車場で「両側の車との間隔が狭くて取り出せず、仕方なく車内に置いて」おいた「すきに後部座席の窓を割られ」……。 この「たまたま」というのが、ホンマ、人生の不思議だ。 たいていは、この記事のように、よくないことが起こるが、逆に、思わぬ僥倖にも出くわすこともある。 経験的には、不幸、僥倖、ま、半々やね(^_-)。
僕には「子どもの頃から20年近く愛用し、体の一部」になっている……というようなモノはない。 強いていうと、画像下部の9R59だ。 春日無線改めTRIO(現kenwood)が発売した全波受信機。 当時は憧れの的。 決して安い物ではなかった。 親父がムリして買ってくれた。 ただし、今、僕のそばにはない。 ある日、勤め先から帰宅したらパートナーが「あれ、ゴミに出しておいたから」と。 「あれ……とは何か、まさか!」と、屋根裏部屋に駆け上がったら、なかった。 僕は仕事柄、常に冷静だ。 即、正面突破、次の手を考える。 次の次の手を考える。 次の手も、次の次の手もなかったら、あきらめる。 しかし、そのときの僕の落胆の度合いは隠していても、パートナーに伝わってしまい、慌てたパートナーが、あちこち、探索してくれたようだが、遂に戻らなかった。
ヴァイオリンのニュース(産経)にはつづきがある―― 思いが通じたのか、12月9日、大阪市内の新聞社に女性の声で「バイオリンを送った」と匿名の電話があり、翌朝、同社に「経緯はお話できませんが、ネットで楽器を捜していると知りました」という手紙とともにバイオリンが届いた。――(記事、以上) 犯人は女性か? いや、違うだろう。 きっと犯人の母かパートナーだろう。
★この電話の主(予想=パートナー)と、僕の、9R59を捨てたのパートナーとを結びつけ、9R59復活の夢……という感じで話を終わるつもりだったが、構想力不足(ノ△・。)。 あっはははははは(*^_^*)。
また、「一両日のその他の記事をピックアップ」として、他の記事も取り上げるつもりだったが、紙幅の関係、僕のエネルギーの残りを考え、「項目」だけにする。
〈その他の記事〉 ①元南海監督・野村克也氏のボヤキ。 ――「ひがんで言ってるわけじゃないけど、俺が(WBC監督)候補くらいに挙がってもよくない?」 ――「(日ハムの栗山英樹に対して)1年でポッと優勝されると、俺が惨め。しかも、あの栗山ごときが。野球界が駄目になるよ」
②プロ野球日本ハムからドラフト1位指名された岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)が9日、岩手県奥州市内で会見し、日本ハム入りを正式に表明。
③読売新聞社は7~9日、衆院選の第3回継続全国世論調査(電話方式)を実施した。 衆院比例選の投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が29%でトップとなり、民主党12%、日本維新の会11%などが続いた
④自民党が、いじめも含めた教育への国の責任を明記し、学力向上や愛国心、規範意識の醸成などにも言及したのは評価できる。 この①~④についての僕のコメントは、また日を改める。
★僕は「学校のカレンダー」「職員室の時計」で生きている。 だから、当然、このブログの時間も「学校のカレンダー」「職員室の時計」に基づいている。 しかし、カレンダーとブログ記事が一致しない。 過ぎゆくカレンダーに僕がついていけないからだ。 忸怩たる思い。 ホンマ、すごいストレス。 本日の「授業参観日」の記事も、10日以上ズレている。 以前、ふと、ある人物のブログをのぞいたら――《いつもいつも小脇に抱え、1分でも2分でも、時間があれば開くモバイル・ノート。キーボードの文字は、いくつも磨り減って消えてしまい、手のひらが載るあたりはテカテカに光り輝いています。》 これくらい、やらんと、アカンのや……。
★授業参観日のご案内、「念押しチラシ」。
すでに「学校通信」やプリントでお知らせしていますが、明日、12/01(日)は、MINAMI中の授業参観日・ 学年保護者集会・学級保護者懇談会です。
保護者参観日は、自分の子どもが毎日、みなみ中で受けている授業が、知的で楽しい授業なのか? 学習内容がしっかり身につくように指導されているのか?……を直接に保護者ご自身の目で見る絶好の機会です。 今回もこれまで同様、「授業アンケート」(アンケートは無記名、もちろん、記名されても結構)を実施します。
また、学年&学級保護者集会等は――①ご自身の子どもに関する情報獲得の場 ②子育て一般についての懇談の場 ③(子育てに関する学習機会の場であると同時に)親同士の交流・学びあいの場 ④豊かで住みよいMINAMI学区を創りだしていくためのネットワークの「核」になる場です。
時間は次の通りです。 ①授業参観 08:50~09:40 ②短学活参観 09:45~10:00 ③学年保護者集会 10:10~11:00 ④学級懇談 11:10~11:50
授業参観だけでもOKです。 学年保護者集会だけでもOKです。 学級保護者懇談会だけでもOKです。 多数、ご出席くださいますようお願い申しあげます。 なお、ご不明の点がありましたら、ご遠慮なくお電話ください。(念押しチラシ、以上)
★「参観日念押しプリント」を発送すると同時に、僕ら教職員間でも、参観日のメニューをチェックした。 ポイント3点。 ①保護者が子どもに関する情報を獲得できる授業になっているか? ②保護者が子育てに関する情報が獲得できる学年保護者集会&学級懇談メニューになっているか? (3)地域ネットワークの核としてのPTAにつながる親同士の交流・学びあいの場になっているか?(←これ、すごくまどろっこしい表現だが……) すなわち、MINAMIの地域ネットワークの核はPTAだ。 そういう核としてのPTA形成につながる、親同士の交流・学びあいの場になっているか?
★授業参観のとき、各学年の教師から1名ずつ、「授業参観コーディネート係」を設けている。 学年に所属していない教師は、もちろん、全員「授業参観コーディネート係」だ。 せっかく来ていただいたのに廊下にあふれ出た格好になってしまった保護者を教室に入れる係だ。 あいているスペースにお1人お1人を案内することもあれば、教室内の保護者全体を移動してスペースをつくることもある。 これを授業中に、授業に影響がないようにやらなくてはいけないわけだから、高度な技を必要とする。 結構、力業でもある。
僕もコーディネート係の1人なのだが、ある教室で「全体にもう少し奥に入っていただき、窓側の方はL字型に入っていただきます」と手で誘導しながら、「そこの方、もうしわけありません。もう少し窓側に寄ってください」とパントマイムをやったら、ジロッとにらまれてしまった。 きっと「せっかく早くからやってきて、子どもの真後ろの、いい場所を確保したのに」ということだろう。 ほんとうに申しわけない。 にらまれたとき、教員というより、別な職種の、ま、コンビニか何かの従業員になったような気がした。
★参加率が 1学年=73% 2学年=70% 3学年=77% 全学年=73%
経営の重点2〈学校・家庭・地域のバランスがとれたトータルシステムの開発 ~保・幼・小・中の体制(時間軸)に依拠した学社連携・融合(空間軸)の推進~〉の達成状況は、実は、保護者集会・参観日等の保護者の参加率で測定している。 学社連携推進の評価軸の設定は、なかなかむずかしい。 ここ、10年、学社連携推進の評価軸を模索しつづけているものの、これといった評価軸にはたどりつけていない。 この「参観日などの保護者の参加率」で評価する方法も、ベストだとは思っていない。 ただ、教育現場で、他の参加率がどんなによくても、参観日の保護者の参加率が低くては話にならないから、これだけは絶対にはずせないという意味で、設定している。
5段階評価で 参加率40%=評価1 参加率50%=評価2 参加率60%=評価3 参加率70%=評価4 参加率80%=評価5
今回は73%だったから、評価4ということになる。 「80%はムリかもしれない」「もう一歩で80%だぁ~というところにはいきたい」と念じつづけてきたので、半分、うれしい、半分、残念。 もう一息だ。
ただ、経験的に、参加率が高いからといって、喜べない場合もある。 学校に対して極度の不信感をもっている場合も、参加率は高くなる。 もちろん、保護者の表情がまるで違う。 学校がいい状態で参加率が高い場合は、来る保護者、来る保護者、みんなニコニコしている。 逆の場合の保護者の表情は、こちらがギョッとなるくらい厳しい。
この「保護者の表情」と、参加率と、MINAMIの地域ネットワークへの関心度&参画度と……が、包含された新・評価軸の追究が、来年度にかけての僕の課題だ!(*^_^*)。
★今回も「保護者による授業評価」を実施した。
この「評価票」は、昨年度の教育課程編成会議で大幅な修正後、1学期末参観日に試行、その後、職員会議→PTA総務委員会→学校経営アドバイザーとの協議を経て、さらに一部修正しての実施だ。 参観日のあと、集計しただけで、まだ分析はしていない。 パラパラッとみただけだが、保護者の評価は結構、厳しい。 現在、研修部で分析中だが、まとまりしだい、このページでもお知らせしたい。
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