職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

ふるえるくらい、いいこともあるものだ 

2006-02-21 07:55:09 | Weblog

06.02.21 ふるえるくらい、いいこともあるものだ

◆朝、佐藤公一研修主任と、来年度の研修計画について話し合う。
 研修の内容については、教育課程編成会議で、「授業力のアップ」に特化し、他の内容については、国・県・市の研修や個人の研修に委ねることに決まっている。
 きょうの話し合いは、日程の取り方と、授業力アップのための具体的な研修方法についてだった。
 結論だけ述べる。
 1学期、本校は新規採用者の研修会場に指定されている。教科は未定だが、新規採用者がいる教科分、指導案を作成し、授業を公開し、研究協議をもつ。(うれしいことに既に「わたしがやります」と名乗りをあげている教員がいる。)
 2学期は総合教育センター指導主事の訪問がある。このときは全教師が指導案を作成し、授業を公開する。
 これらを除いて、すべて「模擬授業」による研修を行うという方向で検討していくことになった。

◆昼休み、職員室で志塚聡教務主任と、本校の教育改革の「戦略」について話し合う。(現在、進んでいる県立高校入試改革の問題点の背後にある教育哲学欠如に関する話題にも及んだが、こちらは、5校時の授業開始時間になり、中途でやめる。)

◆その「戦略」の話。
 本校の経営の重点は、
(1)「知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業 ~プロ教師への道~」と、
(2)「学校・家庭・地域のバランスがとれた教育システムの開発 ~学社連携・融合の推進~」である。
 この2つが表と裏、または裏と表の関係になっている。
 現在、公立中学校は、授業、生徒指導、部活動、その他の指導と……朝から晩まで教育全体を丸抱えするようなかたちに陥っている。
 だから、「知的で楽しい授業を創る」ためには、なんとしても「学校・家庭・地域のバランスがとれた教育システム」を開発しなくてはならない……ということだ。
 是川中時代から、この重点は変わっていない。
「8年間変わっていない」
 というところで、そのことをよく知っている志塚Tは、豪快にバハハハハハッと、しかし、表情の奥にはいたわりの気持ちをこめて笑った。
 途中、4年間の市教委勤務がある。市教委時代は、重点(2)だけの片肺飛行だった。

◆「8年間変わっていない」。しかし、それは「戦略」のことで、「戦術」はほうは、めまぐるしく変わっている。

〈是川中時代〉
  ↓
 ①部活動は年間通して(午後6時以降の)延長活動は認めない
 ②長期休業中の土・日の活動は原則として禁止
 ③すみやかに部活動任意加入制に移行する
 ……というようなものだった。

〈現在〉
 ↓
 みなみ中教職員は、学社連携・融合コーディネーター機能を発揮しよう。
 教育は、単に学校だけで行われるものではない。
 家庭や地域社会が、教育の場として十分な機能を発揮することなしに、子供の健やかな成長はあり得ない。いわゆる「生きる力」についても、学校において組織的、計画的に学習しつつ、家庭や地域社会において、親子の触れ合い、友達との遊び、地域の人々との交流などの様々な活動を通じて根づいていくものである。
 しかし、実際のみなみ中生の生活は、感覚的には左図(省略)のようになっている。これをわたし流にいえば「学校の教育独占体制」あるいは「学校の教育丸抱え体制」(われわれがこの体制を望んだわけではないが……)である。
 なんとしてもこれを改めたい。

 ただし、だからといって、学校側の判断のみで無制限にダムの水を放流するように丸抱え体制を解除することはできない。大混乱が目に見えている。
 そこで(以前にも述べたが)抱えている側のコーディネーター機能(調整)が重要である。次の点に留意し、(ダムの放流口の)調整機能を十分に発揮してほしい。
 ①学年・学級(学年教員)で、あるいは、部活動(顧問)で、個々の生徒の社会教育活動(学習塾・稽古塾を含む)の実態を、可能な限り把握する。そのうえで、個々の生徒の社会教育活動が円滑に行われるように配慮する。
 ②地域で行われる社会教育活動や公的な社会教育活動への参加を奨励する。部活動と重なる場合も多いと思うが、各部顧問は、ここで充分、学社コーディネート力を発揮してほしい。(子どもたちは学校教育ではとても育てられない力を社会教育で獲得する可能性がある。)
 ③部活動の休止日については、これまでの通り(①第1・3日曜日 ②他の週については、土・日のいずれかを休止日とする)であるが、長期休業中の土・日は可能な限り休止日とし、教職員も自身の家庭や地域で過ごすようにしてほしい。


◆戦術の変更はまちがっているとは思わないが、志塚Tのバハハハッの裏にこめられていた「(わたしへの)いたわり」に対応するところの「むなしさ」もないわけではない。

 なお、小中PTAの連携・融合を基盤にした学社連携・融合推進の具体的施策としての「すこやかみなみネット事業」の展開については、
 ①PTA総務委員長柴田一則氏他、小中PTA幹部との出会い
 ②市教委勤務時代に社会教育に携わる人々から学んだ学社連携・融合に関するノウハウの蓄積
 この①と②のドッキングの賜だと考えている。
 コツコツやっていると、世の中、捨てたものではない。
 しびれるくらい、いや、ふるえるくらい、いいこともあるものだ。


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「まなざし」に拮抗できる精神の枠組みを 

2006-02-17 06:46:07 | Weblog

06.02.17 「まなざし」に拮抗できる精神の枠組みを

◆急いで仕上げなければいけない論文が2本あり、今週中に完成させたかったが、突然、別な調査・報告書が入り、水曜日、木曜日と2日間、ぶっ飛ぶ。
 子どもの頃、「茫然自失」ということばを習い、これって実際にはどういう気分なのだろうか?と想像したことを覚えている。今、その「茫然自失」に近いよ。
 明日(土)は講演の予定も入っている。

◆視界の前方にある行事予定黒板が、ぼんやりかすんでいる。
 「茫然自失」も関係していると思うが、根源的には以前に記述した、諸通信「融合」からくる、精神のこじれ、からまり、こんがらがりが原因だ。
 今の自分は「職員室通信」を書こうとしている自分ではない。(今、「職員室通信」を書くとすれば、特集は「狭義の学力定着のための念押し指導の徹底。いっしょに読もう! もう一度! 念のためにもう一度!」だが……。)
「主任通信」を書こうとする自分でもない。
 HPにアップするDiaryを書こうとする自分でもない。
 書く「場」のすべてを融合させたために、自分の内部に、微妙だが、かなり複雑な変化が起きている。
 ただし、これは決してマイナスの気分ではない。
 これまでの精神の枠組みが、すべて崩壊してしまったような状態で、一種の「茫然自失」だ。
 仕事のめどがたたない茫然自失のほうはほんとうにほんとうに困るが、こちらは大歓迎だ。

喫茶店で見知らぬ青年からナイフを脇腹に突きつけられた。
「あなたは今、希望を語ることができますか?」
 顔面蒼白の青年がたずねた。
 何が起きたのかわからぬ困惑のなかで、
「おれには語るべき希望なんてひとつもないよ」
 と、蜷川(幸雄)さんは答えた。
「ああ、よかった。僕はずっとあなたの芝居を見てきましたし、影響も受けてきました。あなたが希望を語ったら、刺すつもりでした」
 青年は店を出ていった。
 学生運動が下火に向かい、多くの若者に喪失感と虚無感が漂いはじめた時期である。
 蜷川さんはいまも演出しているとき、青年の視線を感じるという。
「彼のまなざしに拮抗できる舞台をつくらねばならない」と。(讀賣・編集手帳)


 こういう「視線」はわたしにもある。
 K。
 O。
 Y(←このHP、右下のはがきの投函者)。
 S。
 H。
 ……
 これらの「まなざし」に拮抗できる、精神の枠組みを再生しなくてはならない。

 そうだ、18歳の頃の自分の「視線」も忘れてはいけない。

画像は1学年ロビーで見つけた。なんの競争かわからないが、日本全国を疾駆する佳代子号。


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新学習5原則・再び、授業の受け方の助言を請いたい 

2006-02-14 06:43:38 | Weblog

06.02.14 新学習5原則・再び、授業の受け方の助言を請いたい

◆自分が教育界に存在する、その存在の仕方のイメージについて、『深夜特急』的存在と『河岸忘日抄』的存在とがあると、前回、記述したとき、少し疲れていたせいか、説明不足の、なんだかスケスケの文章を書いてしまった。
 で、少しだけ補足。(これは、これから先も「補足」しつづけるつもり)
 『深夜特急』的存在というのは、わたしにとっては、実践教育学、臨床教育学……のことで、人物でいえば、失礼かもしれないが、有田和正氏、向山洋一氏、野口芳宏氏など。
 これに対して、『河岸忘日抄』的存在というのは、教育哲学、教育史……のことで、デューイ、ピアジェ、イリイチ、稲富栄次郎など。
 ……というようなことを、山間部にある鄙びた温泉につかり、掛け流しの湯がゆるやかに流れていくのを眺めながら考えた。

温泉からの帰路、同伴者がスーパーマーケットで買い物をするあいだ、じっと車にとじこめられる格好になった。
 カーラジオのスイッチをガチャガチャやっていたら、なつかしい声が聞こえてきた。
 BeFMの下崎氏だ。
 相手方の女性とのかけあいで、ほとんど内容がないような内容を聞き手にずっと聞かせてしまう技術はたいしたもんだと感心した。
 スゴイと思った。
 わたしも全校朝会などでやってみたいと思うが、恐くてなかなかやれない。
 最近では、この学校(みなみ中学校)に赴任したときの新任式で試みた。
 「きのう、勤務終了の時刻になったので、わたしが席を外して立ち上がると、課員もみんなすっと立ちあがりましてね……」
 「わたしは、みなさん、お世話になりました、みなさんといっしょに仕事をしたことは……とか、あいさつをしました。」
 「すると、女性の課員がひとり、あしたからその席にもう課長の姿がなくなるのかと思うと……って言うんですよ」
 ……という感じ。
 声質と語りのトーンと表情で、わたしという人間の存在を感じてほしかった。
 教育現場に帰って、1年と10ヵ月。
 今はもうとてもできない。
 ガンガンと教師的に語っている。
 仕方がないか……。

下崎氏のジョッキーのおもしろさのピークは、ラムネの話だった。
 飲料水のラムネに固形のラムネを入れるというのだ。
 下崎「ラムネVS.ラムネ」
 相手「戦いですね」
 下崎「飲んだら鼻の穴からドバァァ……と噴きでる」
 相手「うわぁぁ、ふわぁぁ、すごく豊かですねぇぇ!」
 ここのかけあいにしびれる。
 久しぶりに楽しかった。
 下崎氏の語り(精神+声質)で、靖国問題を語り、拉致を語り、ライブドアを語りしたら、どんな世界になるのだろう……と、ふと思った。
 下崎氏の奮闘努力の継続を祈りたい。

前回、お知らせした、研修部が「こういう授業の受け方を続けると、絶対に学力があがる」方法の募集が終了した。
 集まったのは以下の通り。

〈書く〉に関すること
①ノートを丁寧な字で書く。
②ノートを速く書く。
③語句や文を正しく書き写す。
④色を使って板書したところはノートにも色を使って書く。
⑤大事だと思うことは自主的にメモする。
⑥大事なところに下線を引く。

〈話す〉に関すること
①大きな声で音読する。
②1日1回発表をする。
③「~です」「~と思います」など、最後まではっきり話す。
④名前を呼ばれたら返事をする。
⑤発言するときは主語と述語をはっきりさせる。
⑥発言は短く簡潔にする。
⑦一斉読みは声をそろえる。
⑧元気な声で授業の開始、終了のあいさつをする。
⑨質問したいときは、最後まで話を聞いてから質問する。
⑩丁寧な言葉遣いで授業を受ける。
⑪はぎれよく返事する。
⑫目を見て話す。
⑬はっきり正しく読む。
⑭失敗を恐れず発表する。

〈聞く〉に関すること
①目を見て話を聞く。
②話し手におへそを向ける。
③集中して聞く。
④背筋を伸ばして話を聞く。
⑤話を聞くときは手に何も持たない。
⑥全身で話をきく。
⑦話を聞くときは手をひざの上に置く。
⑧無駄話をしない。
⑨わからないとき、聞き取れなかったときは手を挙げて質問する。
⑩手遊びしない。
⑪ノートに記入するとき以外は顔を上げる。
⑫目に力を入れて集中する。

〈その他〉
①腕を伸ばして(ひじをのばして)手を挙げる。
②次の授業で使うものを準備してから休み時間にはいる。
③教科書類はすばやく開く
④プリントを渡すときに「はいどうぞ」と言う。
⑤プリントを受け取るときに「ありがとう」という。
⑥先生より先に教室に入って着席する。
⑦課題を提出日に必ず出す。
⑧わからないことはそのままにしない。
⑨帰りの会で次の日の課題をしっかり確認する。
⑩挙手の使い分けをする(グー:自信あり  パー:自信なし  チョキ:少し自信あり など)
⑪間違えたらなぜ間違えたか確かめる。
⑫間違えを受け入れ、自分をごまかさない。
⑬一分前着席をする。
⑭めあてを確かめながら授業を受ける
⑮教科によって態度をかえない。
⑯わからないところはその日のうちに解決する。
⑰机の上の教科書、ノート、ワーク、プリントの良い置き方を考えながら授業を受ける。
⑱今日覚えるんだという決心をする。(テスト勉強をしなくてもいいように)
⑲休み時間には水を飲んで外の空気を吸う。


 なるほど……と思うものがいくつかある。
 研修部は「この中で必ず必要だと思うものに5つ○をつけて下さい」と結んでいる。
 
◆再び、これをご覧になっている方々に助言を請いたい。
 「こういう授業の受け方を続ければ学力があがる」という実践例をお持ちの方はぜひご紹介願いたいと思っている。(ブログのコメント欄にお願いします。)


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新学習5原則・ご覧になっている方々に助言を請いたい 

2006-02-11 06:39:41 | Weblog

06.02.11 新学習5原則・ご覧になっている方々に助言を請いたい

◆しばらくHPやブログの更新ができなかった。
 時間的にハードな日々がつづいたからだが、他に自分の内部に変化が起き、精神がこじれて、からまり、こんがらがっていた。
 これは実に微妙な変化だ。
 しかし、今後の自分の存在の仕方に決定的な影響を与えそうな予感がする。

 「変化」をふたつにわけて考える。

 ひとつは、通信の融合(「職員室通信」「主任通信」「すこやかみなみネット通信」「ブログのDiary」)だ。
 「職員室通信」なら、すっと書ける。
 「ブログDiary」なら、すっと書ける。
 しかし、書くスペースが、いくつかの通信の「融合」体だと思うと、やはり気持ちにブレーキがかかってしまった。

もうひとつ。
 教育の仕事に携わる自分自身のイメージの問題だ。
 このイメージにも変化が起きる予感がする。
 これまでは沢木耕太郎が鉄路と陸路でロンドンを目指す「深夜特急」のように、教育の世界を突き進むのだというイメージだった。
 このイメージはこれからも大切にしたい。

 今、これに『河岸忘日抄』的なイメージをプラスしたいと考えている。
 『河岸忘日抄』を読んだわけではないし、たぶん、これからも読まないだろうと思うが、書評から本体の『河岸忘日抄』の内容を勝手に想像して楽しんでいる。
 新潮社の新刊案内にこう書いてある。
 「ためらいつづけることの、なんという贅沢……。セーヌ河に浮かぶ船を仮寓とし、行方もしれず漂う『私』の日々。停滞と逡巡のゆたかさを伝える魅惑の長編。」

 ためらうことが多い。
 第3の教育改革のゴールも見えない。
 ほんとうに逡巡の毎日だ。
 しかし、これを「贅沢」だと、「ゆたか」だととらえる視点にこころひかれた。
 ただし、それをどう具体化するかは、まだなにもわかっていない。

本校(みなみ中学校)に「学習5原則」がある。

〈学習5原則〉
①心のこもった挨拶をしよう。
②1分前着席をし、教科書を開いて待とう。
③正しい姿勢で授業を受けよう。
④友達の発表や先生の話を集中して聞こう。
⑤間違いを恐れず、進んで発表しよう。


 研修部ではこれを見直そうとしている。

〈研修部の提案〉

 新しい「学習の5原則」の視点は、
 「こういう授業の受け方を続ければ絶対に学力があがる」です。
 そういった南中のメソッドを見つけていきたいと思います。
 みなさんのいい知恵をかしてください。
 下に、学力をあげるためのメソッド(授業中)として研修部で考えた10例を載せておきました。
 これを参考にして、10例を提案してください。

〈例〉
①ノートを丁寧な字で書く。
②ノートを速く書く。
③大事だと思うことは自主的にメモする。
④大きな声で音読する。
⑤「~です」「~と思います」など、最後まではっきり話す。
⑥腕を伸ばして(ひじをのばして)手を挙げる。
⑦目を見て話を聞く。
⑧名前を呼ばれたら返事をする。
⑨質問したいときは、最後まで話を聞いてから質問する。
⑩次の授業で使うものを準備してから休み時間にはいる。


◆これをご覧になっている方々に助言を請いたい。
 「こういう授業の受け方を続ければ学力があがる」という実践例をお持ちの方はぜひご紹介願いたいと思います。(ブログのコメント欄にお願いします。)


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ポイント音読・視写・空書きでリズムのある授業

2006-02-02 06:37:10 | Weblog

06.02.02 ポイント音読・視写・空書きでリズムのある授

◆バタバタと、どちらかというと思考力と推察力と判断力とを必要とする仕事(きらいではないが、できれば避けたいようなものもある)に追われているうちに、もう2月に入った。
 あすは節分。
 徹底して豆をまき、厄払いをすませて、立春をむかえたい。

◆1/31、社会教育課来校(計画訪問)。
 来校者=佐々木修課長、泉田副参事、北山指導主事、三戸指導主事(学校教育課)。
 わたしから「卒業期の学校経営」(3分間)
 教頭から「学校・家庭・地域の連携状況」(7分間)
 今田生徒指導主任から「生徒の状況」(10分)
 社会教育課からは、
 ①携帯電話の扱いについての基本方針(北山)
 ②小グループによる教職員の生徒指導研修の重要性(北山)
 ③生徒指導における保・幼・小・中の連携推進(北山・三戸)
 ④八戸市虐待等対策ネットワークシステムの情報提供(泉田)
 ⑤本校の「すこやかみなみネット」や「これがみなみ中の自慢だ!」などの取り組みへの評価(佐々木課長)。
 課員の方々を玄関で見送ったのだが、「これから役所で開催される八戸市地域安全会議に駆けつける」と言っていた。
 2年前のちょうど同じ時期に、自分がこんなふうにこの学校(本校)を訪れ、小島副参事、澤田指導主事たちと、セカセカと役所に帰ったことを思い出した。


◆2/1、主任会(3校時)
 各分掌・各学年からの情報交換のあと、わたしから、以下の5点について述べる。
 ①生徒に関する情報の共有。
 ②新版『学校通信』(「校長通信」「学年通信」「教務通信」の合体)の発行。
 ③トヨタ方式とディズニー方式を止揚するかたちで、わたしたちのシステムの見直し。
 ただし、現在、実施している会議(学年会議・教科部会・校務分掌部会……)については、カットしない。
 学年会議などを「資料の説明や情報伝達のみが目的の会議」にするからダメなので、各主任は「研修の場」「修業の場」ととらえなおすという観点で指導力・企画力を発揮して会議運営をしてほしい。
 ④再度「6番の解答欄を指で押さえなさい。いっしょに読みましょう!」について。
 ただプリントの解答して「はい、終わり」では一部の生徒にしか力がつかない。
「いっしょに読みましょう」
「プリントの右端に3回ていねいに書きましょう」
「指をあげて、いっしょに書きましょう」などという音読、視写、空書き効果の大きさを伝える。
 ⑤生徒に対して「強い指導」ではなく、「強くする指導」の研究について(詳細、省略)

◆2/1、午後からプラザホテルで中学校長会。
 残念だが、教育長の話以外は、トヨタ方式が嫌う「資料の説明や情報伝達」の内容。
 自分の学校の主任会を早く終わらせ、カップヌードルで昼食を済ませ、徒歩とバスで1時間以上かけ、息せき切ってプラザホテルに駆け込んだのだが、この内容だったらメールでいいのではないか?
 主任会での論法とまったく同じだ。
 校長会が不要なのではない。
 校長会は重要である。
 ただ「資料の説明や情報伝達のみが目的」の校長会が不要なだけだ。
 前々会の校長会でも述べたのだが、現在、市教委と校長会は両輪になり得ていない。
 両輪の関係になるには、市教委に対して改善案・改革案を提案できる力をもたなければならない。
 現在は厳しい状況にある。(もっと記述したいが、寸止め!)

◆志塚教務主任より、来週の週報のコメントを求められる。
〈ポイント音読・視写・空書きでリズムのある授業、学力がつく授業を創る〉


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