職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

経営者の戦略や戦術は文章化して提示

2006-06-28 12:49:39 | Weblog

06.06.28 経営者の戦略や戦術は文章化して提示

◆職員室通信を2号分を一気に作成した。
 経営者の戦略や戦術を文章化して提示しない限り、組織は動かない。
 文字化することによって戦略・戦術が共有化できる。
 だから、教職員対象の職員室通信を最低週に1回発行している。
 その通信の編集の仕方を今回から大きく変えてみた。
 通常は、①トップ記事、②サブ記事、③細々とした指事事項……となる。もちろんトップ記事から書き出す。
 ところが、トップ記事が見当たらないが、喫緊の「細々とした指事事項」があるという場合がある。
 今回がそうだ。
 思い切って、③細々とした指事事項……三者面談留意事項・Tシャツの着方の指導方法・進学指導の合否目安基準・通信表の記述等々……から書きはじめた。
 トップ記事やサブ記事には、地方の放送局や新聞社が、毎年毎年同じ時期に同じ行事を取り上げるように、定番記事をはめこんで完成させた。

■3校時、職員会議のための運営委員会。
 もともとの計画は、3校時=主任会・放課後=運営委員会だったが、午後にわたしの出張(県教委主催・校内支援体制推進校長研修会)が入ったため、変更したのだ。
 ところが、日曜日にわたしが筋膜性腰痛症を再発させてしまった。夜、就寝したときには、とくに変わったことはなかったのだ。適当に酔って、ベットに入った。
 異変を感じたのは、朝、眼がさめたときだった。
 起きあがれない。
 腰痛というより背筋痛。
 月、火、水とその症状が改善しない。
 そのため、本日の出張は昨夕の時点で取りやめ。
 しかし、運営委員会は当初の計画通り3校時にを開く。

■注目すべき案件
〈総務部〉
・教職員新個人ロッカー(80×60×40㎝)完成。
 スペースが2倍になった。

〈教務部〉
・8月実施の小・中連携研修案2案提示。(審議中のため、内容は公表できない。)
 どちらの案が実現しても画期的内容。
 しかし、異なる組織の連携・融合はむずかしい。
 ちょっとしたことで土台から壊れる。
 小学校と中学校の教務部が連絡を密にしながら、慎重に慎重に慎重に進めてほしい。

〈生徒指導部〉
・今年の体育祭から地域に「本日実施」を知らせるのろしをあげることになった。
 「のろし」から学社連携・融合がはじまる。

〈研修部〉
・通信表に記載する〈学力向上5原則〉の評価方法案の提示。

〈保健部〉
・6月の総括データの中の「教育課程内外の6月の外科的傷病」今年が18件。昨年の6月が40件。
 経営の重点④〈危機管理の基本を踏まえた安全管理と事故防止の徹底〉のたまものである。
 
■職員朝会のコメント……ここから1学期終業式までが「剣が峰」。
 剣が峰に立つ……という表現がある。
 ややニュアンスは違うかもしれないけれども、ここから1学期終業式までの3週間は、剣が峰に立たされた気持ちで臨まなければならない期間だ。
 今後のものごとがうまくいくかどうかの重要な場面、かつ失敗が許されない困難な状況。
(1)連続している時間(1学期)を、はっきりと目に見えるようにひとつの区切りをつけ(ねぎらう、ほめる、反省させる……)、気持ちを新たにして、次の目標に向かうベクトルを形成する。
 この「ベクトル」を形成は、今しかできない。
 この観点から、通信表のコメント、三者面談のストラテジーを検討する。
 特に3年生は、……受験生としての基礎体力(誘惑を断ち切る決断力・学習への集中力と持続力)を獲得する、目標を具体的に設定する、学習方法の身につける時期。
(2)「ゲーム」終了間際の失点は痛い。
 「失点状況」を予測・予知し、徹底して予防に努める。
 ①カラオケ・ラピア徘徊(他校生などとのトラブル)
 ②海難事故
 ③花火事故
 ④……
 ⑤……
 ⑥交通事故
 ⑦……
 ⑧適切でない交友(「新グループ」が誕生する時期)


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「先生」はこのあと、無数の道を空間的に

2006-06-25 12:46:52 | Weblog

06.06.25 「先生」はこのあと、無数の道を空間的に

20年前、どこにもない場所にたどりつこうとしてこのあたり(みなみ中付近)をさまよっていた。(HPプロフィール参照)
 今では、わたしはすでに若くさえなく、頭髪は減りはじめ、体力もめだって弱くなっているが、やはりことばでつくりあげられた、どこにもない世界をさまよっていることに変わりはない。
 先日、ちょっとした電気工事(インターネット接続の不具合)をするとき、業者(八戸テレビ)の指示で、書棚の中味を移動した。
 そのとき、古い記述の束を発見した。
 以下の囲みはその一部。

  「では次に、先生のお話。」
 (帰りの会)の時間だ。
 日直の生徒に促された先生が立ちあがる。
 それまで先生は、教室の隅に置かれた小さな椅子に坐り、膝の上で親指と人差し指で輪を作り、眼をつむっていた。
 国語、数学、美術、いろんな教科の係や委員が明日の連絡をしている間中、ずっとそうしていた。
 先生は、少しよろめきながら黒板に近づき、短いチョークをつかんだ。そして書いた。
《1983年9月1日》と。
 音をたててチョークが砕け、白い粉が散った。
 40何人かの生徒は砕けて落下するチョークを眼で追ったあと、黒板に書かれた日付と突っ立っている先生とを交互に見た。
 5秒間たった。
「1983年9月1日というのは」先生が言った。「きょうのことだ」 そう言うなり、生徒に背を向けて、その隣に、
《1988年8月9日》と書いた。
 やはりチョークが砕けた。
「これは僕が、40歳になる日だ。
 言ってみれば人生のチェック・ポイントだ。
 君らにもあるだろう、20歳までにこれをして、25歳までには何をしてというのが……。
 それと同じだ。
 どんな僕が、どんなふうに1988年の8月9日を迎えるのだろう。
 やっぱり、今ここでしゃべっているようにしゃべっているのだろうか。
 ひょっとしたら、死んでいるかもしれない。
 生きていたとしても、教師はやめてしまっているかもしれない。
 1983年9月1日と1988年8月9日の日付の間には、そんな意味がある。」
 先生の眼がだんだんと覚めてきたようだ。
 「2つの日付は、透き通った釣糸のような細い道でつながっている。しかし、その道は1本きりではない。
 無数だ。
 無限大に近い。
 しかも複雑に絡み合っている。
 途中で途切れている道まである……」
 いつものことだが、(帰りの会)の一瞬、先生の頭に充満している空気に火花が散る。その火花に熱せられた先生が誰にともなくしやべるのだ。
「みんな、見てみろ。あっちがH駅の方角だ!」
 先生は窓の外を指さした。
 高台にある校舎の窓だから、ずいぶん空の多い風景だった。
 夏の終りの午後4時、もう輝くような青さはない。先生の言うH駅は、平べったい媒けた家並みの涯にあるはずだが、そのあたりは既に青さを失いつつある空と家並みとが融け合い、何も見定めることはできなかった。 

■「先生」の話はまだつづくが、引用(「読んde!!ここ」を使用)はここでやめる。
 「先生」はこのあと、無数の道を空間的に説明している。
 しかし、その語りからさらに20年たった今、読み返すと、無数の道の連続と断絶、あるいは不在の世界に所属したいという願いは、むしろ時間的なヒズミの中に存在すると考えたほうがいいように感じる。

※江藤淳氏の弔い期間につき、記述の一部について「本歌取り」採用中。
■画像は、非在の世界をさまよいつづけるはなむけ号。


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ツァラトゥストラはかく語りきがDREAMSと現実の懸け橋

2006-06-22 12:43:27 | Weblog

06.06.22 ツァラトゥストラはかく語りきがDREAMSと現実の懸け橋

◆振替休日2日目。
 朝、ソファーに寝っ転がりながら、FMで、「交響詩“ツァラトゥストラはこう語った”」(管弦楽)バイエルン放送交響楽団(指揮)ロリン・マゼール、「フランス舞曲の組曲」(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団(指揮)ホセ・セレブリエール、プーランクの「六重奏曲」……を聴いているうちに、
 マクベスのセリフ、
 《We are such stuff as dreams are made on:and our little life is rounded with a sleep. 》が口をついてでてきた。
 そして、ほんとうにほんとうに変な話なのだが、次の瞬間、学校の経営のことを考えてしまう。
 キツネにつままれたような気分だが、きっと「ツァラトゥストラはかく語りき」が、「DREAMS」と「わたしの現実の小さな営み」との懸け橋になってくれたのだろう。

■経営の重点№1〈知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業〉の「知的で楽しい……」とは、いったいなにか?
 一時期、「学力競争」(旧学力)か「ゆとり」(新学力)かで、学力論争がさかんだったが、「知的で楽しい」はいわゆる「旧学力」を修飾し、知識・理解のレベルにおいて、苦役的学習観を克服し、知的に楽しく「わかった! できた!」が実感できる授業を展開しようとしている。
 加えて、その「わかった! できた!」を通して、もうひとつの知的で楽しい授業(問題発見力・討論力・企画力・総合的な知のかまえなど)を創造しようとしている。

■(これを読んでいる方は笑っていらっしゃると思うが……)「加えて、その『わかった! できた!』を通して」の「通して」が実践レベルではくせものなのだ。
 FMのスイッチを切り、この点、八戸市はどう考えているのだろか?……と、「八戸市教育行政の展開について」を読み直す。

1.個を生かし、学ぶ喜びをはぐくむ学校教育の充実

(1)「わかった! できた!」が実感できる「質の高い授業づくり」
 学校教育活動において最も重要なことは、日常の授業を充実させ、子どもに確かな学力を保証することである。基礎的な知識・技能の確実な定着はもとより、思考力や判断力等を含めた学力を育成し、学びへの意欲を高め、一人一人の個性や能力を伸ばしていくことを課題として取り組む必要がある。

 論はこののち、「学習指導要領の趣旨を踏まえ、子どもの実態に応じて目標の明確化・具体化を行い、『わかった! できた!』が実感できるように……」と、いわば教育課程の構造へと展開する。
 たいへんよく書かれている。
 しかし、八戸市は文科省ではない。
 一地方都市が、21世紀を生き抜くための教育的戦略としては、「旧学力」も「新学力」もどちらも大切だというのみでは不十分であり、さらに2歩も3歩も踏みこみたいところだ。

■終わりに、なにかシェイクスピアの落ちでもあればいいのだが、なにもない。画像はレオン。
 ※江藤淳氏の弔い期間につき、記述の一部について「本歌取り」採用。

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江藤淳氏の命日(7/21)までの期間、氏を弔いつつ 

2006-06-21 12:40:58 | Weblog

06.06.21 江藤淳氏の命日(7/21)までの期間、氏を弔いつつ

谷地温泉からの帰路、国道102号沿いにある、道の駅「奥入瀬ロマンパーク」が視野に入ってきたとき、以前、ここで志塚Tと食事をしたことを思い出した。
 十和田湖一周ウォークの帰りだった。
 数日前に死去した江藤淳氏を弔うために、いやがる志塚Tをさそって参加したのだ。
 雨に打たれた身体をかわかしながら、わたしはここでピルスナーを注文し、志塚Tはメロンソーダを飲み、パスタを食べた。
 思いだしているうちに胸がいっぱいになった。
 あれから7年、江藤氏は死んだが、わたしは生きてきた。

■世の中がまちがっているとか、政治や経済がどうしたということは、あまり考えていない。
 世の中はまちがっているかもしれないし、政治や経済も、むずかしいにちがいない。
 でも、まあ、それはいい。
 とうに死んでいたかもしれないわたしが、妻と犬一匹という小世帯ながら自分の住居の畳の上で、自分の酒を飲んでいる。
 江藤氏の命日(7/21)までの期間、氏を弔いつつ(「本歌取り」または「本説を取る」「本文を取る」)、自分をいとおしみ、生きていることを、じっくりかみしめたい。

■しばらくかまわないでいたHP「すこやかみなみネット」の工事をする。
 構成を、ネットの存在の仕方、ネットの向かおうとする方向に即し、次のように再編する。
 ①すこやかみなみネットニュース……ネットに関するちょっとした情報を画像とメモで伝える。
 ②組織・事業計画
 ③すこやかみなみネット・地域連携事業
 ④すこやかみなみネット・小中連携事業
 ⑤すこやかみなみネットの記録……アーカイブ

■すこやかみなみネットの特徴は、小中の連携・融合という、いわば時間軸・垂直軸に、地域との連携・融合という水平軸をからませるところにある。
 小中連携の強固さ・堅固さに比し、地域との連携はゆるやかにネットを形成しようとしている。
 それで③(地域連携)と④(小中連携)を別項目とした。
 ⑤は古いデータを保存する。

■未読の新聞をためないようにしようと努力したつもりだが、気になる仕事に追われ、やはりいつものように1週間分ほどためてしまった。
 けさ、一気に読む。
 「車谷長吉氏 読書遍歴を本に」のなかの氏のことばがおもしろい。

 文学を真剣に志せば、人から怖れられ、嫌われ、裁判に訴えられる。賞をもらえば嫉妬され、友人はなくなる。僕は嫁はん以外の話し相手が誰もいない。でも嫌われれば、世捨て人に近づけるからいい。 


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学社連携融合コーディネーター生命をかけて 

2006-06-18 12:38:46 | Weblog

06.06.18 学社連携融合コーディネーター生命をかけて


■県総合社会教育センターで「学校と地域 ~協働によって広がる可能性」と題して1時間半ほど語る。
 プロットは、
 ①前半=学社連携・融合に関わる実践(八戸市教委の取り組み・あすねっとねぎしの実践・根城三水会の実践)。
 ②後半=その成果を生かし、その課題を克服しようとする「すこやかみなみネット」の実践。
 ②後半の「ミスター学社連携・融合」こと=小高進という人物が、学社連携融合コーディネーター生命をかけて、PTAの方々と試行錯誤しながら「すこやかみなみネット」を構築していくくだりは、聞いている方々の反応がたいへんよかった。
 ①前半も同じようにドラマティックな構成にすればよかったと反省している。

■みなみ劇場の座付作者の仕事(=「銭形平次」を書きつづけた胡堂と競争して「みなみの授業」をせっせと記述していくこと)に専念したかったので、県総合社会教育センターの話は、断ればよかったかなという気持ちもあった。
 しかし、結果的に引き受けてよかったと思っている。
 語るためのスライド(パワーポイント)づくりの過程で、市教委時代の自分の実践、アスネットねぎしや根城三水会の実践、それらの成果と課題が、現在の「すこやかみなみネット」の取り組みにどう生かされているかが自分のなかで明確になった。
 たとえば、アスネットねぎしはこういう成果をあげている、またこういう課題をかかえている……、だから、すこやかみなみネットでは、ねぎしのこういう部分を引き継ぎ(マネし)、ねぎしのこの課題はこういうかたちで改善する……ということを、これまでだれにも話していなかった。
 これを今回、言語化したわけだが、言語化の過程で、あいまいな部分につきあたり、それを分析することができた。大きな成果だ。

■朝、スーパー白鳥号に乗り、Limited express super 白鳥……という英語のアナウンスを聞いた瞬間、昔、よく乗っていた、大阪発青森行きの旧白鳥号のことを思い出した。
 伊勢物語の「はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ」とか「かぎりなく遠くも来にけるかな」が、あの頃のわたしのテーマソングだった。
 新しい白鳥は、北海道に向かっている。
 「ああ、わたしの旅はまだつづいていたのか」
 と思った。

■画像は、現在、白鳥号がどこを走っているのかを示すデジタル標示。昔の白鳥号の機械的な標示方式のほうが好きだが、こういうスタイルをひきついでくれているというのがうれしい。


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加藤周一さんという日本を代表する思想家が

2006-06-15 10:17:51 | Weblog

06.06.15 加藤周一さんという日本を代表する思想家が

■市中体壮行式

●加藤周一さんという日本を代表する思想家・文明批評家が、もうご高齢の方ですけれど、ご自身の部活動経験のことを書いていらっしゃいます。

 テニス部だったそうです。
 相手の顔が見える時間帯までは、ネットをはさんで打ち合っている。
 いよいよ暗くなり相手の顔が見えなくなると、まだかすかに明るさの残っている空に向けて高く打ち上げられたボールを追いかけ、打ち返す練習をした。

 既に、くたくたになった身体にはその練習はたいへんつらかったが、自分の、のちの人生の折々、とりわけ大ピンチのときに、その振り仰いだ駒場の、かすかに明るい空が現れ、自分の背中を押してくれた。応援してくれたということですね。

●わたしは加藤さんとは思想的に立場の異なる人間ですが、「人生ピンチのとき、振り仰いだ空が現れ自分を応援してくれた」という箇所が好きです。

 みなさんも、こののちの人生で、きっとこういうことがあると思います。
 3年間の練習の日々にみた、みなみの風景が君たちの背中を押してくれる。
 風景だけではありません。
 顧問の先生の顔の表情、声。
 応援してくれた、支えてくれた、親の顔、声。
 共に練習した、チームメートの顔、声。
 これらはみなさんの人生の大切な宝物です。

 こういう宝物をたくさん獲得し、きょうの壮行式を迎えることができたこと、たいへんうれしく思います。
 ほんとうにおめでとう。
 大会では、みなみの代表として、みなみらしく堂々と、みなみらしく最後の最後まで勝利を信じ、戦ってくれることを強く期待します。健闘を祈ります。

●応援について。
 うしろの垂れ幕に、大きく太い字で「本物の応援 横山」と書いてあります。
 いいですね。

 白銀南、この、あたたかく、透きとおるように美しい名前をもった、母校のために、本物の応援をめざしましょう。
 応援する人も、応援される人も「ああ、みなみの生徒でよかった」と心から思える応援をしましょう。

●行進については、この、美しい白銀南らしく、力いっぱい腕をふり、しっかりと前方をみて、一歩一歩歩いてくれることを期待します。

●むすびに、保護者のみなさま、地域のみなさま、そして先生方、これまでのご支援・ご指導、ありがとうございました。
 みなさまへの感謝と敬意の気持ちを表し、大会中のみなみ中生たちの奮闘努力を願い、あいさつといたします。

平成18年6月15日
      八戸市立白銀南中学校
                校長 小高進

 ※参考=加藤周一『羊の歌』



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『松ササ通信』が出た

2006-06-14 10:15:38 | Weblog

06.06.14 『松ササ通信』が出た

■『松ササ通信』が出た。
 2学年副担任の佐々木京Tと松坂Tが交互に編集する2学年副担任通信だ。
 今回の担当は松坂Tだ。
 前半の記事は「理科室通信」

 先日、理科室でみなさんと肝臓を見ました。
 あれはスーパーで私が買ってきた、みなさんも食べたことがあるであろう、税込み155円のブタの肝臓(レバー)です。
 授業の中でレバーが嫌いな人と聞いたところ、クラスの半数以上の手があがりました。
 肝臓は栄養分を貯蔵する器官です。
 だから、肝臓には豊富にブドウ糖、アミノ酸などの栄養分が含まれています。
 また、脂肪分は肝臓に蓄えられないので、脂肪がつきにくい食べ物でもあります。
 レバーを食べてベリーストロング・ボディーをつくりましょう!
 ところで、先日、「フォアグラってなにか知っていますか?」と聞かれたとき、とっさに「あれ? 子羊の肝臓だっけ?」と答えてしまいました。
 「ガチョウですよ」と教えてくれた、4組の寺地さんの視線がとても痛かったです。

 後半の記事は「チャリンコ」(八幡平登頂! 実録200㎞激走)で、大学時代に所属していたサイクリング部での活動の紹介だ。

■わたし(=小高)は通信魔のように通信を発行してきた。
 「研修通信」は本にもなっている。
 しかし、わたしのは少しもおもしろくない。記述にまったく余裕がない。
 『松ササ通信』を届けてくれた松坂Tに、
 「これがわたしの理想とする通信ですよ」
 というと、キョトンとした顔をしていた。

■職員朝会コメント。
 月曜日からスタートした市中体に向けた応援・行進練習は、学年の枠を取りはらい、全教員と全生徒が触れあうよい機会だ。
 生徒をよく観てほしい……というか、生徒のほうが教師をよく観ている。
 だから、プロ教師として、表情、しぐさなど、ノンバーバルコミュニケーションを通して生徒と「交流」するチャンスだ。(腕組みスタイル禁止)

■3校時の主任会コメント。

(1)プロ教師としての「品性・倫理・誇り」。
 生徒に対して「品性」ある教師か? 「倫理」感ある教師か?……自らも(当然、わたしも)問い直しつつ、場面ごとに主任として所属教員への適切な指導を。

(2)危機管理の原則を踏まえた市中体期間中の生徒指導について。

(3)すこやかみなみネットについて。
 教職員の仕事量が肥大化しすぎている。
 パンク寸前という表現はまちがっている。
 既にパンクしている。
 教師が研究者としての空間と時間を確保しないと、知的で楽しい授業は創造できるはずがない。
 だから、「学校・家庭・地域の教育力のバランスがとれたトータルシステム」の開発に全力をあげたい。
 すこやかみなみネット事業は、その根幹だ。
 基本方針は、みなみ小・中PTAの連携・融合を(垂直)軸に、児童生徒(在学青少年)の健全育成と安全確保に限定して、地域諸団体とのゆるやかなネットワーク(水平軸)を形成しようとするものだ。
 事業は、①小中PTAの連携・融合に関するものと、②地域諸団体との連携・融合に関するものとの2本立てである。
 このことを踏まえて、各主任は、今年度の「すこやかみなみネット事業計画」と「会則」を読み込み、趣旨・基本方針・事業展開について、所属教員や保護者、地域の方々に対してプレゼンテーターとしての役目を果たしてほしい。こ


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おお 松阪T 富嶽百景だよ!

2006-06-12 15:13:36 | Weblog


■国語担当の今田Tの机の上に、「サマーワーク」の見本が数冊、のっている。
 元国語教師のわたしは、これに鋭く反応。

 『名作サマー』国語2年……名作があなたを「読書の世界」へ誘う!(五ツ木書房)を手にとる。

 すぐそばに松坂Tがいた。
 わたしは夏休みの問題集を読んでいるうちに文学にひかれだした人間だから、「こういうワークブックを見ていると、魂が揺れるよ……」と話しかけると、「わたしも試験の問題文がおもしろいので、試験のあとでその本を買ったことがあります……」と理科教師らしくないことを言う。

■ページをめくると――

 十一月にはいると、もはや御坂の寒気、堪へがたくなった。
 茶店では、ストーブを備えた。
 「お客さん、二階はお寒いでしょう。お仕事のときは、ストーブのそばでなさったら。」と、おかみさんは言うのであるが、私は、人の見ているまえでは、仕事のできないたちなので、それは断った。
 おかみさんは心配して、峠の麓の吉田へ行き、炬燵をひとつ買って来た。
 私は二階の部屋でそれにもぐって、この茶店の人たちの親切には、しんからお礼を言いたく思って、けれども、もはやその全容の三分の二ほど、雪をかぶった富士の姿を眺め、また近くの山々の、蕭条たる冬木立に接しては、これ以上、この峠で、皮膚を刺す寒気に辛抱していることも無意味に思われ、山を下ることに決意した。……

 「おお! 富嶽百景だ!」
 隣にいる松坂Tのことは忘れて、声に出してしまった。

 ここでやめておけばいいのに、設問をみる。
 こういうワークの設問はみてはいけない……と自分に言い聞かせているのに、やはり職業柄、みてしまう。

 山を下る、その前日、私は、どてらを二枚かさねて着て、茶店の椅子に腰かけて、熱い番茶をすすっていたら、冬の外套着た、タイピストでもあらうか、若い知的の娘さんがふたり、トンネルの方から、何かキャッキャッ笑いながら歩いて来て、ふと眼前に真白い富士を見つけ、打たれたように立ち止り、それから、ひそひそ相談の様子で、そのうちのひとり、眼鏡かけた、色の白い子が、にこにこ笑いながら、私のほうへやって来た。
「相すみません。シャッター切って下さいな。」
 私は、へどもどした。
 私は機械のことには、あまり明るくないのだし、写真の趣味は皆無であり、しかも、どてらを二枚もかさねて着ていて、茶店の人たちさへ、山賊みたいだ、といって笑っているような、そんなむさくるしい姿でもあり、多分は東京の、そんな華やかな娘さんから、はいからの用事を頼まれて、内心ひどく狼狽したのである。
 けれども、また思い直し、こんな姿はしていても、やはり、見る人が見れば、どこかしら、きゃしゃなおもかげもあり、写真のシャッターくらい器用に手さばき出来るほどの男に見えるのかも知れない、などと少し浮き浮きした気持も手伝い、私は平静を装い、娘さんの差し出すカメラを受け取り、何気なさそうな口調で、シャッターの切りかたをちょっとたずねてみてから、わななきわななき、レンズをのぞいた。
 まんなかに大きい富士、その下に小さい、けしの花ふたつ。
 ふたり揃ひの赤い外套を着ているのである。
 ふたりは、ひしと抱き合ふように寄り添い、きっとまじめな顔になつた。
 私は、おかしくてならない。
 カメラ持つ手がふるえて、どうにもならぬ。
 笑いをこらえて、レンズをのぞけば、けしの花、いよいよ澄まして、固くなっている。
 どうにもねらいがつけにくく、私は、ふたりの姿をレンズから追放して、ただ富士山だけを、レンズいっぱいにキャッチして、富士山、さようなら、お世話になりました。
 パチリ。
「はい、うつりました。」
「ありがとう。」
 ふたり声をそろえてお礼を言う。……


■メインの設問、傍線6「二人の姿をレンズから追放して、ただ富士山だけを、レンズいっぱいにキャッチして」とあるが、富士山だけを写した理由として最も適当なものを次から選び、記号で答えなさい。

 解答をみると、正解は「女性たちにねらいが定まらないうちに、『私』の関心が富士山に移っていったため」となっている。

 私はおかしくてならない。
 カメラ持つ手がふるえて、どうにもならぬ。
 笑いをこらえて、レンズをのぞけばけしの花、いよいよ澄まして、固くなっている。……

 この直後、「私」の心が、ガラリと変化する。
 問題作成者はこの変化が読めていないし、また、当然のこととして、その前段階の「私」の自己認識の変化……すなわち、「私」=「機械に明るくない」「むさくるしい姿」→「きゃしゃなおもかげもあり、写真のシャッターくらい器用に手さばき出来るほどの男」も読めていない。

 「私」は、「二人の姿」をレンズから追放すると同時に、「きゃしゃな」自分をも追放するのだ。
 いや、「きゃしゃな」自分を追放した瞬間、「二人の姿」をもレンズから追放するのだ。

 中学生にはもっと魂を揺さぶるダイナミックな設問をぶっつけないと、アカンよ。

■4月・5月は経営の重点1「知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業」に集中した。
 今月は2「学校・家庭・地域のバランスがとれたトータルシステムの開発」を追究する。
 現状の「学校の教育丸抱え体制(教育独占体制)」=学校>家庭>地域のアンバランスな状態に至った原因をブレスト的に列挙する。

 ①地域構造の変化(職住分離・核家族化)
 ②教育爆発現象(高校進学率20%→90%へ)
 ③幻の建議「在学青少年に対する社会教育の在り方について」
 ④社会教育関係者と学校教育関係者の組織上の断絶
 ⑤戦前の学校中心自治民育体制の幻影
 ⑥教育的価値を包括する学習指導要領……

 これらに対応するかたちで、バランスをとりなおす方策として学社連携・融合のしくみを考えなければならない。
 このとき、特に重要なのは、①と④だ。
 ③は、今さら後悔してもどうにもならない。
 ②と⑥は「学社連携・融合のしくみ」とは別次元の問題。
 ⑤は、今のわたしには手に負えない問題で、日本教育史専門の方々の今後の研究に委ねたい。


■画像はみなみ中のヤマボウシの花



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教える技術と学ぶ技術

2006-06-08 10:10:00 | Weblog

06.06.08 教える技術と学ぶ技術

◆けさ、職員朝会で、研修部の本田Tから「学力向上の5原則」に関する生徒会学習委員会の活動内容が発表された。
 そのレジメの一部を抜粋する。

 6月の強調項目は、学力向上の5原則の1
 〈1 授業の目標・ねらいをしっかりとつかもう〉
 です。
  先生が、黒板に書いたり話したりした「授業の目標やねらい」をノートに書いたり、頭の中にしっかりと意識して授業を受けましょう。
 

 これに「自己評価表」が添付してある。
 評価の時期として、「現在」「2次試験まで」「1学期末」……と設定されている。

■当然のことだが、この生徒活動と、前回の職員会議で同じく研修部から提案された「学力向上の5原則に関する日々の教師側の取り組み」が対になって大きな効果があがる。
 みなみ中教師の「教える技術」を高める。みなみ中生徒の「学ぶ技術」を高める。やがて、今はまだわたしたちの目に見えない、みなみ中の50分間の授業が見えてくるはずだ。
 研修部提案の原則①に関する教師の取り組み例として、
 ①授業の目標やねらいを黒板に必ず提示する。
 ②目標やねらいを生徒のノートに書かせる(音読させる)。
 ③授業の段階(「段落」)ごとに目標・ねらいを明確にする。
 ④目標・ねらいに対する成果をはっきりさせる(評価する)。

 なお、5原則は次のとおりである。

 ①授業の目標・ねらいをしっかりとつかもう
 ②話し手にへそを向けて聞こう
 ③正しい発声をし、適切な音量で発言しよう
 ④ノートは速くていねいに書こう
 ⑤作業・活動にすばやく取り組もう

■午前、松代Tと、①市中体への取り組み、②プロ教師集団の編成、③秋の体育祭設計の基本方針……などについて話し合う。
 体育祭については、①グランドに保護者いっぱい、地域の方々いっぱい大作戦、②昨年度計画したものの、悪天候のために中止になった「地域・保護者VS.みなみ中生」綱引きエキジビションの実施、③午前、前半のプログラムの充実……などについて話し合う。

■昼、主任会(通常、水曜日3校時にセットされているが、2学年校外学習が昨日に実施されたため)後、すこやかみなみネット関連事務連絡のため出張。こ


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お好み焼き特訓計画、いや「教育界の野村胡堂計画」も詳細は秘密

2006-06-07 10:07:06 | Weblog

06.06.07 お好み焼き特訓計画、いや「教育界の野村胡堂計画」も詳細は秘密

教育界の野村胡堂計画

 讀賣の「お品書き」は再び「お好み焼き」だ。
 兵庫県出身、画家の横尾忠則さん。


 グルメでもないし、料理にはあまり興味がない。ただひとつ、「お好み焼きの作り方でけは自信がある」という。
 「教えたいが秘密だから内証である」とホームページ上の日記に書いてあったのを、拝み倒して特別に教えてもらった。
 重曹をちょっとだけ、そして、薄く溶いた水あめを混ぜること。するとふっくらと、きれいなキツネ色に焼き上がる。
 「アーティストだから、やはり美しくないと」
 ただし、うまくできるかどうかは、その人しだい。「コツというかセンスがいる。経験とお好み焼きへの愛情がないとね。東京の人は大体ヘタです」

■わたしのお好み焼き、いや「教育界の野村胡堂計画」も詳細は秘密である。
 以前にもここで触れたように、教卓から生徒に語りかける今田T、試験問題の解説をする松坂T、合唱を指揮する本田T、黒板に数式を書きこむ森T……たちの授業を、新聞記者や放送記者がニュース原稿を書くように、どんどん記述していくのだ。
 「銭形平次」を書きつづけた胡堂と競争して「授業」をせっせと記述していくのだ。
 日曜日に、そのための「重曹」とか「水アメ」……を準備した。

■2校時、佐藤公一研修主任と、今後の教員研修計画について意見交換をする。
 4月~6月初めまでに実施した授業研究は、模擬授業7、研究授業19、合計26。
 6月~来年3月までを2人でカウントすると、模擬授業26、研究授業23。
 これに教科部会での模擬授業20~30が加わるので、目標を100授業とする。
 今後の検討課題として次の3点を確認する。、
①研修部が、模擬授業研修がやりやすい教科部会の環境をつくること。
②現在の模擬授業は、授業者がやりたい教材・やりたい場面をやるという方法だが、本校の教師の課題を克服するためには、どういう模擬授業のやり方があるのかを検討する。
③前回の模擬授業大会に白銀小の馬場Tを招聘したことはたいへんよかった。継続して、模擬授業研修の外部講師(コメント者)を発掘・招聘することを検討する。

■やっと体調が快復し、本来の自分に近づきつつある。
 きのうのように悪い日もあるが、これは人間だから仕方がない。
 で、「胡堂計画」に、もうひとつのライフワークである「学社連携・融合」も加えるつもりである。
 優れた「学社連携・融合」実践の取材を再開する。
 これは当然、現在、PTAの方々と展開している「すこやかみなみネット事業」をよりしっかりしたものにするために役立つだろうし、加えて、その地域内にとどまっている優れた実践を他地域に転移させることになる。
 いくらおもしろい実践であっても、今、スタートしたばかりのものは取材の対象としない。
 最低6年以上継続している実践。あるいは、6年以上の継続がまちがいなく見込める実践。

■画像はみなみ小・中連携授業研究会で英語の授業をする和田T


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教育実習生の模擬授業大会を行う

2006-06-02 10:03:56 | Weblog

06.06.02 教育実習生の模擬授業大会を行う

1時間目後半と2時間目に教育実習生の模擬授業大会を行う。
 全員、既に月曜日に渡してある同じ指導案でやってもらった。
 各自10分間の模擬授業、そのあと志塚教務主任コメント2分間、わたしのコメント2分間。ひとり合計15分間。

■模擬授業の感想(佐々木実習生の「実習日誌」から)

 模擬授業では早く楽な気持ちになりたいのと、多くの助言をもらいたいのとで、トップバッターを志願しました。
 昨日の夜はだいぶ練習したのに本番ではほとんど頭から飛んでしまいました。
 でも、声量、生徒への目線、表情はほめられました。ただし、飛んでしまったぶん、スムースに進まなかったのでリズムが悪いと指摘されました。
 また目線はよいけど、発表している人ばかり見ている。まわりの聞いている生徒の反応もみなければいけない。語るときはひとりひとりの生徒と目をあわせる。教室の四隅の生徒を順々に見ながら練習するとよいなどと指導を受けました。
 そのほか、音読させるときは「サン、ハイ!」ではなく、「読みましょう」でスタートさせる。「~してください」ではなく、「~しましょう」「~しなさい」に。板書は生徒に背を向けてしまうのではなく、生徒を見ながら。
 わたしが意外だったのは、教師は生徒に「いいですか?」と言ってはいけないということでした。このほかにもたくさんのことを教えていただきました。

■午後からみなみ小・みなみ中連携の授業研究会。
 12の授業を公開する。
 国語(今田T・苫米地T・)、数学(森T・中野T)、理科(北澤T・松坂T)、英語(和田T・西塚T・田名部T)、音楽(本田T)、保健体育(松代T・高橋範T)
 これで今年度4月からの研究授業(含模擬授業)が26コマになった。新採用者須藤Tと先日着任した舘田講師以外は全員やったことになる。

■わたしの感慨に即せば、「きょうで5月が終わる……、4月・5月と、いわば1学期の前半が終わる……。」
 もう2ヶ月たってしまったのかぁ……というあっけなさはない。ずいぶんと多くのことに挑戦した、ほんとうに中味のある2ヶ月だったという思いが強い。
 特にわたしは4月末までは体調がすぐれなかったので、何倍もエネルギーを費やした。そのわりに、思うように動けていないわけだが、それをなにも言わずにカバーしてくれた四戸教頭・志塚教務主任はじめ、みなみ中の先生方に心より感謝したい。


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激甘のコメントだが、たまにはうれしい 

2006-06-01 10:01:05 | Weblog

06.06.01 激甘のコメントだが、たまにはうれしい

本校を会場に県教育委員会主催の初任者研修「示範授業研修」が開かれた。
 主なプログラムは、
 ①わたし(=小高)の講話
 ②授業参観のポイント説明=志塚教務主任
 ③授業参観
 本校の授業者=苫米地T(3年国語)・佐藤公一T(1年社会)・森T(1年数学)・北澤T(3年理科)・西塚T(2年英語)・板垣T(1年美術)・高橋T・松代T(3年保健体育)
 ④初任者同士の協議・発表

■わたしの講話は、冒頭、経営の重点№1〈知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業 ~プロ教師への道~〉に迫る具体的な方策として採用している「模擬授業」研修の説明。
 そのあと、実際に志塚T、佐々木京Tが模擬授業を行った。
 各自、模擬授業10分、協議10分。
 協議では、①おお! これはスゴイ!という点と、②わたしだったらここはこうするという点(代案)を、わたしが列指名・個人指名等で発表してもらった。

■初任者といっても今年3月に卒業して採用になった人は16人中2人だけで、他は何年も、長い人は14年間、11年間の講師経験がある。だから、代案にもキラリと光る指摘があった。充実した時間だった。
 予定では模擬授業終了後、わたしの18番「学校の教育独占体制を正す」について5分間、高言を吐くつもりだったが、時間がない。
 ふしぎだなぁぁ?と思っていたが、あとになって、松橋教育課長がわたしの紹介にその時間を使っていたことに気づいた。

■示範授業について、参観者に本校で使用している保護者用「授業改善のためのアンケート」および生徒用「授業評価表」を配り、記入してもらった。
 ほとんど「激甘」のコメントだが、たまにはこういうコメントもうれしい。それに「甘」えて、気に入ったコメントをコピーしておきたい。
〈佐藤公一Tの授業〉
 みなみ中の授業力向上の5原則をわたしも生かしていきたい。特に佐藤Tが「1人1人のがんばりに気づき認める」という点ですばらしく、生徒を「佐藤Tの授業を受けたい」という気持ちにさせる。
〈北澤Tの授業〉
 発問に体して答える生徒がとても生き生きしていた。みんなが手をあげるし、積極的に実験に参加していた。
 教師の話を聞く姿勢、板書をすぐにノートに写す態度もすばらしい。雰囲気がとてもいいのが印象的だった。


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