★本校には「授業力向上の5原則」(=「指導力向上の5原則」)がある。 粗い言い方をすると、ま、これさえマスターすれば、教師として、ま、なんとか独り立ちできるだろう……そして、なによりも本校の学力がアップするだろう……というものだ。(5原則の項目については上の画像を参照)。 ★あまり数があっても、結局は、お飾りに終わってしまう。 しぼりにしぼった。 研修部で議論し、僕自身も悩み、「原案」が研修部と僕との間を何度もいったりきたりした。 たった5つだが、ひとつひとつは奥が深い。 じっさいにやってみようとすると、結構、むずかしい。 ★本通信では、参観日の授業に向けて、この「5原則」についての「念押し」をやっている。 保護者が授業をみていて「ああ、ここは、目標を明確にしているんだなァ」「ああ、ここは、達成状況を確認しているのだなァ」と、はっきりとわかるくらいにやらないとダメだぁ~……と(^_^)v。 「念押し」号は2号あって、これはその2号目だ。 ![]() 何者かに引き寄せられるように、足が、いや、僕の魂が、勝手に招魂社境内に向かっていった。 主催者に叱られるかもしれないが、ふと、映画『異人たちとの夏』を想起した。 近づいてはいけない場所に通うことによって、僕は死に近づいていく……というイメージだ。 ★念のために、映画『異人たちとの夏』のあらすじ――。 主人公の原田が偶然に浅草で、死んだはずの両親に会う。 両親は、原田が12歳の時に交通事故で死亡したが、なぜかその時の年齢のまま、浅草に住んでいる。 懐かしさのあまり、両親の家へたびたび通う。 しかし、異人(幽霊)に近づき、原田の体は徐々に衰弱し……。 ![]() ひとつひとつのピースに、異なった時空間の僕や僕の周囲にいた人々が登場する。 ああ、今、目をつぶったら、僕はピースの中に吸い込まれる……あるいは、ピースの隙間に消えるぅ~という恍惚。 ちなみに、きょう、2人目に登場した語り手は、僕の昔の知人だった。 まったく予期していなかった。 ドキドキした。 彼女が「これで、お・し・ま・い」と本を閉じたあと、僕のほうを見て(と、僕には感じられた)自分の決意(覚悟)のようなことを短く語ったとき、また風景がゆがんだ。 桜山招魂社境内「森のおとぎ会」。 僕にとっては、恐い場所……だ。 ★関連記事 ・すべて音読!いつでも音読!何でも音読! どんどん教科書を読ませよう! どんどん板書事項を読ませよう! ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ |