◆学校現場に帰ってから、比喩ではなく、自分の身体の細胞がドンドン入れ替わっている。 自分の魂が、本来のあるべき場所に近づいているという実感がある。 2ヵ月ほど前に、わたしは次のように書いた。 ◆過去の記述の中に「悲しんでいる自分」がいる。 「緊張している自分」がいる。 「創造している自分」がいる。 その「悲しみ」がfollow upされずに凍結されている。 「緊張感」がkeep upされずに切断されている。 「創造性」がgrow upされずに中断されている……と。 ◆わたしなりに分析すれば、この感情は郷愁に近い。 だから、帰るところがもうないのだという認識と、帰ることを断念する決意とが内在している。 今、この「断念の決意」に逆らって、「魂が本来の場所に近づいている」、すなわち、「悲しみ」と「緊張」と「創造」に接続できる位置にわたしの魂が近づきつつあるという実感がある。 スゴイことだと思う。 ◆この3週間、職員会議、新任式、始業式、入学式、全校朝会、職員会議、臨時全校朝会、PTA総会、各学年保護者集会……と「語る」機会があった。 情報をあちこちから選択してしゃべるDJ(ディスクジョッキー)のような語りは極力避けたいと思ってきたが、昨日の2学年と1学年の保護者集会はDJ的になってしまった。 断念の決意に逆らって進む魂と密接不離な語りができるといいなぁぁぁと思っている。 ※写真は夜の校長室。きょうもいろいろあった日だったけど、校舎内も静かになった。何の作業だったか忘れたけど、何かいっしょうけんめいにやるわたし。 [2004年04月23日] にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
◆転勤が趣味ですか?と訊かれそうなくらい転勤している。 採用以来32年間で、今度のみなみ中が10番目の職場である(「わたしの履歴書」参照)。 悲しい思いもずいぶんしてきた。 しかし、だれも恨むつもりはない。 人生無宿、人生流転、「あとは野となれ山となれ」と言い聞かせてやってきた。 ◆だが、やはり「転勤」はシンドイ。 実にめんどうだ。 新年度がスタートして校長室に各種の書類が持ち込まれ、散らかるばかりで、オロオロしている。 その原因はどうやらフォルダにあるようだ。 フォルダがまだ4年間勤めた教育行政職のままなのだ。 例=「家庭の教育力充実事業」 「学者連携・融合」「教育支援ボランティア推進事業」 「青少年班学校訪問」……等、40くらい。 今回の転勤に伴い、身体の中に新たなフォルダを構築しなければならない。 しかし、これには少し時間がかかると思う。 しばらくは、鮫中、是川中時代のフォルダを復活させて対応するつもりだ。 ◆十年来の不眠症。 これも元々は「転勤」がきっかけだった。 今、そのピークにある。 入眠後、3時間くらいで覚醒し、あとは明け方まで入眠→覚醒→入眠→覚醒……を繰り返す。 だから、日中、常にボーッとしている。 ◆まだまだ魂の片肺飛行状態だが、4年ぶりの始業式・入学式の緊張感はなんともいえなかった。 4年ぶりの給食も最高!(ただし、初日はもっとも苦手なコーンシチューだったが……) 4年ぶりの全校朝会。 4年ぶりの「職員室通信」……。(写真は白銀南中合唱部の練習風景) [2004年04月13日] にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
◆4年前、前任校(是川中)で『職員室通信』を発行していた。 今回の異動に際し、その最後の号に自分の魂を接続させようとした。 しかし、これが、なかなかうまくいかない。 単語と単語の間にあるテンションが、現在と4年前とでまったく違うのだ。 ◆教育現場とは異質の「市教委」という空間のなかで、自分の同一性を保つために、どうしても異質の手つづきが必要だった。 その手つづきが、わたしのなにかを微妙に、しかしかなり確実に変えてしまったのだろう。 ◆3/26、白銀南中を訪問し、1回目の引き継ぎをした。 晴山校長から学校の概要、経営方針、課題などの説明を受け、わたしがいくつかの質問をした。 そのとき、「晴山先生、4年前のわたしとどこか変わっていますか?」と、よほど質問しようかと思った。 ◆逡巡する気持ちが一変したのは、3/29讀賣新聞の全面広告を見たときだった。 死んだ僚友にひざまずき、泣く兵士の写真だった。 瞬間、何の脈略もなしに「教育・深夜特急」ということばがわたしを占領した。 深夜特急(ミッドナイト・エクスプレス)とは、トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者の隠語で、脱獄を意味する。 ◆わたしは、その3/29の「衝撃」と4年間の「異質の手つづき」との関係が、まだ正確にはわかっていない。 しかし、「衝撃」を無理やりことばに表すとすれば、「(日本の教育が抱えている)学力格差、不登校、教育コミュニティーの崩壊等、危機的な状況から教育そのものを脱獄させるのだ……」というようなことだろう。 ただ通信名を『教育・深夜特急』とするのにはやはり抵抗があった。 [2004年04月02日] にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |