職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

2月26日(火)のつぶやき

2013-02-27 02:33:05 | 僕のモンマルトル日記

@akanesizuka ★おはようございます。こちら、寒さにちぢこまっています(ノ△・。)。週末にかけて「春めく」という予報にホッとしています。出張、お気をつけて。



★パートナーとコンビで『熊さんにお聞き』をやるとしたら、僕は父親役をやるのか? 女の子役をやるのか?

2013-02-24 12:03:57 | 僕のモンマルトル日記

 

茫漠特急 Marjorie Flackの『Ask Mr. Bear』を読み聞かせるとすれば
2013
02.24


★前回、パートナーが読み聞かせボランティアで中学生に太宰治を読んでいるという話をしたが、その活動母体である「MINAMIネット・サポータークラブ(登録制)」を簡単に紹介しよう。
 学校・家庭・地域が連携、融合、あるいは協働して展開する教育コミュニティづくり・MINAMIネット事業の一環だ。

 主に地域の人々、児童・生徒の保護者、教職員を対象に「やってみたい人」が「やれるとき」に「やれること」をモットーに登録者を募っている。
 活動分野は、主なものとして――
 ①環境サポーター=花壇の整備・掲示板等の装飾。
 ②図書室サポーター=昼休みの図書の貸し出しの補助活動・放課後の図書の貸し出し活動・図書の整理(パソコン)・図書室の環境整備・読み聞かせ
 ③ホームページサポーター=学校やPTA、MINAMIネットのホームページの作成。
 ④学校・家庭・地域の連携サポーター=地域活動や地域行事と、PTAや学校とのコーディネート活動。
 ⑤学校部活動支援

 一気に多くの登録者を集めるというのではなく、少しずつメンバー(登録者)に集まってもらいながら、チームをつくり、そのなかで新しい活動を打ちだしていく方針だ。
 なお「MINAMIネットOB会」――僕も会員のひとり――は、現在、ひとつの団体としての位置づけだが、サポータークラブのひとつと考えたほうがいいのかもしれない。

★僕は、ホームページサポータークラブに所属しているが、読み聞かせもやってみたい。
 対象は園児(保育園&幼稚園)がいい。
 でも、ひとりでは自信がない(ノ△・。)。
 パートナーといっしょだったらやれるかもしれない。

 昔、昔、ずっと若い頃、自分が書く小説に、主人公が小さな娘を膝に乗せ、Marjorie Flackの『Ask Mr. Bear』を読み聞かせる場面があった。
 ――「あるところに、ダニーという男の子がいました。きょうはお母さんのたんじょう日です。そこでダニーはかんがえました。『おたんじょう日のおいわいに、なにをお母さんにあげたらいいかな』……」
 父親が童話の本を読んでいる。
 その膝の上に座っている女の子のオカッパ頭がページの上を動いていく。
 「ダニーは、お母さんにあげるものを見つけに出かけました。すると、めんどりにあいました。『おはよう、めんどりさん』とダニーはいいました。『お母さんのたんじょう日に、なにかあげるものないかしら?』……」
 こんどは女の子の番だ。
 「『コッ、コッ、コッ』とめんどりはいいました」
 「コッ、コッ、コッ」といいながら、女の子は口を突き出した。
 「それじゃ、わたしが生みたてのたまごをひとつあげましょう」
 女の子の耳のそばで父親がいった。
 「でも、たまごなら、もうあるの」
 「それじゃ、いっしょに、なにかさがしにいきましょう」と女の子がいった。――(小説『熊さんにお聞き』&Marjorie Flack『Ask Mr. Bear』から引用、以上)

 パートナーとコンビで『Ask Mr. Bear』をやるとしたら、僕は父親役をやるのか、あるいは女の子役をやるのか?
 あれから、もう、ずいぶんと年数がたった。


★MINAMIネットの今後の課題は、コーディネート力のアップだ。
 地域では、青少年の健全育成・安全確保のために、地区安協、防犯など、さまざまな団体が活躍している。
 しかし――考えてみれば、当然のことなのだが――諸団体はもともとは他との違いをエネルギーにしている。
 したがって、本質的には連携・融合を前提にしていない。
 学校もそうだ。
 だから、MINAMIネットには、専門分野に特化した地域諸団体とは別に、連携・融合・協働づくり(学校・家庭・地域との連携・融合・協働を創りだし、安定させ、継続させること)を目的とした活動が期待されている。
 現在、MINAMIネットでは、小中合同のPTAが、コーディネート力を発揮している。
 くわえて、今、紹介したサポータークラブのように、PTAを含む、あるいはPTAとは別に、学校・家庭・地域という垣根を越えた、さまざまな人々による、さまざまな活動から、自然にコーディネート力が生まれてくる仕組みづくりも大切にしたい。



職員室通信 2013/02/24号
★学校部活動任意加入制支持=27%→「30%超」が僕のノルマ
 

★前回、今月の保護者&地域対象の「MINAMIネット通信」の記述を、実践教育哲学の切り口にする――のつづき。
 前回は「1 学校の情報発信」について記述したところで――もちろん、ぜんぶやるつもりだったのだが――力が尽きた。
 今回もどこまでやれるかわからないが、自由になる時間が1時間半ある。
 ぎりぎりまでやってみる。

 なお、表中の記号は――
 ◎=よい
 ○=ややよい
 ×=ややわるい
 ××=わるい
 ?=わからない。
 また、文章中では――
 「◎+○」=「肯定的評価」、
 「×+××+?」=「否定的評価」ととらえている。

★「(2)保護者と教師が話し合う機会」「(3)授業や行事の参観機会」については、肯定的評価が85%~95%と高い評価だが、前者の「話し合う機会」については、否定的評価が15%ある。
 定期の2者面談(保護者と教師)や3者面談ではどうしても時間が限られてしまう。
 必要に応じて個別の家庭訪問や相談を受けているという情報をもっと流すようにしなくてはいけない。

★「(4) 知的で楽しい授業」と「(5)学習内容の定着」については、他の項目に比べ、「よい」という評価はまだまだ低い。
 が、過去の3年間の記録と比較すると、毎年「微増」を続け、着実に向上している。
 ◎+○の割合 〈3年前〉→〈2年前〉→〈去年〉→〈今年度〉
 「(4)知的で楽しい授業」=54%→57%→62%→68%
 「(5)学習内容の定着」=59%→63%→66%→68%
 「指導力向上の5原則(教師)」「学力向上の5原則(生徒)」の奨励等、凡事徹底の成果であると喜んでいる。
 ただし、肯定的評価が他項目に比べて低く、また「わからない」の比率も22%、あるいは17%と多いことから、ことの根本は、本校のモットー=「朝、起きたMINAMI中生が○○先生の授業が楽しみだぁ!」と家を飛びだしてくる状態にまだなっていない……子どものブンブンという学びの羽音が保護者や地域の人々にの耳に伝わるような授業になり得ていない……ところにあると猛省している。
 あわせて、本学区の保護者の「もっともっと授業に力を入れてほしい」という強いメッセージ、あるいは学力に関する「わが子への期待の高さ」のあらわれであるとも考えられる。
 言うまでもなく授業は学校の命だ。
 この点については一歩も後退してはいけない。
 このことを忘れた学校経営をやると、必ず落とし穴に落ちる。
 教師の教材研究・授業研究の時間の確保、授業につまずいた生徒への補習時間の設定等、これまで以上に努力を積みかさね、学力と人格の統合、規範の習得が達成できる知的で楽しい授業づくりに取り組んでいきたい。

 

★「(6)文化祭・体育祭・体験的学習」については肯定的評価が92%。
 上級生が中心になり、前年より一歩でも前進させて、新しい歴史を創出しようという意気込みへの評価だと思っている。
 今後も、形式的に流されることなく、生徒の自主的な活動を通し、役割意識を高め、達成感や自信を獲得させる運営に努力していきたい。
 また、今年度は、図書室機能の向上、読書週間の拡張など、読書活動に力を入れたが、今後も、司書教諭・国語科との連携、さらには保護者や地域(すこやかみなみネット・サポータークラブ)とも協働して読書環境を充実する予定だ。

★「(7)生徒の悩みの相談」のアンケート結果については、「もっともっとわが子に対応してほしい」「子どもの声に耳を傾けてほしい」という保護者の強い願いであると受けとめている。
 中学生はかまわれないと成長が止まる。
 かまって、かまって、かまいつづけてやる……かまってやる「量」だと、日本一といわれるくらいかまってやれる器量を身につけなければいけない。
 カウンセリング・マインドを基底に、子どもと教師、子ども同士の人間関係を豊かにしていく。

★「(8)お子さんの服装やマナー」について。
 昨年比で、◎の割合が急増(激増?)したのが、この項目だ。
 MINAMI中は、いってみれば、MINAMI地区の子どもの教育を目的に設置された部分社会(S52年最高裁「部分社会論」)だ。
 あいさつの励行を含め、正しい頭髪、服装などの基本的生活習慣は、設置目的を達成するために必要な事項だと考えている。
 このことに関する本校(=部分社会)の日々の実践を、保護者の方々を含むMINAMI地区全体として高く評価していただいたものと、たいへんうれしく思うと同時に、今後も保護者や地域の方々と連携・融合・協働して取り組んでいきたいと考えている。

★「(10)PTA活動」については「よい」「ややよい」の肯定的評価が87%、「わからない」を含む否定的評価が13%。
 「(11)MINAMIみネット事業」については「知っている」95%、「知らない」5%という結果だった。
 年々、評価が高くなっている。
 PTA会長はじめ役員の方々の努力のたまものであり、加えて地域の方々の応援のおかげであると、心より感謝と敬意を表する次第である。
 自由記述欄には「役員以外の一般会員の参加が少ない」「一部の人だけに負担がかかっている」という声も寄せられている。
 今後、①小学校PTAと中学校PTA ②PとT ③PTAと地域 ④PTA役員とPTA一般会員……などについて常に点検・改善し、つながりを強く、太くしていく活動内容を検討していく必要がある。

 MINAMIネット事業についての自由記述欄には――
 ①安全パトロールや平成の寺子屋(MINAMI公民館)など、地域諸団体の活動、あるいは、率先して活動しているPTA役員などに対する感謝の声
 ②「核家族が多い中、地域の人たちとの連携活動は大切だ」という支持の声が多く寄せられている。
 また、今後、「活動しているのは知っているが、なかなか参加できないので、保護者がたくさん集まる機会を利用して事業を展開してはどうか」という提案もいただいている。

 MINAMIネット事業は、MINAMI小・MINAMI中のPTAが主体となり、小学校と中学校の連携・融合を軸に、学校・家庭および地域の関係諸団体とのあいだにネットワークを形成するものだ。
(1)息の長い活動にするため、優れた維持・継続力をもつPTAを中核エネルギーにしている。
 青少年健全育成をめざす教育コミュニティづくりは、やはり子どもの親であるPTAが中核エネルギーになるべきだと考えたからである。
 加えて――
 ①PTA会員は、子どもの保護者であり、かつ地域の住民であるから、PTAの存在自体が既にネットワークであること。
 ②毎年ほぼ「自動的」に30代~40代の会員を獲得できる人材の宝庫であること。
 ③組織の維持・継続のシステムが優れていて、リーダーから次のリーダーへという人のつながりが形成しやすいこと、といった強みがあるからである。

(2)ネットワーク全体を、①企画・運営グループと②連携・協働グループに分け、それぞれの立場から、気軽に自由に参加・参画できる、ゆるやかな関係づくりをめざしている。
 MINAMIネットは、人口11000人以上の地域の数多くの団体を構成メンバーにしているから、なんでも全員参加方式では身動きがとれない。
 そこで、思いきって、ネットワーク全体を、①企画・運営グループと②連携・協働グループに分けて活動している。
 ①「企画・運営グループ」は、小・中学校PTA役員から構成される「すこやかみなみネット事業推進委員会」で、すこやかみなみネットの運営に関して、ほとんどすべてを検討する。
 メンバーは、小・中PTAの会長・副会長等役員と事業内容に関連のあるPTA実行委員会委員長、小・中学校の校長、教頭、教務主任、すこやかみなみネット担当教職員等で約30名、年間5回開催。
 ②「連携・協働グループ」は、保育園・幼稚園から、町内会・公民館・交番・保護司・安全協会・防犯協会等、PTA以外の構成メンバー。
 このように2つのグループに分けることにより、それぞれの立場から、気軽に自由に参加・参画できる、いわばゆるやかな関係としてのネットワークを維持している。

 だから、すこやかみなみネットは、2つの気概で支えられていることになる。
 ひとつは、PTAの「地域の子どもは地域で育てる。その中心は子どもの親であるPTAが担うべきだ」という気概。
 もうひとつは、この気概を支え、応援する地域諸団体の「地域をあげて教育コミュニティづくりに取り組もう」という気概。

 実践を積み重ねるごとに、各地域団体が教育・子育てに関する課題を持ち寄り、いっしょに話し合い、考えていこうというコミュニケーションの形が徐々にできつつある。

★「(13)部活動の時間」について。
 過去の3年間の記録と比較すると、
 ――〈3年前〉→〈2年前〉→〈去年〉→〈今年度〉
 「ちょうどよい」=76%→77%→72%→75%
 「やりすぎる」=9%→13%→14%→15%
 「もう少しやれ」=9%→8%→10%→6%
 「もっとやれ」=6%→2%→4%→4%

 この結果をみると、今のやり方をおおむねご理解・ご支援いただいているようである。
 ただ「やりすぎる」という声が年々、増えている。
 自由記述欄から、数が多い順にピックアップすると――
 ○冬場はもう少し早く終了してほしい。たとえば、5時か5時半くらいにできないでしょうか?
 ○土・日の活動は、現在の半分くらいに抑えてほしい。
 ○平日に部活動のない日を設けてほしい。
 ○部活動で疲れて、家庭学習に影響している。

 活動量については、本校では、学習活動とのバランス、あるいは、家庭・地域とのバランスという観点から、相当な覚悟で、適切な管理をめざしているつもりですが、冬期間の下校時の安全という点については、再度、検討が必要だと考えている。

★部活動の全員加入制か任意加入制かについては、全員加入制支持=73% 任意加入制支持=27%という結果だった。
 この傾向は、ここ数年、変わっていない。
 ただし、自由記述欄には、次のような指摘もある。
 ○部活動が全員強制加入だと聞き驚いている。
 ○やりたい部活動がないのに全員強制加入はおかしい。やりたい人が加入する任意加入制を支持する。

 この問題については、国レベルでもこれまでたびたび議論されている。
 中央教育審議会の答申は、部活動について、学校が「全ての子どもにその参加を義務づけ画一的に活動を強制したり、勝利至上主義的な考え方から長時間の活動を強制するようなあり方は改善を図る必要がある」と指摘している。
 本校でも、PTA総会の席上、あるいは、本紙でも、話題提供しつづけている問題である。
 日本の中学校教育の改革(上記でも述べた「学校・家庭・地域の教育のバランス」)を考えるとき、また、部活動の数についても、生徒数が減少し(それに伴い教職員数が削減され)、減ることはあっても増やすということが考えにくい状況では、避けて通れない問題だと考えている。
 現時点では、アンケート結果(全員加入制支持=74%)などから、来年度の学校部活動については、現在の体制を維持していく方針である。
 しかし、今後、(ひとつの目安として)任意加入制支持が3分の1を超えた段階で、①MINAMI学区の実態を見据え、②学校と保護者と地域の方々とで改善・改革の理念を共有しつつ、③具体的な改善・改革の「一歩」を進めたいと考えている。
 なにとぞ、ご理解たまわりますよう、お願い申し上げたい。

★なお、部活動を運営する際、みなみ中では次のことに留意している。
(1)学年・学級(学年教員)で、あるいは、部活動(顧問)で、個々の生徒の社会教育活動(学習塾・稽古塾を含む)の実態を、可能な限り把握する。
 そのうえで、個々の生徒の社会教育活動が円滑に行われるように配慮する。

(2)地域で行われる社会教育活動や公的な社会教育活動への参加を奨励する。
 部活動と重なる場合も、各部顧問が、学社コーディネート力を発揮し調整に努める。
 子どもたちは社会教育で、学校教育ではとても育てられない力を獲得する可能性がある。

(3)部活動の休止日については、これまでの通り(①第1・3日曜日 ②他の週については、土・日のいずれかを休止日とする)である。
 長期休業中の土・日は可能な限り休止日とし、生徒はもちろん、教職員自身も自身の家庭や地域で過ごすようにする。

(4)生徒の多様な要望への対応・改善策として、現在、総合文化部(学芸科学)を開設している。
 現在の活動は、文芸・パソコン(報道・ブログ)・科学などだが、今後、生徒の希望によって、本校顧問の監督のもとに地域・保護者のボランティアの方々に協力していただき、メニューを増やしていく予定である。
 活動は、原則として、週3日程度(土曜・日曜の活動はなし)となっている。(「部活動運営の留意点」以上)



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★辛坊治郎氏がヨットで太平洋横断に挑戦。死と隣り合わせの負荷を課し、過去の「辛坊」を振り切る

2013-02-22 10:47:02 | 僕のモンマルトル日記

 

茫漠特急 ラジオをNHK・FMから地元のコミュニティーFMに切りかえると
2013
02.22


★インプレッサG4が繁華街の渋滞を抜け出し、視界がパッと開けた。
 ラジオをNHK・FMから地元のコミュニティーFMに切りかえると、いきなりパートナーの声が聞こえてきた。
 朝の朗読。
 太宰治の『富岳百景』だ。
 地元の青年(新田)と吉田に行き、富士に化かされる場面だ。

 鬼火。
 狐火。
 ほたる。
 すすき。
 葛の葉。
 私は、足のないやうな気持で、夜道を、まつすぐに歩いた。
 下駄の音だけが、自分のものでないやうに、他の生きもののやうに、からんころんからんころん、とても澄んで響く。
 そつと、振りむくと、富士がある。
 青く燃えて空に浮んでゐる。――

 ふつうは、僕の場合、あっ、富岳百景だ……だれが読んでいるのだろう?……となるのだが、今回は、明け暮れ、抑圧を受けている人物の声質だったから、逆の反応になった。
 放送局がこんな時間帯に太宰を選択するはずがない。
 きっと自分から売り込んだのだろう。
 このところ、猛烈に太宰化している。
 先日も、パートナーのテリトリーをのぞくと、いつのまにか部屋の一角に太宰コーナーが出来あがっていた。
 僕がかかわっている教育コミュニティ・MINAMIネットの読み聞かせボランティアでも、太宰ばかり読んでいるようだ……。

 インプレッサG4が目的地に近づいた。
 ビルが消え、住宅の屋根屋根の向こうに海の色が見えてきた。


★辛坊治郎氏がレギュラー番組を休んでヨットで太平洋横断に挑戦する。
 今春、日本を出発し、アメリカのサンディエゴ港を目指す計画だ。
 期間は60日間ぐらい。
 怒濤の9000キロだ。
 ある全盲の人が長年夢見てきた「ヨットで太平洋横断」というプロジェクトをサポートするカタチの大冒険だ。(「WEB・NEWSポストセブン」から)
 辛坊氏は、昨年12月、十二指腸がんの摘出手術を受けている。
 氏は、それとは別種の、死と隣り合わせの9000キロという負荷を課し、それ乗り越えることにより、過去の「辛坊」を振り切り、新しい「辛坊」に生まれ変わろうとしているにちがいない。
 奮闘努力を祈りたい。

職員室通信 2013/02/22号
★何度やっても、ここに至るという地点を求めて


★今年度の学校評価については、外部評価・自己評価→学校関係者評価→改善方策→保護者・地域等への公表&設置者への報告……という一連の作業を終了している。

 この一連の作業と関連・並行して、僕個人として、ホンネのところで、学校教育&社会教育の実践者として――論文の体裁も締め切りも何も気にしないカタチで、もう少し深め、ひとりをしてみたい……と思っている。
 新しいゴールを設定する……というのとは少し違う。
 何度やっても、ここに至る、そして「これでいいのだ」という地点に――僕の魂の内側に沿って沈潜することにより――たどり着きたい。

 まず、今月の保護者&地域対象の「MINAMIネット通信」の記述を、実践教育哲学の切り口にする。

 〈ごあいさつが遅れましたが、本年も、①心豊かな生徒 ②自ら学ぶ生徒 ③健康な生徒(本校の教育目標)の育成のために一心不乱に努力してまいります。
 ご支援(連携・融合・協働)のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、今月号は、昨年12月に保護者のみなさまを対象に実施した「アンケート結果」の特集号です。
 みなさまからいただいた評価の集計、ご意見・ご要望への回答、および考察等を掲載しています。
 スペースの関係で説明に十分、意を尽くせないところもあるかと思いますが、アンケート結果を真摯に受けとめ、今後の学校づくりに生かしていくつもりです。

 なお、表中の記号は――
 ◎=よい
 ○=ややよい
 ×=ややわるい
 ××=わるい
 ?=わからない。
 また、文章中では――
 「◎+○」=「肯定的評価」、
 「×+××+?」=「否定的評価」ととらえています。

 【1 学校の情報発信】については「よい」+「ややよい」が97%。
 昨年度同様、本誌(MINAMIネット通信)や各学級の通信、ホームページ等による情報発信が高い評価を受けたものと考えられます。
 「発行日をもっと早く」という要望がありました。
 職員会議、学年会議等が月末に設定されているため、どうしても発行が月初めにずれ込むのですが、今後、1日でも早く発行できるように努力します。
 その他、子どもたちの学習面や生活面の課題や、進路に関する情報をよりいっそう充実します。〉


★【1 学校の情報発信】に関して「今後、どんな情報を希望しますか?」という問いに対する「自由記述欄」の中から主なものをひろってみる。

 ・高校情報(学習内容・大学進学&就職情報・資格取得情報等)
 ・本校の学力は、市内校のなかで、どのくらいのレベルなのか?
 ・よいことだけでなく、困っている問題&見直さなければならない点について。

★本校の情報発信の形態は――
(1)毎月発行する「MINAMIネット通信」
(2)各学級で発行する学級通信
(3)ホームページ
 ①学校編集ホームページ
 ②総合文化部編集ホームページ
 ③校長編集ホームページ
 ④MINAMIネット事業推進委員会編集ホームページ――

 通常、「MINAMIネット通信」は、A4版16ページで編集している(2月号は、12ページ)。
 構成は、P1~P3=校長
 P4=PTA活動コーナー
 P5=保健室だより
 P6=研修部だより
 P7~P10=総合文化部通信(生徒会活動・行事・学校生活全般情報)
 P11=1学年通信
 P12=2学年通信
 P13=3学年通信
 P14=部活動計画
 P15=生徒指導情報・生徒会活動・表彰記録等
 P16=教務月報

(記事の途中だ。不本意だが、気持ちが定まらないので、きょうはこれで終わる。)

★画像=日だまりの合格だるま&在校生から受験生に合格だるまを贈る


★関連記事
★「山小屋暮らし」と「砂利道」と「戦争詩」と「智恵子抄」……を組み合わせて、自分の「魂の置き場所」を



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2月19日(火)のつぶやき

2013-02-20 02:33:44 | 僕のモンマルトル日記

@akanesizuka ★おはようございます。MyYahoo!のウィジェットにTwitterのタイムラインが表示できるようになったので、しづかさんの動向は、ま、60%くらいは把握しています*^_^*。こちら、まずまず元気です。きょうの大阪の天気はパッとしませんね。お気をつけて。


@akanesizuka ★僕は国語科人間ですから、板書もノートも縦書き。PCのワープロソフトも縦書き。ですから人生は右から左へと流れていきます。処理済みは右側、未処理は左側。現在、やりたいのに、やれない左側がふくれあがっています。きょうもやりたくない仕事からスタートですノ△・。


@akanesizuka ★返信ツイートの連続でスミマセン。もう1つ、現在、生まれて初めての減量作戦中。少量をよく噛む作戦+ゆるい糖質制限作戦+スロージョギング&ウォーキング(1日10000歩くらい)。けさ、正月から3キロ減。目標、あと2キロ。軽くして動き回ろうと企んでいますよ



★はっきりいうけれども、僕は「職員室通信=過去の僕」からの抑圧におびやかされつづけている。同時に

2013-02-17 13:35:47 | 僕のモンマルトル日記

 

茫漠特急 「茫漠特急」――甘酸っぱい香りとともに怒濤の疾駆イメージに包まれた
2013
02.17



★年始めに発症した腰痛は、いったん治りかけ(80%)、突然、再発。
 すっかりこじらせてしまったのだが、ネットでみつけた「ためしてガッテン」の「腰痛解消ウォーキング」を実践し、劇的に快復(95%)(^_^)v。
 ま、「腰痛解消ウォーキング」がよかったのか、あるいは、治る時期に至りつつあったのかは、わからないけれども……。

 〈腰痛解消ウォーキング法〉
 ・肘を張るようにして両腕を肩まで上げる。
 ・上げながら、腹と背筋を伸ばす。
 ・腹と背筋を伸ばしたまま腕を下ろして歩く。

 DAKA古書店跡→寝室→居間を行ったり来たり、20分~30分間。

★恒例の?HPプチ・モデルチェンジを実施した。
 〈変更点〉
 ①二重構造の関係――外枠「職員室通信」(幅=640ピクセル)と内枠「日常生活」(幅=550ピクセル)――をひっくり返すことにした。
 すなわち、外枠「日常生活=現在の僕」、内枠「職員室通信=過去の僕」に。
 ②(さらに)「日常生活」という名称を「茫漠特急」に変更。(変更点、以上)

★念のために、このHPのコンセプトは――
 2011/12/8(=ハワイ海戦記念日)から4年後(2015年)の8/15(敗戦記念日)に至る「3年と8ヵ月」の僕の「新・職員室通信」。
 僕の過去のトータルとしての「茫漠の時空間」(=僕のアイデンティティの横軸と縦軸、並びに両軸が内包する細かな枠組み、これら全部を取り払った時空間」)を疾駆しつつ、ある時点の「職員室通信」という枠組みを設定し、ひとつの世界を創出する。創出しながら疾駆、前進しつづける。(コンセプトの説明、以上)

★当然、長い疾駆(=旅)になる。
 長い期間にわたって、現在の僕が、過去の僕になりきりつづけるのは、これまでの経験から、やはりシンドイ。
 HPのカタチは、僕の存在のカタチだ。
 HPのカタチの中に、どうしても「日常生活=現在の僕」の枠組みがほしい。
 で、外枠「職員室通信=過去の僕」―内枠「日常生活=現在の僕」か?
 逆に、外枠「日常生活」―内枠「職員室通信」か?
 あるいは、「日常生活」・「職員室通信」並置か?
 ……という問題になった。
 ずっと悩みつづけてきた。
 結論は今も出ていない。
 ただ、少なくとも両者は並置という関係ではない。
 はっきりいうけれども、僕は「職員室通信=過去の僕」からの抑圧におびやかされつづけている。
 同時に「職員室通信=過去の僕」の世界への衝動にかられつづけている。
 先日、これを他のページで「行ったり来たり」の関係と表現した。
 この「行ったり来たり」を哲学しないと、僕のホンモノのHPのカタチにはならない。
 3、4日、速攻で考えつめようとしたが、ムリだった。

 (もう少し書きたいのだが、目安の字数――約800字でいったん閉じようと思っている――を超えたので)話は飛躍するが、結論だけを書く。
 先日、HPトップの、DAKA古書店跡の片隅を撮影した画像に、不意に――思索の結果ではない。コントロール不能の衝動で――朱色で「茫漠特急」と刻印した。
 その文字を見つめていると、甘酸っぱい香りとともに、怒濤の疾駆イメージに包まれた。
 このとき、外枠「職員室通信」と内枠「日常生活」をひっくり返すべきではないか?と思った。(中途半端だが、終わる。)。

★画像=わが畏友・ZEROさんの「大阪城梅林」から。

職員室通信 2013/15号
★授業力の向上&学力の向上。教師も生徒も最後のギア・チェンジだ

★1・2年は5次試験に、3年は公立高校前期入試に向けて、教師も生徒も最後のギア・チェンジだ。
 授業力の向上&学力の向上をめざしてずっと突っ走ってきた。
 だから「もう次のギアはありませんよ」と言われそうだが、僕らの状態は、まだまだ……なのだ。
 なにがまだまだなのか?
 ひとことでいうと、まだまだ「ドリル」が足りない。
 最後のギア・チェンジの音が生徒にも聞こえるくらいに切りかえる。

 言語の抽象レベルが凸凹だが、列挙すると――

 ①広義の学力から、徹底した狭義の学力へ。
 ②頭を使うプロセスの増設。
 ③授業過程のステップをさらに小刻みに。
 「できない状態」→「できる状態」へのスモールステップ。
 「できる状態」→「確実にできる状態」へのスモールステップ。
 ④やることがハッキリ・クッキした短い作業場面の設定。
 ⑤その「ハッキリ・クッキリ」を家庭学習に接続する。

 原則として授業中、プリント学習はやらない。
 やる場合でも、たとえば今、この時間に教師が指導しながらいっしょにやるところ、放課後の学習会でやるところ、家庭で各自やるところ……などと限定して取り組む。

 試験直前週間は子どもたちにとっては学力向上の最高の機会、教師にとっては授業力向上の絶好の機会だ。





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★教職員、保護者、地域の人々が醸し出す雰囲気=やさしい感じ、情熱的な感じ、真剣な感じ……を伝えたい

2013-02-14 09:33:55 | 僕のモンマルトル日記

 

2013/02/14(木)09:28
★教育コミュニティを形成していく愉しさ&魅力を伝える



★2月下旬の「教育コミュニティづくり・トークセッション」、3月上旬の「学校・家庭・地域の協働による教育活動推進」の研修会等に向け、資料(パワーポイント・スライド60枚)が、昨夕、やっと完成した。
 ま、粗く(*^_^*)、ひととおり(*^_^*)、一応(*^_^*)、サァ~ッと(*^_^*)、完成しただけで、これから当日にかけ、折を見て、ポツポツといじくらなくてはいけない。
 でも、一応、完成していれば、あす、研修会だ……といわれてもOK。
 安心だ(^_^)v。

 今回、2点、やり方を変えた。
 1点目――
 これまでの僕の資料は、教育コミュニティの形成過程を軸にしていた。
 しかし、今回は、テーマを明確にするために「教育コミュニティ形成のポイント」を軸にした。
 6つのポイントを設定し、これまでの資料を再編成した。

 2点目――
 これまでは、具体的な事例から導き出された、あるいは、具体的な事例を導き出す「考え」「思想」「観念」を前面に出して、ストーリーを構成していた。
 しかし、今回は、「考え」「思想」「観念」は6つのポイントに短く凝縮し、他の多くの時間を、そのポイントを支える具体的な事例&具体的な人々のアップに割くことにしている。
 特に「人々」が――教職員、保護者、地域の人々――が醸し出す雰囲気を大切にしたい。
 「この人は○○町内連合会長の□□さんです。」
 「この人は安全協会○○支部の□□支部長さんです。」
 「この人は本校の□□教務主任です。」
 人々のやさしい感じ、情熱的な感じ、真剣な感じ……が、僕の話を聞いている人の心に触れる。
 きっと、教育コミュニティを形成していく愉しさ&魅力が伝わることと思う。

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★インクジェットプリンター(エプソン)廃止。今後、いっさいプリンターは使用しない。激昂している



★「茫漠特急」。思いを新たにした頃、そのことを記念して購入した時計で、その思いは今も僕を支えている

2013-02-14 05:05:28 | 僕のモンマルトル日記

 

2013/02/14(木)03:57
★思いを新たにした頃、そのことを記念して購入した時計なので
                       〈クリックすると、大きな画像になります。〉

★この時計は、僕が今、使っている時計の、ひとつ前の時計で、購入したのは十数年前のことだ。
 画像を見つめていると、今にもコツ、コツ……と動き出しそうに感じる(*^_^*)。
 たぶん、新しい電池を入れると動き出すのではないか?
 でも、いつ止まるかわからない。
 いつ止まるかわからないから、今の時計に買い換えたのだ。
 思いを新たにした頃、その「思いを新たにしたこと」を記念して購入した時計なので――その「思い」は今も僕を支えているので――愛着がある。
 「茫漠特急」が似合うよ(ノ△・。)。

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★「6番の解答欄を指で押さえなさい。いっしょに読みましょう!」。今月は「狭義の学力」の定着に徹する

2013-02-11 12:25:11 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 「8番の答え=『徒然草』をプリントの端に、3回、丁寧に書きなさい」
2013
02.11

 

2013/02/11(月)12:05
★「日常生活」と「職員室通信」の間の「行ったり来たり」の哲学


★このホームページは、「職員室通信」という枠組み(幅=640ピクセル)と、「日常生活」という枠組み(幅=550ピクセル)の二重構造になっている。
 「日常生活」の中に存在するのは、今、現在の僕だ。
 「職員室通信」の中で呼吸しているのは、中学校教員だった過去の僕だ。

 現在の僕が、過去の僕に――俳優が役になりきるように――100%なりきれるのであれば、どちらか一方でいい。
 ま、「教育」のHPだから「職員室通信」だけでいい。
 でも、これだと、四六時中、僕は「過去の教員の役」を演じつづけなければいけない。
 それも悪くはない。
 が、ちょっとシンドイ。
 同時に、むなしくもある。
 現在の僕が抹消されてしまう。
 やはり現在の僕は、現在の僕として安倍政権の「教育再生実行会議」や維新の会の教育コメントについて語りたい。
 「過去の教員の役」として語ることも可能だが、語る内容は著しくゆがめられてしまう。

 ということで、二重構造になったのだが、数日間やってみて「ただ、ポン、ポンと2つ並べておく――正確には「職員室通信」の枠の中に「日常生活」の枠組みを配置――というのも、つまらない話だなぁ~」と思った。
 精神的には、この2つの間には「行ったり来たり」がある。
 この「行ったり来たり」を哲学しないと、僕のホンモノのHPにはならない。
 ここ、3、4日、速攻で考えつめようとしたが、ムリだった。
 時間をかけてゆっくり考察していこうと思っている。
 (「2つの枠の関係考察の本日分①」いずれ②につづく。)

★ここ、3、4日――いや、もう少し日数は過ぎたかもしれない――HPの更新がまったくできなかった。
 理由のひとつは、今、話した「二重構造」の考察と、もうひとつは、2月下旬の「教育コミュニティづくり・トークセッション」、3月上旬の「学校・家庭・地域の協働による教育活動推進」の研修会等に向け、資料(パワーポイント・スライド)づくりをしていたからだ。

 これまでの僕の資料は、教育コミュニティの形成過程を軸にしていたが、今回は「形成のポイント」を軸にするつもりだ。
 6つのポイントを設定し、これまでの資料を再編成した。
 作業は、今、ちょうど真ん中あたり。
 本日(建国記念の日)、国旗掲揚後、終日、とじこもり、まず、粗く、一通り、完成させたいと思っている。

★話はまったく変わるが、本日(建国記念の日)から、僕の精神をゆさぶるためにPC環境を変えることにした。
 変更点を列挙すると――
①バッテリー運用(電源コードなし)。
②マウスなし。
③ブレストメモ用紙廃止。
 ブレストメモはこれまでの「紙」――ハガキ大のメモ用紙――を使用していたが、今後、直接、O,sEditor2に打ち込む。
④インクジェットプリンター(エプソン)廃止。
 原稿をプリントアウトし、寝そべって推敲するというようなことをよくやっていたが、もうやめる。
 今後、いっさいプリンターは使用しない。
 黒インクがあるのにカラーインクがなくなったということで(いつものことだが)うんともすんとも動かなくなる。
 激昂している。
 これまでは激昂しつつも、仕方なく、仕方なく、インクを購入していたが、今回は、激昂×2(◎`ε´◎ )ぶーー!。


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★けさ(2/5)、午前8時5分から、体育館で、進路決定に向かう3年生への激励会を開く。
 体育館内は、7時前から温風ヒーター4台のフル運転で、摂氏5℃まで上がった。

(1)生徒会長のあいさつ
(2)激励鉛筆の授与
(3)3年生代表のあいさつ
(4)1・2学年応援団エール

 後輩の気合いの入った応援くらい、上級生としてうれしいものはない。
 エールと太鼓は僕の魂のシンまで響いてきたが、受験生にはその何倍もの震えとなって届いたことだろう。
 きょうの応援は、受験へのエールであるとともに、これからの人生へのエールである。
 スピーチでは、次の2点について触れる。
 1点目、「逆転が人生だ」と考えている先輩(=昔の、常に「逆転」を強いられた僕)から、私立高校入試までの1週間、公立高校入試までの1カ月間の過ごし方について。
 2点目、プレッシャーに極端に弱い先輩(=昔の、常に「動転」を強いられた僕)から、本番のプレッシャー対策について。

★午前10時30分から調理室で、PTA教養委員会主催の調理講習会。


     
     

 講師には、近くの給食センターの栄養士の方を招いた。
 参加者は、PTA会員約30名(小・中学校P、半々。うち、中学校教職員3名)
 取材におじゃましたついでに、僕もごちそうになる。

 この「調理講習会」は、元々は中学校PTAの活動だったが、いっしょにやれるものは、いっしょに……と、小学校PTAと合同で実施するようになった。
 同じように、「救急救助法講習会」は小学校PTAの活動だったが、MINAMIネット事業の一環として、中学校、それに地域も相乗りするカタチで実施するようになった。
 他に、思春期子育て講座、絵手紙講習会、AED(自動体外式除細動器)講習会、ソフトバレー大会&懇親会等も、MINAMIネット事業として、互いに声をかけあっている。

★今週の目標=「ポイント音読・視写・空書きでリズムのある授業、学力がつく授業を創る。短さと深さへの逆襲」の補足。

 若い頃、よく学級を実験群クラスと統制群クラスとにわけて、学力向上のための実験をおこなった。
 1ヶ月間にわたり、読解プリント(業者テスト)を徹底的にやった実験群と、普通の授業だけの統制群とを、ワクワクしながら検証した。
 結果は散々だった。
 実験群の生徒に「ホンマ、申しわけない」と思ったことがある。
 しかし、「週報コメント」に示した目標の「ポイント音読・視写・空書き」等の方法はあきらかに有意差があった。

 「6番の解答欄を指で押さえなさい。いっしょに読みましょう!(生徒一斉音読)、もう一度!(生徒一斉音読)、念のためにもう一度!(生徒一斉音読)」。
 「8番の答え=『徒然草』をプリントの端に、3回、丁寧に書きなさい」。
 あるいは、
 「指をあげて、いっしょに書きましょう(空書き)」

 昔の僕の失敗は、ただプリントの解答をして「はい、終わり」で……一部の生徒にしか力がついていなかったのだ。
 この2月。
 5次試験の月。
 全校をあげて「狭義の学力」の定着にこだわりつづける月間にしたい。

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★インクジェットプリンター(エプソン)廃止。今後、いっさいプリンターは使用しない。激昂している

2013-02-11 12:15:37 | 僕のモンマルトル日記

 

2013/02/11(月)12:05
★「日常生活」と「職員室通信」の間の「行ったり来たり」の哲学


★このホームページは、「職員室通信」という枠組み(幅=640ピクセル)と、「日常生活」という枠組み(幅=550ピクセル)の二重構造になっている。
 「日常生活」の中に存在するのは、今、現在の僕だ。
 「職員室通信」の中で呼吸しているのは、中学校教員だった過去の僕だ。

 現在の僕が、過去の僕に――俳優が役になりきるように――100%なりきれるのであれば、どちらか一方でいい。
 ま、「教育」のHPだから「職員室通信」だけでいい。
 でも、これだと、四六時中、僕は「過去の教員の役」を演じつづけなければいけない。
 それも悪くはない。
 が、ちょっとシンドイ。
 同時に、むなしくもある。
 現在の僕が抹消されてしまう。
 やはり現在の僕は、現在の僕として安倍政権の「教育再生実行会議」や維新の会の教育コメントについて語りたい。
 「過去の教員の役」として語ることも可能だが、語る内容は著しくゆがめられてしまう。

 ということで、二重構造になったのだが、数日間やってみて「ただ、ポン、ポンと2つ並べておく――正確には「職員室通信」の枠の中に「日常生活」の枠組みを配置――というのも、つまらない話だなぁ~」と思った。
 精神的には、この2つの間には「行ったり来たり」がある。
 この「行ったり来たり」を哲学しないと、僕のホンモノのHPにはならない。
 ここ、3、4日、速攻で考えつめようとしたが、ムリだった。
 時間をかけてゆっくり考察していこうと思っている。
 (「2つの枠の関係考察の本日分①」いずれ②につづく。)

★ここ、3、4日――いや、もう少し日数は過ぎたかもしれない――HPの更新がまったくできなかった。
 理由のひとつは、今、話した「二重構造」の考察と、もうひとつは、2月下旬の「教育コミュニティづくり・トークセッション」、3月上旬の「学校・家庭・地域の協働による教育活動推進」の研修会等に向け、資料(パワーポイント・スライド)づくりをしていたからだ。

 これまでの僕の資料は、教育コミュニティの形成過程を軸にしていたが、今回は「形成のポイント」を軸にするつもりだ。
 6つのポイントを設定し、これまでの資料を再編成した。
 作業は、今、ちょうど真ん中あたり。
 本日(建国記念の日)、国旗掲揚後、終日、とじこもり、まず、粗く、一通り、完成させたいと思っている。

★話はまったく変わるが、本日(建国記念の日)から、僕の精神をゆさぶるためにPC環境を変えることにした。
 変更点を列挙すると――
①バッテリー運用(電源コードなし)。
②マウスなし。
③ブレストメモ用紙廃止。
 ブレストメモはこれまでの「紙」――ハガキ大のメモ用紙――を使用していたが、今後、直接、O,sEditor2に打ち込む。
④インクジェットプリンター(エプソン)廃止。
 原稿をプリントアウトし、寝そべって推敲するというようなことをよくやっていたが、もうやめる。
 今後、いっさいプリンターは使用しない。
 黒インクがあるのにカラーインクがなくなったということで(いつものことだが)うんともすんとも動かなくなる。
 激昂している。
 これまでは激昂しつつも、仕方なく、仕方なく、インクを購入していたが、今回は、激昂×2(◎`ε´◎ )ぶーー!。


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★福士加代子、鶴橋駅前→勝山通り→大池橋→田島の「生野街道」ひとり旅(^_^)v

2013-02-03 21:31:45 | 僕のモンマルトル日記

 

2013/01/28(月)14:51
★福士加代子、鶴橋駅前→勝山通り→大池橋→田島の「生野街道」ひとり旅(^_^)v

★昨日(日曜日)はTV三昧の1日になってしまった(ノ△・。)。
 「新報道2001」(7:30~8:55)で教育特集(大阪桜宮高)。
 午後から「第32回大阪国際女子マラソン」。
 マラソン終了後、DVD『プリンセストヨトミ』。
 滞っている仕事を一気に……と思っていたので、大、大誤算だ。

 「新報道2001」は観るつもりはなかったのだが、コメンテーターがどんな発言をするのか? チェックしておかないと、後から後悔することになるのではないか?……という気持ちが強く、結局、初めから終わりまで観てしまった。


 午後からの「第32回大阪国際女子マラソン」は予定通りの観戦。
 福士加代子と渋井陽子の2人が帰路でデッドヒート……鶴橋駅前→勝山通り→大池橋→田島の「生野街道」を爆走……という展開を期待していたので――福士2位はうれしくはあるものの――ガックシ。


 その後は、もう、とても仕事をする気力は残っていなかったので、DVD『プリンセストヨトミ』を観ることにした。
 これは、わが畏友・奈良@あしゅら氏――骨董屋主人で綾瀬はるかの熱烈なファン、僕とは昔からのライオンズ仲間――が遊びに来たとき置いていったものだ。
 低音のきいた大音量スピーカーをPCに接続して観た。
 映画の評判はあまりよくないはずだったし、僕は綾瀬にはまったく興味がないので、観たいというより、どちらかというと、わざわざ持ってきてくれた奈良@あしゅら氏に対し義理を果たす気持ちのほうが強かったのだが、観るうちに、僕のカラダが異様な反応をしはじめた。


 僕のカラダの細胞の全部がブルルルルルッと震えた。
 何度も泣いた。
 泣きすぎて目が腫れた。
 僕が子どもの頃から、祖父母から、父母から、学校の先生から、地域の人々やドラマや音楽(主に演歌)やら、いってみれば浪速の社会教育から、意図的、無意図的に伝えられ、僕の意識の深いところにしまいこまれていたエピソード記憶やら情動記憶やらが、いっせいにほじくり返される……という感じ。
 別な言い方をすれば、そのほじくり返したものにカタチを与えるとすれば、『プリンセストヨトミ』というドラマになる……ということだ。
 和久井映見(真田竹子)の大阪弁もよかった。
 ただ、これ、大阪(市)人以外は観てもしようがないかもしれない、あはははははははっ(*^_^*)。
 DVDが終わったとき、短い冬の日がすっかり暮れていた。




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★今夜は僕はお好み焼き(悲しい時はいつもお好み焼き)だが、@なら阿修羅氏は奈良で何を食うのだろうか?



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★今週の目標=ポイント音読・視写・空書きでリズムのある授業、学力がつく授業を創る。短さと深さへの逆襲

2013-02-03 15:14:17 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 中学校の2月、3月はあまりにも短い。そして悔いはあまりにも深い
2013
02.03


★遂に2月に入った。
 「遂に」という副詞は、3月に入ったときに使ったほうがいいのかもしれないが、公立中学校という教育の場に、2月と3月の区別はない。
 区別するには、あまりにも短い。
 そして、悔い――ああしてやりたかった、こうしてやりたかった――は、あまりにも深い。

 職員室の行事版に書き込まれている2月の主な行事――
 ○全校朝会(3年生入試激励会)
 ○新入生保護者説明会
 ○新入生(小学6年)授業参観
 ○地区(7校区)生徒指導情報交換会
 ○連合PTA総会
 ○3年5次試験
 ○私立高校入試
 ○小・中連携推進協議会
 ○1・2年5次試験
 ○運営委員会
 ○職員会議
 ○学年会議

★朝から、いつもの「凡事徹底(プロ教師としてやるべきことをきちんとやりつづけること)のシステム化」に関する業務(*^_^*)の合間に、怒濤の執筆(書き散らし)??

(1)学校通信の僕の割り当て分の原稿=A4版3枚、3000字脱稿。
(2)新入生保護者説明会原稿A4版8枚、7000字脱稿。
(3)外部機関からのアンケートへの回答
(4)小・中連携推進協議会原稿(←これは僕が書いたものではない……)のチェック。

 ここで作業は、主任会(4校時)のために、一時中断。
 給食後、校内巡回――これも「凡事徹底(プロ教師としてやるべきことをきちんとやりつづけること)のシステム化」のひとつ。
 巡回の最後に、体育館で1・2年がやっている「3年生入試激励会」に向けた練習を参観。
 この時期としては、空気があたたかい……と感じる。
 Kさん(2年生)の叩く太鼓が、僕のカラダに染みて、寒さが吹っ飛んだからかもしれない。
 温度計を見ると、摂氏5℃だった。

 午後1時半から作業再開。

(5)新入生保護者会用MINAMIネットパワーポイントスライド26枚、脱稿。
(6)地区生徒指導情報交換会の資料確認(これは新たに作成というのではなく、既に地区で発行している「MINAMIネット通信12月号~地域情報交換会特集号~」を使用する。残部数をチェックしただけ。)

 午後2時30分、ここで一段落。
 もちろん、新たに執筆というのは、(1)くらいで、他は、これまであちこちに書き散らした資料の焼き直し(再編集)だ。
 パワーポイントのスライドも、昨年の某町講演のデータから間引きして、作成。

 これで、本日のノルマ達成。
 ほっとして、職員室の隅で、国語科の苫小牧Tと、太宰治『走れメロス』を分析批評で授業をするとすれば……というテーマで雑談。
 苫小牧Tはあさってから『走れメロス』をやるそうだ。
 話題にあがった分析コード。
 「登場人物」……「設定」……「視点」……「主役と対役」……「対比」……「ピナクル」……等々。

 音楽室(3年生)では、「遂に」、「仰げば尊し♪」の練習がはじまった。

★乱氏より、来週の週報のコメントを求められる。
 〈ポイント音読・視写・空書きでリズムのある授業、学力がつく授業を創る〉
 冒頭の「短さ」「深さ」への逆襲だ。

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★浅葱色の水差しに朱色で刻まれた「茫漠特急」の文字を見たとき、ひそんでいた過去の「感受性」が蘇る②

2013-02-03 07:23:40 | 僕のモンマルトル日記


2013/02/03(日)14:58
★しかし、それは裏切りの反作用で強い欠落感をともなっている
            (クリックすると、大きな画像になります。)
★去年は、ここ数年では、いちばんの意気込みでスタートしたものの、結果的には失速の連続だった。
 無為徒食、なにもできなかった。

 ・春のゴールデンウィーク中の失速。
 ・7月の失速。
 ・10月の失速。

 7月の失速は体調不良による。
 10月の失速は、その体調不良から快復し、僕の外側の時間=銀杏の葉がすっかり色づいた季節に追いつこうと、僕の内側の時間を早回ししたのが原因だ。
 これに対し、ゴールデンウィーク中の失速は不思議な失速だった。
 原因がよくわからない。
 大阪ボンバーから購入したパイオニアX-HM50に、昔、僕が僕の初任給で購入した音響コーラルのFLAT―6Sスピーカーを接続したとき、なんだか、年の初めの「意気込み」が音もなく溶解した。
 その頃(2012/04/30)のブログの題――
 「★コーラルFLAT―6Sスピーカーが、やわらかく、自然な音色を奏で、僕のカラダ全体を包んでくれる ~精神が遠い過去に接続し、少し涙ぐんでしまった~」。

★こんなことを話題にするのは、今、僕の気分が、そのときの気分にかなり接近しつつあるからだ。
 順を追って書く――
 ①先日、僕が存在するDAKA古書店跡の片隅をデジカメで撮影した。
 ②その1枚――横積みの書物、コーヒーカップ、浅葱色の水差し――の薄暗い部分に「茫漠特急」と刻印。
 ③それをHPトップにアップ。
 ④そのページを見つめ「ああ、僕はこの場所に存在しつつ『茫漠の時空間』を疾駆していくのだ……とつぶやいた。
 ⑤と、次の瞬間、なにもかもがどうでもよくなった(ノ△・。)。

★粗い、まだ中途の、考察――
 僕は観念で語る傾向がある。
 観念で生きている。
 観念で「茫漠の時空間」を突っ切り、新しい「職員室通信」を創出しようとしている。
 しかし、音響コーラルFLAT―6Sスピーカーの音を聴いたとき、あるいは、浅葱色の水差しに朱色で刻まれた「茫漠特急」の文字を見たとき、ひそんでいた過去の、青年の頃の、「感受性」があふれ出たのではないか?
 あふれ出たのだけれども、それはやはり一度、裏切られた感受性だ。
 強い欠落感をともなっている。

★(念のために)去年の意気込みを支えた企画の復習――(2011)12/8(=ハワイ海戦記念日)から4年後(2015年)の8/15に至る「3年と8ヵ月」の僕の「企画=新・職員室通信」。
 僕の過去のトータルとしての「茫漠の時空間」(=僕のアイデンティティの横軸と縦軸、並びに両軸が内包する細かな枠組み、これら全部を取り払った時空間」)を疾駆しつつ、ある時点の「職員室通信」という枠組みを設定し、ひとつの世界を創出する。(「企画」説明、以上)
 
 この「企画」自体はまだ生きているのだが……。

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★高校時代、恩師と井原西鶴の墓にお参りした後、空堀商店街の路地を歩いている時、恩師が僕に話した内容


          


2月1日(金)のつぶやき

2013-02-02 02:31:28 | 僕のモンマルトル日記

★橋下市長、島倉千代子さんの曲を「変な音楽」、庁内放送使用中止、「組織のスローガン」に替える……ニュースは、おしい! 僕やったら、朝は天童よしみ「道頓堀人情」、昼は海原千里・万里「大阪ラプソディ」。浪速魂がエピソード記憶&情動記憶として魂の底に浸透すると思うけどなぁ……^_-)


@akanesizuka ★おはようございます。もう金曜日、もう2月。昨年の僕は失速の連続だったので、今年もいつ失速するか? ビクビク。でも、今のところ大丈夫のようです。寒いのは苦手ですが、日は長くなりました。腰痛も快癒の兆し。今年は春の近づきをひとつひとつ愉しむつもりです。