職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★僕の転勤。C1000ビタミンレモン、本田翼「待ってろよ、王子様。」(教師修業シリーズ・職員室通信)

2014-07-25 10:11:15 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
番外編
★僕には「軍装」の趣味がある。飲み、歌い、行進しているとき、僕は「幸せ」である
2014
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  ◆大迷走の終わり。C1000ビタミンレモン、本田翼「待ってろよ、王子様。」  

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★2014/07/21(月) ★僕の「職員室通信」が迷走・失速しつづけている。
 根本のコンセプトそのものに変化はない。
 念のために復習すると――
 コンセプト=①実在しないもの(=「過去」)の実在性を強固に主張する。
 ②「過去」における僕の断念(=学校経営方針の挫折)の痛みを、僕の肩で受けとめる。
 また「職員室通信」を、「職員室通信」と「番外編(=僕の日常の光景)」に分けることも変わらない。

 今、ぐらつき、迷走しているのは、時間の流れと僕の関係だ。
 これまでは、週単位の教育活動(主に「週報」等に記載されている内容)に即した現場報告というスタイルだった。
 週単位の時間にきつく縛られていた。
 だから、バタバタと書き急ぐところがあった。
 あるいは、その教育活動があった週の近辺で報告を逃すと、記事は断念してきた。
 それをこれからは、外側の時間にとらわれることなく、僕のうちに存在する時間の流れに即し、教育活動を「生み出す」スタイルに転換できないか?……と、ここ、数日、もがいているのだ。

★僕は、一般の人と比べると、教育については、当然、「膨大なデータ(素材)」を持っている。
 持っているのは僕だ。
 しかし、それは厳然とした外側の時間に支えられている。
 外すと、フィクション化し、データは腐る(恐れがある)。
 データを腐らせないで、僕のうちの時間に即し、生き生きと蘇らせる方法?

 昨日、「野球ニュース」で、次のような記事を読んだ。
 巨人・鈴木の、キャッチャーから見てセカンドベースの一番遠い右端を狙って滑り込むという高度なテクニックに、阪神・上本がうまく対応できなかったこと……、阪神・能見のフォークがワンバウンドとなったとき、梅野がミットから先に動いて体の動きが一歩遅れたこと……。
 紙一重とも言える、2つの技術的なミスである。
 だが、私には、この小さな差が、阪神、巨人の潜在的な力の差に感じてしまう。(要約=小高)
 この「私」とは、掛布雅之氏のことである。
 掛布という人は、バットだけでなく、文章もうまいのか……と感心していたら、末尾に「文責・掛布雅之/構成・本郷陽一」とあった。
 なるほど、ひょっとしたら、ここに大迷走を終了させるヒントがあるかもしれないと思った。
 掛布氏言は、僕の話の流れでいうと「膨大なデータ(素材)」だ。
 「膨大なデータ(素材)」を記事へと生まれ変わらせるのが、構成役の本郷陽一氏。
 C1000ビタミンレモン、本田翼「待ってろよ、王子様。」

★画像=散歩中の僕の前に立ちはだかった猫。
 僕がドンドン猫に近づいても、動こうとしない。
 ま、僕に飛びかかろうとは考えていないようだが、かといって、リラックスもしていない。
 僕を見る。
 僕から視線をそらす。
 そうしながら身構えている。
 通りすぎてから、パッと振り返ると、猫も(この画像の姿勢を崩し)パッと僕を振り返っていた。
 イヤなヤツである。
 僕は猫は好かん(ノ△・。)。


  ◆MINAMI暮らしの終わり。C1000ビタミンレモン、本田翼「待ってろよ、王子様。」  

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★2014/07/23(水) ★「職員室通信」の大迷走中に、僕にとって大事な出来事があった。
 MINAMI中からSamurai中に転勤することになった(^_^)v。
 MINAMI中から放出されることが僕にとっていちばん大事なことだということにやっと気づいたのだ。
 MINAMI暮らしをつづけるうちに、言葉にしようとしてもうまく言葉にならないものの量が……、あるいは、言葉にしなくてはいけないのに口をつぐんでしまうものの量が、少しずつ自分の中に積もっていくのを僕は感じていた。
 いい「転勤」だ。
 「うまく言葉にならないもの」「口をつぐんでいるもの」に僕を直面させることになるだろう。
 当然、教育コミュニティづくりの活動も、MINAMIネットからサムライ・ネットに活動場所が替わる。

★画像=庭のアゲハと群生するヨウシュヤマゴボウ。

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★2014/07/25(金) ★僕のCHATに、あのねさんからカキコミがあった。
 「幸せとは、日々の喜びを抱きしめるってことでしょうか?……難題ですねw」
 「先生は、どのような時に幸せ感じるのでしょうか?」と。
 ホンマ、難題である。
 僕は「幸せ」を粗く3つに分類している。
 ①僕に課せられている社会的な役割が達成できたとき
 ②社会的な役割を壊さない範囲における日々の喜び(例=恋愛、友情、お好み焼きがうまく焼けた……それから僕には「軍装」の趣味がある。飲み、歌い、行進しているとき、僕は「幸せ」である。先日は、夜、20000歩も歩いた。ゴメン。この「軍装隊」あるいは「軍装会」については、いつか別なところでくわしく説明する。)
 ③僕から「①」「②」を引き去ったところの、僕の歴史的同一性を保証する、ま、いってみれば「夢」、その「夢」の実現をぼんやりと夢見ているとき……。

 「どれか1つを」と言われると、断然「③」だ。



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★SAMURAI中の終業式――教育は団体戦だ(教師修業シリーズ・職員室通信)

2014-07-23 14:58:12 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
★Samurai中の〈終業式・式辞〉清貧・読書・奉仕・名誉
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  ◆学校の品格をぶち壊す「式辞」  

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★本日の終業式・式辞は、品格のない式辞になってしまった。
 学級担任として語らなければいけないことがある。
 学年主任として語らなければいけないことがある。
 教務主任、教頭、校長についても同じことがいえる。
 もちろん、重なり合う部分はあっていい。
 学級担任が話したかもしれない。
 それを念には念を入れて他の立場の人が話してもいい。
 しかし、重なり合いながらも、それぞれ、肝心要のポイントははずしてはいけない。
 これが学校の品格だ。
 きょうの「式辞」は、この品格をぶち壊すことになってしまった。
 要するに、「肝心要のポイント」がぼやけてしまった。
 おまけに、授業には禁じ手である「張りモノ」まで使ってしまった。
 猛省(ノ△・。)。

 式場入場に手間取り、終業式開始が2分間遅れた。
 SAMURAI中の自慢は、授業はもちろん、式(壮行式・終業式等)や集会(全校朝会・生徒朝会・学年集会等)は設計段階で1分1秒まで厳密に設定し、それを厳守していることだ。
 ただ、中味以外は、たとえば集合・移動等は、なかなか計画どおりにはいかない。
 乱氏Tと相談して、終業式の中味で――すなわち「式辞」で――この2分のうちの1分間を取り戻すことにした。


  ◆「清貧」「読書」「奉仕」「名誉」  

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★ 〈終業式・式辞〉

★4月に転校してきた人。
 いろいろ苦しいことがあったと思うが、よく耐え、よく努力し、きょうの日を迎えることができました。
 逆に、きょうを最後に転校する人。
 SAMURAI中のことを忘れないでほしい。
 SAMURAI中もあなたのことを忘れない。
 ずっとあなたを応援しつづけます。
 そして、身内にご不幸のあった人。
 悲しみに負けず、しっかりと読書しよう。
 勉強しよう。
 
★さて、1学期の終業式。
 よい学校というのは、これまでの、先人たちの歴史的な努力を、しっかりと受けとめ、それを自分たちの力で1ミリでも、0.1ミリでもよくして、それを、次に伝えていく……こういうカタチが、しっかりしている、くっきりしている、それが、いい学校なんだ……という話をしてきました。
 こういう学校は、なかなかありません。
 わたしの理想です。
 このわたしの理想の観点から、1学期を振り返ると、毎日の授業、清掃、生徒会委員会活動、また先日の合唱コンクールと、1ミリでもよくするというカタチが、しっかりと、くっきりと見える、高いレベルの1学期だったと思います。
 1学年の努力、2学年の努力、3学年の努力の成果です。
 とりわけ、3年生の、「自分たちの力で、いいSAMURAI中を創るんだぁ~」という気概ある努力は立派でした。
 その強い表れが、毎日の授業中の姿勢だし、先日の「魂の合唱」だったと思います。

★いよいよ、夏休み。
 毎日の生活を自分で設計して、自分で生き抜いていく力、学んでいく力をつける、よい機会です。
 わたしから4つのポイントを提案します。
 (ここで「張りモノ」登場。演台の前に、「清貧」「読書」「奉仕」「名誉」と大書した紙を張る。)

 ①清貧=お金を使わない。貧乏で暮らそう。貧乏でなければダメだ。そして、志は高くもとう。
 ②読書=本を読まないで高校生になったら、たいへんだ。夏休みは、どんどん読もう。
 ③奉仕=他のためにがんばろう。ゴミを拾おう。道を譲ろう。食器の後かたづけをしよう。そして、1日1回、自分を育ててくれている人に喜んでもらおう。
 ④学校の名誉を汚さない。そういう友がいれば、「ダメだよ」「そんなことはやめよう」と、とめる勇気をもとう。

★3年生にとっては、受験の年の、受験生としての夏休みのスタートです。
 市中体の報告会のときに、わたしは、3年生に受験生として「3つの力」をつけてほしいと言いました。
 これは1年も2年も同じですから、今、いっしょに聞いてほしい。

 1つ目、勉強しようと思っても、いろいろな誘惑がある、その誘惑をバチンと断ち切る「決断力」
 2つ目、気持ちを、キョロキョロ、あっちこっちに散らさない「集中力」
 3つ目、やり続ける「持続力」

 きのうもダメだった、きょうもダメだった……といっているうちに、7月、8月が、あっという間に終わってしまう。
 7月、8月、9月、10月と積み重ねた力と、慌てて、9月、10月というのとでは、全然、違う。
 だから、7月、8月を、失敗しないでほしい。
 失敗すると、志望校のレベルを1つ、あるいは2つ、下げなければいけません。
 7月、8月、がんばっていれば、☆☆高にいけたのに、がんばっていれば、☆○高にいけたのに、それを1つ、2つさげなければいけない。
 あるいは、がんばっていれば、家の人にかけなくてもよかった負担をかけてしまうことになる。
 7月、8月を、失敗しないために、ひとつ提案をします。
 決断力、集中力、持続力をつけるために、勉強時間を決める、それをどんなときでも守っていくというのが、効果がある。
 1日の勉強時間、学習会があるときは学習会もいれてよいですから、1日トータル、最低10時間、1・2年は半分の5時間、毎日やりつづける……、これができたら、決断力・集中力・持続力がついたといえるでしょうし、やり方を間違えなければ、学力もアップします。

 やり方について、3つ、アドバイス。
 1つ目、しっかり暗記できたかどうか? 確かめる工夫をすること。
 確かめて暗記できていなれば、やり直すこと。
 これはシンドイですよ。
 このシンドサに負けない厳しさの差が、あとあと大きな差になります。
 2つ目、音読は大事です。
 何度か読むと頭に入る。
 ただし、ベラベラと読むのはまったく効果がない。
 はっきり、クッキリと音読すること。
 3つ目、重要なこと、重要な単語は、書くことが大切。
 何度か書くとくっきり頭に残る。
 ただし、これもベラベラ書くのはまったく意味がない。
 丁寧に、濃く、しっかりと書く。
 こういう勉強の仕方については、他の先生方からもいろいろ聞いて学んでほしい。
 ああ、決断力がついた……ああ、集中力と持続力がついた……という夏休みにしよう。

★最後に、事故に注意。
 十字路、T字路は危ない。
 必ず止まろう。
 花火で失明することがある。
 水の事故に気をつけよう。
 2学期、大きく成長した、みなさんに会いたい。
 会えることを願って、式辞とします。
 〈終業式・式辞 以上 定刻終了〉


  ◆「教育は目に見える」「教育は団体戦」「教育のブルブル感」  

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★(1)終業式の夜、市内某所で、1学期教職員反省会。
 〈あいさつ――記憶の断片から復元〉
 4月、5月、6月、7月……と1学期が過ぎた。
 1年の半分が過ぎたことになる。
 個人的にも、自分の1年間のチェックポイントが、このあたりにあるので、これまでのいろいろなことを想起している。
 きっと教職員のみなさんも、おひとり、おひとり、同じ思いだと思うし、とりわけ、今年度、転勤して来られた方々は、ひときわ感慨深いものがおありだと思う。
 1学期を終わるに際し、次の3点で総括したい。
 ①「教育の成果は目に見える」=教育というのは成果の見えにくいものだと、よく言われるが、これを目に見えるレベルにまで到達させようと挑戦し、一定の成果をおさめることができた1学期だった。
 ②「教育は団体戦だ」=(内容省略。というか復元するのがシンドイ。)
 ③「教育のブルブル感は最高だ」=(内容省略。同じく、復元するのがシンドイ。)
 ひとつの節目に、子どもたちの成長を喜び、こうしてお酒と料理をいただくのが、学校文化だ。
 きょうは、品格ある学校文化を楽しもう(^_^)v。(反省会あいさつ、以上)

(2)HPの掲示板に子どもたちのカキコミが、いろいろある。
 掲示板の設置に際しては、ずいぶんと迷った。
 全国の例もチェックしてみたが、掲示板の設置例はごくごくマレだった。
 しかし、その「ごくごくマレ」の掲示板は、どれもどれもすばらしかった。
 そういう学校経営にあこがれて、僕も掲示板を設置したのだ。

☆〈ぽんちゃん1号から〉
 お久しぶりです♪
 暑い日が続きますね(+ω+;)
 合唱コンの練習はキツイ(‐_\)
 でも、ほめられたりするとやっぱり嬉しぃ
 『絶対!最優秀賞とるぞ↑↑』・・とぃう勢ぃで頑張りますっ∑(≧∀≦)
 今、家で飼ってるハムスターがどっかに行ってしまいました・・(悲)
☆〈僕からぽんちゃん1号に〉
 合唱練習というのは、みんなで、ああでもない、こうでもないと言いながら、より高いレベルのものを創造していくところにおもしろさがありますね。
 霧の中に突然ゴールが見え、全員でそのゴールに突入したときの気分は最高です。
 最優秀賞をめざして、がんばれ!
 ハムスターが心配です。
 どこへ行ったのでしょうか?
 僕は小学2年か3年のとき、飼っていた蟹がいなくなって、心配で心配で、もうどうしようもなく悲嘆にくれたことを覚えています。
 「きっと水がなくて苦しんでいる。学校を休んで探す」(小学生の僕)
 「母さんが探しといてあげるから、学校に行きなさい」(母)
 「見つかったら教えにきてくれる?」(僕)
 「うん、教えてあげるよ」(母)
 ハムスター情報は継続して教えてください。

☆〈ぽんちゃん1号から〉
 合唱コンはとぅとぅ終ってしまいました・・(涙)
 結果は『優秀賞』だったけど、まぁ最後まで乗り切れてヨカッと思います
 ハムスターなんですが、まだいません。
 こんなに淋しぃお別れはイヤでたまりません↓↓
 今もぅ一匹いるのですが、コイツを大事に育ててあげたいと・・(涙)
☆〈僕からぽんちゃん1号に〉
 カキコミ どうもありがとう。
 合唱コンクールは、すごくハイレベルのものになりましたね。
 僕の耳にはどこが最優秀なのかまったくわかりませんでした。
 みんなで何かに取り組んで、それがバシッと決まったときほどうれしいものはありません。
 ぽんちゃん1号は、それが体験できたから最高にしあわせだと思います。
 ハムスター情報、TNX!
 きっと蛍を見たり、あちこちの野菜を食べたりして、元気にしていることでしょう。
 「脱走」したことをちょっと後悔しているかもしれません……。
 僕は時間ができたら、鉄道と折りたたみ自転車(はなむけ号)を組み合わせた小旅行をやる予定です。
 あとでブログにアップします。



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★スタルヒン球場に打ち上がる花火を見ながら自分の酒を飲む(教師修業シリーズ・職員室通信)

2014-07-18 15:19:19 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
番外編
★自刃した江藤淳の弔いに、なぜ、僕は、コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.5を聴くのか?
2014
07.18

  ◆伊原春樹休養&辞任騒動以来、心にポッカリと穴が空いてしまった  

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〈スクロールコメント〉
★2014/07/13(日) ★(前述したように)長い期間、僕を苦しめた不定愁訴から解放されたのはいいが、同時に、不定愁訴にフチどられていた「僕」も消滅し、数日、フニャフニャした骨抜きの状態で過ごしていた。
 本日、やっとそこから抜け出せた。
 昼前、keyboardで友人宛のメールをパチパチを打っているとき、肩からまっすぐに伸ばした背筋にかけ、「ああ、僕はこうやって、僕を再構築しているんだぁ~」というパワーがみなぎった(^_^)v。
 まだ行き先は決まっていないが、旅に出たいと思っている。

★画像=DAKA古書店跡、音響コーラルFLAT―6Sスピーカーの前で寝っ転がる僕の視野。曲=バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番。スピーカーのネットを張り替えたいが、横30㎝・縦55㎝、結構、かかるかのもしれない。

〈スクロールコメント〉
★2014/07/15(火) ★僕は幼稚園児の頃からライオンズファンだ。
 しかし、伊原春樹休養&辞任騒動以来、心にポッカリと穴が空いてしまった。
 もちろん、今でも全試合チェックしている。
 炭谷のサヨナラヒットもちゃんと見た。
 でも、どうしても以前のようには応援できない。
 このままズルズルというのはよくない。
 で、次のようにすることにした。
 本日、明日の対ハム戦(旭川・スタルヒン球場)を観て、今後の身の振り方――応援しつづけるか? 去るか?――を決める。

★画像=けさのDAKA古書店跡、西側の壁面。レコード=ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス、バッハ/ヴァイオリン協奏曲第2番。写真=堀辰雄&阿修羅像。絵画=加藤克美画伯の銚子大滝。本日はここで瞑想。


  ◆僕のカラダにも飛び散った自刃の血糊を吹き消そうとしているのか?  

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〈スクロールコメント〉
★2014/07/16(水) ★(対ハム戦(旭川・スタルヒン球場)を観て、今後の身の振り方――応援しつづけるか? 去るか?――を決める……と発言したことに対して)僕もいろいろあった。
 ライオンズもいろいろ(「黒い霧事件」や「身売り騒動(Taiheiyo-Club Lions→Crown-Lighter Lions→Seibu Lions)」、「西鉄・太平洋・ライター史抹殺事件」等々)あった。
 でも、きょうは、ま、成績は低迷しているものの、こうして旭川スタルヒン球場で試合をしている。
 僕も、ま、いい仕事はできず、全然アカンものの、こうしてスタルヒン球場に打ち上がる花火を見ながら自分の酒を飲んでいる。
 きょうの試合は、あるいは、あすの試合は、こうしていろいろあったこと、こうして生きていることの象徴になり得る試合か?……ということだ。

★画像=DAKA古書店跡、ガタがきた電気スタンド。あちこち、瞬間接着剤でくっつけている。

〈スクロールコメント〉
★2014/07/17(木) ★江藤淳は1999年7月21日に自刃した。
 僕は7月1日~21日を江藤淳の弔い期間としている。
 この弔い期間に、いつの頃からか、コレッリの「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集作品5より」を聴くようになった。
 理由は自分でもわからない。
 自刃の夜、江藤淳が聴いたはずの鎌倉の豪雨の轟きとconcertoさせる……と自分で自分に説明したこともある。
 もしかすると、僕のカラダにも飛び散った自刃の血糊を、バロック・ヴァイオリンとチェロとチェンバロで吹き消そうとしているのかもしれない……と、昨夜、ふと思った。

★画像=コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.5のCDジャケット。
 参考=1.第7番ニ短調 2.第8番ホ短調 3.第9番イ長調 4.第10番ヘ長調 5.第11番ホ長調 6.第12番ニ短調「ラ・フォリア」★寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)、シーベ・ヘンストラ(チェンバロ、オルガン)、ルシア・スヴァルツ(バロック・チェロ)[録音:1994年、ハーグ、旧カトリック教会]


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★「いちばん大事なこと」を取り違えると、なんにもならない(教師修業シリーズ・職員室通信)

2014-07-13 21:59:29 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
番外編
★「いちばん大事なこと」を取り違えると、なんにもならない
2014
07.13

  ◆『MINAMIはなぜ学力が高いのか?』(大阪野郎著・○△出版)  

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★〈スクロールコメント〉
★2014/07/02(水) ★僕のHP&BLOGのコンセプトを変更したついでに、編集スタイルも変更した。
 これまで「職員室通信」の中に「僕の私生活(例=新型手鍋焙煎器・EGO-WRAPPINのNeon Sign Stomp等々)」を合体させていたのだが、完全に分けることにした。
 「職員室通信」と「番外編」に。
 「職員室通信」の更新は週1回。
 「番外編」は週2回程度。
 「職員室通信」の新コンセプト――①実在しないものの実在性を強固に主張 ②断念の痛みを受けとめる――に、真正面から向かい合う。
 そのため、号数を減らし、質を高める。
 勉強もしたい。
 といっても急にはムリだ。
 質の粗さに僕は慣れすぎている。
 まずは、「職員室通信」を週1号、「番外編」を週2号という体制にカラダを慣らしたい。
 現在、準備中。

★昨年、健診でひっかかった心室期外収縮のため、近所の循環器科に通院。
 昨日、ホルター型心電図(24時間)を取り付け、本日、取り外し、くわえて心臓超音波検査と生化学的検査。
 医師「半年前よりよくなっています」。
 BNP濃度も基準範囲内に。
 今後は1年ごとの検査でいいことになった。
 生活習慣は何ひとつ変えていない。
 昨日は、ホルターにショックを与えてやろうと、意識的にエアロバイクや急激な立ち上がり動作をくり返した。
 不思議な結果である。
 しかし、ホッとしている(^_^)v。

〈スクロールコメント〉
★2014/07/04(金) ★昨夜、ライオンズ対ハム戦(11回戦)。
 7回途中まで力投の藤原に代わり、武隈、田中靖、ウィリアムス、中郷と継投。
 7回に4失点、9回に3失点、8対3で大敗。
 この「継投策」はだれの案だったのか?
 こういうコーチたちでは伊原春樹ももたないよ(ノ△・。)。
 伊原には、ホンマ、気の毒なことをした。

★安倍内閣、集団的自衛権の行使容認閣議決定。
 米軍による占領状態からの脱却、その第1歩になることを祈り、独り、赤飯を炊く。

★『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(上坂徹著・あさ出版)を紹介する印南敦史氏の記事に目がとまる。
 成城石井が常に重視し、徹底している「基本の四つ」は、挨拶、クリンリネス、欠品防止、鮮度管理。
 「いちばん大事なことはなにか」「これだけはやらないといけない」ということを全員が共有し、毎日、愚直にやりつづける……。
 成城石井の戦略は、公立中学校の運営にも共通する。
 ただし、「いちばん大事なこと」を取り違えると、なんにもならない。
 公立中学校の場合、「いちばん大事なこと」は、「50分の授業」で「狭義の学力」を「100%保証する」ことだ。
 100%保証するために教員がやらなくてはいけないことは何か?を――
 →①「やろうと思えばだれでもやれるカタチ」として具体的に提示し(あるいは、ディスカッションして構築し)
 →②共有し
 →③毎日、愚直にやりつづける……。
 『MINAMIはなぜ学力が高いのか?』(大阪野郎著・○△出版)。


  ★僕の精神をフチどっていた「大腸付近の不定愁訴(=大腸腫瘍ノイローゼ)」  

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★〈スクロールコメント〉
★2014/07/08(火) ★3月初旬以来、左下腹部にあった「痛み」「違和感」(ノ△・。)。
 近所の整形外科にも行った。
 近所の内科にも行った。
 でも、原因はわからなかった。
 その見当がついた!
 ヒントになったのは――やや前屈みで自転車をこぐと……あるいは、琴奨菊が立ち会い直前にやる、腰をそらせて天井を仰ぐ動作をやると「違和感」が軽減する……ということだった。
 僕なりの結論。
 雪かき作業で骨盤の中の筋肉、特に(僕は右利きだから)左腸腰筋に負担が強くかかり、硬く縮んだ。
 昨夕、腰を低くし、右膝を直角に曲げ、左足を後ろに引き、グッと伸ばすストレッチ、あるいは、立ったまま、右足を前に、左足を後ろに引き、左腕をグぅぅぅぅ~ッと頭上に伸ばすストレッチをやる。
 「痛ぁ~ィ」+「気持ちいィ」と感じる刺激。
 結局、今年も不定愁訴で長期間、苦しめられたのだが、これでなんとか解放されるかも……。

〈スクロールコメント〉
★2014/07/11(金) ★左下腹部の痛みの原因である腸腰筋の固まり(縮み)を伸ばすストレッチをつづけている。
 ①右膝を直角に曲げ、左足を後ろに引くストレッチ。
 ②立ったまま、右足を前に、左足を後ろに引き、左腕を頭上に伸ばすストレッチ。
 くわえて、③身体の右横を下にして寝転び、右足を前に、左足を後ろに引くストレッチも開発(^_^)v。
 これは楽ちんで、かつ効き目も強い。
 こうして痛みが徐々に改善されていくにつれ、ここ、3、4ヶ月、僕の精神をフチどっていた「大腸付近の不定愁訴(=大腸腫瘍ノイローゼ)」が消え、なんだか僕がフニャフニャなっていくようようだ。
 これはこれで困ったもんだ(*^_^*)。


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★1学期末、教育現場の僕らが現時点においてやれること(教師修業シリーズ・職員室通信)

2014-07-11 14:02:23 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
★1学期末はプロ教師とアマの差がはっきりと出る期間
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  ◆ここから1学期終業式までが「剣が峰」  

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★毎度、毎度、くりかえし述べることだが、ここから1学期終業式までが「剣が峰」だ。
 僕のような未熟者でも、同僚と力を合わせ、なんとかここまで、ま、比較的よいカタチでくることができた……と喜びたい気持ちがないわけではない。(経営の重点=マニフェスト達成状況は、別表の通り。ただし、WEB版では省略)。
 しかし、経験的にいえば、ここからの3週間がなかなかたいへんなのだ。
 剣が峰に立たされた気持ちで臨まなければならない期間だ。
 プロ教師とアマの差がはっきりと出る期間だ。

★これまでの成果の陰に隠れていた課題(問題点)が噴出してくる。
 わかりやすい例をあげると――

(1)市中体に出たいために、いろいろ我慢してきた。その「我慢」が、ドド~ッと溶解する時期だ。

(2)1次試験(中間)も2次試験(期末)も終わった、さあ、夏休みだと、一気に気持ちがゆるむ時期だ。

(3)上記の(1)(2)とは違うが、がんばっていれば、あるいは、我慢していればよくなるかもしれないと希望・願い・夢をもち、(昨年度)3学期→1学期と、耐えてきた子どもが、ああ、なにも変わらない、やっぱりダメなんだ……と、あきらめてしまう時期だ。

 したがって、ここを見逃すと、このツケが、あとから10倍、20倍になって返ってくる。
 取り返しがつかない、危機(に近い)状態に至る。

★ポイントを粗く3点

(1)区切りをつけ、気持ちを新たにし、次の目標に向かうベクトルを、ひとりひとりの子どものうちに形成する。(この観点で、朝の会・帰りの会・三者面談・二者面談・通信表のコメント・授業を組み立てる。)

(2)苦しい状況にある子どもには――
 ア)「ここまで来ることができた、ここでいいんだよ(ビバーク地点として)」ときちんと評価してやる。
 イ)(くわえて)今後の方策を、われわれが具体的に検討→実行する。
 ここでの「実行」か「不作為」かの差が、休業中に、あるいは2学期に大きな差になって出る。
 関連記事=★教員が改めなくてはいけない言葉づかい(教師修業シリーズ・職員室通信)

(3)ゲーム終了間際の失点ほど痛いものはない。
 徹底して予測・予知・予防に努める。
 温かさ&熱さと厳しさのバランスに気を配らなければならない時期だ。
 ア)徘徊・外泊・盗み
 イ)水難・花火・交通事故
 ウ)校内暴力(刃物・劇薬)
 エ)新グループの形成&新スタイルの登場(既にその兆候がありますよ!)


  ◆教育現場の僕らが現時点においてやれること  

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★上記(2)との関連で、背景には、あたりまえのことをいうようだが、「家庭不適応」、「学校不適応(学習・教師?・友人)」、あるいは(これらと複雑に絡みながら)「発達課題の未達成」がある。
 これが、いろいろな形態(外泊・徘徊・不登校……)をとりながら表出する。
 とりあえず――普段、教育本場では「とりあえず」は禁句……といいながらm(_ _)m、まさしく「とりあえず(緊急対応として)」――当該生徒と教師との間で
 ①「愛されている」という安心感や精神的安定を生み出す関係を構築する。
 ここで大切なのは、その関係において「基本的ルール」を――「ならぬものはならぬ」式(「ちょっと納得できなくても、僕と君とのあいだで決めたことや。とにかく守れ」式に――「設定」することだ。
 「ルール」はひとつかふたつ(←最大ふたつ)。
 ②(その「ルールを守る」ことを通して)自分は「愛される」に値する価値をもっている人間であるという自信や自尊心を育てる。
 「愛してくれる」人への感謝やその期待に応えることによって得られる満足感や成功感を体感させる。
 粗いことをいうようだが、この教師との「関係」において、問題行動を抑えながら、欠落課題や未発達課題をクリアーする。
 現場の僕らには、現時点において、これ以外の方法はない。
 なお、学習不適応が絡んでいるケースは、その方策も具体的に検討する必要がある。


  ◆現場メモ〈傾聴とコーチング〉  

★現場メモ〈傾聴とコーチング〉

(1)傾聴と(土壇場の)コーチング。
 傾聴=一体になる(子どもの世界を子どもの目でいっしょにみる……まず受け入れる……)、味方になる(その子どものためにからだを張る……励ます……信じる)。
 そして、子どもから答えが出そうにない場合は、コーチング。

(2)よい授業。
 今、公磨T(研修主任)からくりかえし指示されていることだが、今(ここからの3週間の授業)は、「くっきりとした短い作業の場を設定する→熱中して取り組ませる→達成させる」授業を組み立てる修業の期間だ。

(3)業者への支払いについては、1学期を1つの区切りとして支払いを完了する。

(4)教育実習生送別の辞
 TさんとHさんは3週間、Yさんは2週間。
 この教育実習期間という人生のひとコマ――このひとコマが、即、自身の人生の方向を左右するということもあれば(ま、僕の場合、そうだった)、あるいは、10年後、20年後、突然、パァ~ッと浮かび上がり、人生を照らしてくれるということもある。
 いずれであっても、MINAMIの教職員のことを忘れないでほしい。
 わたしたちも君たち卒業生のことを忘れない。
 母校MINAMIから応援しつづけている。
 奮闘努力を祈る。
 教育実習、ほんとうにごくろうさん。
 Tさん、Hさん、Yさんの前途に明るい光が差すことを祈り、お別れのあいさつとする。


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