職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

桜井よしこさんのような恋人

2006-05-31 09:56:09 | Weblog

06.05.31 桜井よしこさんのような恋人



■あのとき、「喜び」と「悲しみ」の対比が鼻にツーンときて、そのあと、わたしの内部に、ある言いあらわしがたい充実した感情がわきあがった。
 (繰り返しになるが)5/22のことだ。
 教卓から生徒に語りかける今田T、試験問題の解説をする松坂T、合唱を指揮する本田T、黒板にチョークで数式を書きこむ森T……、ひとりひとりの姿とその背景が心にしみた。
「ああ、学校って、なんてすばらしいところなのだろう。豊かな色彩と人間であることの喜びにみちていて、しみじみとしていて……。今もし、あなたはもうここを去らなければならないと言われたら、どんなに悲しいだろう」と。

■こういうことがなぜおこったのか?
 「授業」や「学校」と自分とのあいだに、なにか新しい関係が生まれたのか?
 まだ核心につながるようなことはなにひとつわかっていないが、この「喜び」と「悲しみ」の塊は大切にしたい。このことは継続して考えることにする。

■昨日、4人の教育実習生に「講話」をした。
 今までパッとした「講話」ができたことがないので、今年は少し工夫した。
 先週の大浦実習生(養護)には、先述したように演習形式。
 昨日の北野(国語2年)、佐々木(国語1年)、三浦(社会2年)、佐藤(英語1年)の4人には、模擬授業をやってもらうことにした。
 3種類の模擬授業を検討した。
 1つは、学級における問題事例を提示し、その解決のための学級指導場面10分間。
 2つは、それぞれの教科の教材から自由に選び、50分間の冒頭場面10分間。
 3つは、わたしが「シナリオ」を作り、提示し、実習生はそれを暗記して実演する。
 少し迷って3つ目を選んだ。
 トップ画像は、「シナリオ」を説明する直前の場面(撮影=志塚T)で、「教員の品性・倫理・誇り」について語りながら、「桜井よしこさんのような知性・品性のあふれる恋人がほしい」と脱線している場面。
 実際の模擬授業は6/1に行う。

■先週の土曜日から一心不乱に取り組んできた仕事(「すこやかみなみネット通信」・PTA組織会・職員会議用「職員室通信」・市の初任者研修・本校の初任者研修・小中連携研修会・教員評価制度)の仕事にほぼメドがついた。
 いよいよ「学校支援にむけた大人の教育力育成セミナー」の仕事に取りかかることができる。


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「学力向上の5原則」のポスター完成

2006-05-26 09:50:02 | Weblog

06.05.26 「学力向上の5原則」のポスター完成

◆伊藤氏に、はがきを書く。

 お葉書ありがとうございます。
 あの明治図書の原稿については、模擬授業研修で相互に鍛える教員集団の活気、気合、志気を文字で伝えたかったのですが、わたしの力不足で失敗。それが先生の目に触れるとは……おはずかしい限りです。
 おはがきから哲人然とした先生のお姿が浮かび上がり、たいへんうれしく思いました。
 ※裏の写真は植樹祭の様子です。校庭に赤、白、赤、白、赤、白、赤、白……とヤマボウシの木を植えました。

■これからやらなければならない「仕事」を書き出し、ひとつひとつについて、ひとりブレストをやる。
 こういうブレストは大好き(「⑥」以外)なのだが、怒濤のように短期間に集中しているのでため息が出る。とても間に合わないので土曜・日曜出勤になりそうだ。

 ①5/29しめきり「すこやかみなみネット通信」原稿
 ②5/29PTA組織会用資料
 ③5/31職員会議用「職員室通信」
 ④6/1初任者研修「師範授業研修」講話
 ⑤6/2小中連携研修会用資料(パワーポイント資料)
 ⑥教員評価制度用資料
 ⑦学校支援にむけた大人の教育力育成セミナー講義用資料

■午前中、④「6/1初任者研修「師範授業研修」講話」について、志塚Tとふたりでブレストをやり、講話のシナリオを完成する。
 わたしの割り当て時間は60分間だ。
 対象は今年度三戸・八戸地方に採用になった中学校教員16名だ。

〈シナリオ〉
 ※資料「すこやかみなみネット通信4月号」「5月号」「臨時号」「学校要覧」

(1)経営の重点№1「知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業 ~プロ教師への道~」と模擬授業の関連について語る。(資料「すこやかみなみネット通信4月号」)

(2)模擬授業実演①
①志塚Tの模擬授業10分間(社会科)
②志塚Tの模擬授業をめぐって10分間協議
③わたしのコメント

(3)模擬授業実演②
①京Tの模擬授業10分間(家庭科)
②京Tの模擬授業をめぐって10分間協議
③わたしのコメント

(4)「模擬授業研修」のメリット

(5)経営の重点№2
 学校>家庭>地域……学校の教育独占(丸抱え)体制をぶっ壊す話(を過激に語りながら時間切れ・フィナーレ)(資料「すこやかみなみネット通信5月号」)

■これまでの「学習の5原則」に代わる「学力向上の5原則」のポスターが完成した。
 生徒の学力は、①みなみ中教員の授業力と、②家庭の教育力と、③地域の教育力と、そしてなんといっても④子どもの学習努力……これらの総和だ。
 子どもの学習努力には、粗く、授業をしっかり受けることと、家庭学習をしっかりやることにわけられるが、新「5原則」は50分間の授業に限定・特化した努力目標だ(通信表の評価項目)。

 ①授業の目標・ねらいをしっかりとつかもう
 ②話し手にへそを向けて聞こう
 ③正しい発声をし、適切な音量で発言しよう
 ④ノートは速くていねいに書こう
 ⑤作業・活動にすばやく取り組もう


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野村胡堂の銭形平次とデッドヒート 

2006-05-25 09:48:09 | Weblog

06.05.25 野村胡堂の銭形平次とデッドヒート

おととい、「『授業記録』というより『作品』を、野村胡堂が銭形平次を次から次に書きつづけたように、わたしも一心不乱に、勤勉に、愚直に書きつづけたい」と書いたが、一部修正する。
 胡堂のように一心不乱に、勤勉に、愚直に……というのはそのとおりだ。
 しかし、わたしのは『作品』ではない。
 作品などというと話がややこしくなる。
 教卓から生徒に語りかける今田T、試験問題の解説をする松坂T、合唱を指揮する本田T、黒板に数式を書きこむ森T……たちの授業を、新聞記者や放送記者がニュース原稿を書くように、どんどん記述していくのだ。
 具体的な毎日の「授業」を記述することによって(教育を考え、教育の問題を解くことによって)一歩ずつ前に進んでいきたい。
 わたしにはもうこの方法しか残されていないし、また同時にこれはわたしにしかできない仕事なのだ。

■新聞記者が朝刊に間に合わせるためにせっせと書くように、ひとつひとつをもっと速くつくりあげたい。
 そのために、胡堂の銭形平次が、八の「親分、てっ、てっ、てぇ~へんだぁ」ではじまり、平次の銭が飛んでおわるような(ま、そんなに単純な問題ではないが)型がほしい。その型に、50分間の授業の塊を流しこんで、どんどん量産しようともくろんでいる。

■5/23 実習生の松浦さんに対するわたしの講話の時間が設定されていたので、向山洋一氏『授業の腕をあげる法則』のP1~70を使って演習を行う。
 粗く内容をいうと、①『授業の腕をあげる法則』読み、5/25の研究授業に向けて自分が役立つと思う箇所に付箋を張る。何枚はってもOK。②付箋の箇所から10箇所を選び出し、「研究授業に向けて」というレジメを仕上げる……というものだ。
 できあがったレジメをみると、「『はげまし』とは教師が子どもと共に、一緒に欠点を克服していこうとする連帯の証しなのである」という箇所がある。わたしとしては、欠点を克服する「技術」にもっともっと着目してほしかったのだが、読みながら、なかなかいい感性をもった実習生だと思った。
 本日4校時、その研究授業が行われる。来客の予定があったので、冒頭15分間だけ参観する(画像)。

■午後6時半から、みなみ小学校図書室ですこやかみなみネット事業推進委員会が開かれる。
 参加者は、みなみ小PTA工藤会長、千葉総務委員長ほか副会長、中川校長、江渡教頭、堰合教務主任。
 みなみ中PTA佐藤会長、佐々木晴美総務委員長ほか副会長、わたし、四戸教頭、志塚教務主任、古館すこやかみなみネット主任、PTA事務の金見さん。
 「会則」と今年度の事業について話し合う。(詳細は後日記述)


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ああ、学校って、なんてすばらしいところだろう 

2006-05-23 09:45:25 | Weblog

06.05.23 ああ、学校って、なんてすばらしいところだろう

きのう、(館田Tとの打ち合わせが終わり、宮重Tの授業が終わるのを待つあいだ、少し時間ができたので)いつものように授業中の校舎を、ピアノを弾くT、机間指導をするT、板書するT、語るT……と、ひとりひとりの姿とその背景を自分の視野に入れながら巡回しているとき、「ああ、学校って、なんてすばらしいところだろう、豊かな色彩と人間であることの喜びにみちていて、しみじみしていて、……今もし、おまえはもうここを去らなければならないと言われたら、どんなに悲しいだろう」と思ってしまった。

■四戸教頭に指摘されて、過去の記述をチェックしたら次のような箇所に出くわした。

「1年間というロングランのフィナーレが直前だというのに、エネルギーが底をついてしまった。
 何も語りたくない……というか語ることがない。
 何も書きたくない……というか書くことがない。
 自分がこののち、再び「書きたい」「語りたい」と思うことがあるのだろうか?と思うくらい、精神が乾ききっている。(3/19)」

■いつ頃から、こういうなにも感じない、おそろしい貧血状態に陥ったのか?
 もちろん、いつ、この時点から……という具合にはわからないけれども、ひとつだけ物証がある。
 日々の学校運営を設計するときに使用しているブレストノート(←わたしにとってはかなり重要)の「かたち」が2/15以降、変形しているのだ。
 重要な項目の1つが欠落している。明らかな「変形」だ。なのに気づかない。2/15以降、ずっと気づいていない。
 それを、ふと、ごく自然に、なにげなく元の「かたち」に戻したのが、きのう(5/22)のことだ。

■こわいことだ。
 自分で自分がうまくコントロールできないことは認識していたが、その不調の程度、具合は、きちんと把握しているつもりだった。
 でも、今、ノートのかたちの変形に気づき、ギョッと息をのんでいる。(ま、しかし、このことは、今、これ以上は追究しない)

■午前中、「職員室通信」〈前田Tの授業(5/11・2年1組技術)〉が完成した。
 こういう「授業記録」、というより「作品」を、野村胡堂が銭形平次を次から次に書きつづけたように、わたしも、一心不乱に、勤勉に、愚直に書きつづけたい。

■画像は5/19みなみ中模擬授業大会の様子。撮影=志塚T


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豊田氏はカラッと明るく、些細なことは気にせず 

2006-05-22 09:43:16 | Weblog

06.05.22 豊田氏はカラッと明るく、些細なことは気にせず

人の往来?が多く、みなみ中が活気に満ちている。
 5/8から松浦さんが養護教諭の実習をしていたが、きょうから佐々木さん(国語)、北野さん(国語)が加わる。来週からはさらに2人の実習生が加わる。
 松浦さんは「自分が中学生だった頃のイメージがあり、少し心配していたのですが、全然、雰囲気が違いました。すごく楽しいです」と言っている。
 実はわたしは教員志望ではなかった。しかし、教育実習をしなければ卒業できないので、あちこち就職試験の合間に教育実習に参加した。その「実習」で180度、気持ちが変わってしまった。
 本校の教育実習経験者から多くの教員が誕生することを望んでいる。松浦さんたちの前途に光が差すことを強く祈りたい。

■午前10時、館田T来校(宮重T産休に伴い、5/24から勤務)。
 朝の打ち合わせで、館田Tへの対応スケジュールを組んであったのだが、それにしたがい、まず志塚教務主任、つづいて前田学年主任、そして、授業がおわって職員室に帰ってきた四戸教頭と、順次、日程、実態、職務内容などを説明する。
 授業参観後、最後に宮重Tとの業務引き継ぎ。
 館田Tがのちのち、自身の長い人生を振り返ったとき、「ああ、みなみ中勤務が運命のわかれ道だったんだなぁ」と思えるような時空間になればいいと思っている。

■午後1時、八戸うみねこライオンズクラブの豊田朋子氏、来校。
 用件は、八戸うみねこライオンズクラブ結成記念事業「子どもたちと一緒に歩こう! うみねこウォーク〈名勝地種差海岸を歩く〉」のPRだ。
 事業当日のサポートシステムがすごい。
 ①専門ガイドや②支援員の配置ほか、③保険付き・④食事付き(無料)、加えて⑤参加者は本校ほか3~4中学校区に限定。
 これまで中心街付近の中学校の付録のような参加要請はたびだひあったが、これはまさしくみなみ中のための事業である! と、喜んで、豊田氏の瞳を力強く見つめたのだが、開催日が1学期期末試験の4日前で、いわゆる試験週間のド真ん中だった。
 豊田氏は「事業はこれで終わりというわけではないので、また次回に……」と快く了解してくれた。
 豊田氏はカラッと明るく、些細なことは気にせず、どんな困難にもめげないという性格のようだ。
 社会教育や学社連携事業ではこういう人を必要としているのだ。

■きょう、やっと職員室通信「前田Tの授業(5/11・2年1組技術)」にとりかかりはじめた。
 授業録音、スナップ画像、生徒アンケートなど材料はそろえていたのだが、他の仕事があり、なかなか手をつけることができなかったのだ。
 夕刻、7、80%まで仕上がる。

■画像はみなみ中玄関前の花壇


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底なし沼の精神状態から脱しつつある 

2006-05-13 08:35:57 | Weblog

06.05.13 底なし沼の精神状態から脱しつつある

朝、ソファーに寝っころがり、山のようにたまった未読の新聞を一気に読んだ。
 読売新聞「お品書き・有名人思いでの食」尾藤イサオさんの「お好み焼き」が、お好み焼き好きのわたしには刺激的で、読んでいるうちに脳の血流が増加した。

 尾藤さんは〈仕事で全国を回ると、夕食はお好み焼きが多い。気取らずに食べられるところが魅力だ〉という。


 
 戦時中、東京・御徒町で生まれた。5人きょうだいの末っ子。小学校に入ると、2人の兄と銭湯帰りに食べられる月に1度の「ごちそう」があった。それがお好み焼き。長屋の一室にテーブルを4台置いただけの店。水で溶いた小麦粉に、桜エビやキャベツなどが入って1人前15円だった。ウスターソースをたっぷりとかけて、1人前を3人で分けた。

■わたしのお好み焼き人生は、大阪・生野区でスタートした。
 やはり尾藤さんと同じ「長屋の一室にテーブルを4台置いただけの店」だった。
 マキちゃん(←ふたりっこはんのかたわれ)や弟と、ほとんど具のない、小麦粉とキャベツだけのお好み焼きを、鉄板のうえでペッタンペッタンとやっていた。
 メニューのランクは安いほうから、
 ①小麦粉のみ(←これを何と呼んでいたのだったか?)
 ②イカ入り
 ③タマゴ入り
 ④ブタ肉入り……の順だった(ように思う)。
 わたしたちは「①専門」だった。
 ときどき、隣のテーブルで、見知らぬ大人が、
 「おばちゃん、タマゴと、う~ん、ブタももらうか」
 と注文したりすると、弟たちと目と目をあわせて「せめてイカ入りでも食べてみたい」と思ったものだ。
 「タマゴ+ブタ肉」というと、今の「豚ダマ」で、現在、だいたい600円くらいだ。とても子どもには手がでなかった。

■尾藤さんの引用をつづける。

 40歳代になり、2人の娘が小学生になったころ、お好み焼きが無性に食べたくなった。ある時、台所から鉄板を取り出し、溶いた小麦粉にソースをかけただけのお好み焼きを、娘たちの前で作って見せた。「これがパパの料理だよ」。娘と同じ年のころ食べた“原点の味”を、家族と共有したかったのかもしれない。
 「でも、その時は、妻が隣でサイコロステーキを焼いたものだから、お好み焼きは食べてもらえなかったんですよ。タイミングが悪かったなあ」

■これもよくわかる。
 (というわけで?)先日、職場からの帰路、志塚Tとピアドゥ近くのお好み焼き屋・道とん堀に寄った。
 たぬきロゴの暖簾をくぐると、店員の「いらっしゃいませぇ~、ぽんぽこぽん、ぽんぽこぽん」という声がこだまのように響いた。佐藤公一Tから聞いていたとおりだ。
 この「ぽんぽこぽん」はわたしたちが席に落ち着くまでつづいた。
 志塚Tが、
 「これはおもしろい、学校で使えるなァ」
 と喜んでいる。
 メニューが豊富?……というか、モチーズとかニンニク爆弾とかイタリーとか、「豚玉」主義のわたしにはイメージできないものばかりだった。
 「豚○○ゴマ○○」(←正しいメニュー名は忘れた)を注文する(画像がそれ)。
 オリジナルな名前が並ぶ、画像付きのド派手なメニューのわりに、味は素朴だった。
 尾藤氏のいう「素朴」とは違う、現代的な素朴さ。関東地方出身の女優さんが、完璧にマスターした「大阪弁」の感じ。

■しばらく前に「ここしばらく精神的に自分で自分がうまくコントロールできない状態にある」と書いた。
 その「状態」から少しずつだが脱しつつある。
 底なし沼に沈んでいく精神状態に立ち向かうように、はなむけ号による通勤を再開した。
 その「荒療治」が功を奏した。


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保護者が松代Tの授業を絶賛!

2006-05-10 08:31:12 | Weblog

06.05.10 保護者が松代Tの授業を絶賛!

4/26保護者参観日に実施した授業アンケートが、研修部回収・整理→授業者本人確認……を経て、わたしのところに回ってきた。

■保護者が松代Tの授業を絶賛している。その一部を紹介する。

№1〈中学生としての授業態度が身についてきているようで、小学校のときとは全然違うなぁと感じられました。今後、慣れてだらけることがないように願っています。〉
№2〈入学してまだ1ヶ月しかたっていないのに、教師と生徒の距離がとても近くなっていると感じました。おだやかなトークが安心感を与えるのか? とてもよい印象を持ちました。校舎の新しさだけでなく、とても明るい教室の雰囲気で安心しました。授業は基本的な内容を扱っていましたが、とても大事なことだと思いました。子どもでも大人でも基本が大切です。〉
№3〈まじめで、けじめのある授業だった。楽しむときには楽しみ、意見を言うときにははっきりと言う。めりはりのある授業だった。〉
№4〈入学して1ヶ月足らずなのにクラスに和やかさがあふれたいると思いました。小学6年と違い、中学生らしい授業でした。〉
№5〈子どもや甥子、孫とたくさんの授業をみせていただきましたが、とてもすばらしいクラスの子どもたち、そして先生。安心して過ごせると思いました。すばらしい心ある授業をありがとうございました。〉

 理屈抜きで、うれしい。これは松代Tへの評価であると同時に、現在の白銀南中への評価でもある。

 達成状況を確認する技術をマスターする

■松代Tの授業に対する5段階評価についても、ほとんどの項目が「5」と「4」だ。が、しかし、唯一「3」があるのが、〈南中教師心得その3=達成状況を確認して授業を進める~ 教師は、生徒がわかっているかどうかを確認しながら授業を進めていましたか? ~〉である。

 次のような保護者の意見がある。
№6〈質問に対して手をあげる生徒が少ない場合は、意味が通じていないのか? 自信がないのか?などと考えてあげないと、いつも発表する子、発表しない子が固定してしまうと思います。〉
 鋭い指摘である。

■ここからの記述は、松代Tの授業を離れる。
 子どもがわかっていないのに、あるいはわかっている子とわからない子がいるのに、どんどん進める授業を授業とは言わない。
 だから、教師は当然のこととして、50分間の授業の中で、何度も何度も、こまめに、さりげなく、(授業のリズムを崩すことなく)達成率を確認しなければならない。

■たとえば、よく知られた例だが、地図を開いて特定の場所を見つける作業のとき、「見つけた人は指で押さえなさい」という方法。念のために(←「念のために」は教育行為ではきわめて重要)「となりの人と見くらべてごらん」と付け加えることもある。
 「全員起立。3回音読したら座りなさい」もよく使う方法だ。一目で読んでいるか、読み終わったかが確認できる。
 ノート点検、机間巡視も確認のための有力な方法である。(ただ、机間巡視はなかなかむずかしい。机間巡視後、巡視中に得たデータを再現しようとすると、断片しか残っていないことがある。映像化して残す訓練が必要だから、プロ中のプロの技。)
 南中でもいろいろな達成率確認の技術を修得&開発したい。
 なお、このプロの技あるいはプロ中のプロの技は、あまりに「さりげなく」て、一般の方々(例=保護者)には、達成状況確認の場に見えなくて、評価が「3」「2」「1」になってしまうこともある。

■ただし、「わかりましたか?」は確認にはならない。
 わかっていなくても「ハイ」と答える子どもがいるし、「わかりましたね」といえば、まわりにつられて「ハイ」と言ってしまう子どももいるからである。
 即ち「わかりましたか」は達成率未確認運転と同じで、プロ教師は「わかりましたか」という言葉は発しない、絶対に。(「わかりましたか」はプロとアマの識別語だという人もいる)
 大事なことなので、念のために繰り返す。
 「わかりましたか」は禁句。
 「わかりましたか」を南中から全廃し、他の、ほんものの確認方法を開発していけば、南中の教育の「かたち」が変わると信じている。(トップの画像撮影=志塚T)

 学力分析とアップのための具体的な戦術を

 スペースがないので、5/10主任会で話しあった内容の、テーマのみを列挙する。
(1)通信表「行動の状況」の改善案
(2)新学習の5原則「学力向上の5原則」の確定
(3)標準学力検査をベースに学力の分析と学年・教科別の具体的な戦略・戦術の検討
(4)授業力向上の5原則の徹底
(5)不思議な事故・事件なし。小さな兆候・原因を見落とさない。
(6)視覚(目)から育てる掲示教育
(7)目的達成のための役割分担(校長にも具体的に担わせる)
(8)中津川事件から学ぶ。本校でも起こりうることとしてとらえ、必要とされるシステムを可能な範囲でつくりあげる。


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