★午前中、小1時間ほど、根城城址で過ごす。(1)靴を脱いで靴下のまま芝生の上を歩く (2)ベンチに座る (3)はなむけ号(折りたたみ自転車)で走り回る (4)はなむけ号を押して歩き回る……等々、自分のいろいろなポーズとポジションを確かめる。
◆すこやかみなみネットHPづくりは、この工事マーク※を、少しずつ、前へ前へと移動させながら、ねばり強く、ある意味で、執念深く、偏執的に?継続している。
工事マークの中で、つるはしを振り上げ、岩を砕いている姿が、自分とかさなってくる(^_-)。
きょうは、「すこやかみなみネット案内」の「関係団体との連携・協働」と「成果と課題」の項を完成させた。
記事の概要は、下記の通りだ。
くわしくは、「みなみネット」をクリックしていただきたい。
また、忌憚のないご意見も賜りたい。
〈すこやかみなみネット 「関係団体との連携・協働」〉
◆すこやかみなみネットは、2つの気概で支えられています。
1つは、PTAの「地域の子どもは地域で育てる。その中心は子どもの親であるPTAが担うべきだ」という気概です。
もう1つは、この気概を支え、応援する地域諸団体の「地域をあげて教育コミュニティづくりに取り組もう」という気概です。
今後も、この気概を大切にし、連携・協働を維持・推進していくために、次の2点に留意しています。
第1は、地域の多くの団体の特性を生かしながら、ネットワーク化していくことが大切です。
考えてみれば、諸団体はもともと他との違いをエネルギーにしていて、連携・協働を前提にしているわけではありません。
ある意味では、学校もそうです。
ですから、すこやかみなみネットには、専門分野に特化した地域団体とは別に、連携・協働を目的にして、それを安定させ、継続させる役割が求められています。
第2は、学校のコーディネート力です。
日本の教育は一般的にいって、学校が教育を丸抱えする傾向にあるといわれますが、このことが教育の危機を増大させているのだという強い認識が必要です。
本学区においては、学校・家庭・地域の教育のバランスはかなり改善されていますが、中学生の教育課程外活動(部活動等)については、まだまだ課題を残し、ある意味では「学校の教育丸抱え体制」に近い状態であるといえるかもしれません。
これを改めるため、多くを抱えている側の学校が、地域とのコーディネート力をつけることが喫緊の課題です。
◆「学校の教育丸抱え体制」に近い状態であるからといって、学校側の判断のみで、無制限に、ダムの水を放流するように、丸抱え体制を解除することはできません。
大混乱が目に見えています。
このことに関する、現在のみなみ中の基本方針は、次のとおりです。
(1)学年・学級(学年教員)で、あるいは、部活動(顧問)で、個々の子どもたちの社会教育活動(学習塾・稽古塾を含む)の実態を、可能な限り把握する。
そのうえで、個々の社会教育活動が円滑に行われるように配慮する。
家庭での行事などについても同様である。
(2)地域で行われる社会教育活動や公的な社会教育活動への参加を奨励する。
部活動と重なる場合も多いが、各部顧問は、ここで充分、学社コーディネート力を発揮する。
具体的に例をあげれば、大久保地区の運動会の日は、大久保地区の子どもたちについて、運動会への参加を奨励する。
子どもたちは、学校教育ではとても育てられない力を、社会教育の場で獲得する可能性がある。
青少年期といわれる年代に、同年代の友人や教師以外の地域の方々とのコミュニケーションおよび地域活動・地域行事などを通して、思いやり、協調性、感謝の心、連帯感、地域の一員としての自覚を育て、さらに大きく成長させたい。
地域の方々も「中学生をどんどん寄こしてほしい」とおっしゃっている。
10年後は25歳、20年後は35歳、30年後は45歳で、地域の中核だ。
中学生の地域行事への参加は、確実に次世代を育成し、「力のある地域づくり」、さらには「学校・家庭・地域の教育のバランスがいい校区づくり」 につながっていく。
(3)部活動の休止日については、これまでの通り(①第1・3日曜日 ②他の週については、土・日のいずれかを休止日とする)であるが、長期休業中の土・日は可能な限り休止日とし、家庭や地域での活動を保証する。
(教育課程外活動に関する基本方針 以上)
◆先ほどの一般論のつづきとして、教育に関していちばん荷を抱え込もうとしているのが学校です。
ですから、この学校がダムの水を徐々に放流するように、アウトソーシング計画をもたなければ事態は改善しません。
日本の中学校、特に地方の中学校は、これが遅れています。
教職員の意識改革も必要です。
この「アウトソーシング計画」が、やがて、すこやかみなみネットのターゲットになる日を夢見ています。(「関係団体との連携・協働」以上)
〈すこやかみなみネット 「成果と課題」〉
(1)地域情報交換会を通し、直接、互いに顔を合わせ、声を聞き合うことにより、熱いネットワークが広がり、各団体間で活動の連携・協働をつくりだそうという気運が高まっています。
また、子どもに関するさまざまな課題を「家庭の責任」「学校の責任」と責任を追及しあうのではなく、各団体が教育・子育てに関する課題を持ち寄り、いっしょに話し合い、考えていこうというコミュニケーションのかたちが形成されつつあります。
これらの精神は、本校区の貴重な財産です。
今後、すこやかみなみネットのコーディネート力がますます期待されます。
(2)PTAを中核にしてネットワークをスタートさせる時、PTAには反対の声が多くありました。
理由は、
①これ以上、役員会の回数が増えるのは負担だ
②小学校と中学校のどちらが音頭を取るのか
③地域の団体との交流はプレッシャーだ……等でした。
そのほとんどは、これまでの活動を通して解消できましたが、PTA役員と一般会員のパイプをどう太くするかという大きな大きな課題が残されています。
すこやかみなみネット事業をカンフル剤として、PTA諸事業を活性化し、両者のギャップを埋める方策を検討していくことが必要です。
(3)すこやかみなみネットのターゲットは「子どもの健全育成・安全確保」に限定しています。
諸団体が合意しやすいテーマだし、あまり広げないほうが取り組みやすいからです。
このターゲットを変えると、ネットワークの質が確実に変わります。
「関係団体との連携・協働」の項目で、学校・家庭・地域の教育のバランスについて触れましたが、教育に関していちばん荷を抱え込もうとしているのが学校です。
この学校が、ダムの水を徐々に、計画的に放流するように、アウトソーシング計画をもたなければ事態は改善しません。
この「アウトソーシング計画」が、やがてすこやかみなみネットのターゲットになる日がくるかもしれません。
(すこやかみなみネット 「成果と課題」以上)