職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

わたしに大ブレイクは起こらなかった 

2007-04-29 12:02:58 | Weblog

07.04.29 わたしに大ブレイクは起こらなかった


◇07.4.27 13:15 給食のあとかたづけをするみなみ中1年生。


◇07.4.28 9:30 市内ソフトボール大会で力投するみなみ中エース。専門的にはいくつか問題点があるが、市中体にむけてそれをクリアーしていいピッチャーになるだろう。

■昼前、パワーデポで「USBケーブルでつなぐだけて使える」というFDDを購入する。
 3880円と、意外と安かった。

 わたしの現在のPCはFDDが搭載されていない。
 このため、過去の膨大な量のフロッピーが使えない。
 もちろん重要なものは既にハードディスクに移し替えている。
 ただ、この「重要な」の意味が、当面、業務に必要だと思われるもの……ということで、必要でないものはフロッピーのままだ。
 たとえば、こんなのがある。
 ①陸奥白浜の夜
 ②大阪府社会教育委員会会議
 ③有家の2人
 ④下長の像
 ⑤ドイツ等
 ⑥授業参観(斉藤T・佐々木T)
 ⑦青少協話し合い9/12
 ⑧白鳥氏お祝い
 ⑨マリモ特集
 ⑩合併協
 だいたい見当のつくものもあれば、思い出せないものもある。
 ⑥はもしかして是川時代の社会の斉藤T、数学の佐々木Tだろうか?
 そうだとすればフロッピーにいったい何が入っているのか楽しみだ。
 その楽しみなのはあとにして、ディスクのテストを兼ねて「深夜急行97」と記されたフロッピーをつっこむ。
 1997年、教頭時代の日記だ。
 ディスプレイにあらわれたのは、その3/11の記述だ。

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>
県立高校入試の日。
 雪。土地の人は「彼岸じゃらく」のような雪といっている。
 直接、八高へ行く。
 受検生を入場させた後、学生会館の食堂の温風ヒーターの前で『対談集・文学の現在』を読む。
 一気に158ページまで読んだところで、3学年主任Kから電話。受検生の母より、弁当に箸を入れ忘れたとの電話があった由。
 ──つきましては、怒らないでください。教頭先生が近くの店で箸を買って渡してやっていただけないでしょうか。(3学年主任)
 瞬時に快諾する。
 快諾はしたが、快諾した「自分」にちょっとひっかかるものがあった。
 このことに関するわたしの行動。
 ①近くのスーパーで割箸を買う。(②そのまえに八高の職員から伝言を受け、雪の中を校門の外の電話ボックスまで行っている。)
 ③八高の職員を呼び出す。箸を差し出し、渡してくれるように依頼する。
 ①~③は、正直なところおっくうだ。
 しかし、行動の前も「快諾」だし、行動の後も答えは「快諾」だ。
 「母親の気持ち」、「3学年主任の気持ち」、「自分の気持ち」を足したり引いたりしても、まず「快諾」だろう。
 しかし、何年か前の自分なら、快諾しないだろうなぁぁ。
 何年か後の自分ならどうだろうなぁぁ。

昼過ぎ、『文学の現在』読了。
 「対談」というのは、できれば公表したくない「工房の企業秘密」まで、その場の相手との関係において、しゃべってしまうところがあるような気がする。
 割り箸を買うとき、スーパーでついでに買ったお茶を飲みながら、弁当を食べる。

 4時過ぎ、全員の面接終了。
 解散。
 鮫中に電話し、3学年主任、事務のNさん、校長と連絡を取り、帰宅。

ディスプレイに向かいたかったが、結構疲れていて、FMを聞きながら、ソファーに座っていただけだ。
 夜8時、NHK歌謡ショーにオオロラ輝子登場。
 聞いていて胸がいっぱいになる。
 作詞した人も、作曲した人も、ドラマ関係者も、もちろん本人も、こんなことになるとは考えていなかっただろう。
 ドラマの中で初めて聞いたときは、ほんとうに平凡な、いや平凡以下の単なる劇中歌だったのに。


■雪の中をスーパーに割り箸を買いに行くわたし。
 食堂で『対談集・文学の現在』を読むわたし。
 劇中歌に涙ぐむわたし。
 ストップモーションで、10年前の自分の姿を見ているような気分になる。
 その静止した画像に、今の自分を重ね合わせると、なんの違和感もなく連続的に画像が動き出しそうなのが、ちょっとさびしい( ^_^; )。

 この10年、わたしにあの劇中歌のような大ブレイクは起こらなかった。
 けど、数々の出会い&いくつかの再会に心より感謝する。


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左ヱ門を出てから、ひとりでフラフラとお好み焼き屋に寄り、豚玉を注文する

2007-04-27 11:58:30 | Weblog

07.04.27 左ヱ門を出てから、ひとりでフラフラとお好み焼き屋に寄り、豚玉を注文する

◇07.4.24 9:03 文部科学省が、小学6年と中学3年の全児童・生徒計約240万人を対象に実施する「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)がみなみ中でもはじまる。各学級を周り試験監督者と確認する志塚T

◇07.4.24 9:00 「全国学力・学習状況調査」を受けるみなみ中生

◇07.4.25 13:33 参観日の授業。1年国語。苫米地Tの授業はいつも活気に充ちている。学力も高い。その秘密を座付作者として見きわめたい。

◇07.4.25 13:38 参観日、1年社会の授業を公開する佐藤公一T。授業が(「芸術」の域とまでは言わないが)ひとつの「商品」にまで高められつつあると感じる。


■昨夜、午後7時から三日町の左ヱ門で、職場・みなみ中の花見があった。

 3月末の定期異動、4月はじめの職場内異動から約1ヶ月。
 やっと一息……といいたいところだが、からだのほうがまだ新しい体制に切りかわっていない。
 おとといも、運営委員会がはじまるとき、転出した前田Tを待っている自分に気づき、ハッとした。
 ああ、前田Tは別な学校に転勤してしまったのだ、もうここには来ないのだ……と、悲しい気持ちになる。
 存在しないものを追いかけ、もう存在しないとわかったときの心の痛み、一種の幻覚痛だ。

 花見会場の座敷にあがり障子をあけると、その前田Tの姿があった。
 古館Tもいた。
 松坂Tもいた。
 少し遅れて、四戸教頭T、中野Tも姿をあらわした。

■左ヱ門では刺身を二切れ食べた。
 次にぷりぷりした海老チリを食べようとしていたことは覚えているが、飲んで語り、飲んで語りして、話に(たぶん「幻覚痛」をやわらげようとして)夢中になっているうちにお開きになってしまった。
 海老チリは食べたかどうか記憶がはっきりしない。

 左ヱ門を出てから、ひとりでフラフラとお好み焼き屋に寄り、豚玉を注文する。
 客はわたしのほかにだれもいなかった。
 はじめて入るお好み焼き屋では、いつもお店の人に焼いてもらうことにしている。
 「この焼き方、スゴイやんか」
 「鍛え方がチャイまんがなぁ」
 「おばはん、どこの出身でっか?」
 「堺や」
 というような感じで、ときどきとてもとても素人にはマネのできない技量の持ち主に出会うことがあるからだ。

 ただ、このお店ははじめてではないし、焼き方もちょっと講習を受けた程度のネーサンで、いいかげんだとわかっていた。
 だから、自分で焼けばいいのだが、疲れていたので焼いてもらうことにする。

■自分で焼いていれば生まれなかった時間、焼いてもらったために生まれた時間で、ずっと気になっていた最近の自分の仕事ぶりについて考える。

 理想とするのは「600字の教育学」がベースになり、「職員室通信」ができあがる、「すこやかみなみネット通信」ができあがる、職員朝会のコメントができあがる……という形だ

 今、これが崩れている。
 ぶっつけ本番の「職員室通信」
 ぶっつけ本番の「すこやかみなみネット通信」
 ぶっつけ本番の職員朝会コメント……だ。
 どこが違うのかというと、ぶっつけ本番の場合、どうしても、ことばでいいあらわせるものだけを書く、言うということになってしまう。
 支配的な価値観に流される(①)。
 時流に負ける(②)。
 常識的になる(③)。
 透明度が低くなる(④)。

 「600字」をベースにすると、ことばでいいあらわせないものを、わたし流に(ま、経験的に、個性的に……)ねじまげたり、屈折させたりすることによって、いいあらわしにくいという状況や①~④を突破して、新しい原理に到達する可能性がでてくる。

 ただ、問題はここにあるのではない。
 なぜ崩れたのか?ということだ。

■お好み焼きが焼きあがってきた。
 いったん思考を中断する。
 さっきからオネーサンが何度も何度もタイマーを見ながらひっくり返すタイミングをはかっていた。
 ずいぶん気合いが入っているという感じだった。
 出来具合が楽しみだ。


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修学旅行中のコメント群に感激

2007-04-21 11:53:40 | Weblog

07.04.21 修学旅行中のコメント群に感激



■修学旅行から帰宅し、4日分のメールの処理を始めたが、〈受信箱〉=約100通 〈迷惑メール箱〉=約400通。
 〈受信箱〉のなかにも迷惑メールが混じっているし、〈迷惑メール箱〉のなかにも大切なメールが混じっていることがあるから、なかなかめんどうな作業だ。

 途中で投げ出し、お好み焼きをつくる。
 ひさしぶりに、下の画像の粉を使ってみた。
 なにがよかったのかわからないが、外サクサク、中ホカホカの、最高の出来上がり。
 今後のためにメモ。

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>

< メ モ >

①水40gに重曹少々を入れてかきまぜる。
 (↑ これがひとつのポイントでっせ。)

②それに粉40gを入れてかきまぜる

③つづいて、キャベツ140g 天かす少々 乾燥エビ少々 紅ショウガ少々 豚肉少々(←肉は先に軽く炒めておく)を入れてかきまぜる

④卵1個を入れて軽く(③の段階よりうんと軽く)かきまぜる。
 (↑卵はあとから入れて、混ぜ方も変えるというのが、もうひとつのポイントやね。)

⑤鉄板220℃で表5分、裏5分、再び表3分。

⑥ソースを塗り、マヨネをかけ、鰹節と青のりをふりかけて完成。




■修学旅行期間中、携帯メールを使って、画像+コメントの「修学旅行情報」(約50通)をホームページ内の特設ブログに送った。
 帰宅し、自分でそのブログをみて、口のうちで「シンジラレナイ」とつぶやいてしまうくらい、うれしいことがあった。
 たくさんのコメントがあったのだ。

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>
本当にお疲れ様でした。このHPで様子を知ることが出来て、私達も旅行を楽しめました。ご苦労は大変なものだったと思います。ありがとうございました。これから帰ってきてからのお土産話がとても楽しみです。ありがとうございました。もうすぐです、早く顔が見たいです!!

(※※の弟)おーい、元気かーい。早くお土産ほしーーーい。

いよいよ最終日ですね。校長先生からの配信と関東地方の天気状況にくぎ付けの4日間でした。笑顔での帰宅、楽しみにしています。

(※※の弟)写真を見ると来年の修学旅行がどんどん楽しみになってきます。あとは、兄が無事に旅行から帰ってくるのを笑顔で迎えたいと思います。p.s.楽しい失敗話とすごーいお土産を待っています。

配信を楽しみにしている一人です。校長先生の「みんな元気です。」のコメントに安心します。今日のTDL夜まで楽しんで下さい。

(以下、割愛)

■これらのコメント群から、これまでの自分の学校経営より、もうひとつ上の学校経営(具体的な像はまだ不鮮明だが)へと挑戦する、大きな勇気をいただいたと感じている。



上の画像は07.4.20 日本未来科学館でインターネットTV電話で語りかける今田T 下の画像は日本未来科学館・TV電話に、突然、今田Tが出てきたので動揺するみなみ中生。


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子どもたちの目線と歓声のなかで暮らすのだ、学校座付作者として 

2007-04-16 11:49:54 | Weblog

07.04.16 子どもたちの目線と歓声のなかで暮らすのだ、学校座付作者として



■学級活動・生徒会活動は入学式(4/9)の翌日からスタートしていたが、授業はきょうが開幕だ。

 職員朝会で次のような話をした。

 学級担任だった頃、帰りの会で「1時間目はなにをしましたか?」とたずねると「自己紹介をしました」と返ってきた。
 「2時間目は?」
 「自己紹介!」
 「3時間目は?」
 「自己紹介!」
 学級日誌には1時間目~6時間目まで「自己紹介」の文字が並んでいた。……

 これでは子どもたちの意欲はそがれてしまう。
 本日は、即、「授業の中味」にギアをいれてダッシュ!
 本校の授業力向上5原則
 ①ねらいを明確に
 ②指示は短く、全員に
 ③達成状況の確認
 ④ひとりひとりへの激励
 ⑤全員に50分間の学習活動の保証
 とりわけ⑤「学習活動の保証」に留意して、6時間が終わったとき、子どもたちが「こんなに頭とからだを使った1日はない」と感じるくらい授業に熱中させてほしい。(職員朝会コメント、以上)

■授業中の廊下を歩く。

 黒板いっぱいに白、黄、赤で書かれた英文がひろがっている。
 和田Tの2年英語だ。
 チョークの音、和田Tの指示の声につづいて、生徒たちの一斉読の声が聞こえた。
 北校舎2階→中央廊下→南校舎2階→南校舎3階……。
 どんどん廊下を歩いていく。

 歓声が聞こえた。
 田名部Tの1年家庭科の授業だ。
 隣の教室では広瀬Tが静かに語っている。
 苫米地Tは国語のプリントを配っていた。
 生徒たちがそれを黄色いファイルにとじている。
 ……
 卒業式、修了式、春休みと、しばらくとだえていたなつかしい光景が流れ込んでくる。
 目をつむって深呼吸すると、こころのところずっと頭のなかでしこっていた神経が、やわらかくとけていくように思われた。

 わたしは今年度もまたこれらの語りとチョークの音と、子どもたちの声と歓声のなかで暮らすのだ、座付作者として。

■2校時、主任会。
 今田Tから日程の変更が提案された。
 4/25 参観日 運営委員会(部活動なし)
 4/26 生徒会代議員会(部活動あり)
 4/27 職員会議(部活動なし)
 今田Tの提案は、4/28から春季大会がはじまる運動部は7/27(部活動なし)はつらい。代議員会と職員会議を交換しようというものだ。
 志塚教務主任の原案は別の発想で、運営委員会と職員会議のあいだに1日あけて提案事項整理の時間を確保したいというものだ。
 ちょっしたことだが、いろいろな「思想」が交錯している。
 結論として今田T案に落ち着く。

 わたしからは次の2つの資料を提示した。

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>
〈資料①〉
学校が美しい
 
 心やすらぐ環境づくり

 大阪府には463の中学校がある。
 そのうち、ここ3年間、不登校生徒数がゼロまたは1人の中学校が50校あった。
 大阪府教委では、この50校がどのような学校であるのかを調べることが、不登校生徒をつくらない学校づくりのヒントを与えてくれるに違いないと考え、3人の不登校担当指導主事を約1ヶ月に渡って、これらの学校に派遣した。
 以下は、その調査結果を10項目にまとめたものである。

(1)入学、転入学、学級替えのとき生徒がカルチャーショックを感じないような配慮がされている。
 例えば、中学校と小学校の合同の行事を組む。授業や部活動の見学を小学6年生にさせる。中学校生活を紹介したビデオを利用した入学説明会をもつ等。

(2)学校が美しい。心がやすらぐ環境づくりができている。
 例えば、教室の掲示物も定期的に取り替えるだけでなく、学級の生徒が登場する掲示内容となるよう工夫されている。校内外の美化活動に、生徒だけでなく、教師・保護者も協力して取り組んでいる。学校に花が多い等。

(3)授業改革に熱心である。勉強がわからない子に対するめんどうみが良い。
 例えば、選択できる教科や講座を開設して、生徒の興味・関心や、やる気を出させる工夫をしている。放課後や休業日中の学習相談室を設けている。一斉授業だけでなく、参加型の授業を多くとり入れている。

(4)学級の仲間づくりにカを入れている。
 例えば、班ノートが形式的なものでなく、本音が語れる内容になっていて、生徒の気持ちをつかんでいる。担任が生徒と昼休みなど一緒に遊んでいる等。

(5)生徒会活動が活発である。
 例えば、文化祭、体育大会、球技大会、ボランティア活動などの行事に生徒全員が出番のある、一人一人が必要とされる場をつくる工夫をしている。部活動も活発である等。

(6)「学校のきまり」が毎年、見直しされている。
 例えば、「きまり」が教師の押しつけになっていない。毎年、見直しの機会をもつシステムをつくっている。生徒に「自分たちのきまり」という意識をもたせるよう共通理解を図っている。

(7)先生と生徒が仲が良い。
 先生と生徒が仲の良い学校というのは、授業風景を見るだけでわかる。生徒の表情が「子どもらしい」人なつっこい顔になっている。信頼される教師になるための日頃の子どもとの触れあいを多くする努力の結果だと思われる。

(8)教職員どうしが仲が良い。チームワークのとれた指導体制ができている。
 例えば、不登校気味の生徒に対応するプロジェクトチームをつくって、担任をバックアップしている。
 保健室、生徒相談室などの情報や生徒の様子についての情報交換が細かく行われている。
(9)家庭訪問をよくやっている。学級通信、学年通信などにより、学校の様子を詳しく伝えている。

(10)地域の人々との交流が活発に行われている。
 例えば、空き教室を地域の人々の行事や話し合いに開放し、たえず、地域の人々が、学校に出入りするようにしている。地域の清掃活動や、老人ホームヘのボランティアなど、生徒が地域の人々と触れあう機会を増やしている。関係機関との日常的なつながりをつくって、教育効果を上げている等。(『現代教育科学』明治図書より抜粋)

〈資料②〉
椅子に座ると
自分だけの空間が生まれる


 「自殺したくなったら、図書館へ行こう」。京都の出版社「論楽社」共同代表の虫賀宗博さんは、落ち込んでいる人を見かけると、こう話しかける。そんな図書館が、実際にあるのだともいう。JR大阪駅から新快速電車で、1時間20分。琵琶湖の東岸、比良山系から吹き下ろす春風の中に、その図書館はあった。滋賀県東近江市の市立能登川図書館である。

 その図書館に一歩入った。空気が違う。図書館特有の無機質さがない。天井にタペストリー、書架は背丈ほど。畳の部屋があり、児童を遊ばせる一角も。見通しが悪い。いたる所、〈死角〉だらけだ。ただ、この死角こそが、この図書館の大きな特色を生み出す。

 書架の間に椅子(いす)がある。腰掛けると、自分だけの空間が生まれる。本を読みたい人ばかりではない。読まなくてもいい。毎日、朝から来ている70歳の女性がいた。椅子に座って、小さな声で童謡を口ずさむ。疲れると、お茶を飲んで、ひと休み。「いつも、まぐれ(夕方)までいるんよ」。子供のように笑う。リストラされた中年男性もいた。「家には、うら(自分)の居場所がのうてな」

 
 (4月10日読売新聞;吉田満穂記者より抜粋)

■大阪府教委の「まとめ」そのものはやや総花的であるし、掘り下げがたりないと感じるところもある。
 しかし、この10項目は、わたしたちの学校の強い点、弱い点(課題)を考えるときのチェックポイントになる。

■読売の記事のほうは、大阪府教委のまとめ「(2)学校が美しい。心がやすらぐ環境づくり」の関連として提示した。
 動物園だけではなく、図書館も工夫次第でこんなに変わるのかと感動した。

 見通しが悪く、いたる所、〈死角〉だらけ。
 書架のあいだのイスに腰かけると自分だけの居場所が生まれるというのも感覚的に納得できる。
 自分の高等学校の古びた図書館の、書架と書架のあいだに漂っていたかび臭さを、正宗白鳥、徳田秋声全集という背文字とともに思い出した。

 これに対して、おそらく本校は日本でいちばん〈死角〉のない中学校だろう。
 この「対比」から、本校の環境づくりを考えてみたい。

 粗く2つの方向が考えられる。
 1つは、中学校は〈死角〉がないほうがいいに決まっている。あっては絶対にダメだ。〈死角〉だらけの場所は社会教育に委ねる。そのうえで学社が連携すればいい……という考え。
 2つ目は、中学校にも、この図書館にあるような「居場所」が必要だ。そのため、工夫して、見通しが悪い、〈死角〉のある場所を設定する必要がある……という考え。
 もうひとつ、論理的には、学校を〈死角〉だらけの場所にするという選択肢も設定できるが、現実的にこれは考えられないので省く。


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これが本校の売り?のひとつだが 

2007-04-15 11:45:23 | Weblog

07.04.15 これが本校の売り?のひとつだが

4/10
 午後から、パークホテルで①県教育厚生会&三八教育事務所からの説明 ②八戸市中学校長会総会&「歓送迎会」
 4/11
 午前中、総合教育センターで①市立学校長会議 ②学校経営研修講座。
 4/12
 午後から、10年経験者研修会連絡会議。

 始業式・入学式の翌日からの3日間を「黄金の3日間」と呼んでいる。
 この3日間で、きちんと学級を統率することができれば、それは1年間続く。
 逆に、いいかげんに過ごし、学級を統率することができなかったら、ほとんどの学級は荒れて、学級崩壊まで行くこともある。
 つまり、学級経営のよしあし、教科経営のよしあしは、ほとんど、この3日間にかかっている。
 この3日間が1年間を左右するという意味で「黄金の3日間」というわけだ。

■この3日間とも学校を離れなければならないというのは、ほんとうにつらいし、常識的に考えても(ま、開店後、突然、支店長が姿を消すのと同じことだから)ありえないことだ。
 学校現場の「怖さ」が理解されていない。
 一般の人々にではなく、教育関係者にすら、こういうあたりまえのことが理解されていないというところが種々の学校危機の元凶だ。
 しかし、仕方がないので、保護者への対応、生徒活動の講評、服務規定上の承認など校長としてやらなければいけないことは、すべて嘉瀬教頭Tや志塚教務主任に代わってやってもらっている。

■4/11の夕刻、①校内研修と②生徒指導会議が開かれた。
 午前中の出張から学校に帰り、この会議に出す「職員室通信」(№5)をバタバタバタッと作成する。
 余裕、余裕……とやっていたが、完成したのは会議10分前だった。
 内容は非公開扱いの文章になるので、残念ながら、ここにアップできない。
 冒頭部分だけ紹介する。

どの子も一人残らずを包みこみ
 ひきあげてやろうとするあたたかさ


■「どの子も1人残らず包みこみ、ひきあげてやろうとするあたたかさ」は、本校の「売り(?)」のひとつだ。
 うれしいことに、昨年まで本校のカウンセラーを務めていた方も「みなみ中は、ひとりひとりの先生方の教育相談能力が高い」とほめてくださった。

 

 しかし、昨年度の2学期末の保護者アンケートでは、「7 生徒の悩みの相談」についての結果が、全アンケート中、いちばん低い。
 たとえば「本校の情報発信」は◎+○=96%だが、「生徒の悩みの相談」は、表のとおり、51%だ。
 しかも、昨年より下がっている。
 こういうことに関する、子どもの親である「保護者」の感じ方は鋭い。
 わたしたちがまだまだ子どもの声に耳を傾けていないことのあらわれであるとして、また「もっともっとわが子に親身に対応してほしい」という保護者の強い願いであるとして、真摯に受けとめたい。
 カウンセリング・マインドを基底に、これまで以上に、子どもと教師、子ども同士の人間関係を豊かにするとともに、心を耕す日常のはたらきかけに力を入れていきたい。

 以下の詳論ないしは戦略・戦術(←教育を議論するとき、この語を使うことに抵抗がある人もいるので、これからは別の語をさがさなければ……)は省略する。

■4校時、3年選択教科の説明会が開かれた。
 出張前にのぞきにいく。
 5教科系=国語・英語・数学・社会・理科
 この5教科系の中味が、ここには紹介できないが、おもしろい。国語以外は基準?ギリギリ。
 実技教科系=音楽・美術・保体1・保体2・技術・家庭。
 例=保体1「受験期の厳しい荒波に耐えられる体力づくり+球技」

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>

◇選択教科の説明を聞く3年生

 

◇選択英語の説明をする西塚T

 

◇選択数学の説明をする森T

■夕食後、食卓で、コクリ、コクリとやっていたら、パートナーから「お疲れのようですね」と言われた。
 この「コクリ、コクリ」の自分というのは、人には見られたくない姿だ。
 きのう晩も、おとといの晩も、コクリ、コクリとやっていた。
 少し疲れている。
 人に疲れているのだと思う。
 わたしのようなものでもそうなのだから(=スゴク鈍感)、他の人はもっと疲れているのだろう。


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ああ、この最も魅惑的な一瞬

2007-04-09 11:40:18 | Weblog

07.04.09 ああ、この最も魅惑的な一瞬



■午後1時30分より、平成19年度の入学式が行われた。

 国歌斉唱につつぎ、新入生認証。
 1組、2組、3組、4組の順で各学級担任から、ひとりひとり新入生の名前が読みあげられた。
 緊張をともなった「はい!」「はい!」という返事が体育館に響く。
 ステージのうえに立ち、その顔をみていると、わたしのうちから先日の卒業生たちの声が聞こえたきた。
 式のなかで最も魅惑的な一瞬だった。
 透きとおるような気持ちで代表の生徒に認証書をわたす。

 「中学校生活で〈なりたい自分〉を探し、〈なりたい自分〉を、遠慮せずに、どんどんデザインしていこう」と式辞を述べた。
 また、来賓を代表してPTA会長の佐藤隆祥氏より「明鏡止水、日々是好日の心をもち、社会のために尽くす立派な大人に」とお祝いのことばがおくられた。

 式後には、生徒会により新入生歓迎のセレモニーが開かれ、2・3年生が「ジュピター」の合唱を、応援団が「フレーフレー1年、ファィトファィト1年、フレーフレーみなみ」のエールをおくった。

 中学という時代は、親の保護から、人生、独立のための第一歩を踏み出す時期だ。
 きょうの喜び、決意、夢を忘れることなく、①心豊かで、②自ら学び、③健康な白銀南中生(=本校の教育目標)として、元気はつらつ、未来に向かって力強くはばたいてほしい。

■式辞の冒頭は、本校の校章にリンクするかたちで語った。
 ここは、わたしが最も語りたかった部分だ。
 抜粋してアップする。

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>
新入生のみなさん、入学おめでとう。
 今、みなさんが見ているステージの上のほうに、本校の校章があります。
 ステージの奥の壁にもあります。
 みなさんに向かって、うみねこが力強く羽ばたいています。
 これは、本校の教育目標、①心豊かで、②自ら学び、③健康な白銀南中生を表しています。
 新入生のみなさんが、この校章のうみねこのように、元気はつらつ、未来に向かって力強くはばたいてくれることを強く願っています。

この校章にはもうひとつ意味があります。
 このコバルトブルーは、太平洋の海の青、空の青をあらわしています。
 この海の青、空の青の中を、群れをつくらないで、たった一羽で、たったひとりで飛んでいます。
 中学という時代は、親の保護から、人生、独立のための第一歩を踏みだす時期です。
 お父さんやお母さんのお陰でここまで元気に生きてくることができました。
 お父さんやお母さん、ほんとうにありがとうございます。
 まだまだご心配をおかけしますけれども、これからは中学生ですから、自分でやれることは自分でやるようにがんばり、お父さんやお母さんに心配をかける量をへらしていきます……と、人生の独立に向け、他にあまえることなく、一歩一歩、成長していく力強い南中生を表しています。

これからみなさんは、いろいろ迷うこと、悩むこと、苦しむことがあると思います。
 そんなときは、この校章のうみねこをみて、きょうの喜び、緊張、決意、希望、夢を確かめてください。

■午前中は隣のみなみ小学校の入学式に出席する。

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安協の水越さんから安全帽をかぶせてもらう新入生

力いっぱい、お礼を述べる新入生

新入生の退場。とにかく小学校の先生の指導力はスゴイ。どんどん学ばなければいけない。



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出校日 人間3日会わざれば刮目してみるべし 

2007-04-06 11:37:56 | Weblog

07.04.06 出校日 人間3日会わざれば刮目してみるべし



■2・3年生の出校日。

 内容は、
 ①新任式
 ②教科書配付
 ③4/9の始業式・入学式準備
 ④新学級の発表

■子どもたちにとっては、学校にやってくると「ここはもうあなたの教室ではありません。あなたの学級は別の階の……」と、さびしさとドキドキとが入りまじった日だ。

 自分自身のことを振り返ってみても、この日のことはよく覚えている。
 自分にとって決まっていた基本的な生活パターンがグシャグシャになる。
 グジャグジャになるから、さびしいし、たいへん不安定になるわけだが、逆に決まったパターンで暮らしているときには見えなかったものが、突然、見えるようにもなる。
 ある意味で魅力的な日だ。


■朝のミーティングでは、教職員に次の2点について話す。

①「人間3日会わざれば刮目してみるべし」
 子どもたちのよくなっている部分、よくなろうとしている部分を感じとれる力をつける日だ。
 ポイントとして……(省略)

②人間には、気持ちを先のほう、未来のほうに移動するタイプと、気持ちをあとのほうに強く残すタイプがある。
 後者のほうの子どもには寄り添ってやってほしい。
 ポイントとして……(省略)
(ちなみに、わたしは後者のタイプだ)

■教務主任の志塚Tから来週の週報のコメントを求められる。
 本校の週報には、冒頭に各校務分掌主任の「今週の力点はこれだ」というコメントが掲載される。

 わたしのコメント=黄金の3日間=授業力向上の5原則の徹底&生徒が動くしくみづくりの完成

■あわただしい1日だった。
 あいまに4/10に発行する学校通信に掲載する、新任の教職員のスナップ画像を撮影する。
 その通信の原稿も書きたい、始業式・入学式の式辞も書きたいと思ったが、どれも構想の段階にとどまる。
 夕刻、教頭Tと式場を点検する。

 新入生を迎えることになる1学年部会は夜おそくまで作業がつづいていた。




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0.1見せて、10を想像させる 

2007-04-05 11:30:48 | Weblog

07.04.05 0.1見せて、10を想像させる 



■ほとんど一日中、校長室にとじこもり、(気分的には「立てこもり」か「缶詰にされ」かのどちらか……)、あすの職員会議に提示する「職員室通信」を作成した。

 職員室通信に書こうとしたことは、先日もここに記述したように、17年度・18年度の実践の積みかさねが推進力になり、芋づる式(^O^)に出てきた具体的事項群がベースになっている。
 具体的事項を書くだけではなく、具体的事項を「推進力」が「芋づる式」に引きだしているのだということを、意識化し、言語化しようと努力したつもりだ。

■その結果、完成した「職員室通信」2号、3号、4号の見出しだけ列挙する。

服務規定の確認
危機管理と学社連携
3日会わざれば刮目して見るべし
 ~ピグマリオン効果 生徒の「よく変わりたい」という変身願望に対して感性を磨く~
学級経営・教科経営のスタート 黄金の3日間と授業力向上の5原則
 ~本校の「授業力向上の5原則」は、学級経営、教科経営、生徒会委員会活動、部活動など、すべての教育活動に通用する技術、方法、そしてすぐれた「教育思想」~
子どもが動くしくみをつくる
野口流「叱り方3原則」
これをすれば学級崩壊まちがいなし!



■「子どもをひとり残らずつつみこみひきあげてやろうとするあたたかさ」をテーマにもう1号書きたかったが、エネルギーが尽きたし、明日の会議でわたしに割り当てられた時間を考えると作成しても発表できそうにもないので、やめる。

 それにしても、「わたしの見出しはマズイ……」とひとりで笑っている。
 マズすぎる。
 見出しというのは、10を見せるのではない。
 0.1見せて、10を想像させ、読んでみようと思わせるものだ。
 手元に月刊誌「WiLL」の新聞広告がある。
 さすがにウマイ。

○「河野談話」という悪霊
○米下院「慰安婦決議」の仕掛人 マイク・ホンダの正体
○捏造で国を売る朝日新聞
○河野洋平・宮沢喜一を証人喚問せよ!
○北京五輪をボイコットせよ!

 わたしのはもう少し工夫しなければならないなぁ((((((≧∇≦))))))バッハッハ。

■市営バスで帰る。
 市営バスは家の近くまでは行かないから、下車したあと、歩かなければいけない。
 不便なのだが、それ以上に、大好きな南部バスに乗れないのがさびしい。

■夜、インターネットで焼き肉の鉄板を注文する。
 焼き肉プレートと平面プレートを取り換えるタイプなのだが、平面プレートのほうが使えなくなった。
 それだけ、毎日、毎日、お好み焼き大会をやったということだ。
 ネットショップをチェックすると、同じ製品全体を新しいものにした場合、最安値で12000円。
 平面プレートのみだと、3500円(手数料など込みで4200円)
 迷いに迷ってから結論として、平面プレートを注文する。


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見えない糸で結びつけられて 

2007-04-02 11:27:56 | Weblog

07.04.02 見えない糸で結びつけられて



■新年度の1日目だ。
 次から次に、もう、めくるめくほど、ぶっ通しで会議がセットされている。
 列挙してみよう。
 ①職員会議
  自己紹介→校長指示(校内組織・経営の方針発表)
 ②学年部会
 ③職員室内デスク移動
 ※(並行して)新任教職員学区内あいさつまわり
 ※昼食
 ③校務分掌(総務・教務・研修・生徒指導・保健)部会
 ④教科部会
 ⑤教科主任会
 ⑥領域(道徳・特別活動・進路・総合学習)部会
 そして、夜は地固め会。
 今年は番町のシェルブールが会場だった。




■わたしの場合、これを20年、30年と繰り返しやっていて、そのやり方も、その気分も、既にからだの一部になるくらいしみついている。
 その年々の、なんといったらいいのか?……きらめくような気分、亀裂が入ってしまった気分、萎えた気分やら、瞑目瞑想的な心境やら、ドキドキワクワクやら……それらが見えない糸で結びつけられ、ありありとよみがえってくる。
 本日冒頭の職員会議では、この劇的な気分をグッと抑えて、事務的に校内組織を発表した。
 印刷した新組織を提示してから、そのものには触れずに、組織編成の方針を発表した。

〈組織編成の方針〉
①3つの学年(1・2・3学年)の教科担任力・学級担任力のバランスを3.333……と3.333……と3.333……になるように考えて組織した。
②学年主任には、学年のチームが、(失礼をおそれず敢えていうなら)バカ者同士が仲良くやっているようなチームにならないように、賢い者同士が牽制し合っているようなチームにならないように、経営能力や柔軟な発想、強いリーダーシップを有する人材を配置した。
③学年以外の校務分掌主任には、本校の5つの「経営の重点」について、①日本国憲法(含中教審の論議、教育生成会議の論議)と分掌運営を直結して仕事ができる ②教育史・教育哲学史の中に自らの分掌を位置づけれて仕事ができる……という専門的技量と、センスと、「腕力」があり、かつその3つのバランスがとれている人材を配置した。

■10時40分から教務主任の志塚Tの案内で学区内のあいさつまわりにでかける。
 大久保連合町内会長の土橋さん宅をかわきりに、大久保地区、岬台地区、白銀台地区の地域団体関係者、社会教育施設、学校教育施設などをまわる。
 トップの画像は、白鴎小学校の職員室であいさつをしている場面だ(撮影=志塚T)。
 いちばん右が嘉瀬新教頭で、その隣がわたしだ。

■新年度だから……と、少し気合いを入れて書こうとしたが、うまく書けないまま、リミットの1000字を超えてしまった。
 きょうはこれで終わる。
 シェルブールの場面がサラサラと書けるようになれればいい……。


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