職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★ゴテゴテしている。むずがゆい。でも、こうやって、当て馬的に記述しつつ、一歩一歩前進するしかない

2012-09-30 15:41:25 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 過去の時間に潜り込むことは不可。でも、未来へのジャンプは可
2012
09.30


★記事――『駅長「寂しい」……JR旅客で最後のタブレット』(読売新聞 9月22日(土)21時44分配信)を読んだとき、僕の心の中に起こった「変化」の正体を探る、あてずっぽうの仮説。

 僕は、高校生の頃から、距離的に遠い場所に移動することにより、深く自己の内面に下降できる……という思想にとりつかれてきた。

 図式的にいうと、遠い場所へと水平方向に助走し、(「飛び上がる」の逆)垂直方向に深く潜り込むという発想だ。

 この「水平&垂直」移動には、時間の流れに抗し、不可逆を可逆にし、過去の時間への侵入を可能にするという翼望、あるいは企み……が込められていた。
 僕のこれまでの「大阪→長崎への衝動」や、「大阪→弘前への衝動」は、すべてこの思想と発想で説明できる。

〈あてずっぽうの仮説〉

①僕が、「水平&垂直」移動により、時間の流れに抗し、不可逆を可逆にし、追憶や体験で「600字の教育学」の主題を奏でようとするのを、記事「最後のタブレット」は、「駅員と乗務員の間で取り交わされるタブレットは、もう、ないんだよ」と断念させた。

②(しかし)遠い場所へと水平方向に助走し、過去の時間に潜り込むことは不可能だが、その遠い場所から、まさに「飛び上がる」すなわち、未来にジャンプし、そのジャンプを「600字の教育学」の発想に据えることは可能であると気づかせた。(あてずっぽうの仮説、以上)

 なんだかゴテゴテしているm(_ _)m。
 むずがゆくなる(ノ△・。)。
 でも、こうやって、適切な表現ではないかもしれないけれど、当て馬的に記述しつつ、一歩一歩前進(後退かもしれないけど)するしかない。





★画像=9月末の校内風景。
 気がついたら、秋が染みこんでいる。



★関連記事
★モービルで北上しているとき、夏祭りの行列(2011・種市夏祭り)に出会った(その1)
塾70.1%VS.学校4.3% 43%ではない。4.1%だ。みんな100点でないことへの不満がある
会議のあと、授業技量アップをねらい、模擬授業大会をやった。授業者は、佐鷹T(理科)、今江田T(国語)
「ストレスのない散歩道」にはなり得ず、水平移動(散歩)しつつ、精神を垂直に沈潜&飛翔させることに失敗
水平的な推進力を借りて垂直に。助走して飛び立つ……の反対、ま、垂直に潜るというのはダメでも斜めにでも


  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★あてずっぽうの仮説は変化の正体を隠すおそれがある。でも、正体に迫る「踏み台」になる可能性もある

2012-09-28 10:41:31 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 次の記事を開いたとき、僕の心の中に、ある「変化」があった
2012
09.28
 

★先日の日曜日(9/23)の朝、いつものように、ネットでニュースをチェックしていた。
 次の記事を開いたとき、僕の心の中に、ある「変化」があった。

 
 記事――駅長「寂しい」…JR旅客で最後のタブレット(読売新聞 9月22日(土)21時44分配信)
 福島県内のJR只見線で22日、列車の衝突事故を防ぐ通行証「タブレット」の最後の受け渡しが行われ、ローカル線の消えゆく象徴を目に焼き付けようと、多くの鉄道ファンが詰めかけた。
 タブレットは全国のJRの旅客鉄道で、同線だけに残っていた。
 会津坂下駅で、駅員がリング付きの革の袋に入ったタブレットを運転士に手渡すセレモニーが開かれた。
 川井辰蔵駅長は「駅員と乗務員が情報をやり取りする機会がなくなり、寂しい」と話した。23日からは信号機が使われる。(読売新聞記事、以上)


 そのときの「変化」をいくら反芻しても、変化の正体がつかめない。
 僕の心の中で、音が――たとえば「プチッ」とか「パーン」とか――したわけではない。
 歩いていて、何かに「ポーン」とつまずいたという感じでもない。
 ことばにできない。
 あてずっぽうで「仮説」を立てることはできる。
 でも、そのあてずっぽうのせいで、変化の正体が、カムフラージュされてしまうかもしれない。……

 この逡巡のため、ブログの更新も、9/23、24、25、26、27……と完全ストップしてしまった。
 これ、ホンマです(*^_^*)。

★かといって、このまま閉店状態のホコリまみれというのも、なんだかさびしい。
 「いったい、管理者はどうしちゃったんだろう? もしかして朽ちたのか?」と心配している人もいるかもしれない。
 ということで、思いきって「仮説」を立てることにした。
 くりかえしになるが、これは変化の正体を隠すおそれがある。
 でも、正体に迫る「踏み台」になる可能性もある。
 後者にかけてみよう。(「仮説」は次回に)



★画像は、JR八戸線。
 タブレットに焦点を合わせた画像ではないので、タブレットの重みが伝わってこない。
 使い古したツヤがない。
 栄光の輝きもない。
 「どこにタブレットがあるのか?」と探さなければわからない。
 あとに何も残らない、なんだかぼんやりした画像になっている(ノ△・。)。
 でも、もう撮り直すことはできない。
 たまらなく悲しい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
★関連記事
南部縦貫鉄道・レールバス。魂の内側を孤独の底に向かって疾駆する。RICOH・CX3で魂のカケラを撮る
ああ  南部縦貫鉄道レールバス。今、垂直に遡上する
南部縦貫鉄道になぜ「萌える」のかと考えたら、堀内孝雄の「もう少し時がゆるやかであったなら」の旋律が


  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★魂の在処。デジカメの接写で僕を撮るより、広角で小さな僕を撮るほうが、僕自身の深いイメージが撮れる

2012-09-20 15:44:46 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 2001年8月13日夕刻、僕は魂がもぬけの殻状態でJR八戸線の旅に出た
2012
09.20

奈良県生駒郡平群にある、信貴山(標高437m)の、七福食堂の向かい側の道

★デジカメの接写で、たとえば――ま、ホンマ、たとえばの話で、実際には撮るわけないけど(*^_^*)――僕の「眉」や「指先」や「唇」等を撮る。
 逆に、ズームレバーを広角側に回し、広い範囲の背景の中の小さな、点のような、僕を撮る――ま、この場合は、だれかに撮ってもらうということになるが……。
 2つを比べた場合、広角のほうが、僕自身の深いイメージが撮れる。
 目をつむると背景に僕が消える。
 その直前の一瞬。
 あるいは、それに抗し、目をいっぱいに見開く一瞬。

★僕の深いイメージ①
 ――奈良県生駒郡平群にある、信貴山(標高437m)の、七福食堂の向かい側の道を駆けのぼる。
 雑草の生い茂った小高い丘の頂きに至る。
 木陰で油蝉の声を聴く。
 そして、眼下に王寺の町を眺める、その一瞬。
 僕自身の最も短い「履歴書」ができる。


◇画像=眼下にみる奈良県北葛城郡王寺町&信貴山七福食堂

★僕の深いイメージ②
 ――2001年小泉純一郎氏が8月15日に靖国神社に「参拝する、参拝する」といいつつ、結局、8月13日に参拝してしまった夕刻、僕は、魂がもぬけの殻状態で、JR八戸線の旅に出た。
 キハ48が立ち去った無人駅(白銀駅)のプラットホーム。
 夕闇に白く浮きだしてくる、家々の盆提灯。
 「今、目をつむったら、僕は消滅する……」と思った瞬間、まぶたを蚊に刺された。
 僕の「国家観」の結晶。

◇JR八戸線・白銀駅

★僕の深いイメージ③
 ――大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早、千早駐在所の前から千早神社に連なる、金剛山(標高1125m)の石段を登る。
 途中、振り返ると、石段が途切れ、宙に浮く幻覚にとらえられる。
 クラクラとする。
 千早神社境内(標高640m)の、魂たちのオーラが充満した濃い空気を吸う。
 吸うというより、オーラと僕の内との浸透圧の関係で、自然に内に満ちくる感覚。
 僕の「民族観」の結晶。

★僕の深いイメージ④
 ――花巻太田山口の高村光太郎山荘(小屋)。
 青春時代の僕に堅固に形成された「文化(生き方)の檻」の象徴。
 ここが、僕のすべての行動の起点。


◇画像=高村光太郎小屋内部

★関連記事
★zapping中『ヒットの泉?ニッポンの夢ヂカラ!?』、森谷英司さんのゴム長靴工房・ウッドヴァリに


  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★昨夜の一般的なライオンズファンの行動&自民党総裁選前夜の一般的な自由民主党支持者の行動

2012-09-14 10:33:06 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 僕の期待順に並べると、1=安倍 2=石破 3=石原 4=林 5=町村
2012
09.14


★僕のホームページの現在の〈スクロールコメント〉―― 負けていれば、いつ逆転するか?と最後まで観る。
 勝っていたら、勝っていたで、逆転されるかもしれないと、やはり、最後まで観る。
 昨夜のライオンズ対オリ戦は、6回を終わって7対1。
 でも、ま、これはこれで、最後の勝利の瞬間を味わいたい……十亀も観たいし……と最後まで観る。
 熊代と牧田の勝利ヒーローインタビューが落ち着いたところで、ロッテ対ハム戦の経過をチェックする。
 そして9回時間切れ引き分けの結果に「ロッテよ。どうせなら勝てよ」と、つぶやく。
 これが昨夜の一般的なライオンズファンの行動だろう。

★自民党が「友党」と連携的な行動を取る。
 でも、僕は友党を支持していない。
 コアな自民党支持者だが、それが絶対に許せない。
 イライラする。
 だから、実際の投票は民主党候補に入れることもある。
 「友党」を切れば、当然、得票数は減る。
 しかし、それに3倍、いや、4倍するコア支持者が戻ってくる……。
 こう考えるのが一般的な自民党支持者だろう。
 今回の自民党総裁選――
 真の争点は、この「友党」問題だ。
 これは、同時に、党の政綱(独立体制の整備)への本気度でもある。
 僕の期待順に並べると、1=安倍晋三元首相 2=石破茂前政調会長 3=石原伸晃幹事長 4=林芳正政調会長代理 5=町村信孝元官房長官。

★画像=孤独なヒマワリ(「孤高のヒマワリ」)。
 何月だったか忘れてしまったが、冬を越した、枯れたヒマワリを処理する際、パートナーがせり出した種子を、バラバラと撒き散らした。
 日照の関係で、ヒマワリ栽培には適さない場所だった。
 しかし、先日、障子を開けて驚いた。
 このヒマワリが顔をもたげていた。
 種に土を被せたわけではない。
 水をやったわけでもない。
 もちろん、声をかけてやったわけでもない。
 ホンマ、申しわけない。
 忘れていたのだ。
 後ろめたい気持ちが強いから、何も言わない。
 黙って、仰ぎ見ている。

★関連記事
★スカスカの「職員室通信」+「情景描写」+「哲学」。はたして、これで、新しい自分が創出できるか?

  ぜひ、僕の公式ホームページへも★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★青い森鉄道・苫米地駅下車、地引小学校片岸分校訪問。いつか『片岸教師塾の記録』を書いてみたいよ

2012-09-12 14:36:06 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 校舎の西端の20畳くらいの教室から、ゆるやかにオルガンが鳴った
2012
09.12


★青い森鉄道・苫米地駅で下車すると、視界がパッと開けた。
 稲穂の黄金、黄金、黄金、……すさまじい黄金色がひろがっている。
 「中学生朝の眼鏡の稲に澄み」(中村草田男)が口をついて出た。
 その間を、北に向かって一筋の白い道を行く。
 前方の丘陵地に沿って、数十戸ほどの集落が見える。
 あそこが「片岸」という所だろう。

★すれ違う人も自動車もない。
 しばらく歩く。
 集落に着くと、稲田の風景は途切れた。
 最初の十字路で見当をつけ左に折れた。
 と、石造りの門柱が、道端に見える。
 「ここだ」。
 「ここだ」。
 「ここに違いない」。
 駆け出し、門柱にたどりついた僕の視界に、意外にも、この画像の校舎が飛び込んできたのだ。
 僕は校庭跡だけでもいいと思っていた。
 さらに、門柱跡、水飲み場跡、砂場跡、土俵跡でもあれば、ホンマ、ラッキー……と考えていた。

★雑草に覆われた校庭跡の真ん中に立った。
 校舎の西端の20畳くらいの教室から、ゆるやかにオルガンが鳴った。
 北側に小型の黒板。
 できれば西側に設置したいが、建物の構造上、やむをえなかったのだろう。
 西の窓際に、木製の椅子が乱雑に積まられている。
 その他、テーブル、地球儀、カセットレコーダー等の教具、教材……、なにが入っているのかわからないビニール袋が散らかっている。
 反対側の作業台には、テレビ、ビデオ、アンプ等の視聴覚機材がホコリを被っている。



★ここは、たぶん印刷室兼教材室。


★ここは、今は、物置小屋になっているが、「村民憲章」がみえるから、元は教職員室だろうか?



★玄関。


 小振りの水飲み場、時計、下足箱、ブザー、玄関マット……。
 今にも、1、2年生の児童が飛び出してくる気配を感じつつ、突っ立っていたら、ふいに『富良野塾の記録・谷は眠っていた』(倉本聰)を想起した。
 この場所は、教師塾にいいかもしれない。
 いつか、ここで『片岸教師塾の記録』を書いてみたいよ。



★関連記事
★『谷は眠っていた』(富良野塾の記録)の倉本氏が、依然、僕に強烈な刺激を与えつづけていた
★「職員室通信」内の文体と、外の文体が異なる。一致させる努力をすべきか、あるいは落差を生かすべきか?

  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★僕の破片と破片で『新物語』を創出、あるいは僕の点と点で『新人生』を創出。これは同じか? 違うのか?

2012-09-10 13:17:21 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 「紙の村」のタバコ屋、薬局、柿本家、七福食堂、東京庵
2012
09.10


★「大阪野郎、1に足腰、2に文体、引き明けの街を走る・5キロ(bestタイム=46分00秒)」は中止し、現在は、「大阪野郎、1に足腰、2に文体、引き明けの街をダラダラ歩く・3キロ」。
 僕の部屋を出て、西に向かうコースと東に向かうコースがある。
 この画像は、西コース。





★ここが西コースのゴール。


 この椅子に座って、朝の光線を浴びながら、数分、来し方行く末を考える。
 普段は、僕にぶち当たってくる空気が、ここでは「静穏」状態になる。

★先日、戻りたい「場所」あるいは、そっくりそのまま繰り返したい「僕」の例として、「帽子屋敷の小高さん」と「お宮の隣の小高さん」をあげ、そういう戻りたい点、点、点……をみつけ、点と点をつないでいくと、僕も、僕の畏友のように「生まれ直してやり直すとしても、自分がやってきたこと(点)を、そっくりそのまま繰り返したい」と言い切れるようになれるかもしれない……というようなことをいった。

★そのあとで、ふいに、「紙の村」のことを思い出した。
 30歳代の後半、紙(A3くらい)の上に小さな村を創り、その「村」から学校に出勤し、夕方、またその「村」に帰る……という精神上の操作をしていたことがある。
 僕の人生で最も豊かな期間だったかもしれない(*^_^*)。
 「僕は生きている」という感慨に満ちていた(*^_^*)。

 その地図の上にあった、タバコ屋(←当時、僕はタバコを吸っていた)、薬局、柿本家(旅館)、七福食堂、七福教会、東京庵(料亭)、理髪店、土産物屋の牧野さん、山楽(旅館)……などは今でも鮮明に記憶している。

 現実のなかで、ガラスの破片のように散らばってしまった「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」……を「紙の村」に寄せあつめようとしていたのだと思う。


★僕の破片のいくつかを「紙の村」に寄せ集め『新物語』を創出することと、先の、僕の点のいくつかを1本の線でつなぎ合わせ『新人生』を創出することとが、同じなのか? あるいは違うのか?……は、現時点ではよくわからない。
 どうしてもわからない。
 しばらく保留にする。

 なお、このホームページは、「茫漠の時空間=僕の過去」を「現在の僕」が「職員室通信のカタチ」で疾駆する……という方針で運営している。
 これは「紙の村」と同じなのか?
 あるいは、点と点をつなぎ合わせることと同じなのか?
 これも保留だ。
 豊かな「保留」にしたいと思う。

★画像は、「紙の村」の光景――






     ・これは「紙の村」の外の町(王寺の町)

★わがライオンズは、金・土・日の楽天3連戦で3連敗(ノ△・。)。
 かろうじて首位はキープしている。
 が、ま、それはどうでもいいことだ。
 明日からの9連戦(オリ×3、ロッテ×3、ホークス×3)が終了した時点で、どうなっているか?
 これが問題だ。
 いい材料が2つある。
 ひとつは、3連敗中、十亀が、遂に、遂に、自分のピッチングを会得したこと(^_^)v。
 下手な解説はやめる。
 具体例を示す。

 昨日、8回裏、対草野のピッチング――
 シンカー132km/hボール
 ストレート148km/hファウル
 スライダー137km/hファウル
 ストレート147km/hファウル
 カーブ113km/hファウル
 ストレート147km/hフライ

 対西村のピッチング――
 スライダー135km/h見逃し
 スライダー135km/hファウル
 スライダー135km/hボール
 シンカー131km/h空振り

 対鉄平のピッチング――
 ストレート146km/h空振り
 ストレート145km/h空振り
 ストレート146km/h空振り

 これだよ!
 すばらしい(^_^)v
 今、ライオンズは、これまでの力に加え、新しい力――先発、中継、抑え、獅子奮迅の働き、大車輪の活躍をする、新しい力が必要だ。
 それが十亀だ。
 (ま、菊池も……だが)

 もうひとつは、9連戦のどこかで西口登板の可能性がある。
 昨年の今時分のピッチングを期待したい。

★関連記事
鶴橋駅には、近鉄鶴橋駅構内・ドトールコーヒーJR鶴橋駅構内・ロッテリアがある。きょうはドトールにいる
ガラスの破片のように散らばったわたしを必死に結合しようとしているのが、このホームページかもしれない

  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★小学校・中学校合同模擬授業大会。感覚的には小中の激突、対抗戦。緊張で震える。負荷200%だ

2012-09-08 12:04:30 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 僕は模擬授業はやらなかったので、こちらでがんばる。「僕が飲む」と全部、引き受けた
2012
09.08


★8月は模擬授業大会を3回実施した。
 1回目=★模擬授業の授業者や生徒役がvivid(=はつらつとして躍動的で真に迫るよう)で強烈な印象を受けた
 2回目=★朝、中学生が「○○先生の授業が楽しみだぁ」と家を飛び出す中学校にならない限り教育危機は脱出できない
 今回、紹介する3回目は、MINAMI中とminami小による、合同模擬授業大会だ。
 すこやかみなみネット事業の一環として、ここ数年、継続して実施している。


 すこやかみなみネット事業は、粗く2つに分類できる。
 ひとつは、学校・家庭・地域の連携・融合・協働事業(空間軸上、あるいは水平軸上の展開)。
 もうひとつは、minami小学校とMINAMI中学校の連携・融合・協働事業(時間軸上、あるいは垂直軸上の展開)。

 教育コミュニティの形成をめざす、ネットワーク事業は、全国各地で行われているが、僕の経験からいうと、小学校・中学校間の連携・融合・協働の軸がしっかりしていることが絶対の条件だ。
 これがしっかりしていないと、実(じつ)のある教育コミュニティづくりはできない。
 地域の人々と小学生の間では熱心に連携・融合活動が行われているが、中学校では荒れまくっているという例はよく見かける。



★minami小学校とMINAMI中学校の連携・融合・協働事業(時間軸上、あるいは垂直軸上の展開)の具体例をいくつか紹介する。
 第1は、すこやかみなみネット事業の運営。
 第2は、小・中合同PTA活動。
 例=思春期子育て講座、救急救助法講習会、絵手紙講習会、料理講習会等、互いに声をかけあい、「いっしょにやれるものはいっしょに」という姿勢で、連携・融合を進めている。
 (前置きがながくなってしまったが)その第3が、小・中の教職員間の連携・融合研究活動で、その一つが、夏と冬に実施する「模擬授業大会」だ。

★みなみ小・みなみ中 模擬授業大会


 ・日時 8/20(月)午後1時30分~午後3時
 ・内容 模擬授業(各10分間) 指定発言者(各1分)
 №1 授業者=小和田T(中・英語) 指定発言者=中・田部T、小・藍内T
 №2 授業者=乱氏T(中・社会) 指定発言者=中・白山T、小・橋下T
 №3 授業者=町村T(小・国語) 指定発言者=中・篠田T、小・麻生T
 №4 授業者=小池T(小・道徳) 指定発言者=中・山東T、小・野田T

 ・進め方 
 ①模擬授業10分間
 ②指定発言者(2人)からのコメント(各1分間)
 ③生徒役Tからのコメント(1分間)
 ④助言者コメント(2分間)
 1つの模擬授業につき15分間の設定だ。


★模擬授業というのは、結構、プレッシャーがかかる。
 ふつうの授業研究会(含授業参観日)だと、参観者の目は、教師の指導行為と、子どもたちの学習活動(反応・作業)とを照らし合わせながら観ていく。
 だから、授業者の負荷は半分だ。
 しかし、模擬授業では、教師そのものを観る。
 参観者の目は、教師の発する一言一言、教師の指導行為の一つ一つに集中する。
 これを書いている僕にも覚えがある。
 緊張でカチンコチンになる。
 負荷100%だ。
 まして、今回は、小・中合同の模擬授業大会。
 趣旨は「互いに授業の腕を上げる」ことにあるが、感覚的には、小中の激突、対抗戦だ(*^_^*)。
 小和田T・乱氏T・町村T・小池T、のどが乾ききるほど緊張したのではないだろうか(^_^)v。

◆午後6時30分からMINAMI駅近くの「みなみ水産」で懇親会(会費3000円・飲み放題)。
 乾杯しようと、生ビールを注文したら、「少し時間がかかる。瓶ビールだったらすぐ出せる」というので、ひとまず瓶ビールを頼んだ。
 ところが、これが、ぬるかった。
 「ぬるいぃぃ~!」
 「ぬるいぃぃ~!」
 と言い合っている。
 乾杯のあと、遅れて出てきた、キンキンに冷えた生ビールジョッキを飲みはじめたので、瓶ビールが大量に残った。
 僕は基本的にビールや発泡酒類は夏でも冷やさない。
 みんなが「ぬるいぃぃ~!」「ぬるいぃぃ~!」と騒いでいる瓶ビールが、僕にはちょうどいい。
 僕は模擬授業はやらなかったので、こちらでがんばる。
 「僕が飲む」と全部、引き受けた。

★関連記事
★48やん、大阪維新の会・橋下徹大阪市長の教育論の、ここが未開発部分なんですよ

  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★子どもには毎日スーパーで買い物を。言語理解、知覚統合、処理速度等が高まる。教育はここから始まる

2012-09-05 14:40:15 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 オタフク「お好み焼きこだわりセット」の指示が僕のカラダにしみわたる
2012
09.05


★お好み焼き粉(日清・鰹昆布の風味)が切れたので、近くのスーパーマーケットに行く。

 僕は、スーパーやコンビニ、ホームセンター等にはめったに入らない。
 一歩、店内に踏み込むと、夥しいモノが目に飛びこんでくる。
 ひとつひとつのモノと、そのモノが意味することと、サイフの中味とがが、僕の頭の中できちんと処理できない。
 クラクラする。
 まっすぐに歩けない。
 魔物に追いかけられている感じだ。

 そうだ、子どもに塾に行かせるくらいだったら、お手伝いとして、毎日、スーパーで買い物をさせるほうがいいかもしれない。
 言語理解(言語意味理解・言語的知識・言語的推理・言語表現)、知覚統合(視覚的刺激の統合・非言語的思考づ卜言語的推理・同時処理)、注意記憶(注意の範囲・聴覚的な短期記憶・聴覚的な系列化口継次処理口聴覚的情報の記号化)、処理速度(反応の速さ・視覚的短期記憶・視覚的情報の記号化処理能力)、これらすべてが確実に高まる(^_^)v。

 「教育」は――学社連携は――ここから始まる。

★モノの迷路を行ったり来たりして、やっとのことで「お好み焼きコーナー」にたどり着く。
 実に、いろいろな種類のお好み焼き粉がある。
 くわえて、話には聞いていたが、材料がセットになった製品もあった。

 そのひとつ、オタフクの「お好み焼きこだわりセット」――本格的な「お好み焼」がつくれる、2人分×2回分の4人分使い切りと2人分の使い切りセット。
 ふっくら昆布風味の「ミックス粉」、いか風味豊かな天かす「天華」、なめらかふんわり焼き上がる「やまいもパウダー」、国内産「すじ青のり」のベストチョイス。
 お好みソースとキャベツ、肉、たまごさえ揃えば、わが家でたちまち名店の味が楽しめます。――

 このあたりから、頭のクラクラが止まっていることに気がつく。
 スーパーに存在しているという状態に慣れたからか?
 大好きなお好み焼きだからか?

 パッケージの裏にある、作り方の指示が、こまかい。
 これ、感動モノ。
 たとえば、「一人前」の場合――
・ボールに水80CCを入れ、「やまいもパウダー」をよく溶き、つづいて「ミックス粉」を入れて粉ダマがなくなるまで混ぜる……。
 おお!
 僕が、最近、たどり着いた「極意」と同じやないですかぁ~!

 カッコ書きやカラー文字で――
・「必要以上に混ぜたらアカン」
・「必ず、まずパウダーを溶くんやで。これがコツやで」
・「キャベツはこのくらいの大きさに千切りするんや」
・「生地は最後まで押さえたらアカン」
・「ひっくり返したらすぐフタをしてプレートの温度を一気に240℃まであげるんや」……などとつづいている。
 スゴイ!
 指示のひとつひとつが、僕のカラダにしみわたる。

 購入するかどうか?
 さんざん迷った。
 だが、ま、最後は、買わないことにした。
 オタフクさん、ゴメンm(_ _)m。



★関連記事
★「執念」でもこもっていれば、社会に通用しなくても、僕の秘蔵の「たからもの」であり得たかもしれない

  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★自民党総裁選。石原伸晃、安倍晋三、石破茂。僕の基準。民族国家的&市民的視点。語り。掃除力。友党処理

2012-09-04 12:57:11 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 自民党総裁選。党の政綱(独立体制の整備)に立ち返れ
2012
09.04


★しばらく継続していた「大阪野郎、1に足腰、2に文体、引き明けの街を走る・5キロ(bestタイム=46分00秒)」は中止。
 新たに「大阪野郎、1に足腰、2に文体、引き明けの街をダラダラ歩く・3キロ」を始動(*^_^*)。
 かなりの退歩だ。
 さびしい。
 でも、過ぎたるは猶及ばざるが如し……。
 3キロ。
 30分。
 約4000歩。
 あとの活動への影響を考えると、ま、この程度がちょうどいいところだろう……。
 いずれ、気力&体力が充実したら「引き明けの街を走る」にカムバックしたい(^_^)v。

★コースは2つ創設(正確には「復活」)。
 僕の部屋を出て、西に向かうコースと東に向かうコース。
 朝の気分で選択する。
 きょうは、東コースだった。
 画像は、そのスタート地点の光景。
 青の標識の左が総合運動公園。
 直進すると中心街。

★自民党総裁選(14日告示、26日投開票)の構図が固まりつつある。
 再選を目指す谷垣禎一総裁は3日、出身派閥の宏池会(古賀派)会長の古賀誠元幹事長との会談で不支持を通告され、党内からは「出馬そのものが困難になっている」(閣僚経験者)との見方が強まっている。
 一方、党重鎮を中心に、石原伸晃幹事長の擁立論が勢いを増している。
 次期衆院選の結果次第では「次の首相」となる総裁選びは、石原氏に安倍晋三元首相と石破茂前政調会長を交えた、事実上の三つどもえの様相だ。(WEB産経2012.9.4 00:15 配信)

 僕の基準は4点。

 1点目――民族国家的(=国際的)視点と市民的視点の2つの枠組みを、バランスよく……総合化して政策を打ち出せる人物。
 石原伸晃幹事長、安倍晋三元首相、石破茂前政調会長、3人とも合格だ。

 2点目――政治家は熱っぽい語りが命。
 市民的視点にくわえて、民族国家的(=国際的)視点、これが、本当に大切なのだ、いや、どちらかというと、これこそが優先事項なのだと、熱っぽく語り、国民を説得できる語り力。
 この点では、(「美しい国、日本」「戦後体制からの脱却」で語り損ね、悔恨の念がいっぱいの)安倍晋三元首相。

 3点目――掃除力。
 選挙違反、不正受給、税金横領、脱税、不正献金、黒い交際、不倫等々、スキャンダルに対する、ま、僕流にいえば「掃除力」。
 僕の経験でいうと、スキャンダルそのものよりも、「掃除」の仕方を誤って危機に陥ることのほうが圧倒的に多い。
 掃除力という観点では、(ナントカ還元水やら絆創膏やらで苦しんだ体験を活かして、やはり)安倍晋三元首相。

 4点目――友党問題。
 ホンマは、僕が、いちばん気にしているのは、この問題だ。
 党の政綱「独立体制の整備」(=先の、民族国家的&国際的視点)の実現のためには、「友党」との連携は、よほど慎重であるべきだ。
 切るべきは、切る。
 これができるのは、安倍晋三元首相しかない。

 ま、しかし、一寸先は闇だ。
 案外、彗星、小池百合子の出現ということになるかもしれない。



★画像=散歩の途中、パチリ。
・空き家
・夏の終わりのプールサイド

★関連記事
怒濤の教育ライブ。予期した反響も得られないこと、会場のシラァ~とした雰囲気からくるいつもの意気阻喪感
安倍縛りを恐れず、安倍晋三氏の強い決意を国民の前に、はっきりと見せつづけることが、縛りを突破するカギ
民主分裂の前に、まず自民が分裂し、自民コアのみで新自民を固める……という格好だが、これは当然だろう
落合「日本シリーズで会いましょう」野村「ムリだよ^^;」落合「だいじょうぶですよ(*^_^*)」
「〈派閥大崩壊〉次の総裁に安倍晋三浮上って!?(週刊文春)」←!(^^)!。週刊誌、がんばれ

  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ




★朝、中学生が「○○先生の授業が楽しみだぁ」と家を飛び出す中学校にならない限り教育危機は脱出できない

2012-09-02 11:02:40 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 知的で楽しい授業で学力を保証すると同時に、いじめも、不登校も、非行も解決する
2012
09.02



★8月に開催した模擬授業大会の様子(8/12実施分)―― 

★朝、起きた中学生が「○○先生の授業が楽しみだぁ~」と家を飛び出してくるような中学校にならない限り、現在の教育危機(いじめ・不登校・非行問題を含む)を脱出することができない。
 「わたしの知的で楽しい授業で学力を保証すると同時に、いじめも、不登校も、非行も解決する!……」と、言い切れるプロ教師をめざして修業しよう。

 

・時間 午前9時~10時30分
・内容 模擬授業(各10分間) 指定発言者(各1分)
 №1 授業者=須藤T(理科) 指定発言者=松前T・飛田T
 №2 授業者=篠田T(音楽) 指定発言者=垣岩T・篤田T
 №3 授業者=飛田T(理科) 指定発言者=須藤T・乱氏T
 №4 授業者=今江田T(国語) 指定発言者=安倍T・岬T

・進め方は、①模擬授業10分間のあと、②2人の指定発言者からのコメント(各1分間)、③生徒役Tからのコメント(1分間)、④わたしのコメント(2分間)と、1つの模擬授業につき15分間の設定だ。
・コメントは、①代案「ここはわたしだったらこうする」②「ここはスゴイ、すばらしいと思った」とする。
 が、今回は、テストケースとして、③「ここは変だ、しかし、(今のわたしではまだ)代案は提示できない」という発言も認め、その代案の検討は本校全体の課題とすることにした。


★須藤Tの模擬授業


 (まだ記録テータは整理分析中なので、ここでは「わたしのコメントの要旨」のみを掲載する。)

①表情がおだやかで、自然で、あたたかい。すばらしい。

②指示・発問・語りの声域がやや高くて、やや一本調子。
 継続して聞いていると、ややつらい。
 低い声域ももっているのだから、高低を使いわけるといい。
 「よい声はため息の延長線上にある」といわれる。
 「ため息」のあと「語る」、「ため息」→「語る」、「ため息」→「語る」を繰り返して、自分のベストの声のトーンを確認してほしい。

③目線は、最前列左右にやや弱点をもつが、ほぼ教室全体を見渡している。
 この点は評価したい。
 ただし、スーッと流れてしまっている。
 生徒役の人に「模擬授業中、須藤Tと目が合ったという人は、手をあげてくざい」と問うと、4人の手があがった。
 生徒1人1人に0.1秒止める。(その練習の仕方を述べたが、ここでは省略。)

④生徒全員に単純な内容の問いかけをして、パラパラと数名が答えるという形式(いわゆる青い山脈型授業)になっている。
 ここは一人一人に考えさせる場、あるいは、選択させる場、あるいは、書かせる場……などと、1人1人が確実に活動する場を、強く意識して授業を設計・展開する必要がある。

★篠田Tの模擬授業


①(乱氏Tからも指摘があったが)会議などでの発言は結構「えーと」が多いので、模擬授業でもあるかと思ったが、3回しかなかった。
 きっと、わたしたちのステージである教室に入るときに、日常とは異なる「スイッチ」が入るのだと思う。
 その「スイッチ」に感動した。

②授業のテンポがいい。
 ただし、授業の転換点で「さあ!」や「で」という感動詞や接続詞を使用しているが、ほとんど同じ調子だ。
 場面によって、声の高低、大小を工夫すると、さらに心地よいリズムで授業が展開するだろう。

③板書する際、半身の姿勢で生徒を見ながら、速くていねいに書ける。
 細かいことをいうようだが、現在、45℃。60℃くらいになれば最高。

④列指名の際、生徒の発言に対する対応があたたかくて感動した。
 古館「松前さんと同じです」
 篠田「スカーフですね」
 松坂「全部言われてしまいました」
 篠田「はい、全部言われましたね」

★飛田Tの模擬授業


①いい声、いい語り。
 特に、自分はこのことがおもしろいと思っている、あるいは、自分はこのことに興味をもっている……そういう自分の「思い」が、生徒に伝わっていく「語り」だ。
 わたしは、これができない(ノ△・。)。
 やろうとすると、軽く浮いてしまう(ノ△・。)。
 すばらしい。
 うらやましい。

②たくわん、バナナ、トマト、電極……など理科教師としての「もの」へのこだわりを強く感じた。
 わたし(=)は国語教師だ。
 先日、「高村光太郎」の授業をした。
 光太郎の詩(智恵子抄・戦争詩)と書簡(病院の智恵子宛)を使った。
 そのときの生徒の反応を見て、国語教師が何にこだわらなければならないのかに思いが至り、ハッとした。
 今、飛田Tの模擬授業を観ていて、そのときの「ハッと」を思い出した。

③ぼんやり見ていると気づかないが、よく見ると、たとえば、説明を聞く場面、考える場面、選択する場面、実験する場面、まとめる場面……などが明確に位置づけられている。
 思考を含め活動する生徒の輪郭がクッキリしている。
 飛田Tのここがいちばんすばらしい。

④臨機応変の指示やギャグがあるが、プロとしては、それがグループに対して発しているのか?
 全体なのか?
 個人なのか?
 こういうことを強く意識して発する必要がある。

★今江田Tの模擬授業


①語りが心地よい。
 ひとつは、マイクに乗りのいい声という言い方をするが、聞く耳の耳に乗りのいい声だ。
 うらやましい。
 もうひとつは、きょうの4人のなかでいちばん声の大小、高低の幅が広い。
 自由にコントロールしている。
 
②教師が範例を示す場面で「わたしにやらせてほしい」という言い方をした。
 生徒の意欲につながると感じた。

③全員が起立し3回音読し、終わった生徒から着席する場面で、あらかじめ出された座った生徒への課題が「さらに読みつづける」だった。
 空白を作らないための、やり終えた生徒への課題として評価したい。
 ただし、この場合、他の課題も考えられる。
 たとえば、声に出さない、パクパク読み、黙読、他の生徒の音読を聞く……等々、生徒の状況を考え、よりよい課題を追究したい。
 終了した生徒への課題の質の検討。
 これは、本校全体の課題でもある。

★授業力向上の目標として、


 ①本校設定の「授業力向上5原則(教師)」ならびに「学力向上5原則(生徒)」を共有化し、授業研究および模擬授業研究を校内全体で年間100回実施して、本校設定の「生徒による授業評価(3項目5段階)」の5=70%、「保護者による授業評価(5項目5段階)」の5=80%をめざす。(校長自己目標シートより)

 ②経営の重点の数量的分析と基準


 ③生徒による授業評価票


★本校の研修 今後の課題


 現在は①模擬授業や指定発言者のコメントなどから、個々の教師が学ぶというスタイルだが、今後、②パートレッスン形式や、③模擬授業+ストップモーション方式、③(これまでもやってきたが)技術の一般化……などについて研修部を中心に検討したい。

★冒頭、「わたしの知的で楽しい授業で学力を保証すると同時に、いじめも、不登校も、非行も解決する!」と、言い切れるプロ教師をめざして修業しよう……と述べた。
 単純な話だが、「修業」のためには、修業の時間が必要だ。
 しかし、これが、まったくない。
 学校は、歴史的に、なんでもかんでも抱え込み、抱え込み――たとえば、理科の教師は肝心要のあすの授業における実験の準備に割く時間も見出せないくらいに、抱え込み、抱え込み――もうパンク寸前、いや、パンク状態だ。
 当然、教育力は低下する。
 また、学校が(好むと好まざるとにかかわらず)どんどん抱え込んでしまうものだから、これも、当然のこととして、家庭・地域の教育力も低下する。
 これを修正し、学校・家庭・地域、それぞれの教育がバランスよくならないかぎり、どんな施策を打ち出しても、あまり、いや、ほとんど効果はあがらない。
 逆にいうと、バランスさえよくなれば、日本の教育はまだまだだいじょうぶだ。
 そのバランスをよくするためには……という話は、別の項目でやる(^_^)v。

★関連記事
★48やん、大阪維新の会・橋下徹大阪市長の教育論の、ここが未開発部分なんですよ

  僕の公式ホームページへ★★★★


  僕のWEB無人駅線ページへ