職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

銭形平次の世界。おなじみの神田明神下界隈、江戸っ子長屋、茶店。お弓がいる。万七がいる。清吉がいる。

2009-10-31 16:07:54 | Weblog


★レオンの小屋、跡地。
 前にも少し書いたが、「レオンが住んでいた家を壊すなんて、とてもできない」と、ずっとそのままにしてあったのだが、中川昭一元財務相葬儀後、突然、小屋の撤去を決断。
 そのときの小屋の残骸、フェンス(レオンから庭木を守る)の残骸を、昨日、粗大ゴミ予約受付センターの手配でやってきた業者が回収。
 処理券(500円)×2。
 この10畳くらいのスペースが、レオンの領域だったのだ。
 レオンは、ここで、しあわせだったのだろうか?
 今でも、レオンに似たゴールデンレトリーバーがTVに映ると、涙ぐんでしまう。

◆めずらしく9時間近く、眠る。
 朝、シャワー。
 インターネット新聞、チェック。
 朝食(ご飯1杯、豆腐半丁、タラコ、ふりかけ、牛乳1杯)
 午前8時からケイタイのワンセグで「ウェークアップ!ぷらす」を観るが、番組内容がたるみきっている。20分くらいでスイッチを切る。
 ホームページの小工事(昨日、HPの横幅拡張に伴い生じたスキマを、臨時に埋める作業)。

 その他、昼前にはなむけ号(折りたたみ自転車)で、いつもの根城→ネットメロン編み目地帯→長根運動公園(武道場)コースを、小1時間、浮漂。
 古書店・DAKAの玄関に飾ってある絵本を、2冊追加。

 あとの時間は、すべて、現在、喫緊の課題である「このHPにおける、持続感覚と存在感覚を、どう創出していくか?」について思考し、悶々と過ごす。

 ヒントは、「銭形平次」だ。

◆昔、わたしは、毎週水曜20時、シマダのピーナッツをツマミにビールを飲みながら、大川橋蔵主演のTVドラマ「銭形平次」(野村胡堂原作の小説『銭形平次捕物控』のTVドラマ化)を観ていた。

 あのとき、わたしは「ああ、この時空間に自分が存在している……」「ああ、自分の中に、この時空間がある……」と感じていた。

 銭形平次(大川橋蔵)がいる。
 お静(鈴木紀子)がいる。
 「親分! てぇ~へんだぁ~!」八五郎(林家珍平)が駆け込んでくる。

 おなじみの、神田明神下界隈、江戸っ子長屋、茶店、四谷坂下、湯島天神、今宮神社……等々。

 お弓(土田早苗)がいる。
 万七(遠藤辰雄)がいる。
 清吉(池信一)がいる。……

 軽業師の娘たちが次々さらわれる怪事件。お家騒動。薄幸の矢場女にかかった殺しの嫌疑。辛い日々を過ごしてきた家元夫婦の強い紐帯。
 手詰まり状態に悩む平次にヒントを与える、お静が買い求めた風車。出世という妄執に憑かれた者どもが落ちた闇。祝言の夜に起きた花嫁殺し。
 押し込み強盗の内輪揉め。虚偽の果てに黒い淵へ堕ちていった哀れな男女。金持ちの馬鹿旦那の人もなげな振舞い。憎めないモテモテ男が、髪結いの亭主におさまる過程。
 娘の幸せのため目撃証言を拒否する男。大火ではぐれた母子の邂逅と血のつながりを否定する哀れ。

 人生の豊かさ。
 おもしろさ。
 楽しさ。
 色彩。
 寂しさ。
 影。
 悲しみ。
 涙。
 孤独。
 謎。
 人間であることのすばらしさ。
 喜び。
 共感。……

 こういう時空間の、持続感覚と存在感覚を、このHPに。
 まず、このわたし自身が、感じられるように。
 そして、願わくは、偶然、このページを、開いた人々にも感じてもらえるように。

☆教師として一言、付け足し。。
 「いい授業」というのも、これと同じなんですよ。

◆本日の「悶々」は、これで終わり。
 これから南部鉄板で、お好み焼きを焼く。

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以前は、パリーグ・ファンにとって、ドラフトの日くらい、つらい日はなかった。

2009-10-31 09:27:34 | Weblog

◆以前は、パリーグ・ファンにとって、ドラフトの日くらい、つらい日はなかった。
 パ球団から指名され、カメラの前でボロボロ泣くヤツ。
 大げさに絶望&拒絶ポーズをとるヤツ。
 怒りをあらわにするヤツ。
 こういうヤツが続出するからだ。

 毎年、TV画面をみながら、いくらなんでも、その態度はないよぉ~……その言い方はないよぉ~と谷底に突き落とされながら、しかし、同時に、自分の内側で、自分を粉々に破壊するくらいに、激昂していた。
 Kもそうや。
 ライオンズに指名され、メソメソ泣くKをみて「この人(心のうちでは「コイツ」)だけは、アカン」と、心底、思った。
 のちに、フリーエージェント宣言したKに対して、ずっと「この人だけはアカン」と思いつづけていたわたしだったが、「もし、この人が、やっと目がさめました。わたしは、ふるさとの球団、近鉄にお世話になりたい」とゆーたら、「Kよ、見直したぁ~! 日本一ィィ~!」とゆーたろーと思っていたが、案の定、しっぽを振るように巨○入りを決めた。
 あんたには、「美学」というもんが、ないのんか?
 人生、最低や……と思った。
 
 しかし、今年、パ球団から指名された連中たちのコメントを聞いて、ホンマ、隔世の感がある\(*^▽^*)/:・;^。

☆日本ハム1位・中村投手(春日部共栄高)「まさか1位とは思っていなかったのでびっくりした(@⌒▽⌒@)。」

☆楽天1位・戸村投手(立大)「まさか1位とは思わなかった。高校の時から、岩隈投手があこがれだった(@⌒▽⌒@)。」

☆楽天2位・西田内野手(大阪・関大一高)「2位という早い指名で自分でも驚いた。鳥肌が立つぐらいうれしい。(楽天は)まとまった素晴らしいチーム(@⌒▽⌒@)。」

☆ソフトバンク1位・今宮内野手(明豊高)「感謝の気持ちでいっぱい。夢が現実になったので誰にも負けないくらい練習し、死ぬ気でやりたい(@⌒▽⌒@)。」

☆ソフトバンク2位・川原投手(福岡大大濠高)「高い評価をもらえてうれしい。ホークスは子どものころから見ていたし、強くて素晴らしいチーム(@⌒▽⌒@)。」

☆西武1位・菊池雄星「やっとスタートラインに立ててほっとしている。責任を感じ、ますます練習に取り組まなくてはならないと思う。一日でも早く戦力になれるよう練習したい(@⌒▽⌒@)。」

☆ロッテ1位・荻野外野手(トヨタ自動車)「1位で指名していただけるとは思ってもいなかった。足を認めていただいた。打って守って走って、すべての部分で貢献したい(@⌒▽⌒@)」

☆ロッテ2位・大谷投手(トヨタ自動車)「高い評価を受けてびっくりしている。1年間フルに活動して、日本一に導くことを目標にやっていきたい(@⌒▽⌒@)。」

☆オリックス1位・古川投手(日本文理大)「指名されてほっとした。がむしゃらに投げるところを見てほしい。新人王が取れたら一番いい。任されたところで頑張りたい(@⌒▽⌒@)」

☆オリックス3位・山田投手(敦賀気比高)「選ばれてホッとしている。オリックスで頑張りたい(@⌒▽⌒@)。」

 ほんとうにうれしい(@⌒▽⌒@)。
 仙台、札幌など地方に進出した球団を中心にパ球団の奮闘努力、ダル、涌井、岩隈、田中……など、選手たちのがんばりの賜。
 ここ、このときに、今、近鉄球団があって、ええ選手を獲得し、「鳥肌が立つぐらいうれしい」と言ってもらえていたら、どんなにうれしいやろ……と思ったら、メソメソ泣けてしまった。

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新聞の定期購読をやめて1ヵ月。現時点では最有力候補=インターネット新聞の閲覧。次候補=

2009-10-30 11:22:45 | Weblog


◆9月末で、新聞の定期購読をやめ、下記の3点において、今後のカタチを模索していた。

(1)早朝、男桐下駄、カランコロン、鞍馬天狗歩きで、近所のコンビニまで新聞を買いにいく。
(2)インターネットで各新聞社(主に「産経新聞」)のサイトを閲覧する。
(3)以前のように定期購読のカタチに戻す。

 いくつか思いがある。

 定期購読をやめて改めてわかったことだが、大雨の日も、大雪の日も、毎日、毎日、玄関まで届けてもらって、3000円というのは、申しわけないくらい、安い。
 ほんとうにありがたい。
 おまけに、パートナーにいわせれば、スーパーや電気店などの情報(チラシ)が大量にはさまっている。

 早朝の、カランコロン、鞍馬天狗歩きも、悪くはない。
 新聞売り場で、たくさんの種類から、1、2紙、購入したあと、新聞を三つ折りくらいにして上着のポケットに突っこみ、カランコロン、カランコロンと、あちこち歩き回ることができる。
 これは実に爽快。
 しかし、天気のいい日は問題ないが、雨の日や、これから寒くなると、おっくうだ。

 インターネット新聞(ダイジェスト版の東奥日報とデーリー新聞は除く)は、閲覧に慣れて、サイト全体の構成や新聞社のHP編集方針がわかれば、かなり快適に情報が収集できる。
 利点をあげる。
(1)いちばん問題なのは、東奥日報やデーリー新聞のように、実際の紙面とHPとが、記事量において大きく異なる場合だ。
 この点、「産経」をはじめ全国紙は、ほぼ同じ。
 特には「産経」は、HPのほうが、画像が多かったり、カラーだったりする分、情報量が多いように思う。
(2)記事や画像の保存が簡単である。(新聞の場合は切り抜くことになる……)。
(3)記事が常に新鮮(新しい、早い)。
(4)無料である。

◆定期購読をやめて、1ヵ月。

 現時点では、最有力候補=インターネット新聞の閲覧(*^_^*)。
 次候補=定期購読にもどす<(_ _)>。
 落選確実=カランコロン、鞍馬天狗歩き(>_<)。

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根城隅ノ観音経由で、根城をグルリと一周し、八高脇から長者・吹上のネットメロン・編み目地帯に入り

2009-10-28 16:06:30 | Weblog


◆昼前、天気がよかったので、2日ぶりに、はなむけ号(折りたたみ自転車)に乗る。
 最近、気に入っているコースは、根城隅ノ観音経由で、根城をグルリと一周し、八高脇から長者・吹上のネットメロン・編み目地帯に入り、長者山を周回、チーノ、長根公園(武道館)を経て、帰宅。
 10㎞、60分。
 7段変速の1~3速を使用し、負荷なく、音なく、ユルユルと走行する。
 みなみ在職中は、常に7速、負荷に耐えられなくなると立ちこぎ……という乗り方だった(*^_^*)。
 1~3速、スイスイのほうが、体重が減っていくみたいだ(*^_^*)。

◆TVドラマには(ま、小説も含めて)ありま関心はないが、今年の2月に放映された『お買い物』(脚本・前田司郎)には衝撃に近い感動を覚えた。

〈ストーリー〉

 福島で暮らすおじいさん(久米明)と、おばあさん(渡辺美佐子)の元に1通のダイレクトメールが届く。
 東京で開かれる高級スチールカメラの見本市を知らせるものだ。
 カメラが趣味だった若かりし頃を思い出したおじいさんは、一念発起して、20年ぶりに東京へ行こうと言い始める。
 猛反対だったおばあさんも、おじいさんの強引さに負けて、一緒に上京することに。
 孫(市川実日子)をも巻き込んだ珍道中で、2人のこれまでの人生が、浮き彫りになっていく。
 そして、老夫婦は20年前の東京のある光景を思い出す。

〈制作統括・遠藤理史のコメント〉

 現代社会の闇を斬る問題作!──ではありません。
 地球環境、労働問題──関係ありません。
 運命に引き裂かれた恋人たちの悲恋!──ないない。
 『お買い物』は、田舎のおじいさんとおばあさんが東京にお買い物に行く、ただそれだけのお話です。
 2人にとっては大冒険ですが、そこにあるのはゆったりとした時間と、何でもない日常。そして無記名の善意。
 社会の闇も対決も悲恋も出てきません。
 でも、久米明さんと渡辺美佐子さんのリアルでユーモラスな会話や、市川実日子さんとの素っ気なくも優しいやりとりを見るうち、胸の奥がジワッとぬくもります。

 〈Blog・少し鈍き刀氏のコメント〉

 ほとんど劇的な場面がないのに、まったくだれないというか、退屈を感じさせなかったのはすごいと思う。

 アンジェラ・アキが主題歌を歌う、このあいだの朝ドラとは、正反対の出来だ。

 〈出演者・渡辺美佐子のコメント〉

 不思議なドラマ。
 最初に本をいただいたときは、ゲラゲラ笑いながら読みましたが、こんな何でもないドラマが、今どき、あるわけない! よくこれがドラマになるなぁ~と、びっくりしました。

◆唐突だが、このHPの全体が、「作品」。
 すなわち、この「本体部分」と、
 「職員室通信」
 「すこやかみなみネット」
 「無人駅線」
 「DAKA哲学の軌跡」
 「チャット」「掲示板」……等々、ひとつひとつが、不即不離、あるいは、密接不離に、全体として、渡辺美佐子がいう「よくこれがドラマになるなぁ~」という感じの「(不思議な)ドラマ」に仕上げるには、どうすればいいのか……?(*^_^*)

 これが、わたしのホンネ^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;

 現時点では、まったく雲をつかむような話だが、挑戦する価値はあるのではないか……と思っている。

 まず、他のだれでもない、このわたし自身が、HP「本体部分」を核とした全体に「ああ、わたしは、この時空間に存在している……」と、あるいは逆に、「ああ、わたしの中に、ひとつの時空間がある……」と感じることが出来るように、持続感覚と存在感覚をどう創出していくか?……だ。

 考えているうちに、重苦しい気分に陥る(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)。

◆40年近くも前、シマダのピーナッツをつまみにビールを飲みながら観て「ああ、わたしは、この時空間に存在している……」「ああ、わたしの中に、この時空間がある……」と感じた『銭形平次』(*^_^*)

〈メモ〉

○キャスト……銭形平次/大川橋蔵 お静/鈴木紀子 八五郎/林家珍平 お民/園佳也子 為吉/神戸瓢介 お弓/土田早苗 万七/遠藤辰雄 清吉/池信一 樋口一平/永田光男……その他、時に貧に喘ぐ浪人、時に島抜けした男……等々。

○場所……神田明神下界隈 茶店 四谷坂下 日宗寺(鬼子母神) 宝塔寺仁王門 江戸っ子長屋  音羽町の堤   湯島天神の富突場 (万七がお国とデートの)今宮神社……等々。


◆1日も早く、持続感覚と存在感覚を創出し、銭形平次888回と競争したい。

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遺恨ある想念

2009-10-27 16:13:49 | Weblog

★行政刷新会議の1回生問題とか答弁メモ作成問題の話を聞いていると、役所時代の風景を思い出したよ


◆今、自分の頭のなかに、ぼんやりと浮かんでいる、いくつかの「想念」がある。
 近時のものもあれば、ここ、しばらく続いているもの、あるいは、現れたり消えたりしているものがある。

 どうせバカげた内容だし、ま、どうでもいいことだから……と、ほうっておくと、あるとき、フッと消滅し、どうしても思い出せない夢のストーリーのように、もう永久によみがえることがないという「想念」もある。
 これまで、たびたび、そういうことがあったような気がする。
 だから、きょうは、まず、それをメモすることにする。

 昨日、触れた「ブレスト」に近いようなものもあるが、いくつかは、ブレスト・メモよりも、核もあり、根もあるというふうに感じる。

◆まず、核ないしは根があると感じる3点。

 第1点は、来年度のわたしの、いわば「仕事」に関することだ。
 公的な教育機関や、民間教育団体等が、来年度の事業計画を決定する時期に入ったようで、わたしのような者にも、このHPに設置してあるメールを通して、2、3、話があった。

 この点について、実は、今年は、かなり苦しんだ。
 断りたくとも、いろいろなつながりがあり、やむをえず引き受けたもの、あるいはまったく逆に、やってみたいと積極的に引き受けたもの、あるいは、日程上、やむをえずお断りしたものなど、いろいろである。

 書く分については、ほとんど問題はなかった。
 しかし、語る場合は、みなみ退場後の「蟄居」「沈潜」状態から、一気に志気をアップしなければいけないので、かなりの苦痛&負荷を伴った。
 ゴロゴロしているボクサーが、ひさしぶりにリングにあがり、ノックアウトされるようなものだ。

 だから、来年度の分については、グラグラ揺れた。
 退場1年目は、ま、いろいろと話があるものだ。
 でも、わたしのようなレベルの場合、通常、2年目に入ると、ガクンと減ってしまう。
 にもかかわらず、声をかけてくれるのだから、ほんとうにうれしい。
 でも、苦痛&負荷のことを考えると、お断りしたい_(._.)_。

 そこで、わがままなようだが、苦痛&負荷に弱いわたしとして、仕事やボランティア活動に関して、自分なりの「基準」を決めた。

(1)わたしがやれる「範囲」の内容であること。
 やれる範囲のことしかやらないというのは、かなり消極的ともとれるが、内容に関して、責任がもてる、または、実績がある「範囲」という意味である。

(2)その内容に関して、わたしの代役が見あたらない場合であること。
 ま、探し回れば、いっぱいいるだろうから、厳密な意味ではないが……。

 今年、文部科学省での講演を引き受けたのは、
 A「八戸型教育コミュニティづくりのPR」ができる……。
 B「学校・家庭・地域の教育力のバランスの悪さが教育危機の元凶」と主張できる……。
 C「連携・協力には中核エネルギーがいる。中核エネルギーの質が連携・協力の質を決定する。学校に事務局を置き、教職員、特に教頭職の立場の人が事務局長的な役割を担うような取り組みは、戦後教育の失敗の繰り返しだ」と言い切ることができる……。
 D「小・中学校の連携が、学校側・地域側、双方向の連携推進の条件である」と、具体的事例をもとに語れる……。
 さらに、いえば、E「立派な組織を作っても、会議の招集もままならないのでは充実した活動は期待できない。機動性に富む運営組織をどう創り出すかが、ポイントだ」と言える……。
 わざわざ東京まで行くのはイヤで、99%お断りしたかったけれど、A~Eについて語れる、特にCが語れる……となると、他の人に押しつけるより、わたしが引き受けるのがベターだと判断したからだ。

(3)単純に、自分が心の底から「やってみたい」と思うこと。

 この(1)~(3)の条件がそろえば、やる。
 1つでも欠ければ、やらない。
 特に(3)が欠ければ、やらない。

 苦痛&負荷に弱いとはいえ、こういうことを言うのは、わがままだ、不遜だ……ということは、重々、承知している。
 そんなことばかり言っていれば、だれも、あんななんかに声はかけないよ、アカンベェ~ィ……と笑われることは重々、承知している。

 たしかに、(1)~(3)の条件が欠落していても、やらなければいけないことはある。(実は、わたしにもある)
 その場合、どういう「操作」をすれば、条件の欠落をクリアーできるか……ということだが、これについては、後日、くわしく触れたい。

◆ぼんやりと浮かんでいる、いくつかの「想念」、3点のうち、第1点が、想定以上に長くなってしまった。

 2点目、3点目は、短く書くことにする。

 第2点は、このHPのコンテンツについて。
 このHPの1丁目1番地は、ここだ。
 だから、ついつい、ここにいつづけてしまう。
 今も、そういう状態になっている。
 でも、いつもいうようにHPは、自分の、存在の仕方そのものだ。
 自分という存在にとって、自分の外側に存在していて、自分を取り囲んでいる「遙かなる彼方」(ein Wesen der Ferne)との接点を忘れてはいけない。

 その「接点」こそ、すなわち「自己の果て+果て」こそ、1丁目1番地以外のコンテンツなのだ。
 すなわち、「職員室通信」
 すなわち、「すこやかみなみネット」
 すなわち、「無人駅線」
 すなわち、「チャット」なのだ。

 おお! もっと辺境をさまよわなければ……辺境へ疾駆、疾駆!←これが2点目の想念(*^_^*)。

◆第3点は、こういう怠け者で、能力の低い、わたしのような者にも、憑依の状態で、もう、霊などがのりうつり、うわ言のように「教育」を語ることができた、超しあわせな時期がある。
 2005/8~2006の途中まで……。

 2007、2008と、わたしは何度も、自分を、憑依期間に再接続しようと試みたが、遂に、みなみ退場まで、それはかなわなかった。

 なぜ、わたしは2006の途中で失墜したのか?
 なぜ、わたしは憑依期間に再接続できなかったのか?
 いつか、述べた、どうしても越えることができなかった、3つの「山」と関係があるのか?
 ひるがえって、はたして、憑依期間に再接続することが、わたしにとって、しあわせなことなのか?

 「山」の話が出たので、もう少し言う。
 授業改革にしても、学社連携(すこやかみなみネット)にしても「山」を越えようとすれば、必ず内外に波風が立つ。
 これは経験しているので、わくわかる。
 不快な「転勤」経験しかないわたしが、無意識のうちに、罵声&怒声を浴びながらの退場を避け、音もなく退場・着地という選択をしたのか?

 もし、波風を恐れず、「山」を越えることにこだわり、そのあげく、片肺非行、胴体着陸という退場だったら、今、わたしはどういう心境でいるのか?

 わたしは、今、自分が選択を間違えたと思っているのか?

◆きょうは、上記内容を、パラパラッと、3、4行で書いて、「おお! もっと辺境へ疾駆、疾駆!」と、無人駅線の工事をやる予定だった。

 まったく、書くという作業は、なにが起こるかわからない。

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写真撮影は、真ん中付近、厳禁。特に、某国大統領のそばは(⌒∇⌒*)(*⌒∇⌒)。それで大丈夫です。

2009-10-26 20:47:59 | Weblog


◆7月中頃、乱氏と、吹上のお好み焼き屋で、「これからの日本の国家イメージ」について語り合った、いや、しゃべりあったことがある。
 中心話題だったというわけではない。
 8/15の靖国参拝はどうするか?という相談から「飛び火」したのだった。

 自国の存続ということについては、たとえば、貿易……軍事……領土……等、もう徹上徹下、これ、連携・協調に精を出すこと。
 大阪商人の遺伝子に学ぼうヾ(▼ヘ▼;)。
 頭下げ、腰を折る(;^◇^)ノ~☆。
 ただし、目立ったら(例=今の鳩山氏の「東アジア共同体構想」)絶対にアキマヘンヾ(●ε●)ノ”ぶーぶー。
 あくまでも水鳥の脚(●⌒∇⌒●)。
 水面下でパタパタ、パタパタ(●⌒∇⌒●)。
 ここまでヤリマンノンカぁぁ~……というくらい、パタパタに徹するo(T(●●)T)oオオオン。
 でも、諸外国には、表向きの日本国全体のイメージとして、孤立&孤高を打ち出す(-.-)ノ・・・・>>>ーー卍 シュッ卍 卍。
 ハイレベルの演出ですよ(-.-)ノ・・・・>>>ーー卍 シュッ卍 卍。
 ま、孤立&孤高なんだけれども、「このことについて日本はどう考えているのだろうか……?」と、他国は気になる……すごく気になる……ちょっとちょっとと日本の肩をつついて聞いてみたくなる存在……というイメージの創出(^_-)。
 だから、G8なんかでも、首相は会場の隅っこにポツンとしていていいんですよ。
 ぽつねんと、宙をみているr(-◎ω◎-)。
 それで大丈夫です ̄∇)ノ~~フレー♪。
 写真撮影は、真ん中付近、厳禁。o( ̄ー ̄θ★ケリッ!。
 特に、某国大統領のそばは(⌒∇⌒*)(*⌒∇⌒)
 いちばん隅っこ。o( ̄ー ̄θ★ケリッ!。
 他国と50㎝くらいスペースをあける┃(;●ω┃……
 でも、でも、水面下では……((((BOM!)))) ヽ(~-~(゜O°。
 パタパタ |(^0^)パタパタ |(^0^)……パタパタ、水鳥、日本((((BOM!)))) ヽ(~-~(゜O°。
 安倍氏には、こういうイメージがわかる政治家になってほしいですね……((((BOM!)))) ヽ(~-~(゜O°。

 乱氏はシラフ。
 わたしは、結構、酔っぱらっていた。
 おしゃべりの細かい部分は覚えていないが、だいたいこんな話だった。

◆本日の産経の「正論」で、防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛氏の「『なくてはならない国』になれ」も、ひとつの「これからの日本の国家イメージ」を提示している。
 後半部分をコピーする。
 特に次の2点は、興味深い。

(1)防衛面での自助努力の強化
(2)数量的国際比較(GDP、外貨保有、貿易高など)での序列や順位にこだわらずに、日本の伝統に棹さす文化融合と発信の能力フルに発揮し、米国とは別の意味で世界から「なくてはならない国」視されるように。

 ポスト冷戦期にもたついた日本はどうか。
 本格的政権交代があった今日、まず指摘すべきは、その特異かつ深刻な安全保障環境である。
 日本敵視の「先軍政治」を掲げ、核保有へと向かう北朝鮮という存在のゆえに、他の主要国に類例のない苛酷な環境である。
 だから防衛面での自助努力の強化と日米安保体制の信頼性増進とは、日本にとり必須だ。
 このうち後者は同時に、国際政治の回転軸の円滑化にも貢献することになる。

 他面、日本は冷戦期に由来する習性のいくつかに決別する必要がある。
 日本は長年、数量的国際比較(GDP、外貨保有、貿易高など)での序列や順位にこだわった。
 しかし、今日、人口動態そのほかの理由よりして、この種の思考には無理が伴う。
 今後もある程度の順位重視思考は必要だが、より強い意欲を「得意技」堅持に向けるべきだ。
 例えば、各種の先端技術や環境技術とその背後の発想力、日本の伝統に棹さす文化融合と発信の能力などだ。
 それをフルに発揮する日本は、米国とは別の意味で世界から「なくてはならない国」視されよう。
 たくまずしてそれは日本の安全保障政策の重要な一翼を担うことにもなる。

 冷戦終焉20年、われわれは冷戦期日本に成功をもたらした要素の何を将来も持続し、何に決別すべきかを弁別し、決別するものを何をもって補うべきかを真剣に考えるべきときにきている。選挙戦の喧騒(けんそう)が去ったいま、それは与野党の別なく全国民的規模で議論されなければなるまい。(させ まさもり)

◆このHP「600字の教育学」のコンテンツの1つである「DAKA哲学の軌跡」の扱いに困って、2、3日前には、もう削除しようか……と思っていた。

 ページを設定した、はじめの気持ちは、思考の結果として、到達したところの、ある種の「結論」をアップしていくつもりだった。

 たとえば、わたしの学校経営の重点の1つ。

2.学校・家庭・地域が協働できる教育システムづくりをめざし、みなみ小・中PTAを核にすこやかみなみネット事業を推進します。
 ~ 保・幼・小・中の連携(垂直軸)に依拠した学社連携・融合(水平軸)の推進 ~
 ~ 学校の教育丸抱え体制を廃し、教育機能の家庭・地域への再配分・再位置づけの推進 ~

 このなかの「保・幼・小・中の連携(垂直軸)に依拠した学社連携・融合(水平軸)」 は、苦闘の末の、1つの「結論」だ。
 
 こういうものを、バンバン打ち出したかった。
 でも、こんなものは、1年間に、1つか2つくらいしか打ち出せない。

 で、やめようとしたわけだが、ふと、「DAKA哲学の軌跡」じゃないか……「軌跡」というのは、思考の足跡じゃないか……なら、ブレストでいいのではないか……と思いついた。

 以前、よく、ワインを飲みながら、ブレストをし、それをメモし、「ワイン・メモ」と称していた。
 今は、Piano Jazzを聴きながら、ブレストをやっている。

 よし、このブレストを、ある意味で「ぼやき」を、アップしようということになった。
 ブレスト・メモが、先々、世界の構築につながることを夢みている。

 気が向いたら、ご覧いただきたい^^;^^;。

    ☆「DAKA哲学の軌跡」 

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TVで、クライマックスシリーズ・パリーグ第2ステージ第4戦を観て、2度、涙ぐんだ。

2009-10-25 13:47:18 | Weblog

◆TVで、クライマックスシリーズ・パリーグ第2ステージ第4戦を観て、2度、涙ぐんだ。

 1度目は、8回裏のピンチに、ピッチャー岩隈、キャッチャー藤井になったとき、消滅した大阪近鉄が復活したような気がして、まわりに人がいるのに、涙ぐんでしまった。

 2度目は、勝利監督インタビューで、日本ハム・梨田監督(近鉄最後の監督)が、そのことに触れ、「あそこで近鉄バッテリーになって胸がいっぱいになった」とコメントしたときだ。
 もうまわりに人がいても、ポロポロと泣いてしまった。

◆大阪近鉄消滅以来、「プロ野球ファンであることをやめる」といいながら、ウジウジ、チラチラ、プロ野球(パリーグ限定)とつきあってきた。
 たぶん、監督が、野村監督だったからだろう。
 おかげで、ほんの一瞬だったけれど、奇跡的に、大阪近鉄の幻影をみることができた。
 感動した。
 でも、もうこれで終わりだ。
 落合の「野村監督、日本シリーズで会いましょう」も実現しなかった。

◆ ――楽天の4年間で何が印象に残りましたか
 「今年がすべて。2位を決め、CS、第2ステージの権利を取ったとき」
 ――「野村の考え」はチームに浸透しましたか
 「まるっきり。すきを突く、空気を読む。こういうビッグゲームで力の差が出た。自分の力のなさ。怠けたつけだな。日ごろの教育が大事としみじみ感じた」
 ――未練はありますか
 「やり残したことはいっぱい。晴れ晴れしい気持ちはない」
 ――来季の楽天はどうでしょう
 「おれは関係ない。次の監督に託す。余計なこと言ったら失礼。ネット裏から楽天の変貌ぶりを見ていきます。どう変わっていくかやな」

◆野村監督は「ネット裏から楽天の変貌ぶりを見ていく」といっているが、わたしは、いよいよ、今度こそ完全に「さらばプロ野球」だ。

 ブロ野球とも別れ、レオンとも別れ、みなみとも別れ、いろいろ別れ、おお、ドンドン「別れ」がつづいている。

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ブレストの伴奏だからボリュームを上げることはないが、試しに上げてみると低音のパワーと高音のクリア感は

2009-10-25 13:44:25 | Weblog


◆出窓のPCスピーカーは、エレコムMS-85CHだ。

 購入時の条件として、
(1)目的が、ブレストの伴奏として、インターネットラジオのピアノジャズを、長時間、聴くのだから、それに耐えうる音質が期待できること。
(2)しかし、予算は、5000円以下。

 小型のスピーカーを買うのは、初めての経験だった。
 ケーズ電気のPCスピーカーコーナーで、30分ほど、あれかこれかと迷って、エレコムMS-85CHに決定。

 ブレストの「伴奏」だから、ボリュームを上げることはないが、試しに上げてみると、低音のパワーと、高音のクリア感は、想定をはるかに超える。
 PCスピーカーも、たいしたもんだ。

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深夜のDAKA古書店の一角。出窓のPCスピーカーからインターネットラジオ Piano Jazzの旋律

2009-10-24 08:50:41 | Weblog


◆画像は、深夜の、古書店・DAKAの一角。
 出窓に置いたPCスピーカーから、インターネットラジオ Piano Jazz-JAZZRADIO.comの旋律が、かすかに流れている。

 最近、FMから、このインターネットラジオに切り換えた。

〈理由〉としては、粗く、次の3つがある。

(1)インターネットラジオは「おしゃべり」がない。
 もちろん、まったくないというわけではないが、あっても早口の外国語だから、ほとんど気にならない(*^_^*)。
 国内のFM放送の場合、パーソナリティのトークやリスナーから寄せられた投書の紹介が、曲と曲の間に挟まれる。
 たとえば、NHK・FM「気ままにクラッシック」(通称「きまクラ」)の笑福亭笑瓶&幸田浩子(*^_^*)。
 お2人の語りは、明るく、やさしく、あたたかく、ホンマ、最高!なのだが、やはり、気が散る。
 スンマヘン(*^_^*)。

(2)ノイズがない。
 これは、古書店・DAKAの設備に限定された問題かもしれないが、FM受信機が、サーッと、あるいは、ジーッと、PCノイズを拾ってしまう。
 ケーブルFMだからかもしれない。(ケーブルは関係ないかもしれない。いい情報があれば教えてください。)
 音量をしぼって聴くことが多いので、ノイズは、かなり気になる。

(3)インターネットラジオはジャンル別に放送されている。
 カントリー専門、クラッシック専門、サウンドトラック専門、ジャズ専門等と、かなりはっきりと専門化されている。
 もちろん、ニュース&トーク、あるいは、スポーツ専門という局もある。
 NHK・FM放送等は、あたりまえだけれど、日本の民謡・バロックの森・気ままにクラッシック・日本の歌&世界の歌……等々、いろいろな番組がある。
 これが、バロックを、あるいは、Piano Jazzを、ずっと聴いていたいと思うわたしの精神状態とミスマッチなのだ。

 ただし、欠点もある。
 インターネットラジオに接続していると、サクサクとインターネットのページ閲覧をしたいとき、ややブレーキがかかることがある。

☆Piano Jazz-JAZZRADIO.comのホームページ。


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WEB無人駅線の旅のチャットや無人駅ノートBBSに侵入して、「遙かなる彼方」の音を聞こう!(^^)!

2009-10-23 10:21:36 | Weblog


◆先日、「自己に追われつつ、自己の果て果てまで無限漂泊」の「無限漂泊」を「無限疾駆」に取り替え、「無限疾駆、無限疾駆」と、つぶやいているうちに、眼前に、バリバリと、これからの自分の道が噴出した……と書いた。

 その「無限疾駆」の一環として、このホームページのコンテンツの1つである「WEB無人駅線の旅」を改造した*^_^*)。

 ★WEB無人駅線の旅(←クリック)を、ぜひ、ぜひ、ご覧ください。

 無人駅写真集として、現在、陸中八木駅・有家駅・平内駅・玉川駅・金浜駅・陸奥白浜駅・階上駅・白銀駅・鮫駅・その他の無人駅というコーナーがある。
 しばらく、放置状態だったが、今後、「果て+果て」まで歩いて、画像を充実していきたい。


◆ホームページを開設して、足かけ10年になる。
 最初のホームページは、「WEB無人駅線の旅」の前身、「ふたりっ子はん深夜特急」というサイトだった。
 今はコンテンツの1つで、それも、「職員室通信」や、「すこやかみなみネット」等に比べ、ずっとあとの位置づけになっているが、元々は、こちらが本家だったのだ。

 ページ下にあるカウンター値は、開設当時からの累積だ。
〈参考〉
 ・ふたりっ子はん深夜特急=237768(2000年~2003年)
 ・HP600字の教育学=400000(2004年~2009年5月)

◆改造点
(1)画面左にエッセーの冒頭を記述する「枠」を設け、エッセーのつづきを「無人駅線Blog」に記述することにした。
 当初は、エッセーや、無人駅ノート(BBS)へのコメントを、陸中八木駅や有家駅等の写真集の中に組み込む計画だったが、作業が予想以上にめんどうで、あきらめた。

 現在、Blogには、次の3つがアップされている。
 ・バンバン!郷愁・陸中八木駅編
 ・喫茶「キハ48」再開店
 ・乱氏の十和田観光電鉄・七百駅「夏休みだ!かぶと虫電車に全員集合」

 旅の画像とメモ程度のものだが、これからガンガン、アップしていく予定だ。

(2)「ふたりっ子はん深夜特急」にも設置されていた元祖チャットを、「WEB無人駅線の旅」にも復活した。

 「自己の果て+果て」まで無限疾駆していくと、何があるのか?
 自己の外側に、さらに「遙かなる彼方」(ein Wesen der Ferne)があるとすれば、その音に耳を傾けたい。
 「遙かなる彼方」は、わたしの自己の外側に存在するのだから、わたし以外の人々にとっても「遙かなる彼方」ということだ。
 だとすれば、ともに耳を傾けることができるのではないか?……と思っている。

 チャットや無人駅ノート(BBS)に侵入して、「遙かなる彼方」の音を聞こう!(^^)!。

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矯正視力が、メガネがかわっていないのに驚異的に成長し、右1.5 左1.2

2009-10-22 08:48:09 | Weblog

★散歩の途中、ふと、根城城址桜木町線沿いにある無縁塚にお参りする。数ヵ月前、自分のある行為について、「自己崩壊の危機を切り抜けるために、時間軸上の自己同一性(アイデンティティ)を顕在化させようとする、永遠のおまじない」という言い方をしたことがある。きょうの「ふと……」も、おまじないか?


◆本日、年に1度の健康診断(某法人総合健診センター)。
 ハラハラ、ドキドキの結果の詳細は、ずっとあとでないとわからないが、きょう、わかったところでは……。
(1)身長が、昨年比、3ミリ縮む。
(2)体重が200グラム減る。
(3)矯正視力が、メガネがかわっていないのに驚異的に成長し、右1.5 左1.2。
(4)聴力、血圧、腹囲等、変化なし。

 混んでいて、8時半からはじまり、終わったのが11時過ぎ。
 すごく疲れる。
 でも、これは、仕方がないことだ……と、あまり気にしていない。

 ただ、健診センタースタッフのめくるめく忙しさに同情しつつも、事務職や、看護師・技師等専門職を含めたスタッフ全体の、受診者への応対が、粗野なこと、かつ志気も低下していることが気になった。

 昨年まで通っていた渋田歯科が5段階評価の「5」(←ま、昨年の話で、今年はどうかわからないが……)だとすれば、健診センターは2か1。

 以前は、こうではなかったような気がする。
 徐々に、各人の志気がゆるみ、センター全体が、こういう雰囲気に陥ってしまったのだろう。
 組織やチームは、これが恐い。
 言い分は、いろいろあるだろうけど、(また、既に対策も打ちはじめているのだろうけれども)、まずは法人幹部の奮起を促したい。

 

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「無限漂泊」ではなく「無限疾駆」。自己に追われつつ、自己の果て果てまで「無限疾駆」。

2009-10-22 08:44:31 | Weblog

★散歩の途中、ふと、根城城址桜木町線沿いにある無縁塚にお参りする。数ヵ月前、自分のある行為について、「自己崩壊の危機を切り抜けるために、時間軸上の自己同一性(アイデンティティ)を顕在化させようとする、永遠のおまじない」という言い方をしたことがある。きょうの「ふと……」も、おまじないか?


◆きのう、過去のデータ=2004年11月25日の「ホームページの定義」をコピーしたとき、5年たっても、定義の仕方が変わっていないことに驚きながら、しかし、1語に対して、猛烈な違和感を覚えた。

 ☆改造1
 ハイデガー流にいえば「自己の存在を通して自己を自己自身に開示する」、わたし流にいえば「自己に追われつつ自己の果てまで無限漂泊する」、これを追究するために「自己の果てまで」というページを新設した。

 この中の「漂泊」という語だ。

 イメージが弱い……イメージがぼんやりしている……イメージが後ろ向きだ……と感じた。
 今年の6月頃、さかんに「過去の時間軸上を疾駆する」と言っていたが、この「疾駆」のほうがいい。

 「無限漂泊」ではなく「無限疾駆」。
 自己に追われつつ、自己の果て果てまで「無限疾駆」。

 無限疾駆、無限疾駆と、何度かつぶやいているうちに、眼前に、バリバリと、これからの自分の道が噴出し、自分が、元気になっていくのがわかった^^;^^;。

 まず、無限疾駆のために、コンテンツのひとつである「WEB無人駅線の旅」を改造したい(*^_^*)。

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光が不足しているときのデジカメ画像……。回線状態が悪いときのインターネットラジオ……。

2009-10-22 08:39:42 | Weblog

★散歩の途中、ふと、根城城址桜木町線沿いにある無縁塚にお参りする。数ヵ月前、自分のある行為について、「自己崩壊の危機を切り抜けるために、時間軸上の自己同一性(アイデンティティ)を顕在化させようとする、永遠のおまじない」という言い方をしたことがある。きょうの「ふと……」も、おまじないか?


◆単語と単語をつなぎあわせて文ができる。
 文と文をつなぎあわせて文章ができる。
 このできあがった「文」あるいは「文章」と、わたしの「イメージ」のあいだに、ギャップがある。

 光が不足しているときのデジカメ画像……。
 回線状態が悪いときのインターネットラジオ……。

 眠るときは、それほど気にならないが、目覚めると気になるという場合と、気にかけながら眠り、ギャップを埋めようと目覚めるときがある。
 どちらにしても、今のところ、少しもうまくいっていない。
 みなみ退場後、ずっと、そうだ。(退場前がよかったというわけではない。)

 ま、あせらないで……と思ってはいるけれども。

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HP改造 自己に追われつつ自己の果てまで無限漂泊する

2009-10-20 15:21:20 | Weblog

★あす、くわしく書くつもりだが、わたしという人間の自己の同一性を保証してくれる人物とかモノとかが存在する。けさも夢の中に、その人物のひとり(女性)が登場して、うなされまくった^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;。シマダのピーナッツは、モノのひとつだ(*^_^*)。こちらは、うなされることはない(*^_^*)(*^_^*)。

◆HPを部分的にモデルチェンジをした。

(1)カウンターの撤去。
 他サイトからリンクするカウンターだったので、HPを開くとき、錘(オモリ)になる副作用がある。
 もちろん、カウンターがないと、このページが、他の人に見られているのか、いないのか、まったくわからないわけだが、ま、(あとでも触れるが)あまり気にしないことにする。

(2)日別編集枠の撤去。
 これまでは、日別、たとえば「09.10.20 堀辰雄読本300円也」……「09.10.19 つるや別館・煉瓦亭」というふうに編集していた。
 当日の日付については、これまで通りだ。
 それ以前の過去の日付は、すべて撤去し、記事を取捨選択し、雑誌風に再編集する。

(3)囲み記事の充実
 これまでは、徹底した「現在1人称限定視点主義」^^;だった。
 これからは、3人称視点(=引用)や、過去の1人称視点(=Diary引用)を「囲み記事」として並行させる。

(4)gooブログ(HPデータ保存用)の充実
 このHP上の記録は、どんどん消えていく。
 これを補うために、gooブログに保存しているわけだが、単なる保存庫というのではなく、できるだけHP体裁に近いカタチで保存する。

(5)「I Love ODAKA まるごと View」の内容変更
 新聞社や放送局が自社記事や番組内容、あるいはイベント事業をPRするのは、品のないことと卑下していたが、このHPでもマネして、「HP案内」をすることにした(*^_^*)。

(6)画像サイズの変更。
 画像サイズは、これまで均一横480ピクセルだった。
 これを、変化のある編集をするため、また、HPを軽くするため……という理由で、横480ピクセルを最大に大小のサイズを取り混ぜることにする。

(7)職員室通信リスト(HP右サイドバー)の充実

◆過去に自分のHPを定義したことがある。
 そのまま引用する。

 〈こう言い切るのに2時間もかかった〉 [2004年11月25日(木) ]
  
☆自分の力ではどうすることもできない状況で、望むと望まざるとにかかわらず「時間」を獲得することがある。

 たとえば、大病院の待合室での時間、バス停での時間、乗継列車を待つためのベンチでの時間、不眠症による深夜の目覚め……。

 大きな力に支配された、「あなたまかせ」の状況。
 こういう時間が嫌いではない。
 きょうはそれが5時間もあった。

 
 
☆その「時間」の、ほとんどを使ってHPのことを考えた。 

 「HPは、現実世界におけるわたしの存在の仕方そのものである。
 同時に自分の可能性を見つめていきる存在の仕方そのものでもある。」

 こう言い切るのに2時間もかかった。

 2時間の思考は、本来性・非本来性だとか、世界内存在・時間内存在だとか、実存哲学のいくつかの概念を行ったり来たりした。
 
☆スゴイひらめきにも遭遇しかかったが、結局、最後に残ったのは、上の「HPは……」という命題だけである。
 「可能性」という語にはひっかかるものがあった。
 「欲望」のほうがいいかもしれないとも思った。
 が、「欲望」ではあまりにもなまなましいので、ひとまず「可能性」にした。 
 
☆というわけで(←この接続詞は完全にごまかし^^;)HPのモデルチェンジをした。
 トップページに写真があって文章があり、下部にパラパラっと小さな写真が並ぶ……という基本モデルは、写真が右になったり左なったりすることはあっても、ここ数年、ほとんど変わっていない。
 今回も部分の改造だ。 
 
☆改造1
 ハイデガー流にいえば「自己の存在を通して自己を自己自身に開示する」、わたし流にいえば「自己に追われつつ自己の果てまで無限漂泊する」、これを追究するために「自己の果てまで」というページを新設した。
 細部は未定だが、すべて携帯画像・Eメールで構成する。

 
☆改造2。
 自分に今、いちばん欠けているのが、具体的な教育行為に対する哲学である。
 これを克服する場として、これまでの「Minam style」を「Minami 教育哲学」と改編した。(2004年11月25日・木 引用以上)

※画像は2004/11開催 県中学校総合文化祭。みなみ中も合唱部が出場。わたしは下の画像、演劇部門の責任者だった。

◆上記の(5年前の)「定義」に変更はない。
 2点、補足する。

(1)「改造1」の「自己の果てまで」というページの新設については、まったく記憶がない。
 実際には新設しなかったか、かりに新設しても実質の稼働はなかったのだと思う。
 ただし、「自己に追われつつ自己の果てまで無限漂泊する」という記述は重要だ。
 今回の「(3)囲み記事の充実」は、この「自己の果てまで」をめざしている。

(2)「改造2」の「Minami 教育哲学」も実質の稼働はなく、いつのまにか「Minami アルバム」に変わり、みなみ退場時までつづいた。
 今回の「(7)職員室通信リスト(HP右サイドバー)の充実」は、いわば、臨床教育学、わたし流には「臨床教育哲学」をめざしている。

 冒頭の「カウンターがないと、このページが、他の人に見られているのか、いないのか、まったくわからないわけだが、ま、(あとでも触れるが)あまり気にしないことにする」の「あとで触れる」だが、途中で買い物に出かけたりして、エネルギーが尽きかけているので、明日、記述することにする。

 記述のテーマは、「自己の同一性の保証」だ。

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『文藝・臨時増刊・堀辰雄讀本』中味では座談会の伊藤整、大岡昇平、山本健吉の品のなさがおもしろい

2009-10-18 09:24:34 | Weblog


◆『文藝・臨時増刊・堀辰雄讀本』(昭和32年発行・堀辰雄は28年没)は、古書店DAKAでは貴重本として取り扱っているが、店先に野積みしている古書店もないことはない。
 実は、これも、その野積みから300円で仕入れてきたものである。

 主な内容は、堀辰雄論2本(神西清・丸岡明)、エッセイ6本(三好達治・遠藤周作他)、作品論7本(加藤周一・川端康成他)、座談会2本など……である。

 その座談会の1本、「堀辰雄を截断する」の伊藤整、大岡昇平、山本健吉らの、品のなさが、おもしろい。
 一部、抜粋してみる。 
 
★「ラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』をよっぽどよく読んだらしくて、『聖家族』が全然、ラディゲのやり方なんだ」(伊藤)
 「あんまり似すぎているんで、アホらしくなったね」(大岡) 

★「人からもいろんなものを吸収できるけれども、読む本からも吸収できる能力のあった人だな」(伊藤)
 「プルーストから、リルケから、モーリアックから意識的に取り入れ、堀さんなりに消化している」(山本)
 「消化してる? 猿まねだと思いますがね」(大岡) 

★「ちょうどその時代の青年たちが影響を受けるに具合のいいような作品を見つけて、先に読んでしまうというような、非常に鋭敏な、利口なところがあった」(伊藤) 

★「堀の頃の軽井沢は閉ざされた社会でね。そんなところで変にセンチメンタルなことを書いてるのは、人の憧れをそそろうという策略さ」(大岡) 

★「ドイツ人のいる教会とかに近づき、恥をかいて帰ってくるんだが、きれいなことだけ書きやがるんだ」(大岡)

 多恵子夫人は、カンカンだったそうだが、品のなさもここまでくると、腹も立たない。
 吹きだしてしまった(*^_^*)。

◆わたしが気になるのは、むしろ、次の黒井千次のような言い方だ。
 黒井の記述は、『文藝・臨時増刊・堀辰雄讀本』ではなく、以前、朝の新聞で見つけた。

 堀辰雄について、
 ①〈甘美な愛の雰囲気〉に惹かれる(新制高校時代)→
 ②堀の小説に惹かれる自分への疑念(大学時代)→
 ③作品そのものの否定、それでいて同時に、後ろめたさ→
 ④(時を経て)『風立ちぬ』最終章「死の影の谷」がより深く心に沁み入る……という堀作品への心の変遷を書いたものだ。

 ズバリ言えば、②・③の部分が、先の座談会の中味とほぼ同じで、違いは、否定しつつ「後ろめたさ」を感じていたという点だ。
 「気になる」というのは、この「後ろめたさ」だ。
 「後ろめたさ」を感じつつ否定される、あるいは、否定されつつ後ろめたさを感じられるくらいなら、「アホらしい」「猿まね」と吐きすてられるほうがいい。
 「否定」を取り消さないで、「後ろめたさ」から④に接続させる黒井千次のやり方は、わたしはキライだ。

 大岡昇平たちの品のなさには腹も立たなかったが、黒井千次の記述には、目眩を覚え、気分が悪くなった。


◆『文藝・臨時増刊・堀辰雄讀本』の巻末には、讀本恒例の「アンケート」が掲載されている。
 質問は、次の3つ。
 ①あなたは堀辰雄の文学をどう思われますか?
 ②堀辰雄の作品で何が一番好きですか?
 ③堀辰雄からあなたの学んだものは?

 2人の答えを紹介する。

〈三島由紀夫〉
 ①青年子女にとって詩の代用をなすもの。
 ②『旅の繪』
 ③小説を大切に書くこと。

〈石原慎太郎〉
 ①嫌いです、感覚的に。しかし、あの世界の小ささはやはり偉大だとも思う。
 ②どれといってありません。
 ③学ぶほど読んでいません。

 この2人は、大岡昇平たちと違って、否定するにしても、品格がある(*^_^*)。

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