★きょうから10月の講演(教育コミュニティづくり)の準備をはじめた。 新しい試み、2点(^_-)。 1点目―― いつもは、(当然のことだが)先に僕の主張がある……具体的な実践がある……それに沿わせるカタチで、(パワーポイントの)スライドを作っていく。 今回は、それを逆転させる。 「主張」は(ま、これは、どうせ変わらないのだから)ちょっと横に置いておいて、先にスライドを作る。 映画でいう「ショット」、あるいは「カット」みたいなものだ。 どのスライドを選ぶか?……どれを捨てるか?……どう組み合わせるか?……に力点を置いてみたい。 2点目―― 『授業の腕をあげる法則』の発想で、「教育コミュニティをうまくつくる法則」を、きっちりと、前面に出したい。 〈例〉 ①連携・協力の中核エネルギー。 歩く人が多くなれば道はできる。 しかし、最初に歩く人、多少の困難があっても歩きつづける人がいないと、なにも始まらない。 連携・協力には、こういう中核エネルギーが必要である。 中核エネルギーの有無、そして、その質が連携・協力の質を決定する。 ②小学校と中学校の連携。 小・中学校の連携がしっかりしていることが、学校側・地域側、双方向の連携推進の条件である。 小・中学校の方針がバラバラだと、継続的な学社連携はほとんど進まない。 ③機動性に富む運営組織。 理念をきちんと共有した上で、それぞれの立場から、気軽に自由に参加・参画できる組織づくりが大切である。 立派な組織を作っても、会議の招集もままならないのでは充実した活動は期待できない。 ④学校・家庭・地域のバランス。 このバランスがよくなれば日本の教育はまだまだよくなる。 逆に悪いままだと、なにをやってもなかなか効果があがらない。 連携事業が、バランスをよくすることに結びついているかどうかを絶えず点検する必要がある。(〈例〉以上) 実践のスライドと法則のスライドは、ガラリと色もデザインも変えるつもりだ。 きょうは、グレン・グールド(ピアノ)のイギリス組曲を聴きながら、16枚つくった。 画像はその16枚目(実践のスライド)だ。 ★関連記事 ・日本の学校は力がある。家庭もそうだ。地域もそうだ。ただ、今、バランスが悪いだけなのだ。 ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ |