★6球団の中で最弱の「抑え」……という意識が僕の脳の底にこびりついている。 この「抑え」さえしっかりしていれば、8月末までロッテや楽天と最下位争いをやることはなかった。 ホークスとトップ争いをやっているはずだった。 だから、「抑え」が――誰と名前はいわないが――登場すると、1球投げるごとに僕は目をつむっていた。 とにかく、抑え勝負になる前に安全圏に逃げ込みたい……と考えていた。 ま、ハムなら増井浩俊・武田久が出て来る前に。 オリなら平野佳寿・岸田護が出てくる前に。 彼らが出てきたら、もうお仕舞い……(ノ△・。)。 ところが、ところが、なんと気がついたら、ライオンズの抑えも、ずいぶん立派になっていた(^_^)v。 岡本(右)。 ミンチェ(右)。 牧田(右)。 これに、グラマン(左)が復調。 終盤からは石井(左)が加わった。 突出した抑えではない。 けれども、相手打線に応じて組み合わせると、すごい力を発揮する。 オリとの3位争い、および、クライマックスシリーズ・ファーストステージでの勝利は、このライオンズ抑え陣のがんばりが大きいと思う。 ★昨日の8回裏、ノーアウト1・3塁、西口から石井への後退場面―― 西口「こんな状況でゴメン」 石井「ううん、がんばるから」 僕は2本のメガホンをガンガン打ちつけて「西口、よくやった!」「石井、がんばれ!」と声援していたが、胸がいっぱいになった。 なお、僕は、クライマックスシリーズ・ファーストステージで負けたら、丸刈り、クリクリにすることに決め、パートナーもバリカンを用意していたのだが、延期になってしまった。 ★関連記事 ・★球場という時空に面(ツラ)を晒し、ジャンパーのポケットに手を突っ込み、プレーを凝視する「語り」を ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ |