職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

伊達の牛タン本舗か? 火星の庭のひよこ豆とレンズ豆のココナツカレーか? 自民党総裁選の街頭演説会か?

2007-09-30 10:39:46 | Weblog


★食べそこねた「ひよこ豆とレンズ豆のココナツカレー」


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◆きょうはBBSへの自分の投稿記事をアップする。

★南ファン様 こんにちは

 月初めの体育祭は、ほんとうによい体育祭だったと思います。
 わたしは生徒たちに、練習週間→予行の日→本番の日を通して、
(1)スピードで伝統のトップに立とう!
(2)パワーで伝統のトップに立とう!
(3)団結で伝統のトップに立とう!
(4)規律とマナーで伝統のトップに立とう!……と言い続けましたが、前面には出さなかったけれども、心の底でいちばんこだわっていたのが(4)です。
 なぜ前面に出さなかったかというと、これは生徒たちには荷が重すぎる課題かもしれない……と思ったからです。

 しかし、しかし、今回の体育祭は、主に3年生のがんばりで、これが実現しました。
 胸がいっぱいになりました。
 目頭が熱くなりました。
 「生きていると、いいこともあるもんだなぁぁ……」と思いました。

★ちなみに、わたしは学級担任時代、変わった? 変な?「学級目標」を掲げる人間だったんですよ(^0^*オッホホ)
 変えろ! 変えない!で、よく校長センセや教頭センセともめました。
 教師1年目の目標は次のとおりです。
 これは「変えろ」とは言われませんでしたが……(これ、あるところから借りてきたんですよ。どこから借りてきたかがバレルと「変えろ」と言われたかもしれませんね。)

(1)スマートで
(2)目先が利いて
(3)きちょうめん
(4)負けじ魂

 今年の体育祭を見ながら、ひさしぶりにこの「学級目標」を思い出しました。
 スマートな体育祭でした。
 わたしの心のなかの基準では、最高の体育祭でした。
 3年生たち、おおきにィィィィ\(=^・・^=)/

★文化祭は、わたしとしては「知」のあふれる文化祭を期待しています。
 これは、しかし、荷が重すぎるかもしれまへんね。

                           

〈自分のBBSへの自分自身のカキコミ〉

★BBS上で、前回、
(1)12:00から〈伊達の牛タン本舗〉か?
(2)火星の庭のcafeで「ひよこ豆とレンズ豆のココナツカレー」か?
(3)仙台フォーラス前で自民党総裁選の街頭演説会か?
 「さあ、どれを選択したか?」……という、ショ~モナイ選択肢を提示してしまったわけですが、困り切り、逆立ちしたくなるくらい「迷った」のは事実です。

★結論として、わたしは(3)12:00から仙台フォーラス前で開かれた、自民党総裁選、福田・麻生両氏の街頭演説会を聞きにいきました。
 突然の安倍首相辞任、急遽、実施されることになった総裁選挙という状況下、また街頭演説会という人々でごったがえす条件下で、今、話題のトップにある2人の政治家は、いったいどんな語りをするのだろうか?
 さらにいえば、わたしには小泉氏や田中真紀子さんの演説がイメージにあって、その延長線上で、今回、福田・麻生両氏の扇動あるいは扇情の度合いを、どうしても確認しておきたいと思いました。


★仙台フォーラス前で自民党総裁選の街頭演説会

★演説を聞いて、わたしは(3)を選択してよかったと思いました。

 わたしの予想は完全にはずれ、福田・麻生のお二人は終始、実に品格ある態度で、語るべきをきちんと語っていました。

 参院選のときの「小沢さんを選ぶか、わたしを選ぶか」という安倍首相の演説とは対極の語りでした。

 があぁぁぁ~んという感じやね((( ( ̄  ̄メ) )))。。。
 勉強になりましたよ。

 前にも述べたことがありますが、わたしはアイデンティティを、時間(垂直)軸と空間(水平)軸の2軸に分けてとらえています。
 「時間軸」は、もちろん自己の時間的・歴史的連続性、つながり。
 「空間軸」は、所属する社会との連続性、つながりである。
 福田・麻生両氏の語りを聞きながら、安倍首相は、わたしのいう2軸を強く意識し、自分のことばで、自分だけが語れる語りをするべきだったと。

★ところで、近所(←学校の近所ではなく、わたしの家の近所)の犬の鳴き声に苦しめられています(メ▼_▼)(メ▼_▼)( ̄― ̄;)
 なにかいい手はないでしょうかね。

                           

〈志塚BBSへのわたしのカキコミ〉

★なんか、BBSとかHPとか、いろいろ変わってまんなぁぁ。
 心境に変化があったんですかね((( ( ̄  ̄メ) )))。。。
 ブログも「廃」でんなぁぁ(メ▼_▼)

★実は、わたしのほうにも「変化」あり。
 まだ、整理できていないし、固まってもいませんが、象徴的な事項をあげると、

(1)書物は買わないことにしていたのですが、さっき、古書のあやめ書房に、『西御門雑記』(江藤 淳・初 カバー 帯・昭59・600円)と『大きな空小さなそら <西御門雑記2>』(・江藤 淳・初 カバー 帯・昭60・600円)を注文しました。

(2)文章を、さらに「雑」方向にレベルダウンさせました。
 今度の職員会議に出す「職員室通信」も、その方向にあります。
 バッ、バアァァ~と書いて、通信A4版2枚にはり付けたら、ちょうど1号分……という感じの書き方です。

                           


★見送られる安倍首相(時事通信)  9月25日(火) 12時 9分

 官邸職員らから贈られた花束を手に、拍手で見送られる安倍晋三首相。
 安倍内閣は25日午前の閣議で総辞職。
 首相の在任日数は昨年9月26日の就任から丸一年の365日だった【時事通信社】。

 「長距離(走)のペースで走っていただきたかったが、短距離のペースで走られた」。前内閣で事務担当の官房副長官を務めた的場順三氏(73)が27日、官邸での退任会見で、健康状態を悪化させた安倍氏について「私がブレーキ役にならなければいけないのに、果たせなかったのが大変心残りだ」と無念の表情を浮かべた。

 的場氏は「成功した部分もあるが、気持ちのうえでは挫折もあったと思う。これをバネに、もう一度国家国民のために再チャレンジして下さることを希望する」と、安倍政権の政策「再チャレンジ」を持ち出して前首相にエールを送った。(どこの記事か失念)

 各紙、こういう記事をバンバン掲載してほしいね。


わたしは赴任する学校が決まると、まず、その学校の保健体育科の教師をチェックする

2007-09-28 21:27:54 | Weblog


★生徒朝会で発表する学習委員会


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◆わたし(小高)が国語教師になるとき高校の恩師から言われたことがある。
 恩師のことばをそのまま、ここに書きたいのだが、残念ながら差別用語が含まれていて、それができない。
 要するに次のような内容だった。
 「小高君、勘違いするなよ。国語科は主役ではない。主役は社会科とか理科だ。国語科は、いわば脇役で、他の教科が学びやすいようにお手伝いをする教科なんだ。」

◆以来、恩師のことばを肝に銘じて国語教師をやってきたわけだが、これを教育用語でいうと、理科や社会の「内容教科」に対して、国語科は「道具教科」あるいは「形式教科」ということだ。「周辺教科」という言い方をされることもある。(もちろん、これがすべてというわけではない。国語科にも「内容教科」的な部分はあるにはあるが……。)
 
 国語科の授業で、読解力、話す力、聞く力、書く力をしっかりと身につけさせて、その力を各教科で効果的に活用し、各教科の目標を実現してもらおうということだ。
 だから、学力の高い学校には、必ず力のある国語教師がいる。


★文化祭について話し合うPTA総務委員会

◆ただし、だれでもわかることだが、学校教育の大部分は、国語(日本語)によって行われている。
 だから、読解力等の力は、理科をはじめとして多くの教科がかかわっているという側面も忘れてはならない。
 先日、理科の嘉瀬教頭Tが漢字練習プリントのチェックをしていた。
 プリントの最上部に〈漢字を覚えるまで書きなさい(最低3回)。ゆっくりていねいに書きなさい〉とある。
 そして、上から下に15の単語が並んでいる。
 〈根毛〉 (生徒が練習するスペース)
 〈主根〉 (生徒が練習するスペース)
 〈側根〉 (生徒が練習するスペース)
 〈師管〉 (生徒が練習するスペース)
 〈……〉 (生徒が練習するスペース)

 わたし(小高)は「おお!」と歓声をあげてしまった。
 国語科と同じだ。
 ま、単語にまずよみがなをふらせればもっといいのに……とも思ったけれど……。
 (正確にいえば、〈側根〉〈師管〉等は理科固有の学習語彙だ。しかし、語彙を構成する一語一語、あるいは習得方法は共通だし、この学習語彙が他教科の授業や日常生活のなかで役立つ。こういう固有と共有の2面がある。)

◆国語科でやっている。
 理科でもやっている。
 他にもこういうことはあるはずだ。
 おそらく社会や技術家庭科など、他教科でもやっている可能性があるし、これはまた「話す力」や「聞く力」などについてもいえる。
 実際、そうでなければ、これからの社会で求められる「言語力」(たとえば、最近よく話題になるPISA型言語力)は育成できない。
 ところが、実際問題として、各教科間ではほとんど連携がとられていない。
 もったいない話である。


★3学年プロの応援を受ける合唱部(東北大会に向けて)

◆ここで登場するのが、本校の「教科企画書」だ。
 国語科を中心にいえば、どのような言語力を身につけさせるために、いつ、どのような活動をしているのか、どんな困難点あるいは課題点があるのか、そして、この点について、他教科にどういうことを望むのか……ということを明示する必要がある。

 他教科の学習活動を意識し、学習活動を連携・融合させることによって、より効果的に、学力向上の5原則の諸項目、あるいは学校目標が達成できる。

◆やや脱線させながら、この項を終わる。
 わたしは赴任する学校が決まると、まず、その学校の保健体育科の教師をチェックする。
 経験的に、保健体育科がしっかりしている学校は、基本的生活習慣がしっかり身についている。
 逆に保健体育科が弱いと、(経験的に)学校はきわめて不安定な状態に陥る。
 もちろん、これはどの教科も同じで、1教科が崩れると学校は崩れる。
 しかし、保健体育科に因を発する崩れ方は他教科の比ではない。

 次に国語科の教師をチェックする。
 理由は、上で述べたとおりだ。

 同じ理屈で、音楽科が本校を支えている部分、美術科が支えている部分(固有・共有両面)……等々、スペースの関係でくわしく述べることはできないが、これらの総和がみなみ中の教育になる。
 中学校教育の大きな魅力だ。

 くり返す。
 他教科の学習活動を意識し、学習活動を連携・融合させることによって、より効果的に、学力向上の5原則の諸項目、あるいは学校目標が達成できる。
 この具体的な手だて(システム)が、本校の「教科企画書」だ。


自分の古書店に身を置いていると、自分の人生のあこがれ・挑戦・苦しみ・悲哀・絶望等がおしよせてくる

2007-09-26 20:20:02 | Weblog


★カフェのある古本屋〈book cafe 火星の庭〉

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◆昨日の運営委員会でのいちばん最後のわたしのコメント(途中ではいろいろ口をはさんでいる。それは省略する。)

(1)本校は3学期制だが、2学期制ととらえれば、今月で前期が終わり、来月から後期がはじまる。
 わたしの前期は、(こんなことをいうのははずかしいのだが)自分の点検・改造期間だった。
 この期間に、捨てたこだわりがある。
 新たに拾ったこだわりがある。
 そして、一応の点検・改造は終えた。
 ここにいる主任の方々と協力し合い、新たな気持ちで後期に臨みたいと考えている。

(2)研修部・教務部は、施策を展開するとき(特に会議日を設定するというのではなく、5分間、10分間でいいから)教科主任会を開き、その施策のねらい・方法について徹底すると同時に、各教科から情報を収集するようにしてほしい。
 「前期」の失敗のなかには、教科主任会をうまく生かしていれば乗りこえることができたものもあると思っている。

(3)いつもいうことだが、職員会議は情報交換・共有の場であるとともに、研修の場である。
 生徒指導情報などは、現状だけでなく、指導のプロセスに関する情報を発信するようにしてほしい。

◆9/22~23の両日は仙台で過ごした。
 職員旅行だ。
 全員そろって行動する旅程と、フリータイムがある。
 これまで、わたしの場合は「フリータイム」は「計画なし……」ということが多かったのだが、今回は珍しくビシッビシッと計画を立てた。

★9/22〈はやで8号〉08:56八戸発→10:26仙台着。
 12:00までフリータイムを使って、以前から機会があれば訪ねてみたいと思っていた、カフェのある古本屋〈book cafe 火星の庭〉(青葉区本町)へ。

★アート、絵本、文学などを中心にセレクトした古書に囲まれるように、コーヒーや紅茶、手づくりのスウィーツが楽しめるカフェがある。
 その他、期間限定で、古書セレクションやポエトリー・リーディング等が開かれる。

★火星の庭では、本と人間がどんなふうに存在しているのだろうか?
 その空間に自分の身を置き、呼吸してみたい。
 現在、わたしはわたしの古書店を構築中だが、ぜひその参考にしたい……と思ったのが、訪問の動機だ。
 一冊一冊の古書そのものよりも、書架の配置や構造、古書の並べ方ばかり見たり、書架と書架がT字型に重なる部分に手を突っ込んだりしているので、変な客だなぁ~と思われたかもしれまへん。


★火星の庭の書架

★自分の古書店の古書の背後には自分の人生がある。
 自分の古書店に身を置いていると、自分の人生のあこがれ・挑戦・苦しみ・悲哀・絶望等がおしよせてくる。
 いや、決してそれがイヤだと言っているのではない。
 仮にもう1度生き直すにしても、再びその「あこがれ」「挑戦」「苦しみ」「悲哀」「絶望」に出会いたいと思うが、それらに取り囲まれたとき息苦しさが伴うことは否定できない。

 他人の古書店(火星の庭)の古書の背後には無数の人々の人生がある。
 そして、その人々のあこがれ・挑戦・苦しみ・悲哀・絶望が存在しているというのは同じだ。
 しかし、自分のそれに比べると、息苦しさがなく、物語性が伴う。
 息苦しさがなくて、物語性が伴う「あこがれ」「挑戦」「苦しみ」「悲哀」「絶望」の空間。
 これが古書店のひとつの楽しみだ。
 ホンマ、宇宙空間に飛びだしたような感じでんなぁぁ~。

◆昼が近づいたとき、この「火星の庭」で大きな迷いに直面してしまった。

(1)12:00から〈伊達の牛タン本舗〉で全員そろって昼食をとることになっている。
 嘉瀬教頭から3分前に店の前に集合することときつく言われている。

(2)しかし、これをキャンセルして、火星の庭のcafeで食事をとりたい気持ちが生まれてきた。
 特に、メニューにある「ひよこ豆とレンズ豆のココナツカレー」を、けやき並木を眺めながら、ゆっくり静かに食べてみたいと思った。

(3)もうひとつ。
 12:00から仙台フォーラス前で自民党総裁選の街頭演説会が開かれる。2人の演説を間近に聞いてみたいという強い気持ちもある。

 さあ、どれを選択するか?


★火星の庭のcafe

〈掲示板へのカキコミ〉真姿 -2007/09/24(Mon) 20:15
(2)のココナツカレーかな?(『火星の庭』にチャーミングな火星人が存在していた)と、かなり迷いました。実際は(1)ではないですかね。(3)は絶対にない(福田氏優勢で決まっていた)
正解は(1)で、つまんないかなぁー?! 当たっていたら、嬉しいなぁ~。

〈掲示板へのカキコミ〉小春のパパ -2007/09/25(Tue) 12:46 No.223
 ・・・ん~。ココナツカレーは「お持ち帰り」で、結局(1)を選択した……かな?

(正解は掲示板をみてください)


安倍辞任という串で、特急つがるからの夕景と、モダン焼きと、100年インタビューとを突き刺す感じ

2007-09-21 20:37:48 | Weblog


★第2回県地域教育力推進協議会

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◆昨日、出張(第2回県地域教育力推進協議会)から、特急つがるに揺られて帰ってから、いつものようにお好み焼き(モダン焼き……生地のうえに焼きそばをならべ、そのうえから豚肉でつつみこむ)をやり、ウィスキー飲みながらTV「100年インタビュー・井上ひさし」を観ているうちに、少し飲み過ぎてしまったようだ。

 朝、目が覚め、やや二日酔いの頭で、またまた安倍首相辞任のことを考えてしまった。
 安倍辞任という串で、特急つがるの車窓から眺めた夕景と、モダン焼きと、100年インタビューとをグジュッと突き刺す感じだ。
 辞意の真相はわからない。
 しかし、こういう事態に至っていく、負の大きな流れの中核は、外因ではなく、内因、すなわち安倍首相自身である。
 具体的事案に即していえば、靖国参拝の曖昧戦術だ。
 電撃的訪中で曖昧戦術の味をしめたことが、あとあとまで尾をひき、最終的には「曖昧戦術」が首相のトレードマークのようになってしまった。
 「参拝するとも、参拝しないとも言わない」という戦術は対中国にはいいかもしれないが、首相の真の支持層には通用しない。
 先日も「アイデンティティの危機に寄り添う」で述べたが、わたしはアイデンティティを、時間(垂直)軸と空間(水平)軸の2軸に分けてとらえている。
 「時間軸」は、もちろん自己の時間的・歴史的連続性、つながり。
 「空間軸」は、所属する社会との連続性、つながりである。
 首相の曖昧戦術は、まず自己のアイデンティティを断ち切ってしまった。
 そして、心の底から支持してくれる人々とのアイデンティティをも断ち切ってしまった。
 どちらか一方がつながっていればなんとかなる……ま、できれば「時間軸」でつながっているのがベター……というのが、わたしの人生観だが、両軸とも切断されてしまった人物の、その語りでは、もうなにも動かすことができないし、また、報道パワーに打ち勝つこともできない。
 では、安倍首相はどうすればよかったのか?……←もちろん、このことについて語りたいのだが、とにかく出勤準備をしなければいけないので、ここで中断する。


★帰路、プラットホームで見つけた大阪行日本海

◆朝食は(最近のマイブームなのだが)サランラップでくるんでおいた、昨夜のお好み焼きの半分をレンジで熟成して食べる。
 お好み焼きを次の朝に食べる場合は、最初に焼く時点でサクサク度とホカホカ度のうち、ホカホカ度を強めにしておくと、おしいく食べられる。

 残念ながら昨夜はサクサク度が強かったため(←生地のうえに焼きそばをならべ、豚肉で包みこみ、ひっくり返したとき、携帯電話がなり、焼き方をコントロールできなくなったのが原因)、けさはボソボソとしておいしくない。

◆学校はきょうから第3次試験(2学期中間試験)の準備週間に入った。
 職員朝会で今週末から来週にかけてのわたしの目標を提示する。
 「試験準備週間=教師の授業力向上5原則の総チェック週間」
 子どもたちは普段もがんばっているが、今週から来週にかけて集中的に、特に狭義の学力の定着に力いっぱい取り組む期間だ。
 この集中的に取り組むプロセスに即して、本校の「授業力向上の5原則」と(生徒の)「学力向上5原則」を強く意識して取り組む、あるいは取り組ませることが、この週のポイントだ。

 補足として、(1)「この時間はみなさんの試験勉強のために自習にしますぅぅ」というのは厳禁。こんなことをやる民間塾はない。公立中学校プロ教師の威信にかけて「学力がつき、かつ楽しい50分間の授業」をめざそう!

(2)わたしは現役の国語教師の時、子どもたちが家に帰って「さあ、試験勉強しよう、なにからやろうかな?」と考えたとき、「まず国語からやろう!と思わせるために、いろいろ工夫した。
 工夫の内容は秘密だ(*^_^*)
 とにかく社会や数学に負けない工夫をした(*^_^*)。
 各教科がこういう工夫をしあうことが、家庭学習の習慣につながる。(職員朝会のコメントのおおよその内容、以上)


★安倍氏のことを考えていたら招魂社にお参りしたくなった。
ひとつの敗戦記念日やね

◆なお、みなみ中は試験準備週間=教師の試験問題作成期間であるため、休み時間など生徒は職員室に入ることはできるが、来校者は職員室ではなく、校長室に入っていただき、校長室で面談したり、支払事務をしたりしてもらっている。
 取り次ぎは、わたしがやる。

 JTB、自動車会社(ホンダA、ホンダB)、ベネッセ、はんこの水晶堂、木村書店A、木村書店B、近畿日本ツーリストA、1学年保護者、メール便業者、近畿日本ツーリストB、トップツアー、フコク生命、信用金庫……と、なかなかにぎやかだ。

◆「わいく編集部の取材インタビューに答える」のつづき(№2)をアップする。

(7)すこやかみなみネットでは次のような事業を展開している。
 A〈子ども・大人の体験活動の充実〉
  ・あいさつ運動
  ・小・中学校、公民館文化祭等への支援
 B〈地域防災・防犯対策の充実〉
  ・地域防災・防犯訓練の実施
  ・地域巡回活動(定期巡回&不定期巡回)
 C〈南小・南中PTA合同研修会&レクの充実〉
  ・思春期子育て講座の実施
  ・南小・南中合同PTA救急救助法講習会
  ・みなみネット杯小中合同レクリエーション大会
  ・小中PTA合同新年会

(8)また今年度からの新事業として

 D〈南小・南中協働による「すこやかみなみネット通信」の発行〉。
 これは、発足時以来の懸案の課題だったが、それぞれの学校通信に「すこやかみなみネット情報」の共通部分を設けることでクリアーしようというものだ。

 E〈地域行事への児童・生徒の参加奨励〉
 部活動等との調整を行い、児童・生徒を積極的に地域の行事(例=運動会等)に参加させる。
 青少年期といわれる年代に、同年代の友人や教師以外の地域の方々とのコミュニケーションおよぴ地域活動・地域行事などを通して、思いやり、協調性、感謝の心、連帯感、地域の一員としての自覚を育て、さらに大きく成長させたい。

 F〈すこやかみなみネット・ボランティア人材バンクの創設〉
 学校と地域が協働して教育活動を展開するために、すこやかみなみネット・ボランティア人材バンクの創設する。
 ◇対象=PTA会員、PTAのOB、地域の人々(原則として学区内)
 ◇活動部門(例)
 ・教科指導(含 総合的な学習・道徳等)の支援部門
 ・学校行事の支援部門
 ・読み聞かせ等図書館活動支援部門
 ・花壇づくり、後者修理等環境づくり部門
 ・登下校の安全確保、学区巡視部門
 ・部活動の支援部門
 ・ボランティアセンター部門(人材バンクの管理・コーディネート)
 最後のボランティアセンター部門を、すこやかみなみネット事業として位置づける構想だ。
 いろいろなシステムが考えられる。
 詳細は今後の検討課題である。

(9)中核となる組織は、みなみ小・中の各PTA総務委員会→小・中合同PTA総務委員会→すこやかみなみネット事業推進委員会。

 すこやかみなみネット事業推進委員会のメンバは次のとおりだ。
 ・小・中PTA 会長・副会長(総務委員長)
 ・事業内容に関連のある各総務委員=各委員会委員長
 ・小・中学校校長、教頭、教務主任、すこやかみなみネット担当者
 なお、すこやかみなみネット会長はみなみ中PTA会長、副会長はみなみ小PTA会長が務める。

(10)地域情報交換会
 地域情報交換会は、すこやかみなみネットのメイン事業で、人口11412人、4300世帯の地域の諸団体の方々が一堂に会し、子どもたちの健全育成に関して情報交換をする場だ。

 学校・家庭・地域の連携(いわゆる学社連携)は、〈情報交換の段階〉→〈連携の段階〉→〈融合の段階〉があるといわれるが、これまでのわたしの経験からいうと、実は〈情報交換の段階〉がいちばんむずかしい。
 形式的でなく、押しつけでなく、精神ののびやかなつながりのなかで、情報交換がなされないと、なにも生まれない。
 この点、すこやかみなみネットは、適切に情報交換が行われ、そのことから、ごく自然に連携・融合活動が創出されつつある。

 参加団体については次のとおりだ。
 白銀台町内連合会会長・大久保地区連合町内会会長・岬台地区連合町内会会長・白銀南公民館長・白銀地区青少年生活指導協議会会長・白銀交番所長・白銀台警察官駐在所所長・安協大久保支部支部長・安協岬白銀台支部支部長・白銀地区防犯協会会長・岬白銀台防犯協会会長・消防団第6分団長・白銀南こども会育成協議会会長・少年指導員・保護司・南小南中学校評議員・南地区社会福祉協議会(主任児童委員等)・少年指導協力員などである。

 会場はみなみ小・中の図書室を交互に使っている。
 毎回、約90名が集まるが、教職員の参加も多いのが、すこやかみなみネットの特徴だ。

(わいぐ編集部の取材に関する記事は、これが2回目だ。徐々に本論に入りつつある。まだまだつづくが、きょうのアップはここまで。つづきの3回目は後日、アップする。)


今回の加藤陽子氏の発言で、あのアホの世界はわたしのふるさと大阪市・生野区やったんかということになった

2007-09-19 06:08:51 | Weblog


★わたしの出身地=大阪市生野区の光景

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◆先日の読売新聞の読書欄にエッ?と思う記事があった。

 まず読者の質問→「布団から出ないまま、完全に覚醒しない頭でのんびり読書するのは、休日限定の楽しみ。そんな朝を満喫できる本を紹介してください。(東京都 ひろみさん 36歳)」

 これに回答した加藤陽子(東京大学准教授)のコメントの中に、わたしの出身地が出てきて、ドキッ!

 回答→「目覚めた時(中略)1日でいちばん頭が悪い状態なので、周りの人間もアホということにしてのんびりするのはいかが?」

 この「アホ」との関連で、わたしの出身地が登場します。(つづく)

 加藤陽子「大阪は生野区出身の東野圭吾の『あの頃のぼくらはアホでした』(集英社文庫)に、見事なまでに貫徹された公立学校人生の妙味が堪能できます」と。


◆東野圭吾氏のことは名前程度は知っている。
 たしか、1年前か、2年前か……彼の『秘密』が読みさしのままになっているはずだ。

 わたしは、朝「完全に覚醒しない頭でのんびり読書する」という習慣はない。
 逆に、夜眠る前の、「覚醒」から「半覚半睡」の状態に徐々に移行していく、いわば「夢の直前」の、トロける読書をときどきやる(といっても、それが好きだというわけではない……。もう少し言えば、覚醒したベストの頭で読むほどではないけれども、なんとなく気になる本がある……という場合だ。)。

 今、その本があるかどうかチェックにいったら、枕元から少し離れたところに、あった(^0^*オッホホ)
 400ページ以上のぶ厚い文庫本だった。

 43ページにしおりがはさんである。
 ストーリーもなにも記憶にない。
 たぶん、読みつづける意欲がなかったのだろう。



◆さて、その東野圭吾の『あの頃のぼくらはアホでした』(集英社文庫)だが、も実はこの書物も、東野圭吾以上に強く記憶に残っている。
 某新聞社が主催する夏休み・冬休みの読書感想文コンクールの審査を担当していた頃、その対象作品になっていて、夏休みだったか冬休みだったかの直前に新聞社の人が届けてくれたダンボール箱の中に入っていた。
(要するに、このダンボールの中の本を読むというのが、わたしの宿題ということやね。わたしにはもちろん夏休みも冬休みもないわけやから、その読破というのはホンマ、地獄の苦しみやったね。)

 わたしのやり方は、その数十冊の本を、まず既読と未読に分ける。
 その未読の本を次から次にかじり読みしていく。
 おもしろければ読みつづけるし、おもしろくなければそのままにしておいて、夏休み、あるいは冬休みの終わりに、運悪く応募作品のなかにそれを対象にした感想文があれば(ま、仕方なく)つづきを読む……ということにしている。

 『あの頃のぼくらはアホでした』は、未読で、かじり読みし、10ページくらい読んだところでそのままにし、かつ、応募作品のなかにもなかったということで、そのままになっていた文庫本だった。
 ま、そんなもんを読んで感想文を書こうと思うむアホもいなかったということやね。

◆正直にいうけど、かじり読みした段階で、わたしの感覚では、あまりにもアホらしく(←これ、ホンマです)、いやもう、ついでやからもっと正直にいうと、あまりにも非文学的で、ホンマ、この℃アホが時間をかけてこんなもん書きよって、またこんなアホなもんを発行しようと考える本屋があって、またまたこれを読書感想文対象にしようとした新聞社がぁぁぁぁ……という感じで、この「感じ」が強烈に頭の隅に刻み込まれていたということだ。

 それが今回、加藤陽子氏の「大阪は生野区出身の東野圭吾の『あの頃のぼくらはアホでした』」発言で、へェェ~、あのアホの世界は、わたしのふるさと大阪市・生野区やったんか……ということになった。
 (東野圭吾氏が大阪市の出身で、大阪府立大学を卒業しているということは知っていたが、生野区出身ということはわからなかった。)

 ということで、8月から構築中のわたしの「古書店」に入ってさがしてみたら、上部の書棚が下の方向にたるんでくるのを防ぐための支えに使っている横積みの文庫本のなかに、ありましたよ。(つづく)


十数年前から、いわば「思考&判断停止領域」を自分の精神のうちに設定するようになった

2007-09-17 16:31:02 | Weblog


★市中体秋季大会壮行式で決意を述べるサッカー部


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◆十数年前から、いわば「思考&判断停止領域」を自分の精神のうちに設定するようになった。

 たとえば、戦後レジーム(この国をかたちづくる憲法や教育基本法など、日本がアメリカに占領されていた時代に制定されたまま半世紀以上経ったもの)からの脱却の象徴としての憲法改正問題には、積極的に情報を収集し、思考し、自らの判断を下す。
 また、その戦後レジームからの脱却の一環としての教育改革にも、もちろん思考し、判断を下す。(←これはあたりまえだ)

 しかし、年金記録問題、社会保険庁改革、再チャレンジ支援などについては、いっさい思考はしない。
 判断も下さない。
 他の人の意見を「う~ん」「ほ~」「なるほど~」と受け流しているだけだ。
 これが「思考&判断停止領域」だ。

 こんなことでいいのかなぁ~?と思わないでもないが、この「思考&判断停止領域」設定という選択肢があるおかげで、ずいぶんと気持ちが楽になった。
 その領域に対しては資料収集もしないし、読み込みもしないから、時間もお金もかからない。
 ま、その分、エネルギーを専門領域に割り振ることができる。

◆突然の安倍首相の辞任表明については、熱烈な安倍ファンとしては、ここまで議論してきた重要な政策が断絶してしまい、ほんとうにほんとうに残念でならないが、退陣そのものについては「思考&判断停止領域」に属する。

 だから、「政局が読めず辞める時を誤った」「首相の周辺から『お友だち』かいなくなったから」「統治能力のなさを見せた」「美しい国でゆきづまった」……等々、諸氏のコメントを「う~ん」「ほ~」「なるほど~」と受け流している。

 ただ、1点だけ、「全身全霊で打ち込める」かどうかを安倍首相が自問自答し、苦渋の末にくだした決断なのか、あるいは、本人は改革継続を完遂する意志があったにもかかわらず、他の人物からの強い説得を受けて下した決断なのか……これだけが気になってしかたがない。

◆安倍昭恵夫人について、一度、おもしろいなと思ったことがある。
 内閣改造の前だったと思うが、記者のインタビューにこたえて昭恵夫人が「夫は食事ものどに通らないみたいですぅぅ~」「わたしが話しかけても聞いているのか聞いていないかのわからない状態なんですぅぅぅぅ~」と語っていた。

 これを聞いた瞬間、前後の脈略なしに、戦場ジャーナリスト橋田信介氏が亡くなったときの橋田幸子夫人の記者会見を思い出した。
 橋田夫人は「自分は覚悟していた。本人も覚悟しているはずなので、本望だと思う」と語った。
 この語りで橋田信介氏の戦場ジャーナリスト魂が鮮明に浮かびあがり、多くの人の心を打った。

 昭恵夫人には、橋田夫人ほどの覚悟はないかもしれないが、「食事ものどに通らないみたいですぅぅ~」はいいなぁ~と思った。
 この語りで(夫人のブログ「安倍昭恵のスマイルトーク」はつまらないが)道が切り開けるかもしれないと思った。
 しかし、これももうかなわなくなってしまった。


3年掲示板に「みなみ中の未来のために」とあったが、きょうのみなさんの応援は、みなみ中の未来への応援だ

2007-09-13 21:45:21 | Weblog


★壮行式・入場する選手団

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◆帰路、はなむけ号が、徐々に家に近づき、庭がわたしの視野に入ってきた。
 レオンの小屋の前が、なんだかにぎやかだ。
 赤や黄色のプラスチックの皿がいっぱい並んでいる。
 おお! レオンはなにをして遊んでいるのだろう!?
 なにを食べさせてもらったのだろう!?
 と、思った瞬間、カラフルな皿に見えたのは落ち葉だった。
 そして、レオンは6月に亡くなったのだった。
 こういう瞬間は、ホンマ、かなしい。


★入場する野球部の選手たち


◆〈9/13壮行式・式辞〉

 3年生を中心にした市中体が終わったあと、新チームになり、7月、8月、9月と、暑い夏の厳しい練習を乗りこえて、きょうの日を迎えることができました。
 暑い夏の練習は、これからの君たちの長い人生の、ひとつの年輪を形成する、魂の原風景になるものと思います。
 また、2年生については、入学以来、君たちを見守ってきた地域の方々、保護者の方々、先生方は、きょうの、この姿を見て、きっと「こんなに成長したんだぁ」と感激されていることと思います。
 わたしもそのひとりです。
 ほんとうにおめでとう。

◆さて、壮行式にあたり、選手諸君に2点お話をします。
 第1点は、わたしがみなみ中の合唱部と、少し前ですけれども、全国大会に行ったときのことです。
 会場にアナウンス=東北ブロック代表、青森県八戸市立白銀南中学校……とアナウンスがあって、プラカードを先頭に合唱部が入場したとき、それまではなかったザワザワ、ザワザワ……がありました。
 小さな声で話をしているのですが、数が多いので大きなザワザワになります。
 なにを言っているのかと思い、注意して聞いてみると、「白銀南だ」「今度は白銀南だ」……。
 わたしは、ああ、みなみは有名なんだなぁ~と思いました。
 で、演奏が終わり、拍手があって、そのあと、またスゴイ、ザワザワ、ザワザワがありました。
 今度は「さすが」「これが白銀南の合唱なんだね」「独特の音だね」
 わたしは、ああ、白銀南をこんなふうにみんな期待して、聴いて、みてくれているんだなぁ~とたいへんうれしくなりました。
 しかし、みなさん、これは、決して合唱部だけではありません。
 サッカー、野球、卓球、陸上……など、みんな同じです。
 中学生ですから、まだまだ未熟だという大きな謙虚さをもちつつ、しかし、みなみ中の代表として、「これがみなみの合唱だ」と同じように「これがみなみのバスケだ」「これがみなみのテニスだ」という誇りをもって臨んでほしい、そして、品格ある態度で臨んでほしいと思います。


★入場するソフトボール部の選手たち

◆第2点
 これは(時間の関係で)短く言います。
 今年の夏の高校野球の佐賀北高もそうでしたが、1プレー、1プレー、1イニング、1イニング、1試合、1試合、強くなっていくチームがあります。
 反対に、いつまでたってもあんまり変わらない、成長しないチームがあります。
 成長しないチームは、試合の初めにやったミスを、また後半になってもやります。
 みなさんには1プレー、1プレー、成長していくチームになってほしいと思います。
 そのためには、今、なにが悪かったのか、次はどうすればいいのかを、自分で、チームで冷静に考えること、そして、その課題にチーム全体で気合いを入れて向かっていくこと。
 冷静に考えること、その課題に気合いを入れて向かっていくこと、これが大切です。

 これがみなみだという誇りと、課題に向かう気合いで、みなみらしく最後の最後まで勝利を信じ、友を信じ、奮闘努力してくれることを強く期待します。


★ステージで決意を述べる野球部員

◆最後になりましたが、文化部を中心とした応援団のみなさん、みなさんの応援は本校の自慢・誇りのひとつです。
 母校の応援を受ける、あるいは母校の応援ができるって、ほんとうにしあわせなことです。
 応援する人も、される人も、「ああ、みなみの生徒でよかった」と心から思える応援活動をしましょう。
 3年生のみなさん、きょうはありがとう。
 3年の階段の掲示板に「みなみ中の未来のために」とありましたが、きょうのみなさんの応援は、みなみ中の未来への応援だと思って聴いていました。

◆むすびに、コーチのみなさま、地域のみなさま、保護者のみなさま、そして、先生方、これまでのご指導・ご支援、ほんとうにありがとうございました。
 みなさまへの感謝と敬意の気持ちを表し、また大会中の生徒たちの健闘を祈念し、あいさつといたします。


シモサキ君、行って、そのあなたの憂愁の深さのほどに、明るくエスタシオンを彩れぇぇぇぇ……!

2007-09-11 21:23:56 | Weblog


★全校朝会で鷹の視力&ハリネズミの聴力を語るわたし


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◆昨夜から肋間神経痛(←ほとんど持病。今回は右肋骨中央部の下)で苦しめられる。
 帰宅時のバスの中でキリキリと痛みはじめる。
 夕食後、バファリン2錠服用。
 いったん治まるが、午前2時頃、再び強い痛みで目が覚める。
 がまんできず、牛乳を飲み、胃薬を飲み、再びバファリン2錠服用。
 けさ、通勤準備中、1回だけ痛みが走ったが、あとは治まる。

◆全校朝会。
〈表彰状伝達〉
・陸上=熊谷君 県大会夏季大会400m2位・東北大会400m2位
・水泳=武田さん 県大会夏季大会100mバタ6位・200mバタ5位
・ソフトテニス=鈴木君・川口君 八戸市新人大会5位
・合唱部=NHK全国学校音楽コンクール八戸地区予選金賞・同県大会金賞・同東北コンクール銅賞・全日本合唱コンクール青森県大会金賞

〈わたしのスピーチ〉
 表彰のあと、動物の能力(例=鷹の視力 ハリネズミの聴力)と人間の能力(例=10年後、20年後の自分を考える能力)を対比させるかたちで、進路設計について語る。
 始業式・式辞の延長だが、その人間だけがもつ能力を発揮し、なりたい自分の姿を突き詰めて考えると同時に、なりたい自分になるための努力の方法を突き詰めて考えよう……という話。
 目標の数値化を提案する。

◆午前中、千葉学園高等学校の寺戸T、来校。
 提供していただいた資料の中に「千葉学園まちなか企画!」というポスターがあった。
 9/29(土)、9/30(日)10:00~16:00
 会場 エスタシオン

 千葉幼稚園・第2千葉幼稚園・第3千葉幼稚園・千葉学園高等学校・向陵高等学校の合同開催。
 内容は、会場1階=「わたしたちのまち はちのへ」~幼稚園の子どもたちが作った八戸の地図にみんなの家を書き込もう!~
 会場2階=「まちの手仕事」「まちのたべもの」「まちの健康」「まちの情報」「羽仁もと子の歩いた道~八戸に生まれた偉大な教育者~」
 このほか、参加料100円で「ぐるっとまちなかスタンプラリー~街に関するクイズ&問題に挑戦!~」というのもある。

 創立100周年の千葉学園と創設元年のエスタシオンの結合がおもしろい。
 エスタシオンの管理・運営にあたっているシモサキ君も張りきっていることだろう。
 ただ、人々が、遠く近く明るく暗く、あちこちから呼び出され、呼び寄せられ、エスタシオンの穴蔵へと溶けこんでいって……というところまではイメージできるが、そのあとが、わたしの頭のなかではなんだか不鮮明だ。
 だから、シモサキ君、行って、そのあなたの憂愁の深さのほどに、明るくエスタシオンを彩れぇぇぇぇ……!

 これを職員室で話題にしていたら、本校の西塚Tも「呼び寄せられる」ひとりだということがわかった。
「幼稚園の保護者として運営に携わることになっている」といっている。
 この土・日、わたしはあちこちの学社連携・融合フォーラムのへの参加が決まっているが、なんとか日程を調整して、現時点では不鮮明なイメージをこの眼で確かめてみたいと思っている。
 がんばれ、エスタシオン!


★市中体の応援リーダーになるために特訓する科学部員

◆同じく午前中、八戸地区防犯協会の方が、9/7に開催された第55回少年防犯弁論大会で第1位となった3年小笠原尚子さん(演題「いいのかな?いいのかな?」)の賞状、トロフィー、優勝旗を届けてくださった。
 大会当日、台風接近のため、成績発表&表彰は後日となったことに伴うものだ。

◆わいぐ編集部の取材のつづきをアップする予定だったが、わたしのエネルギーが尽きたことを理由に、明日アップに変更する。


「ふれあいセンターわいぐ」の情報誌編集部から、すこやかみなみネット事業について取材を受ける

2007-09-10 20:32:43 | Weblog


★八戸市社会福祉協議会の間山さんとわいぐの平賀さん


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◆八戸市市民活動サポートセンター「ふれあいセンターわいぐ」の情報誌編集部から、本学区で展開している「すこやかみなみネット事業」について取材を受ける。

 ふれあいセンターわいぐは、2002年6月、八戸市総合福祉会館3階にオープンした。
 市民活動団体やボランティア団体やこれからボランティア等の活動を始める人々の活動拠点として各種の事業を展開している。
 主な事業として
(1)市民活動団体に関する情報収集・情報提供
(2)交流サロン(打ち合わせスペース)の提供
(3)ワークステーション(作業スペース)の提供
(4)利用者・利用団体間の連絡・調整・相談
(5)情報誌の発行
(6)交流会議開催……等々。

◆取材に来てくださった方は、八戸市社会福祉協議会の間山さんとわいぐの平賀さん。

 わたしが語った骨子は次のとおりだ。

(1)一般論だが、現在の日本は、残念なことに、学校・家庭・地域の教育のバランスが崩れている。
 口の悪い教育学者にいわせれば「学校の教育丸抱え体制」あるいは「学校の教育独占体制」状態。
 これが日本の教育危機の元凶だ。
 このバランスの悪さを改善しないで、いろいろな施策を展開してもなかなか効果はあがらない。
 逆にいうと、このバランスさえよくなれば、日本の教育はまだまだ大丈夫だ。
 すこやかみなみネットは、このバランスの悪さを改善するために、学校・家庭・地域、互いの自立性・自主性・特性を確保しつつ、協力・強調関係を創り、それぞれを活性化することをねらいとしている。


★ふれあいセンターわいぐ編集部から取材を受ける

(2)すこやかみなみネットは、みなみ小・みなみ中のPTAが主体となり、小・中の強い連携を軸に、テーマを子どもたちの健全育成・安全確保に限定し、学校および地域における関係諸団体とのあいだにゆるやかにネットワークを形成しようとするものである。
 ポイントとして、
・ネットワークの中核がPTAであること。
・そのPTAが小中で連携・融合していること。
・ネットワークのテーマを(慎重に)限定していること。

(3)テーマの限定については、このテーマが地域の諸団体が合意しやすいし、また、あまり広げないほうが取り組みやすいと考えたからだ。
 ターゲットを変えていくと、すなわち、荷の軽い協働から荷の重い協働にギアを切り替えると、ネットワークの質が変わっていくと思う。
 ただ、その際、よほど慎重にやらないと、一瞬のうちにネットが崩壊することもある。

(4)ネットワークの中核としてPTAに期待していることについて。
 本学区は、地区安協、防犯など諸団体が活躍している。
 しかし(考えてみれば、当然のことなのだが)諸団体はもともとは他との違いをエネルギーにしている。
 だから、本質的には連携とか融合を前提にしているわけではない。
 学校もそうだ。
 だから、専門分野に特化した地域諸団体とは別に、たえず協働を目的(例=学校・家庭・地域との連携・融合・協働を安定させ、継続させることを目的)とした団体を考えていく必要がある。
 わたしはこの有力候補のひとつがPTAだと考えている。
 PTA会員は、学校の保護者であり、かつ地域の住民である。
 だから、その存在自体が既にネットワークの芽を内包していることになる。

(5)すこやかみなみネットがめざす地域像は、おおよそ次の4点だ。
・子どもの成長を親と教師と地域の人で確かめることができるみなみ学区
・子どもの成長にあわせて、大人自身がさまざまなことに気づき、自らも成長するみなみ学区。
・子どもの課題を見過ごさず、力を合わせてそれに対処できるみなみ学区
・子どもの課題をとおして見えてくるさまざまな地域課題に対して、主体性をもって取り組むみなみ学区。

(6)わいぐ編集部の取材のテーマが「まちづくり・仕掛け人シリーズ」(←正しい表記はこうではなかったかもしれないが、ま、こういう方向性のテーマ)だったので、それに応えて。

 みなみ中に赴任した年、すなわち16年度の後半からネットワーク結成の準備に入ったが、本格的な動きは、17年6月のみなみ小・中合同PTA総務委員会だった。
 この合同総務委員会で、はじめて「すこやかみなみネット事業」の具体的な内容を提示し、やるかやらないかについて話しあわれた。
 やっとここまでこぎつけたという思いがあったが、しかし、冒頭から紛糾した。
 流れとしては大きく「反対」に傾いた。
 理由は、
・これ以上、役員会の回数が増えるのは負担だ
・小中のどちらが音頭をとるのか、あいまいだ
・地域の他団体との交流はプレッシャーだ。

 「仕掛け人」としてはここで、(ま、こういうネットワークづくりをライフワークとしているのでほんとうにつらいことだが……)、今回は、「挫折」「失敗」「仕掛け損ない」「破局」……だと判断して、ここはいったん撤退し、もう1度はじめからやりなおそうと、会場の片隅で思っていた。

 当日、最後の最後の段階で、その流れが反転し、すこやかみなみネット創設の運びになったわけだが、それは「地域の子どもは地域で育てる。その中核は子どもの親であるPTAががんばらないといけない」というPTA幹部の熱く強い気概があったからだ。
 加えて、この小・中PTAを核にして地域ネットワークをひろげることができたのは、その「気概」を認め、支え、応援してくれた地域諸団体の「地域をあげて教育コミュニティーづくりに取り組もう」という高い理念があったからだ。
 このどちらが欠けてもすこやかみなみネットは創設できなかったと思う。
 ネットワークづくりは惑星の誕生プロセスに似ている。
 ロマンを感じる。
(わいぐ編集部の取材は、これを前置きとして、まだまだつづくが、きょうのアップはここまで。つづきは明日、アップする。)

◆わいぐ取材のあと、11時45分から主任会。
 わたしからは、教務週報20号掲載のわたし及び各校務分掌部長の目標について触れる(=念を押す)。

 わたしの目標=「学校・学年・学級への誇りと愛着(学ぶ喜びを通して全員に)」
 その子どもは、勉強という点では学級への愛着を感じていないが、勉強以外では感じている……というのは不可。
 必ず勉強の喜びを通して。
 「わかった」「できた」という学びの喜びを保証するために、本校の「指導力向上5原則」のひとつ「全員に50分の学習活動を保証する」の「学習活動(作業)」の実態を把握しつつ、授業改善を図っていきたい……ということを強調。

◆雨の中を市営バスで帰宅。
 南部バスの岬台線が廃止になってから、本数は激減するし、わたしの家の近くを経由するバスがなくなるし、ホンマに不便になった。
 十六日町で下車。
 神明宮→新荒町→根城ユニバース……とマラソンをして帰る。
 これも人生だぁぁ。


きょうは、使い残りのエネルギーをキープしたままむかえる、ひさしぶりの休日……という感じがする

2007-09-08 14:25:21 | Weblog


★まん鉄でM子さんと豚玉の焼き比べをするわたし(撮影はM子さん)

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◆きょうは、使い残りのエネルギーをキープしたままむかえる、ひさしぶりの休日……という感じがする。

 朝食は、昨夜の残りのお好み焼き(モダン焼き)を電子レンジで熟成させて食べる。

 最近は、連続してモダン焼きだ。
 モダン焼きが気に入ったからというより、残った中華麺を早く使ってしまいたいから。

 鉄板に生地をひろげてから、その隣で中華麺を炒め、軽く塩コショウする。
 それを生地の上にのせ、その上から包むように豚肉(豚ロースしゃぶサラダ用←いろんな豚肉を使ってみたが、これがいい)をピッチリと並べる。
 これを4分以内にやる。
 だから、豚玉にくらべ、モダン焼きはややせわしい感じがする。
 それをひっくり返して6分間焼いて完成。(鉄板の温度=210℃)

〈補足〉
(1)理由はわからないが、豚玉の場合、ときどき作り損ね(ベッチャリ状態とかガッチリ状態)があるが、モダン焼きはそれがない。豚玉との違いは、生地と豚肉とのあいだに炒めた中華麺が入っているだけ。
 この中華麺がなにか作用しているのだろうか?
 よくわからない。

(2)生地は水分と混ぜてから少しねかせたいのたが、ベーキングパウダーを使っている場合、ベーキングパウダーが結構激しく反応してしまう。
 で、今、わたしがとっている方法は、たとえば、お好み焼き粉40グラム、水分40ccの場合、水分30ccでお好み焼き粉を溶いてしばらくねかせる。
 そして、直前にベーキングパウダーを水分10ccに溶かして、それをねかせた生地に入れ、かき混ぜるという方法をとっている。
 これほどこだわる必要があるのかどうかわからない。

 この(1)(2)について、なにかいい情報があったら教えていただきたい。


★焼き比べの豚玉。右がわたしの豚玉。

◆熟成お好み焼きを食べたあと、身体を太陽に当てたかったので、折りたたみ自転車に乗って根城城趾を訪れる。
 ついでに博物館の鉄道展ものぞく計画だったが、わたしの勘違いで鉄道展は9/22からだった。

 30分ほど、根城城趾内をユルユルと走る。
 わたしのずっと前方を本丸に向かって歩いている一組の老夫婦がいるだけだった。

 わたしは上野公園内の不忍池のほとりから眺める東京の街が大好きだ。
 同じ感覚で、きょう、根城城趾内のよく繁った木立のあいだから八戸の街を眺めた。
 台風一過の青空に下で、八戸の街がキラキラと輝いていた。

〈夜来の台風にひとりはぐれた白い雲が
 気のとほくなるほど澄みに澄んだ
 かぐはしい大気の空をながれてゆく
 太陽の燃えかがやく野の景観に
 それがおほきく落とす静かな影は
 ……さよなら……さやうなら……
 ……さよなら……さやうなら……〉

 思わず伊東静雄の詩句を口ずさんでしまった。

◆おとといの夕刻末、八戸市中央公民館で田舎館村教育委員会の川上氏と会った。

 10/13 田舎館村文化会館で講演をすることになっているが、川上氏がたまたま別件で来八したので、講演の詳細について打ち合わせることになったのだ。

 講演会は、田舎館村で展開している「地域により学校支援の基盤強化事業」の一環として開かれるものだ。
 参加者は、一般村民、学校教職員、小中学校保護者、ボランティア実践者。
 ねらいは「学校支援ボランティアについて理解と関心を深めるとともに、学校と地域の協働を推進しながら、子どもの活動を多面的に支援する学校支援ボランティアを養成する」となっている。

 わたしは学校経営者と社会教育行政担当者という両面を内包している人間だ。
 両面がわたしのからだの中にしみこんでいる。
 両面がしみこんでいる人間にしか語れないという内容がある。
 当日は、それを整理して語ろうと思う。
 そして、語ることによって、田舎館村から学ぼうと思う。


8/24の自分のテンションと、きのうのテンションとの違い、その大きさにショックを受けた

2007-09-06 19:50:56 | Weblog

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◆2学期始業式・体育館ステージで〈夏の空に顔を出したひまわりの花が大好きだ。毎日毎日、太陽のほうに顔を向けて、キラキラと輝いている。今は、そのひまわりも「ああ、もう夏も終わりだなぁ~」と思いながら、夏の最後の光を受けて咲いている〉と話したのが、8/24
 〈夏の最後の光を受けて〉は、ほんとうは〈夏の最後の光輝を受けて〉としたかったのだが、100%音声表現の式辞だと「コウキ」となってしまいイメージが伝わらないので、あきらめた。
 その分、100%文字表現の学校通信「すこやかみなみネット通信」では、〈最後の光輝を浴びて〉とした。
 その通信の発行が8/29

 8/30、8/31は、〈地域コーディネーター養成講座〉や校長会のため出張。

 9/1(土)体育祭予行
 9/2(日)体育祭

◆どうしてこういうことを記述しているのかというと、8/24前後の自分に充満していたテンションと、きのう、きょうのテンションとの違い(←まるで「異質」だ)、その大きさにショックを受け、その変わり目をさぐりたいと思っているからだ。
 ま、意味のない行為かもしれないけれど……。

 体育祭にむけての全体練習がはじまったのが8/27
 教師は「立ち職」である。
 授業があれば、何時間でもずっと立ちつづけている。
 これがしみついているから、わたしも全体練習、予行、体育祭当日とずっと立ちつづけていた。

 9/1(土)予行の日の降水確率は70%だったが、プログラムを進めているうちに、抜けるような青空がひろがりはじめた。
 子どもたちの「変容」の具合がはっきりと目に見える、いい予行だった。
 9/2(日)本番は、逆に降水確率20%だったが、開会式直前に強い雨が降り、60分間、開始を遅らせた。
 午前9時30分に開会してからは雨に降られることはなく、途中、一時的に晴れ間ものぞく天候だった。

 〈開会式でのわたしのあいさつ〉
 (前略) これまでも言いつづけてきたように、これまでのみなみ中の歴史の中で、
 ・スピードにおいて№1になろう
 ・パワーにおいて№1になろう
 ・団結力において№1になろう
 ・規律とマナーにおいて№1になろう。
 昨年の3年生も№1になろうと努力していました。
 一昨年の3年生も1ミリでも1秒でも上回ろうと努力していました。
 その努力の歴史が、君たちの、今、ここにいるみなさんの精神に宿っています。
 これが伝統というものです。
 この伝統を爆発させて、伝統のトップに立ってほしい。

 きょうは日頃、わたしたちを支えてくださっている地域の方々、保護者の方々、先輩のみなさんに来ていただいています。
 そのみなさんに、№1めざしてがんばります、見ていてくださいという気持ちで……各軍、各自が奮闘努力してくれることを期待します。(後略)

◆掲示板には保護者(←たぶん)の方から次のようなカキコミがあった。

★3年生、すばらしい!!
 リーダーシップがとれる学年に成長してました。
 自分のためではなく「軍」のためにという気持ちがが伝わってきました。
 男子生徒の良さが発揮されて力強い体育祭でした!
 長距離走への子供達の思い入れに応えてあげられなかったのが、ちょっぴり残念でしたが、「その分、綱引きで、リレーで、騎馬戦で!」と話している子供達の声をききました。
 素直な心がとても嬉しかったです。
 雨に振り回され、先生方も対応に追われお忙しかったことと思います。
 素敵な体育祭をありがとうございました!

★素晴らしい体育祭でした。子ども達、先生方、お疲れ様でした。そしてありがとう!!
 いつもいつも感動をいっぱいもらっています。
 昨日のような天気の場合の校長先生の決断は本当に難しいだろうと思います。
 いくつかのプログラム変更はあったものの、昨日できて良かったです。
 応援合戦での子ども達の笑顔!輝いていました。
 またまたパワーをもらい「母もがんばろ~!」と思っています。
 みんなゆっくり休んで、また次へ向かっていこうね!!
 本当にお疲れ様でした。

◆これらのカキコミに対する返信でも書いたのだが、わたしもほんとうにすばらしい体育祭だったと思っている。
 競技への集中度の高さ、規律とマナーのよさなど……この3学年のよさがよく発揮された、いい体育祭で、こんなに透きとおるようにスマートな体育祭がやれるんだぁぁぁ~と感動した。
 生徒たちのカキコミもあるが、ここでは省略する。

 9/3(月)の代休は、「立ち職」の疲れがドッと出て、1日じゅう、自室のソファーに横になっていた。
 9/4(火)代休2日目は地域(学区)の葬儀に参列した。

◆結局、ダラダラ記述しただけで、テンションとテンションの違いの変わり目を言い当てられなかったが、きょうのところは、これで終わる。


お好み焼き大会とは、お好み焼きを焼こうという意志をもった人物が、わたし以外に、ひとり以上いる場合だ

2007-09-01 20:30:40 | Weblog


★きょうは体育祭の予行だった



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◆先日、まん鉄で「お好み焼き大会」を開いた。


 というふうに書くと、いろいろな方から「お好み焼き大会」って何やねん?と聞かれる。
 このことについてこれまでHP上で説明したことがないので、簡単に触れておきたい。


 通常は、わたしひとりでお好み焼きを焼いている。
 鉄板のまわりに他の人もいるにはいるが、普通、その人たちは、同じ鉄板を使っていても、焼き肉だったり、焼きそばだったり、野菜炒めだったり、ホルモン焼きだったりして、お好み焼きは焼いていない。
 これは「お好み焼き大会」ではない。
 また、他の人がお好み焼きを食べることもあるが、その場合、通常、わたしが他の人の分も全部焼いている。
 これも「お好み焼き大会」ではない。


 「お好み焼き大会」とは、お好み焼きを焼こうという意志をもった人物が、わたし以外に、ひとり以上いる場合だ。


 大会のメンバーは決まっていない。



◆先日のお好み焼き大会は、同僚のSZK氏、わたしの最初の教え子であるM子さん、そして、わたしの3人だった。


 みんなで豚玉を注文し、わたしとM子さんが焼き比べをした。
 「焼き比べ」とは、完成したお好み焼きの1/8をコテで切り出し、交換し合い、焼き具合(味)を競うことだ。
 同じ店の材料と同じ鉄板を使っていて味に違いがでるのだろうか?と思う人もいるだろうが、これがはっきりとでるのだ。
 M子さんはお好み焼きの通だ。
 東京の人だが、大阪市にしょっちゅうお好み焼き修業に出かけている。
 だから、わたしも気合いを入れて焼いた。
 M子さんとわたしのお好み焼き競演だ。


 その日の結果は、わたしがわたしの「勝ち」を宣言し、M子さんもわたしの「勝ち」を認めた。
 中ホカホカ度は同じだったが、外サクサク度に違いがでて、それが勝敗をわけた。
 スゴクうれしい(^0^*オッホホ)。
 日頃の精進のたまものだと思った((((((≧∇≦))))))バッハッハ。
 店員さんがもってきた生地がドテッと重そうだったので、鉄板の上に広げるとき厚さをやや薄くし、焼き方もちょっと工夫した。
 このことについては、後日、また触れることにする。



◆きょうは体育祭の予行だった。
 生徒たちがよい方向にぐんぐん「変容」していく姿がはっきりと見える、いい予行だった。
 明日は本番。
 最終の教職員打ち合わせで、次の2点について強く意識し、さらにこの変容を確かなものにしていこうと確認し合った。


(1)自ら判断し、自信をもって思い切り行動できる生徒を育てる。
(2)所属感、連帯感を強める。
 わたし流にいえば、人と人とのつながり(空間軸のアイデンティティ)を広げる。


◆地域の人々とのつながりを広げ、深めることも目標として掲げている。
 心をこめて地域の人々をお迎えすると同時に、特に次の種目を通して交流を深めたい。


(1)招待者玉入れ競技
(2)八幡馬
(3)綱引き・エキシビジョンマッチ



◆生徒には、これまで何度も話してきたように、これまでのみなみ中の歴史の中で、
 ・スピードにおいて潤・Pになろう
 ・パワーにおいて潤・Pになろう
 ・団結力において潤・Pになろう
 ・規律とマナーにおいて潤・Pになろう。


 昨年の3年生も潤・Pになろうと懸命に努力している。
 一昨年の3年生も1ミリでも1秒でも上回ろうと力の限り努力している。
 その努力の歴史が、現3年生、2年生、1年生の精神に宿っている。
 これが伝統というものだ。
 この伝統の精神を爆発させて、伝統のトップに立ってほしい。


 日頃、わたしたちを支えてくださっている地域の方々、保護者の方々に、潤・Pめざしてがんばります、見ていてくださいという気持ちで……各軍、各自が奮闘努力してくれることを期待している。