職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

十和田乗馬倶楽部、北園小、七戸町、どれも「おお! こういう世界もあるのか!!」と思う刺激的な内容

2008-10-08 18:30:20 | Weblog

◆10/7(火)平成20年度上北地区学校支援ボランティア活動見本市(七戸中央公民館)に出席し、(1)活動見本市に出品した各グループへの講評 (2)「地域の力を学校へ」と題して講演を行う。

〈見本市の展示ブース〉
①伝法寺小学校=丸つけボランティア活動
②北園小学校=読み聞かせ活動
③北園小学校=ベルマーク活動
④北園小学校=学習支援活動
⑤七戸町地域教育力推進協議会
⑥七戸中学校=学習支援活動等
⑦十和田乗馬クラブ=乗馬体験活動
⑧航空科学館=アウトリーチ活動

★見本市・北園小図書ボラブース
 
◆最初、わたしに、この話(要するに「講評」&「講演」)があったとき、七戸町や十和田市が学社連携・融合という面においては、青森県の中で先進的な取り組み(ということは、日本の最先端……)を行っていることをよく知っていたので、「わたしのような者が……」と、かなりしぶったのだが、結局、引き受けてしまう。
 引き受けた理由は2つある。
 1つは、やはり先進的、先駆的、最先端の取り組みを、実際にこの目で見て、そこで活動している方々と交流したかったからである。
 もう1つは、そういう地域の方々にこそ、わたしたちの「すこやかみなみネット」の話を……たったこれっきり?といわれるような実践かもしれないけれど、しかし、このわたしたちしか語れない話を聞いていただきたい、そして、ご指導・ご助言を賜りたいと思ったからである。

 それから、それから、もう1つ、こういうふうにだれかの求めに応じて語るという行為は、(1)情報収集 (2)思考・まとめ (3)スライド編集・作成……と、小さな能力の持ち主にとっては、ほんとうにたいへんなことなのだ。
 時間もかかる。
 お金だって、結構、かかる。
 ひとつのボランティア活動と考えればいいのだが、しかし、今のわたしの限界を超えている。
 だから、こういう講演活動は、この七戸を最後にしようという思いがあった。

 上北の各団体の取り組みについては、わたしのように長く学社連携・融合活動に携わっている者にとっても、十和田乗馬倶楽部、北園小、七戸町、どれも「おお! こういう世界(講評では「宇宙」ということばを使った)もあるのか!!」と思うくらい刺激的な内容だった。
 今後、このページ(600字の教育学)、あるいは、すこやかみなみネットHPで少しずつ紹介していきたい。

◆まず、紹介したいのが、この画像だ。(全然、ボランティア活動とは関係がない。)


 七戸中央公民館の玄関から、講師控室に案内されるとき、玄関ロビーのイスやテーブルを積み上げた、その奥に置いてあったのを、偶然に見つけた。
 立ち止まり、強い関心をもってのぞき込んでいるわたしに、清掃をしていた職員の方が「みよこ人形です。ここ(天間)の人は、みんな知っているから、これ(画像のみよこ人形)には関心を示しませんので、こんなところに置いてあります」と言いながら、全貌が見えるように引き出してくれた。
 明治末期の実在の人物で、今でも「みよこまつり」「みよこ太鼓」があるという話だった。
 「隣の役場にホンモノの人形があります。見ますか?」と言われたので、その女性職員のあとをついていく。
 裏玄関から入った小さな和室(だぶん七戸役場職員の休憩室)の奥に、みよこ人形があった。


 この人形に対して、自分の魂の奥のなにものかが強く反応しているのはまちがいないのだけれども、その「なにか」の像は、なかなか浮かびあがってこなかった。
 今、七戸町に来た理由を3つ述べたが、文学的には、この「みよこ人形」に誘われてやってきたのかもしれない(^_-)。

◆十和田市立北園小学校図書ボランティア



★見本市で読み聞かせの実演をする北園小図書ボランティアの方々

〈歴史〉
・平成9年「放課後にも図書室を開く」活動
・平成12年「読み聞かせ」活動
・平成18年、この2つの活動が合体し「図書ボランティア」に。
 現在、メンバーは12名。
〈主な活動内容〉
・毎週水曜日、朝自習時間(08:05~08:20)各クラスに1名が入り、読み聞かせ活動。
・毎週水曜日、放課後(14:45~15:30)メンバー3人で図書の貸し出し作業。
・その他、年に1回、各学年ごとに授業時間中に手作りの大型紙芝居。年2回「図書ボラ通信」発行。
〈グッドアイデア〉
・年度初めにボランティアと教職員とで組織会開催
・2ヶ月に1回、定例会(情報交換、悩み相談等)
    (上北地区学校支援ボランティア活動見本市情報 つづく)


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