職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

すこやかみなみネット杯。みなみ小・中が支え合う、PとTが支え合う人と人のつながりを創り出そう!

2008-10-31 15:31:42 | Weblog


★すこやかみなみネット杯ソフトバレーボール大会懇親会の乾杯。みなみ小・中が支え合う、PとTが支え合う人と人のつながりを創り出そう!

◆10/30(木)すこやかみなみネット杯ソフトバレーボール大会が開催されました。

 すこやかみなみネット事業には、(1)学校・家庭・地域連携事業と、(2)みなみ小・中連携事業がありますが、ソフトバレーボール大会は、後者の恒例事業です。

 午後6時半から、みなみ中体育館で、ソフトバレーボール大会、ひきつづき、午後7時半~午後9時まで、みなみ公民館1階和室で懇親会が開かれました。
 参加者は約60名。

 試合は、保護者と教職員の混合で8チーム(みなみ小3・みなみ中5)が編成され、熱戦をくりひろげました。
 結果=優勝 みなみ中Eチーム(代表 佐藤公一)
 準優勝 みなみ小Cチーム(代表 橋本良平)
 3位 みなみ小Bチーム(代表 畑山敏則)
 4位 みなみ中Cチーム(代表 志塚聡)
 5位 みなみ中Aチーム(代表 小高進)
    みなみ小Aチーム(代表 鳴海秀彦)
    みなみ中Bチーム(代表 嘉瀬卓)
    みなみ中Dチーム(代表 松代直人)

 すこやかみなみネットは、学校と家庭と地域が連携し、教育コミュニティづくりをめざしています。
 そのためには、まず、なんといっても、小学校と中学校ががっちりと手をにぎりあう必要があります。
 すこやかみなみネット杯ソフトバレーボール大会は、小学校と中学校が支え合う、保護者と教職員が支え合う、こういう人と人のつながりと、それを創り出す仕組みといっていいでしょう。

★準決勝 奮戦中のみなみ小Bチーム

★準決勝 みなみ小BVS.みなみ中Eチーム

★大会を運営するみなみ小PTA総務委員長

★みなみ中Eチーム 優勝まであと1点!

★表彰式 互いの健闘をたたえあう。

★表彰式 優勝杯?授与

★副賞を授与するすこやかみなみネット副会長

★懇親会であいさつを述べるすこやかみなみネット会長

★いよいよ懇親会がはじまる


肩を抱き合って互いの健闘を祈念し、弘高下駅近くの土淵川の橋のたもとで別れた。あれから20数年

2008-10-28 16:46:45 | Weblog

★魂の函館旅行 五稜郭公園前に向かう市電


◆昨日、「学社連携」が、第3の教育改革の中心理念でありながら、実質的な進展はほとんどなかった……と述べたあと、その原因として2点あげた。
 1点は、連携のためには、それぞれの努力を「つなげる」エネルギーが必要なのに、そのことに対する認識が、ほとんど、あるいは、まったくなかったこと。
 もう1点は、学社連携(学校教育と社会教育)のためには、義務教育学校である小学校と中学校がガッチリと手を組むことが前提なのに、この認識も、ほとんど、あるいはまったくなかったこと。

 このあと、この課題に対する本校区の小・中PTA、教職員、地域団体の取り組み内容を復習し、「今後、さらに小・中の教職員として……学校の教育丸抱え体制と悪口をいわれるくらい荷を多くかかえている教職員として……」というところで紙幅が尽きたのだった。


★五稜郭入城

◆職員会議が終わったあと、頭の中で、今後、学社連携(学校・家庭・地域の連携)を推進するための、教職員としての取り組みを粗く整理しているうちに、遅々として進まなかった原因、すなわち上記の(1)と(2)に加え、(3)として、「小・中教職員の教育丸抱え体質」もあげなくてはいけない……と思い至った。

 昭和60年頃の話だ。
 もう具体的な中身は忘れてしまったが、なにか生涯学習のイベントのあとだった。
 わたしと、弘前大学の社会教育学担当教員と、秋田県の社会教育担当者と、スナックで飲みながら雑談中、わたしが不用意に「学社連携の『大号令発布』から、もう10数年たったけれども、学校教育現場に身を置く者には、ただの一般論にとどまっていて、具体的な進展は、ほとんど、いや、まったく感じられませんね。社会教育の側から、もう少し強い働きかけがほしいと思っています」と言った。

 そうすると、秋田の社会教育担当者から、やんわりと反論があった。
 「もちろん、わたしたちとしても忸怩たる思いがありますよ。(……このあと、彼は、社会教育側の実際の取り組み状況を説明し、そして……)でも、学校側の壁って高いんですよね。先生方って、なんでもかんでも抱え込みたがるんですよ。離したがりませんね。」

 これを受け、わたしから、学校教育現場(特に中学校)が社会教育に期待している余暇活動の内容と、社会教育側が実際に展開している活動のとズレ……生徒指導上の心配……などについて説明し、またそれに対して、彼が(だんだん酔いがまわってきたのか、結構、強い口調で)「それはわかりますよ。しかし、そういう教員の狭い了見が、今の教育危機(ちょうど校内暴力の嵐が吹きまくっている頃だった)を招いているんではありませんか?」と反駁した。

 わたしも社会教育関係者の一員だったのに、気がついたら学校教育側の人間として発言しているのが、不思議だった。
 2(大学教員と秋田)対1(わたし)の議論は深夜までつづき、最後には、肩を抱き合って、互いの健闘(大学教員は社会教育学の博士論文の完成、秋田の社会教育関係者は地域ネットワークの形成、わたしは教育現場の意識改革)を祈念し、「ひろこうした駅」近くの土淵川の橋のたもとで別れた。

 あれから20数年がたった。




文体のメタファー=滑舌の悪さと、品のなさと、あちこちでの激昂ぶりの文体のはじまりィ~、はじまりィ~

2008-10-27 14:19:35 | Weblog

10/24(振休)~25、函館旅行。日常の時空間と異なる場に魂を浮遊させる愉しみ。1日目の天気、時々小雨。

◆きょうは職員会議の日なので、会議の資料にする「職員室通信」を、朝、2時間ほどで、バタバタと作成する。

 先日の、文体のメタファー=滑舌の悪さと、品のなさと、あちこちでの激昂ぶり……スライダーやシュートの横の揺さぶり、打者の内角を突く強気の(脅しの)ピッチング……8勝16敗……の文体のはじまりィ~、はじまりィ~。

◆教育危機の元凶は、学校・家庭・地域の教育力のバランスの悪さにあり、これを解決する方策の1つが「学社連携・融合」だ……というのが、中教審46答申以降の一貫した改革理念(いわゆる第3の教育改革)だ。
 ただ、残念ながら、この学社連携・融合(=学校・家庭・地域の連携)が、なかなか進まない。
 理由は、粗くいうと、次の2点だ。
(1)連携のためには、それぞれの努力を「つなげる」(=コーディネートする)エネルギーが必要だ。
(2)学社連携(学校教育と社会教育)のためには、義務教育学校である小学校と中学校がガッチリと手を組むことが前提だ。
 この2つに関する認識が、ほとんど、あるいは、まったくなかったことだ。

◆この課題に対するわたしの方針・方策を2つ述べる。
 1つは、「中核エネルギーは小・中学校のPTA」という構想だ。(あちこちで述べたものの中から、ピックアップする。)

 もう、耳にタコができるといわれそうなくらい、くりかえし、くりかえし、話してきたことだが、学校・家庭・地域の個人や団体という、みなみ地域の教育を構成する点と点と点……とのあいだに(「点」の存在ではなかなか力が発揮できないので)つながりを創りだし、それぞれの立場で、自由に、気軽に参画できる教育システムをつくろうというのが、すこやかみなみネットの理念だ。
 そのためには、学校・家庭・地域の教育を総合的にとらえ、それぞれの活動や気持ち、努力を、つながりのあるものにする、中核となるエネルギーが必要だ。
 歩く人が多くなれば、道ができるが、最初に歩く人がいないと、なにもはじまらない。
 多少の困難はあっても、まず、わたしが歩く、歩きつづけるという「中核」が必要なのだ。
 すばらしい実践の裏には、必ずこの「中核のエネルギー」が存在する。
 その候補として、わたしはPTAを第一にあげたい。
 青少年の健全育成をめざす教育システム(=教育コミュニティ)づくりは、やはり子どもの親であるPTAが中核になるべきだと考えている。
 PTAの力は、(その潜在能力も含め)大きい。
(1)PTA会員は、学校の子どもの保護者であり、かつ地域の住民であるから、PTAはその存在自体が既にネットワークの芽を内包している。
(2)PTAは自主自立の精神に富み、高い実践力を有する、正真正銘、ほんものの社会教育団体だ。
(3)人材の宝庫である。毎年、ほぼ「自動的」に30代~40代の会員を多数獲得することができる。
(4)組織の維持・継続のシステムが優れている。


★10/24午後3時頃から午後6時まではこのバスで移動。めずらしいと思う観光客、特に外国からの客にカメラを向けられる。

 そのPTAにも、さらに中核となるエネルギーが必要で、それがPTA各委員会であり、PTA総務委員会であり、また、小中合同のすこやかみなみネット事業推進委員会なのだ。
 本学区の連携・融合事業の具体的な活動提案は、これまでの地域情報交換会で、各地域団体から、はっきりと提示されているのだから、今後は、「これは、なんとかみなみ小PTA○○委員会で……」「これは、なんとかみなみ中PTA○○委員会で……」「これは、みなみ小PTA○○委員会とみなみ中PTA○○委員会と合同で……」というように、具体的に、こまめに、ねばり強く、「調整」「交渉」していくことが大切だ。
 PTA会員ひとりひとりの応援・支援と、各委員会のコーディネート力が期待されている。(ピックアップ引用 以上)

◆もう1つは、ボランティアバンク構想だ。
 PTAという組織を生かしたコーディネート力に対して、さまざまな活動から、自然にコーディネート力が生まれてくる仕組みづくりも大切にしたい。
 この構想を以下に述べる。(これも、あちこちで述べたものの中から、ピックアップする。)

〈仮称・すこやかみなみネット・サポータークラブの創設〉については、ポイントだけを列挙する。
(1)「サポータークラブ」は、主に保護者(もちろん地域の人々も含む)を対象に、「やってみたい人」が「やれるとき」に「やれること」をモットーに、登録者を募る。
(2)活動分野は、事業推進委員会で話題になったものとして、
 ①環境サポーター=図書室の整理・花壇の整備・掲示板等の装飾(以前地元新聞に紹介された桜等)
 ②ホームページサポーター=PTAやすこやかみなみネットのホームページの作成(作業は各家庭で)
 ③地域との連携サポーター=地域活動・行事とPTAや学校とのコーディネート。すこやかみなみネットの支援等。
 その他、今年、新設された総合文化部への支援も考えられる。
 一気に多くの登録者を集めるというのではなく、少しずつメンバー(登録者)に集まってもらいながら、チームをつくり、そのなかで新しい活動を打ちだしていきたい。(ピックアップ引用 以上)


★2日目は快晴。1日乗車券(600円)で、湯ノ川へ、函館どつくへ、谷地頭へと、大好きな市電三昧。


◆うれしいことに、このサポータークラブが徐々に稼働しはじめている。
 現時点で3つある。
 1つ目は、ホームページサポータークラブで、メンバーは柴田さんとわたし。
 2つ目は、金見さんを中心とする環境サポーターで、これまで総合文化部員と活動してきたが、これに加えて、今後、保護者・地域の方にも声をかけていく計画だ。
 そして、3つ目は、図書室サポーターだ。
 メンバーとして数人の登録者があった。
 きょうの苫米地Tとの話し合いで、学校側から、またサボーたー側から提案された内容は次のとおりだ。
(1)昼休みの図書の貸し出しの補助活動
(2)放課後の図書の貸し出し活動
(3)図書の整理(パソコン)
(4)図書室の環境整備
(5)読み聞かせ
 スタートから、あれもこれも……といって間口を広げると、長つづきしないので、当面は、メンバー4、5人で、活動内容は(3)図書の整理(パソコン)からはじめ、徐々にメンバーを増やしながら、活動内容を充実していくことになっている。

 小中合同のPTA中核構想とともに、こうした学校・家庭・地域という垣根を越えたコーディネートのスキルとパワーをもった人々が、学区の多様な活動を通して、自然に育成される仕組みづくりが、第3の教育改革を推進する1つのポイントになるといえる。

 「学校の教育丸抱え体制と悪口をいわれるくらい荷を多くかかえている教職員としては……」と書きはじめたとこめで、(エネルギーも時間もあったが)「職員室通信」A4版2枚の紙幅が尽きたので、(ホンマは、「教職員としては……」からの文体がおもろいのですけど……)やめる。






わたしの仕事の文体のメタファーは、願望の断念の上に、なお願望の実現に向けて格闘するケンカ投法だ

2008-10-23 14:31:10 | Weblog


◆また少しだけ仕事の「文体論」をやることにする。
 仕事の文体論をやる……というのは、前にも述べたことがあるが、小説も書けないヤツが「小説作法」を熱っぽく語るのに似ている……試合で打てもしないヤツが「打撃法」を熱っぽく語るのに似ている……そんなヒマがあったら実際に小説を書けば……そんなヒマがあったら実際にバットを振ってみろよ……ということで、すごくはずかしいことで、絶対にやりたくないのだが、やはり「文体論」をやることにする。(このへんが、人間の複雑なところだ。)

 くどいようだが、わたしは、ここで仕事の「文体論」をやっている時間があるのなら、もっともっと実際の教育の改善・改革……たとえば、「大阪府の教育の考え方はここがまちがっている……そんなつまらないことに時間とお金を費やしているヒマがあったら、こうすべきだよ……東京都の教育の考え方は完全に違っている……それはこういう点で、こう改めるべきだ」という教育ビジョンを具体的に提示すべきだと思う。
 にもかかわらず、「文体論」をやる。
 理由は、(この理由を述べると、結局、小説も書けないヤツが小説作法を述べる行為と同じになってしまうのだが……)文体論は自分の出発地点の構えを明確にすることだし、その出発点から歩んでいく方向と歩み方とを示すことになるからだ。
 今、はずかしいことだと心から思いながら、なお文体論をやりたいといっているのは、その「出発地点の構え」と「歩み方」が、ぼんやりとだが、見えてきたからだし、その「出発点の構え」と「歩み方」が、わたしがこれから提示していく教育ビジョンと密接不離の関係にあると思うからだ。


◆少し前に、男桐下駄カランコロン思考として、
(1)今、わたしは、ひょっとして、現任校(みなみ中)の「マニフェスト」を「断念」するという手続きを経たうえで、その後の思考を記述しようとしているのだろうか? そして、そのための「文体」を求めているのだろうか?
(2)いや、それとも、新撰組の土方みたいに、土壇場のタイムリミットまで「マニフェスト」実現に向けて格闘し、その「悪戦苦闘」ぶりを記述しようとして、そのための「文体」を求めているのだろうか?
 ……と書いたことがある。

 漱石の則天去私のような話だが、さっき、強い電撃に打たれたように、この(1)の文体と、(2)の文体が、わたしのなかで合体・融合した。
 アウフヘーベンしたのではない。
 合体・融合だ。
 アウフヘーベンは理屈だが、合体・融合は悟りだ。
 電撃の悟りを、理屈で説明することはむずかしい(^_-)ので、結論だけをコンパクトに述べる。

 わたしのいう「文体」というのは、願望の「断念」が、絶対の条件になる。
 願望の「断念」を強いられることを前提としていないものは、文体ではない。
 その断念の上に、願望の実現に向けて格闘する……悪戦苦闘する……その「軌跡」が「文体」だ。
 これが文体論の結論だ。


◆文体のメタファーを求めて、文体論をつづける。

 わたしは、ライオンズの東尾とタイガースの岡田が大好きだ。
 あの滑舌の悪さと、品のなさと、あちこちでの激昂ぶりは、もう最高だ。
 シーズンの終わり頃、岡田がヤジを飛ばされ、怒鳴り返すという場面を見た。
 あるいは、現役の東尾が、ファールをつづける打者に「こらぁ~! いつまでファールしとんねん。早く三振せんかぁ~!!」と怒鳴っている。
 今年の日本シリーズは、この2人で居酒屋中継をやってもらえまへんかねぇ~。

 東尾で最も印象深いのが、「黒い霧事件」以降の数年を振り返った場面で(←この頃の東尾の成績は、1970年11勝18敗 1971年8勝16敗 1972年18勝25敗)、「負けつづける。けど、ひょっとしたらきょうは勝てるかもしれないという試合がある。そういうときは、どんなことをしてでも勝とうと思って投げた」という述懐だ。
 「どんなことをしてでも」というのは、きっと、いわゆる「ケンカ投法」のことだろう。
 ダラダラ書いたので、結論を急ぐことにする。

 願望の断念の上に、なお願望の実現に向けて格闘する「どんなことをしてでも」という「ケンカ投法」、これが文体のメタファーだ。
 切れ味鋭いスライダーやシュートを軸にした横の揺さぶりと、打者の内角を突く強気のピッチング(^_-)。
 そして、8勝16敗(>_<)。


現在、稼働クラブは、装飾サポーター、ホームページサポーター等だが、本日、図書室サポーターが結成

2008-10-22 18:34:57 | Weblog

◆文化祭プログラムのあいさつ文で、文化祭というのは「巨大な迷路、宇宙だ」と書いた。
 うろおぼえのセリフ、棒読みのセリフ、描きかけの背景、作りかけの大道具・小道具、途切れ途切れの効果音等々、無数の小さなパーツ。
 そのパーツを支えるひとりひとりの生徒たち。
 これらが、つなぎあわされて、組み立てられて、やがて怒濤の塊になって、当日には、予想もしなかった、不思議な時空間(ステージ発表・展示発表)に至る。
 文化祭の、このダイナミックさがなんともいえない。

★1学年ステージ発表「うら話 裸の王様」



★2学年ステージ発表「日本語であそぼ」




★東幸園サンバチームの発表



◆ステージ発表、展示発表そのものは、もちろんのことだが、それ以上に、鑑賞態度や、ステージ上で語る実行委員の一言一言に、大きな「成長」を感じた。
 この成長を、地域の方々と、保護者の方々と、わたしたち教職員とで、しっかりと確かめることができた。
 また、教職員については、(ま、わたし流にいえば)この不思議な時空間に、生徒たちと、保護者の方々と、地域の方々と、共に存在できるという教職員ならではの喜びを実感することができたと思っている。

◆すこやかみなみネット・サポータークラブは、保護者や地域の人々を対象に「やってみたい人」が「やれるとき」に「やれること」をモットーにボランティア登録者を募っている。

 現時点で想定している活動分野は、
(1)環境サポーター(①図書室の整理 ②花壇の整備 ③掲示板等の装飾)
(2)ホームページサポーター(PTAやすこやかみなみネットのホームページの作成)
(3)地域との連携サポーター等がある。

 一気に多くの登録者を集めるというのではなく、少しずつ登録者に集まってもらいながら、チームをつくり、そのなかで新しい活動を打ちだしていく計画だ。

 現在、稼働しているクラブは、掲示板などの装飾サポーター、ホームページサポーター等だが、本日、2人の保護者が来校され、図書室サポーターが結成された。
 きょうの話し合いで、学校側から、またサボーたー側から提案された内容は次のとおりだ。
(1)昼休みの図書の貸し出しの補助活動
(2)放課後の図書の貸し出し活動
(3)図書の整理(パソコン)
(4)図書室の環境整備
(5)読み聞かせ
 スタートから、あれもこれも……といって間口を広げると、長つづきしないので、当面は、メンバー4、5人で、活動内容は(3)図書の整理(パソコン)からはじめ、徐々にメンバーを増やしながら、活動内容を充実していくことになった。


花梨(カリン)完売?(←無料でしたが)のお知らせ

2008-10-21 21:02:31 | Weblog

◆すこやかみなみネット杯ソフトバレー大会のご案内

 みなみ小・みなみ中の保護者のみなさまと先生方の親睦を深めるために、恒例のすこやかみなみネット杯ソフトバレーボール大会を実施します。
 この季節にぴったりの交流会です。
 みんなで汗を流し、日頃の運動不足を解消し、ストレスを発散させましょう。
 みなさまお誘い合わせの上、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
 なお、本年度は、小学生までのお子様の応援と懇親会参加OKです。
 小学生の保護者のみなさまもどんどん参加していただきたいと思います。
 また、景品もたくさん用意してあります。
 たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。
 (すこやかみなみネット事業推進委員会 会 長 佐藤隆祥 副会長 柴田一則)

(1)日時 平成20年10月30日(木) 午後6時半~7時半
(2)場所 みなみ中 体育館(ソフトバレー会場)
      みなみ公民館 1階和室(懇親会←ソフトバレー終了後)
(3)会費 懇親会費(←希望者) 大人500円(希望者) 児童300円(希望者)
  ※ソフトバレーのみの参加は、もちろん無料です。
(4)しめきり 10月23日(木)
  ※参加を希望される方は、中学校はPTA事務金見まで、小学校は教頭までご連絡ください。

◆花梨(カリン)完売?(←無料でしたが)のお知らせ

 文化祭の日に、みなみ中で収穫した花梨をお配りしましたが、用意したカリンをすべてもらっていただきました。

 輪切りにするとき手を切らないように十分に注意をして、みなみの芳しい大気を呼吸して育った花梨で、熟成した花梨酒をつくってください。

 なお、これから収穫するカリンが少々ありますので、収穫が終わり次第、このページでご連絡します。


お天気にも恵まれ、カリン(花梨)の収穫は順調に進む

2008-10-18 15:33:47 | Weblog




◆みなみ中では、文化祭の日に、カリンを、ご来校の方々にもらっていただくのが恒例になっている。
 それに間に合うように、かつ、ぎりぎりまで熟させて……ということで、下川原さんと相談し、きょう収穫することにしていた。
 お天気にも恵まれ、収穫は順調に進む。





◆カリン(花梨)酒の作り方
〈材料〉
 ・かりん700g~1200g(カリン3、4個)
 ・氷砂糖200g
 ・35度のホワイトリカー(又は35度の焼酎)1.8リットル、
 ・4リットル程度のフタ付き広口ビン1個。

〈作り方〉
①カリンは皮ごと使うのでぬるま湯に浸しながらタワシを使ってしっかり洗う。
②洗ったカリンは自然乾燥させる。
③2~3日して表面に蜜がにじみはじめたら、包丁で厚さ2cmくらい輪切りにして漬け込む。このとき種も実と一緒に漬け込む。
④1か月で一応飲めるようになるが、熟成には6か月以上必要。熟成したら、実を取り出し、お酒をこして別のびんに移しかえる。

 なお、カリンの実は硬いので、輪切りにするとき、手を切らないように気を付けてください。←ホンマに、ホンマに、気をつけてください。
 硬くて輪切りにするのはたいへん……という場合、わたしはやったことはありませんが、次のような方法があるようです。
〈参考〉
 皮は剥かないで 、ラップでまるごと包み、電子レンジ600Wで1分程度過熱する。

◆きょうの文化祭予行&準備の様子。






「O君、におうね、これ、海のにおいだよ。O君、いいにおいだね」少し興奮してO君に声をかける

2008-10-16 21:30:06 | Weblog


◆みなみ中は、窓からの景色が美しい学校だ。

 昼休み、校内巡回の途中で、その風景に見とれていたら、友人・仁科源一の詩を想起する。

「地平線」
一日
燃えていた
窓が
落ちていく

「行方」
窓を
捜していた
気の遠くなる
夕焼けだった

「夕日」
窓は
地平線を
追い掛けていった


 なんだか仁科に見つめられているような気分になってきたところで、隣にやってきた1年のO君から、
 「海のにおいがしませんか?」
 とたずねられた。
 海からの、やや冷たい微風が吹いていた。
 しかし、わたしはなにもにおわなかったし、O君が一般論として「海のにおいがしてきそうですね」という話をしてるのだと思い、
 「そうだね、海からいい風が吹いているね。ここをしばらく離れて、海から遠い街で暮らしていて、そして、ひさしぶりに帰って、この窓辺に立つと、海のにおいがするかもしれないね……」とか言っているうちに、なんと、海のにおいがしてきたのだ。
 「O君、におうね、これ、海のにおいだよ。O君、いいにおいだね」
 少し興奮して、O君に声をかける。
 精神が、中学生に帰っていく気分だった。




 


そういう文体を駆使するのは悲しすぎるから、土壇場の土壇場のタイムリミットまで

2008-10-16 21:24:45 | Weblog

◆来週、本校に市教委の定期訪問がある。
 来校の目的は、いろいろあるが、そのうちの1つに「人材育成・教員評価制度を踏まえ、〈学校目標等〉への取組状況を把握するため……」云々とある。
 冒頭、わたしが10分間程度、説明する場が設定されている。

 本校は3学期制だが、前期・後期と分けるとすれば、ちょうど半分が終わり、あとの半分がスタートするところだ。
 改めるべきは改め、力強いスタートを切るための絶好の機会なので、午前中、少し時間を割いて、(1)学校目標達成のための経営の重点 (2)数値目標 (3)重点取組 (4)取組詳細 (5)市教委来校時点での評価……と、A4紙5枚にまとめる。
 もちろん、その内容はここにはアップできないが、次の表をご覧いただきたい。

 左側が経営の重点に関わる項目だ。
 右側が数値目標に従った5段階評価だ。
 左と右の間に「数量的分析の視点」がはさまっているが、これは部外秘なのでカットしてある。
 「これがオール5になれば、とんでもなく、すばらしい学校になりますよ。日本一の学校ですよ」と、あちこちで言っているのだが、現時点では、まだまだ凸凹があって、平均すると評価「3」というところだ。

 いつか、半分冗談で、「今、わたしは、ひょっとして、現任校のマニフェスト実現を断念するという手続きを経たうえで、その後の思考を記述しようとしているのだろうか? そして、そのための文体を求めているのだろうか?」と書いたことがあるが、そういう文体を駆使するのは悲しすぎるから、土壇場の土壇場のタイムリミットまで「マニフェスト」実現に向けて格闘し、その「悪戦苦闘」ぶりを記述していこう。
 そのための「文体」を追い求めたい。


わたしのゴールはどこにあるのだろう? どこに向かって走っていけばいいのだろう……と迷いつづける

2008-10-16 21:16:48 | Weblog


◆朝、文化祭プログラムの表紙に掲載する「あいさつ文」を書く。

〈文化祭 あいさつ文〉

 文化祭というのは、巨大な迷路、宇宙だ。
 準備週間がスタートした10/14、15日頃、それぞれの練習会場や作業場所をデジカメで取材してまわったが、1人1人の練習や作業が、文化祭全体のどの部分になるのか、まるっきり見当がつかなかった。

 それが、日がたつにつれ、徐々に、あちらとこちらが接続され、組み立てられ、当初は想像もできなかった、大成功、いや大失敗・後悔も含むところの、新しい原理のお祭りになっていく……。

 人生とすごく似ている。
 華々しくスタートし、光り輝きながら疾走し、みんなに祝福されてゴールイン……というような人生はありえないし、そんな人生を過ごしたいとも思わない。

 一歩一歩、着実に踏みしめているつもりだったけれど、気がついたらコースから大きくはずれている。
 ゴールをめざして疾駆しているつもりだったけれど、いつのまにかタイムスリップのように過去に戻っている。
 急ごうと抜け道を通ったら、元の道だった。
 急ぎすぎてゴールを通りこすこともある。

 こんなふうにしながら、わたしのほんとうのゴールはどこにあるのだろう? どこに向かって走っていけばいいのだろう……と迷いつづける。

 迷い、悔い、喜び、悟り、これが人生だ。
 同じように、これが文化祭だ。
 そして、この意味において〈 Students'Story ~1人1人が主役~ 〉なのだと、わたしは思っている。



97in08(1997年の教頭ダラダラ日記) ~鮫神楽保存会の発表会に~

2008-10-15 20:29:42 | Weblog

◆97in08(1997年の教頭ダラダラ日記)

 きょうは、97/4/27(日)の記述だ。
 3月末の修了式・離任式から、いきなり1ヶ月も飛んでしまうのだが、3月の終わりの、転任者あいさつ回り(小笠原Tの車で)、新人事案決定、学年末の反省会(JALシィティー)、PTA会計監査、定期異動転入教職員との面談、校長事務引継立ち会い、校務分掌人事案作成、新主任会(三八教育会館)……等と、メモ程度の記述しかなく、ほんとうにポンと1ヶ月間飛んでいる。
 その理由は、今となっては、もう思い出せないが、2つ考えられる。
 1つは、教頭である自分と、新校長とのコーディネートに全エネルギーを費やしている?
 もう1つは、新校長と自分以外の他の教職員とのコーディネートに全エネルギーを費やしている?
 くりかえすが、今となっては、もう正確には思い出せない。
 ただ、教頭ダラダラ日記が1ヶ月間も空白の理由で、他に考えられることが1つある。
 97年4月から、奇妙なことに取り組んでいる。
 わたしは自称「通信魔」だが、95、96、すなわち教頭1年目と2年目は「通信」発行を休んでいる。
 97/4に一念発起?これを復活させている。
 配付対象=校長1名。
 発行=休日・祝祭日以外毎日。
 今、手元にはないが、フロッピーの中にはある。
 登録形式が違うので、簡単に見ることはできないが、コンバータを使えば可能だ。
 見たくないという気持ち(←中身が大したことがないから)と、見たいという気持ち(今の自分の原型が隠れているかも?)の2つの気持ちが自分のうちにある。
 なお、教頭ダラダラ日記は、4月から画像付きになる。

     ★ ★ ★

〈97/4/27(日)〉

 起床後、レオンの散歩、朝食(チキンラーメン)、コーヒー、ソファーに寝そべり、新聞・雑誌……。
 読売・日曜版「私のこの歌」(堀内孝雄)に「クェッションマークだけではいけない。自分なりにピリオドを打つような歌を作ろうと考え始めていたんです」とあった。
 今、こうしてダラダラ記述している自分の中にも、この気持ちに近いものがある。
 進むべき方向そのものは、過去(昭和の終わり頃)と変わりはない。
 違うのは、今、「自分はこれでいいのか?」という自分の「椅子」の位置を模索するのはもうやめよう……と考えていることだ。
 この場所ではい回るしかないのだ。
 そして、これがラストチャンスなのだ……と思っていることだ。
 昼前から、校長の代理で、鮫神楽保存会の発表会に行く。
 26日(土)夕刻、鮫振興会総会(鮫公民館)が校長、27日(日)神楽発表会が、教頭のわたしというふうに分担したのだ。
 風は強いが、お天気はよかった。
 会場の鮫生活館は、鮫に勤めて3年目に入るが、今回が初めてだ。
 入り口で阿部乾先生の奥様が受付をしておられた。
 挨拶をし、お祝い(3000円)を渡す。
 ステージのある大広間には座布団がたくさん並らべられ、それにお年寄りがたくさん座っていた。


 デジタルカメラを持って、前から二列目の座布団に座る。
 小学校3、4年くらいの小さい子どもの神楽はかわいい(写真)。
 小6くらいの大きな子どもの神楽は徹底して鍛えれば美しいものに仕上がると思った。
 八戸線の列車で帰ろうと、鮫駅に行ったが、ちょうどいい時間がなく、結局バスで帰る。


文化祭というのは、巨大なお祭りだ

2008-10-15 20:20:52 | Weblog



◆文化祭準備週間2日目。
 文化祭というのは、巨大なお祭りだ。
 現在の1人1人の取り組が、あるいは、グループの1つ1つの活動が、全体のどの部分になるのかは、ただ見ているだけではなかなかわからない。
 それゆえに、これらの部品、パーツが、徐々に接続され、組み立てられ、当日、どんなふうに仕上がっていくのかが、ほんとうに楽しみだ。
 実行委員会発行の「文化祭通信№1」では、①1学年ステージ発表の台本の読み合わせ? 立ち稽古? ②1学年展の作業 ③合唱部の練習 ④総合文化部(IS部門・芸術部門)を画像付きで取りあげている。






わたしはわたしの心の大ピンチを劇的に救われている

2008-10-15 20:17:07 | Weblog


◆一昨日、「快適なみなみの生活の前提」として、①50分間のよい授業 ②高い学力 ③朝夕の学級合唱 ④合唱部の歌声 ⑤掃除の行きとどいた校舎 ⑥品格ある校歌の歌詞と旋律 ⑦校舎から眺める美しい風景(大久保の風景・岬台の風景・白銀台の風景) ⑧ほたるの里 ⑨すこやかみなみネットに集う人々の笑顔 ⑩校地の西側一帯に植えられているカリン……等を列挙したが、これらは「自分の精神の安定の前提」になっているとも言える。

 諸「前提」を次々に列挙しているとき、もちろん、この画像も、その1つとしてあげようと思った。
 これは、金見さんが、ボランティア活動として、総合文化部員を指導して、季節季節に描いてくださっているもので、今年は、春は桜、夏はひまわり、そして、今回、コスモスが登場した。
 みなみの「前提」の1つとしてあげようと思いながらも、しかし、他とは別な扱いにしたいという気持ちがあった。
 それは、この桜とひまわりに、わたしはわたしの心の大ピンチを劇的に救われているからだ。






みなみ中の文化祭のはじまり~はじまり~という感じを

2008-10-14 19:58:23 | Weblog





◆10/19の文化祭に向けて、今週は、文化祭準備週間だ。
 通常の6時間授業を、5時間目で切り上げて、6時間目と放課後の時間を文化祭準備に充てる。
 昨日が体育の日だったから、今年は準備期間が通常より1日少ないことになる。

 生徒会通信「MIMAMI中伝説」によると、文化祭テーマは〈Students'Story ~1人1人が主役~〉

 以下、その「MIMAMI中伝説」から少し抜粋する。

○東幸園サンバチームの演奏について。
 今年も東幸園のみなさんが来て、演奏をしてくださいます。
 その中に「風になりたい」がありますので、マラカスが必要になります。
 みなさんには、500ミリリットルのペットボトルに米またはビーズをひとつかみ入れて持ってきていただきたいのです。
 ご協力よろしくお願いします。

○テーマ曲「道」についてですが、閉祭式に全員で歌う部分を決めることになりました。
 その部分は、「道」の最後(約3分)の「君という名のこのstory」から「地面蹴りつけて進もう 今の君の先へ」までの歌詞です。
 各学級で練習してください。(「MIMAMI中伝説」以上)

 みなみ中の文化祭のはじまり~はじまり~という感じを伝えたくて、生徒会通信を抜粋した。





小説も書けないクセに小説作法をやるような話になるかもしれないが

2008-10-14 19:54:25 | Weblog


◆小説も書けないクセに小説作法をやるような話になるかもしれないが、このホームページの編集の仕方を、いくつかの点で変更することにした。

(1)ある人(GoogleのPageRankが6で1日のヒット数が10000以上)のマネで、大きめの文字を使用していたが、1段小さくする。
 行間も狭くする。
 学生時代、清岡卓行氏の『アカシヤの大連』(1970 芥川賞)を読んだ。
 わたしは2、3ページで投げ出してしまったが、大きな文字とゆったりした行間が似合う小説だなぁ~と思ったことを覚えている。
 わたしの内容では、大きな文字にはとてもとても耐えられない。

(2)ある人(上記の「ある人」と同じ人物)のマネで、一気に2000字書きをやっていたが、原点である「600字」に戻す。
 1日に600字しか書かないという意味ではなく、600字ごとにまとまりをつける。
 ま、1日600字ということもあれば、それを3つ、4つ連ねることもあるだろう。
 できれば、600字ごとに違う話題を取りあげ、そのA(600字)とB(600字)、あるいはAとBとCが、読んでくださっている方の頭の中で1つになり、わたしが描いている世界とは別種の世界が醸し出される……というふうになれば最高だ。

(3)ムリかもしれないが、1つの600字に、関連する1枚の画像を貼り付けたい。

★しかし、やはりこれはムリか。最初から無関係の画像。昨日、PCのパーツをのぞきに行き、パーツは買わないで、隣のブースの万歩計を(男桐下駄には合わないが)衝動買いしてしまった。きょうは来客が多く、普段と比べて校内巡回が少ないのだが、この時間で既に10000歩を突破している。